ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

ケヤキの木の下で            岐阜/愛知 自然素材でZEH READYの家

2024年11月29日
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カテゴリ: 温熱環境



紙太材木店の田原です。

今朝は5度ですが 体が寒さに慣れてきたせいか
それほど寒さを感じません。

SNS上では 無暖房チャレンジという
深まる秋の寒さに対して
いつまで暖房無しで
過ごせるかの話しもあります。

マンションなどを除いた 一般の家では
パッシブハウスクラスの性能の家を除けば、
我慢大会になる恐れもありますし
家人からは非難ごうごうでしょう。

パッシブハウスまで行かなくても
等級6か7で
日射取得や蓄熱が出来るなど
工夫がしてあると
そこそこ行けそうですから
試してみてもいいかもしれません。

黙ってトライして
家族が暖房をつけた時が終了。
そうすれば我慢大会にならずに済みます。

寒さの感じ方は 人それぞれですから、
誰かが暖房をつけても
文句を言ってはいけません。

さて、 多くの方が
ペアガラスのサッシを ご存知ですし、
部屋が寒いとか暑いのは
窓やサッシからの
熱の出入りの影響が大きいという
話しを聞いておられると思います。

そのため 国も窓からの熱の出入りを
抑制するリフォームに対し、
窓リノベと言う名称で 補助金を出しています。

今年度は4月から

10月までの7か月間で
約19万件の申し込みが来ていて
戸数では約20万戸の家が
窓リノベをしています。


12月までだと約26万戸の家が
窓リノベをすることになります。


一方 サッシを二重にしても
そんなに変わらないんじゃないの?
本当に暖かくなるか?
暖かくなっても
気がする程度では?

そのように感じておられる方も
数多くおられます。

実は、 半分当たってます。

一昔前の在来工法の木造住宅は
壁の中を気流が通るケースが 大半です。

気流が通るというのは
床下の空気が 1階の壁の中を通り
天井裏に入り
そこからまた
2階の壁の中を通って
屋根裏に回る
風の通り道が出来ています。

建物の断面図を見ると 空気の通り道を
目で見ることができます。

新住協のQPEXで
既存の家の断熱改修する時に、
壁の断熱性能の計算をします。

一昔前の家でも
壁には5センチ程度の断熱材が入ってますが、
気流を止めるための措置がしてありません。
そのため、計算する時は
その断熱材の厚さを 2/10として計算します。
つまり五分の一です。

5センチの厚さの断熱材なら
気流止めが無いと
1センチの厚さで計算します。


なので 一昔前の家で 窓リノベをするなら
気流止めは必須です。

今年度の補助金は
年末までの設置が条件ですので
もう難しいかもしれませんが、
性能向上のための
リフォームや
リノベーションに対する補助金は
今後も続くと思われます。

そうしないと2050年
既存住宅を含めた
カーボンニュートラルなんて
絵に描いた餅になってしまいます。

性能向上のための補助金は
今後も続くと思われますので、
暖房しても寒いと感じておられる方は
窓リノベを検討しても損はありません。
その再、同時に気流止めをすることを
お忘れなく。


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Last updated  2024年11月29日 12時52分15秒
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