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アマゾンのレビューから
「おくりびと」がアカデミーを受賞したということでDVDなどが売れているようですがネットで感想、レビューなどを読むと疑問を感じます。というのは納棺師という職上は本来、仏教とは関係ないのですが日本の伝統と勘違いしている人が数多くいることに気がついたからです。そのことはアマゾンのレビューにもありました。そのままコピーすると
1954年の青函連絡船"洞爺丸"の沈没事故で、当時生花業を営んでいた創業者が、遺族への遺体の引き渡しを手伝ったことをきっかけに、葬儀業者の単なる一スタッフの仕事に過ぎなかった納棺作業を、あたかも伝統行事かのように"儀式化"することで事業を展開していきました。 本来は親族の手で行われるべき行為であり、美しい"作法"と言っても、所詮社内独自のマニュアルに過ぎません。"納棺の儀"というパフォーマンスに酔いしれるのも結構ですが、仏様の尊厳を本気で考えるのであれば、もっと親族として直接対面して、最後のひとときを大切にして頂きたいと思います。
もっとも、本質的なテーマは純粋なものと信じておりますので、本作品への感動を否定するものではありません。伝統的な葬儀法を尊ぶ傾向はあるにせよ、新しい儀式の台頭は、諸行無常の流れの中では当然の事かも知れません。ただ、その中の一つでしかない納棺師という渦を賛否するのではなく、今一度、葬儀を外部委託しているという現状を、死者を弔うという広い視点から捉えて頂きたいと思い、恐縮ながら一石を投じさせて頂きました。
と書かれたレビューがあるからです。このレビューを読まなくても仏教とは関係ないことは他の仏教関係の本を読んで知ってました。本来の仏教では葬式は必ずしも重要ではなかったのです。葬式というのは在家信者が行うもので悟りを開くことをめざす出家信者の関与する事ではないからです。仏陀自身がそう発言していたそうで実際、納棺師が納棺の儀を行うとき、お坊さんは関与していません。昨年、我が家で祖母と母の死去の際もそうでした。ですので深い知識もなくマスコミの宣伝に安易にのせられ感動した、日本の誇るべき伝統、などと言い出している無知で、めでたい人々が疎ましく感じるし、バカすぎる気がします。この作品の原作者と映画会社は対立したことは知らないのでしょうか?本来の原作はもっと素朴な納棺師の仕事について書かれたものでしたが映画会社がそれに無用な脚色をしたことで対立が生じたのです。そんな裏事情があるにも関わらず単純に素晴らしい作品、と言っていいのでしょうか?少なくとも原作者の為にはなっていないし納棺師の仕事を正しく理解することにもつながってはいないでしょう。結局、映画会社だけが他人の作品で金儲けに成功しただけ、というのが本当の姿ではないでしょう?感激屋、感動したがり屋が多いようですが、もう少し状況を把握するべきでは?と賞賛する人々のレビューを読んで冷ややかに思ってます。
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