HAPPYLIFE@我が家。

3.問題。



あたしには付き合っている彼氏がいる!!

ケンチチを気にする前に、今の彼氏との関係を・・・

・・・どうにかしなくては。

と、どうにかしなくては、と思っている時点で

もうあたしの気持ちは決まっていた。

大学をサボりがちで、パチンコ・バイクに熱中、

そのためのバイトにはげむ彼。

最近ケンカが増えていた。

ケンチチと知り合って2ヶ月

彼氏との関係がさらにギクシャクし出した。

優しくしてもらうのだけど、嬉しく思えない。

会っていても楽しくない。

意識の先がもう彼氏には向かなくなっていた。

自分勝手で申し訳ないと思った。

でもこのまま付き合うのは無理だと思ってしまった。

別れを切り出そう・・・

正直に言おう。

彼氏は、バイトを始めてからあたしが変わったと言っている。

何があったのだと聞いてくる。

あたしは、何もナイと答えていた。

年末のある日、あたしは切り出した。

「あんな・・・話あんねやん。」

『・・・何?』

緊迫した空気が流れる。

「気になる人ができた。」

『・・・・・・は?』

「バイト先でな、気になる人ができてしまってん。」

『何なんそれ。』

ますます緊迫してくる。

『それって、結局何を言おうとしてるん?』

「・・・好きになるかもしれん。もう好きかもしれん。」

『気になるより上なん?』

「うん。」

『いつから?』

「最初の頃から」

『同い?』

「いや、1コ上。」

『どこのやつなん?』

「いや、高校とか家とか、そういうことはまだ知らん。」

『どんなやつなん?』

「性格もよう知らん。」

『なんやねん、それ。そんなんで好きになるん?』

「・・・なってしまった。」

シーンとなる。

彼氏はどんどん聞いてくる。

付き合って2年近く経っていたし、納得がいかない様子だ。

もしあたしが逆の立場なら、質問攻めにしてるだろう。

彼氏は悪くない。

キライじゃない。

でも・・・・・・

結局その日は結論が出ないまま終わった。

家に帰って、一人考えてみる。

彼氏がいるのに他の人を好きになっちゃいけない。

好きになってしまったら、ちゃんと彼氏とは別れなくてはいけない。

あたしは、ケンチチを好きになり始めている。

・・・だから彼氏とは別れる。

あたしの結論だった。

自分がものすごく悪者に思えた。

相手にとってみたら、何と勝手な話だろうと思う。

それから、別れる別れないの話し合いが始まった。

年末に始めた話。

話し合いが終わった時、4月になっていた。



ケンチチと出会って半年。

あたしたちはまだ友達にさえなれずにいた。















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