黄門

黄門

ダミアン物語


著者名 ダイアン・ジェサップ
出版社 徳間書店

 僕は、翻訳ものはあまり読まない、というか好きではない。翻訳家はほとんどが小説家ではないので、直訳したようなぎこちない文章で読むに耐えないものが多いと思ってる。今回の「ダミアン物語」も読み始めは読むのをやめようかと思ったくらい読みづらい訳だった。中盤あたりからストーリー展開が面白くなりスムーズに読めた。「泣ける小説」として紹介されたけど、ストーリーに少し無理があるように感じたせいか、それほどでもなかった。
 大学の研究室における犬の扱いを告発するのが目的なのかと思わせるくらい動物実験を批判的に描いている。たまたまやせ細った実験対象のピットブルと対面した女子学生が、この犬「ダミアン」とこころを通わせ、ついには大学から連れ出し(救い出す?)、逃避行を重ねていく中で、たかが犬のために命を落としてしまう。確かに犬との交流場面は犬を飼っている人はよく理解できるくらいいとおしい。


点数 70
スリル  ★★★
泣ける  ★★
ドキドキ ★★★

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