かかかノの家　こおしんのブログ

※ この記事は 「サーオィン：時間を探しに旅立った少年」 イベントのネタバレを含みます。
イベントストーリー未プレイの方はご注意ください。

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前編 の続き

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結局あの幽霊が何者だったのかは不明だが・・・キャンディーは渡し損ねてしまったな。

そうだ。
この余ったキャンディーはテッツにでもあげようか。




ううん。
テッツくんは ハロウィンのときにもらえるおかしはオバケがでそう だからいやなんだって！




なんだそれは・・・
テッツは子供だからお化けに扮する側だろ・・・




【シャーン】
そこのエルフたち・・・。
今ここに子供がいなかった？




【ジュニア】
わあ！おねえさんだれ？

ぼくはジュニア。
ぼくもこどもだよ！




私は 冥界から来た捜査官シャーン 。
脱走した亡者たちを冥界に連れ戻すためにここに派遣された。
その亡者は・・・すでに逃げたようだけど。




メイカイのソウサカン ！！？
すごい！！ かっこいい！！！

かっこいいし、シャーンさん、すごくキレイだね！
それになんだかおちつくいいにおい～
ぼくシャーンさんにあえてうれしいよ♪




そう・・・。
有難う。




（どうしたジュニア！！？ 随分グイグイいくな？！！
その台詞は子供じゃなかったらセクハラで怒られるぞ・・・

ジュニアはこういうタイプの女性が好みなのか。
前にも女性のことを綺麗と言っていたことはあるが・・・ここまで食いつくジュニアは初めて見た・・・）



（しかし確かに綺麗な女性だが・・・・・・）


（どうも目のやり場に困るな・・・）




おねえさん、あのユウレイのこをさがしてるの？

じゃあぼくのクチバシでさがしてあげる！
ハロウィンきかんちゅうにエリンをたずねてきたたましいレーダー で！




ハロウィン期間中にエリンを訪ねてきた魂レーダー ・・・？
探せるの？

それよりクチバシって・・・ もしかしてあなた鳥？
（見た目は馬だけど）




そうだよ！！！
ぼくニンゲンとカラスのこどもなんだ！




（嘘・・・だろ・・・？

人間でジュニアが馬じゃないと気付いた奴なんて初めて見たぞ！！！？）




じゃあさっそくさがしてみるね！

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…

えっと、
ここからガイレフにむかうとちゅう と、
ティルコネイルのおはか と、
ケアンこう と、
マイルスターてい に、
ハロウィンきかんちゅうにエリンをたずねてきたたましい のはんのうがあるよ！




魂、結構いるんだな・・・
子供が逃げていったのは今さっきだし、距離的に ガイレフに向かう途中 にいる可能性が高そうだ。

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ダンバートン
ガイレフに向かう道

【ジュニア】
ここだよ！
ここからたましいのはんのうがある！




ここ・・・か？
特になにも見当たらないが・・・




ふういんされてるからみえないんだよ。
いまふういんをかいじょするね。




【ジュニア】
ほら！


【ソラ】
こんなところにゲートが！




【シャーン】
・・・少し特別な方法で封印されていたようだけど、
私が探しているものがこの中にあるのは確かね。

中に入りましょう。






す・・・すごい！
なんだこの空間は・・・！


【ソラ】
（かっ・・・格好良すぎる！！！
この静寂・・・
この光・・・
そして意味深に横たわるヒビ割れた時計・・・！
なんてワクワクする空間なんだ！！！！！）


（ここを スカーレットクロノスシュティレッツ・ヴィ・メメントリス と(勝手に)名付けよう。フフフ。）






【アールン】
う、うわっ！さっきのエルフに馬・・・そしてし、死神・・・！？
どうしてここに！




私は冥界の死神、シャーン 。
アールン、あなたを冥界に連れ戻す。




ええっ！？
シャーンさん、 シニガミ だったの！！？
うわぁあああ！すごい！！
か っ こ よ す ぎ る ！ ！ ！
ぼくもっとシャーンさんのことききたいな！




ジュニア・・・話が逸れてる逸れてる。

（死神の話は確かに私も非常に気になるが・・・） ｳｽﾞｳｽﾞ




ちょ、ちょっと待ってください！
僕はこのままでは戻れません!!
死神様・・・！
僕は復讐とかそういう悪いことをするためにエリンに来たわけではありません！

ぼ、僕は・・・ お父さんを捜すために来たんです！
お父さんにどうしても話したいことがあるんです・・・それが終わったら冥界に戻るつもりでした。



ぼ、僕が冥界に来てしまって・・・
お父さん、病気を患っているんです・・・一人で悲しんでいると思うと・・・。

それに僕が生きている時に誓ったんです・・・
お父さんに関する記憶も次第に消えていって・・・。
だ、だから！お父さんに関する記憶が全て消える前に
お父さんに会って僕は元気に過ごしていると・・・大丈夫だと・・・伝えたいんです。




・・・かなしすぎる・・・




そんな事情があったのか・・・
それは早く会いたいだろうな。

しかし記憶が消えていっているとは・・・？
「誓った」 とは、一体なにを誓ったんだ？




・・・・・・僕は火事で命を落としたんです。
その家には僕も、お父さんもいたんですけど・・・・・・。

死ぬ前に切に祈りました。
どうか・・・お父さんだけでも助けてくださいと。
・・・その時、頭の中である声が聞こえたんです。
お父さんを助ける代わりにお父さんとの思い出をもらうと。

二つ返事でその提案を受け入れて
目を覚ましたら・・・僕は・・・冥界に来ていたんです。




（・・・・・・アールン。）




幸いにお父さんは生きているようですが
誓いの代償として、お父さんに関する記憶が次第に消えていっています・・・。
僕は・・・お父さんの名前ももう思い出せません。
どこにいるのかも・・・。

だから、そこのエルフさんが 「炎によって引き裂かれた親子」の話 をしているのを聞いて、
もしかしたらお父さんのことを知っているのかと思い、アコニタムを使って記憶を覗こうとしたんです・・・。
本当にごめんなさい！




（ 「炎によって引き裂かれた親子」 ・・・？
そんな話していたか・・・？）

・・・

・・・


【ソラ】
（あ、あのときの会話か・・・）




僕は・・・来年はお父さんに関する記憶を全て忘れてしまうかもしれません。
・・・だから何としても今年のサーオィンはお父さんに会って、心配しなくていいんだと、僕は大丈夫だと伝えたいんです。
どうかお願いします。
それが終わったら必ず冥界に戻ります。
今回のサーオィン期間中だけ・・・
お父さんに会えるようにどうかお願いします。




・・・例外を認めるわけではない。
・・・忘れないで。
サーオィン期間中だけだから。




はい！ありがとうございます！




まずは、 亡者の記憶を取り戻す方法 を探そう。




ねえねえ、おもったんだけど、
もしかしてここのくうかんって アールンくんのきおくのくうかん なの？




なるほど・・・ここは 亡者の内面が投影された虚構の空間 。
記憶が・・・鐘の形として残っている・・・。
でも・・・全て光を失っている。




（ 亡者の内面が投影された虚構の空間 ・・・だと？
やはり格好いい！！！）




・・・おそらく。
お父さんに関する記憶がひとつ、ふたつ消えると
鐘の光も消えましたから。




やっぱりそうなんだね！
じゃあ ぼくがこのくうかんのカギをあければ、たぶんきおくをとりもどせる よ！


やってみるね！




えっ？
ちょっと待っ




【ソラ】
！！！？
なっ・・・なんだ！！？


↓↓↓

【ソラ】
スカーレットクロノスシュティレッツ・ヴィ・メメントリス の姿が、 変わったぞ！！？




スカーレットクロノス ・・・・・・なんのこと？




あっ


あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ


・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ




！！？
アールンどうした！？
おい！大丈夫か！！？ これ！




全て・・・思い出した。

俺が物をよく忘れるのは元々で、
俺は子供ではなくお父さんで、
俺が探していたお父さんはアイワンで、
アイワンはお父さんではなく子供で、
俺とアイワンはカブ港に住んでいて、
火事は俺が菊花茶のためにやかんを沸かしたまま倒れてしまったのが原因で、
火事でのとき家にいたのは俺だけで、アイワンはいなくて、
俺のせいで・・・
アイワンは俺のせいで苦しみ続けた。
俺の介護でずっと苦労をかけて・・・そのうえ火事で家までも・・・
俺は現実逃避で記憶を書き換えていただけなんだ・・・。
なのに平気な顔をしてあの子に会うことはできない。




ん・・・？
アールンがお父さんでアイワンが子供で火事のときいなくて菊花茶で苦労をかけて？？？
どういうことだ？！！？




アールン、ダメだよ！！！ あわないと！
おとうさんがかじでしんだのはじぶんのせいだとおもってるひと （お父さんが火事で死んだのは自分のせいだと思ってる人） レーダーの反応がカブこうからする もん！
これってアイワンくんのはんのうじゃないの！？

アイワンくん、アールンがしんだのじぶんのせいだっておもってるよ！
いいの！？
ちゃんとあわなきゃダメだよ！！！ ぜったいダメ！！！




いつものことだが、よくそんな丁度いいレーダーがあったな・・・

（というかもしかして話についていけてないのは私だけか・・・？）




そ、そんな・・・どうして・・・。
アイワン・・・俺の息子が・・・ううっ。




はやくあいにいこう！
こどものアイワンくんに！
せっかくきたのにあわないなんて、そんなのダメだよ！




それは無理よ。
亡者がエリンに来て大きな影響を与えると
冥界に連れ戻されて処分を受ける。
・・・・・・規律は知っているわよね、アールン？

亡くなった父親が息子と話すなんて、影響が大き過ぎる。




そんな規律があるのか・・・
確かに亡くなった家族と自由に話せたら影響が大き過ぎるのはわかるが・・・
（そんなことが出来るなら、ノゾミとノゾミのお母さんを会わせてやりたいし・・・）

しかしどうにかならないか？
せめて、 変装して会いに行くとか、遠くから眺めるだけでも・・・




へんそう・・・？



【ジュニア】
そうだ！
いまならなぜかきょうばいじょうでドリームキャッチャーもへんしんメダルもたくさんやすくうってる から、それでへんしんしてあいにいけばいいんだよ！




！！！！！

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１５分後：カブ港 アイワン宅
【変装したアールン】
～～～～で、
冥界のあなたのお父さんから、かわりに抱きしめてくれと頼まれました。




うっ・・・うぅう・・・；；
ほんとうによかったね；；
うれしすぎる！




本当に良かったな・・・
（話があっさり解決しすぎてイマイチ感動が薄いが・・・）




（サーオィン期間中どころか１日で話が済んだ・・・。）

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しかしまさか 子供の姿のアールンが実は父親 で、
その息子のアイワンがもうすっかり老人 だったとはな。

いつも便利過ぎるジュニアのレーダーでも、さすがにアールンが実は大人だってことまではわからなかったか。




うん。
ぼく、 そしきにクスリをのまされてこどもになったみためはこどもでずのうはおとなのひと （組織に薬を飲まされて子供になった見た目は子供頭脳は大人の人） レーダー はあるんだけど、
アールンはちがったからわからなかったよ。




組織に薬を飲まされて子供になった人限定なのか・・・

組織に薬を飲まされて子供になった大人 ・・・
そんな人いるのか・・・？

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冥界(？)


シャーン、
まさかこんなに早く魂を連れて帰るなんて、噂通り優秀だね。




いえ、私はとくに・・・。
現地でエルフと、 とても探しものが得意な黒い馬のような子供 に助けてもらったので。




探しものが得意な黒い馬・・・。




あっ （察し）

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