黄門

黄門

生きる


著 者 乙川優三郎
出版社 文春文庫

 時代小説、3篇の短編集

 久しぶりに時代ものを読んだ。じっくりと味わいながら読める大人の物語。 
江戸時代の武士は、現代のようにフワフワした生き方ではなく、ほんとに地についた生き方をしていたんだと思う。

貧しいことや苦しいことで人の心がすさんでしまう現代と違い、あきらめること、手に届かないことの範囲を知っている。定め、運命に対して謙虚であるし、潔い。

「生きる」「安穏河原」「早梅記」どれも珠玉の名作

 当分乙川優三郎から離れられそうにない・・・


点数  85
スリル ★★ 
泣ける ★★★
ドキドキ★★ 

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