「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
084597
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
剣士汁でまくりやねん。
<3.仲間>
その出来事があってから、私は一段と狩りに身が入るようになった。
アークと名乗った男は、私がやっとの思いで倒したモンスターを一撃で倒した。
強かった。
何度もあの時の光景が頭に浮かぶ。
負けたくなかった。
強くなったら、アークにまた会える気がした。
私は何かにとりつかれたように、ただひたすらにモンスターを倒し続け、経験値
を稼いだ。
今日も、擦り傷と泥まみれになってしまった。
夜も深まり、もうそろそろ帰ろうと思った時
「あ!ダメ~!!」
少女の声が聞こえた。
あたりをキョロキョロすると、手に槍を持った小さなモンスターが私に突進してくるのが見えた。
私は身の危険を感じ、そのモンスターを斬り捨てた。
モンスターは、
「わおーん」
と言い、その場に倒れた。
草むらから、少女が飛び出した。
「ああああああ!!!!」
少女は絶叫すると、たった今私が倒したモンスターに駆け寄った。
「わ、私の毛まみれちゃんがあ!!!!」
モンスター、毛まみれちゃんは、すでに息絶えていた。
少女はその場にへなへなと座り込むと、毛まみれちゃんに抱きついた。
「あ、あの...」
私は少女に声をかけた。
少女は泣きながら顔をあげると、
「これ、私のペットだったの。」
と言った。
少女は、調教師だった。
調教師とは、モンスターを説得後、自分の仲間にし、調教してより強いペット
に育てあげる。そして、そのペットにモンスターを倒させ、生計をたてている人
の職業の事だ。
「それは、知らなかったとはいえ悪い事をしたわね・・・」
私は少女に謝った。
「仕方ないわ。
この子が襲ったんだもの。」
普通、調教されたモンスターは人は襲わない。
「ちゃんと育てれなかった私が悪いの。」
少女は毛まみれちゃんに、ごめんねと言うと立ち上がった。
「私はユナ。見ての通り、調教師よ。」
少女は自己紹介すると、深くかぶっていたフードを取ってみせた。
「わ、私はアヤカ。剣士よ。」
少女の顔は、たった今まで泣いていた事を忘れたかのようにパァっと輝いた。
「アヤカ!よろしくね!」
ユナは私に抱きついた。
少女の体が私に密着する。無防備な、愛らしい女の子だった。
なんだか、くすぐったい。
今まで、誰かに抱きつかれた事なんて、あんまりなかったもの。
ユナは、
「あたしとアヤカが出会えたのも何かの縁!
ねね、今日はもう遅いし、家に来ない?」
と言い、強引に私の腕を引っ張った。
「え」
急な展開に私は少し戸惑った。
「皆いい人だから、きっと、アヤカの事を歓迎するよ♪
メンバー募集してるし♪」
皆...?
メンバー?
私はよく、意味がわからなかった。
「とにかく来て!」
ユナは私の腕に絡み付く。
まぁ、家に帰っても、特にやる事もないし...
私は少し考えた後、ユナについていく事に決めた。
「わ~い!こっちよ♪着いてきて!」
ユナは私の腕を引っ張りながら、町の方へ向かった。
「ここが、あたしの家よ!」
連れて行かれたのは、ホールだった。
「お城みたい」
私は呟いた。
ホールの床はタイルでできており、真ん中には女の姿をした石像がある。
奥の方には、見事な鳥の形をした石像もあった。
「すごい・・・!」
私は圧倒された。
見れば、図書館や雑貨屋、会議室と思われる机とイスが沢山並ぶ部屋や、個人の部屋もある。
町に、こんな場所があったなんて。
「アヤカ!こっちに来て!ギルマスがいるの!」
私は訳も解らず、ユナに連れられていった。
よく見ると、奥の方に人影が見える。
どんどん、その影に近づいていく。
やがて、顔がハッキリする。
ユナはその人の前で歩みを止めた。
「この人が、ギルマスのクロノスよ。」
紹介された男は、
「こんばんは、クロノスでーす。」
と挨拶した。
「えっと、私はアヤカです。」
少し遅れて、オドオドしながら話す。
「ギルド入会希望者か?」
クロノスは私の隣にいるユナに問う。
「えっと、そう!
そうよね!!アヤカ!」
ユナは楽しそうにそう言った。
「ギルド?」
私は困惑した表情で、ユナを見た。
クロノスはユナをチラッと見ると、ため息をついた。
「また、ユナが勝手に引っ張ってきたんだろ」
ユナはエヘヘと言い、舌を出した。
「というわけで」
クロノスは、会議室で一通りの説明を終えた後、私に向き直った。
「ギルド、ジェネシスでは、メンバーを募集している。
アヤカも加入しないか?」
クロノスはそう言い、契約書を差し出した。
ギルドとは、簡単に言うと同じ目的を持った冒険家の集まりの事だ。
この世界には、既に数多くのギルドが存在し、他のギルドと戦い、
最も強いギルドを決める戦いーギルドバトルがなんと言っても盛り上がる。
「うちのギルドは、人がただでさえ足りないのに、まとまりもないの~。
だからギルドバトルではいつも負けちゃって。」
ユナが横から口を挟んだ。
「強くなりたいなら、一人で狩りをするよりも、俺達と手を組んでやらないか?」
ツヨクナリタイナラ
この言葉が決定的だった。
私は契約書にサインをし、ギルドに加入することを決めた。
「よろしくお願いします」
ユナがわぁっと喜ぶ。
サインし終えたのを確認し、クロノスが渡したいものがあると言い、席を外した。
なんだろう?
しばらくして、クロノスが戻ってきた。
「アヤカ、手出して。」
私は言われた通り、手を差し出した。
「これが、ギルドの紋章だ、なくすなよ」
手の中を見ると、羽の絵が刻まれたブローチが転がっていた。
これ...!
たしか、アークもブローチをつけていなかったか。
記憶を探る。
アークは確か、天使の絵が刻まれた....
私はクロノスに聞いた。
「この絵は羽だけど、天使の絵がついたブローチはどこのギルドなの??」
クロノスとユナは顔を見合わせた。
クロノスは険しい表情で、こう答えた。
「天使のブローチがついたギルドの名はエンジェル。
俺達の敵だ。」
クロノスはそう言い捨てた。
てき
アークにまた会える気がして強くなりたいのに
私は、軽率に契約書にサインした事をもう後悔した。
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
絵が好きな人!?
年末
(2024-12-01 21:14:32)
妖怪ウォッチのグッズいろいろ
今日もよろしくお願いします。
(2023-08-09 06:50:06)
アニメ・特撮・ゲーム
[送料無料] ダーツ & はんこ & …
(2024-12-03 03:12:38)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: