もと@怪鳥のさえずり気まま日記。

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5/3 男女準々決勝

5/3 トマス杯・ユーバー杯観戦記

今観戦から帰ってきました。ほぼまる12時間座りっぱなしは大変でした。
日本女子の試合をラストに持っていきましたが、
あまりに時間がかかって、電車等の関係で最後まで見られなかったお客さんがたくさんいて、
最後は空席も目立ち、運営としては失敗だったんじゃないでしょうか。。

さて、速報の観戦記です。

まず 日本vsインドネシア

昨日の予想通り、タウフィックが出てきたものの、全く動けてなく、ジャンプもできず、
前のシャトル捌きでは腰が高いわで、出来は散々でしたが、
勝ちは勝ちです。佐藤選手大金星です!

しかし、タウフィックはあの状態なら通常は出ないと思いますが、
出るだけでも出ないとクンコロがトップシングルとしてやらないといけなくなって、
シングルでポイントがどこも取れなくなるので次も出るんでしょうが、
残念ながら今の状態ではリンダンにはボロ負けでしょうね。
世界選手権ではリンダンの出来が悪く一方的な試合になり、
今回はベストマッチだと期待していましたが願い叶わずな感じです。

ルルク・ハディアント ユリアント・アルベン vs 舛田・大束

インドネシアはチャンドラ・シギットを出さずのエントリーです。
確かに調子悪いですからね。次は出ると思いますが。。さて、このカードは完敗でした。
スマッシュを全く打たせてもらえず、ただ上げるだけ、そして打ち込まれ・・・
ドライブ合戦を避けたのか、前への詰めが遅くなったせいで
沈める事が出来ず、上げるばかりとなってしまいました。。

次の池田・坂本ペアのダブルスもそうですが、
速い展開になるとちょっとついていけない感じですね。
それを見透かされて、レシーブから崩すチャンドラ・シギットを出さなかったのでしょうか?

佐々木選手とクンコロの試合は1ゲーム目かなり競ったものの負けてしまい、
結果的にそれを2ゲーム目まで持っていってしまった感じですね。
2ゲーム目はクンコロがスマッシュ主体な展開に変えて一気に行かれてしまいました。

ということで日本男子は残念ながら負けてしまいました。
予想通り付け入る隙は十分あったと思いますが。。
朴コーチは試合前の戦略やアドバイスの時間に何を伝えているんですかね?
ダブルスもシングルスも明確な戦略が残念ながら感じられず、
途中からのプレーの変化も感じられず、ズルズル負けてしまいました。
これは日本女子のときには更に顕著に感じましたが。。

さて 日本女子の試合 です。

森選手 がミアに勝ちました!大大金星です!すばらしい勝利です。
ミアの変則的なショットに粘ってついていき、最後は体力勝負で勝ちました!
これで幸先良いスタートになったと思ったのですが。。。

次に 広瀬選手 のシングルです。
ドタバタなゲームでした。スピードを上げるのに必死で空回りでした。
まるで、予選の男子の佐藤選手とピーターの試合を見ているようでした。
ゆったり回され、切れのあるスマッシュをフォア側に集められ、
結局最後まで対処が出来ずじまいでした。

試合序盤からどうしていいかパニクっていて、コーチ陣に視線をしょっちゅう飛ばしていましたが、
アドバイスの時間も、上手く広瀬を導いてあげることが出来なかったようです。
実力的には負ける相手ではなかった為に残念な結果となりました。

第3シングルの 米倉選手 です。こちらの試合も序盤から上手くゲームが作れず
背の高い相手選手に苦労していましたが、1ゲーム目終盤追いついてからは
持ち味の粘りを発揮し、相手を嫌にさせ、ミスを誘いました。
井田コーチと同様な粘りのプレースタイルということでアドバイスが効いたのか、
粘って粘って最後はかなりヘロヘロになりながらも、ベテランらしい勝利でした。
コーチ陣のアドバイスが聞いてプレーがいい方向へ変わったと思える試合はこの試合だけでした。

次は期待の 小椋・潮田ペア です。この試合も残念でした。
目立ったのは小椋選手のミス。スマッシュやヘアピンミスも普段より多かったですが、
サーブミスが多かったですね。
また、試合開始から中盤だけでミアのショットで数回ノータッチでエースを決められるなど
対応が全く出来ておらず、思い切って前に詰められなくなってしまいました。
それで、攻め急いだ感じがありますね。そこをオランダのペアは、
シングル選手ですからスピードはないのですが上手くつないでミスを誘いました。
ミアは体力の限界に来ていたように感じますけどね。
結局この試合もこんな感じで途中で修正できず最後までズルズルといってしまいました。
シングルス同士のペアに負けるとは。。(悲)

さて、2-2で回った 赤尾・松田ペア です。
1ゲーム目は得意の鉄壁レシーブでゲームを完全に支配しましたが、
そこから、オランダがプレースタイルを変えます。
2セット目は小椋潮田ペアと同様、松田選手のサーブミスが連発しペアのリズムが狂いました。
そしてオランダはそこを見逃さず、松田選手に球を集めてきました。
当然、松田選手のところで決められるケースが多くなり、松田選手に焦りが出ます。
1セット目はレシーブの自信からか、打たせるためにロングを狙って打ってましたが、
その後はショートをミスすることを怖がって、松田選手はビビッたロングサーブに。。
結局最後まで修正できずに2、3ゲーム目は完敗です。
傍から見てもビビッたプレーになっていたので赤尾選手やコーチ陣のフォローが欲しかったところです

どの試合もそうですが、オランダはシングルではフォア側にシャトルを集め、
ダブルスでは小椋、松田選手の精神的な落ち込みを見逃さず、
戦略をしっかりともち、すばらしいプレーをしたと思います。

対して日本は、コーチ陣も含めた日本チームとしての戦略ミスは明らかです。
予選ラウンドをオランダはミアを出さずに恐らく意図的に同じヨーロッパのドイツではなく
日本と当たりに来たわけですが、
朴コーチはオランダは1位で出ると思ったのでオランダ相手の準備はしてこなかったと、
予選ラウンドが終わる時に言っています。
2位で出てくるであろう、ホンコンチャイナ、そして韓国、中国といった、
アジアバドミントンへの対応しかチームとしてしてこなかったと思われます。
背の高い一発で決めるショットのあるオランダに、
見事に足元をすくわれた形となりました。
正直、ユーバー杯に向けたチーム作りとして疑問が残りますね。

1番悔しいのは試合終了後、泣き崩れていた選手達ですが、
負ける国ではないので悔しいですね。。

これで明日は観客もまばらなんでしょうか・・・

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