かいじゅうのたまご

かいじゅうのたまご

幼稚園年中時代



始めは新しい環境にやはりいろいろ戸惑ってる様子でした。朝は、結構毎日機嫌よく登園してくれたんですが、お帰りが問題でした。幼稚園のお帰りって、お迎えのママたちは時間きっかりに来ていて、ママと手をつないだらみんな並んで先生に親子一組づつさようならをしてさっさと帰らないといけません。ぐずぐずしてると門が閉まってしまいます。保育園では三々五々お迎えにママが来た人からぼちぼち帰りますよね、ぜんぜん違います。で、始めはお池の金魚やらなになら気をとられてなかなかさっさと帰れないし、大変でした。それから、帰り道が一緒のお友達と一緒に帰る、ということに一苦労。新しい友達にどう接したらいいかも難しかったのでしょうし、毎日同じ友達と同じ道を歩いて一緒に帰るというのも初めてでしたから、どっちの家に(ほ~んの少し)近い道で帰るかとか、友達と手をつなぐとかつながないとか、しょっちゅうもめて、母もとっても疲れました。いつの間にか、そんなこともほとんどなくなったのですが。。。
保育時間中は、自由保育ですのでそんなに問題なかったようですが、1学期前半はお池の金魚を捕まえることに燃え、ついに最後は本当に捕まえてしまったのですが、幼稚園の先生方はとてもおおらかで「捕まえてしまったので、お部屋で飼う事にしました。」といってくださって、えみりんのその野望をやめさせなければと気が気でなかったママはほっとしました。1学期の後半からは園のペットのニワトリが大のお気に入り♪その後も昆虫採集や色水作りに燃えたりして、同じことに興味のある子とは言葉を交わすものの、特に仲のいいお友達というのがいないのかなあ、というのが少し気になっていました。本人的には楽しく過ごしていたのかなあとは思いますが。お友達とのかかわりがやっと増えてきたのが2学期後半から3学期に入ってからで、猫ごっことか、かぞくごっこをするようになったようです。
それから、唯一の設定保育、みんなで飲み物をのみに集まる時間には始めはやっぱりなかなか帰ってこられなかったようです。2学期後半からは大分落ち着いたようですが、そのあとも時々、時間になっても戻ってこなかったりということはあったようです。

この年の12月にはまゆりんが生まれてえみりんはおねえちゃんになりました。新生児を抱えてのお弁当作りや幼稚園の送迎など、しばらくは母も本当に大変でしたし、えみりんにもいろいろストレスがかかったかなあと思いましたが、その割には大荒れすることもなく、お姉ちゃんになったことでいろいろ成長したと思います。いつのまにか幼稚園の行き帰りで機嫌が悪くなるようなことも減っていきました。

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