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書店で、フェルメール本を見つけたので、気になって買う。銀座・松坂屋裏手で、複製画のちょっと変わった展覧会もやっているらしいので、今度、行ってみよう。ちょっと、大好きな番組の「美の巨人たち」風の味付けの展覧会らしいので、気になる。
2012年04月15日
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今日は気になった映画を見つけて、しかも、今日が公開初日なので、行ってきました。題名は、「エンディング・ノート」、劇場公開が短いかもしれない、ドキュメンタリーなので、急いで行ってきました。以下、ネタバレあるかも・・・。企業戦士のお父さんが段取り魔で何でも仕切りやで・・・家庭でも同じ姿にくすり、それでも最後を迎える直前のお母さんや奥さん、孫達との会話にポロリ。淡々と進んでいく中に、家族の愛情が溢れていました。いいドキュメンタリーでした。モノローグもよかった。それと、キャッチコピーの「終活」、大切だと思いました。産まれた時は自分の周りがよく分からない、憶えていない。死んだら葬式は自分で見れない。自分の周りの大事な人たちに呼んで話をできるのは結婚式だけ、と言います。それなら、ちゃんと死ぬ間際にはありがとう、愛している、を言いたい気持ちが良く伝わります。ここまでやって、本当に死に行く時に、母親に、妻に、感謝の言葉を伝えて死ねるだろうか。会社で役員までやった父親の、会社人間、段取り大好き人間のその人柄に、くすくすと笑えるけど、最後の最後の素晴らしい人間味あふれる父親の表情と、死を見つめるお孫さん達の表情に涙が止まりませんでした。人間が死ぬという約半年を中心とした映画ドキュメンタリーでしたが、その半年が命を繋ぐ、という姿を見せてくれたような気がします。
2011年10月01日
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友人が出ているので、見に行ってきました。天王洲の銀河劇場にて「池田屋チェックイン」。 スラップスティック・シチュエーション・コメディ、らしいですわ。いや~、おもしろかったですよ~。ひさしぶりにいろいろと笑わせていただきました。とかいいつつ、まじめなところもありつつ、歴史好きの人間にも見せてやりたい、ちょっとした、「こういうこともあったんじゃない!?」的な。 次から次へと同じ舞台で場面転換があるので、飽きも来なかったですし、登場人物達がものすごく個性的でおもしろかったです。若い俳優さんに固定客がついていたようですが、彼らもとても良かった。彼らだからこそできる、幕末群像なんでしようね。 DVDも出るようなので、今後買って、ゆっくり見たいと思います。
2011年09月17日
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最初のネットの訃報では、突然お亡くなりになっていたので、若いのにどうして、と思っていましたが、ずっと闘病されていたようですね。同い年だったとは。 闘病中でも私達の知らないところで、ずっと元気な演技を続けられ、こどもたちを励ましていたと思います。 元気な主人公・ウテナが忘れられません。合掌。声優の川上とも子さん死去=代表作に「ヒカルの碁」など (時事通信) 川上 とも子さん(かわかみ・ともこ、本名倫子=声優)9日午後4時45分、卵巣がんのため東京都内の病院で死去、41歳。東京都出身。葬儀は関係者のみで行う。喪主は母賤子(しずこ)さん。 アニメや海外ドラマの声優として活躍。代表作に「ヒカルの碁」「ケロロ軍曹」「少女革命ウテナ」など。所属事務所・ぷろだくしょんバオバブ少女革命ウテナ DVD-BOX 上巻【初回限定生産】(DVD) ◆20%OFF!価格:25,200円(税込、送料別)
2011年06月11日
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子供の頃、ずいぶんと彼の作品を見ていたんだな。合掌。子供心に、ガンバや宝島では勇気をもらったな。劇画調の止め絵には、力強さと芸術性を感じます。あの止め絵は制作上、使わざるを得なかった事情があるにせよ。出崎統氏死去=アニメーション監督 出崎 統氏(でざき・おさむ=アニメーション監督)17日午前0時35分、肺がんのため東京都三鷹市の病院で死去、67歳。東京都出身。葬儀は21日午前9時30分から東京都府中市多磨町2の1の1の多磨葬祭場思親殿で。喪主は兄でアニメ監督の哲(さとし)氏。 テレビアニメの草創期から制作に携わり、70年に「あしたのジョー」で監督デビュー。透過光や「止め絵」と呼ばれる手法を多用した独自の演出スタイルで知られた。代表作に「エースをねらえ!」「ガンバの冒険」「ベルサイユのばら」など。「とっとこハム太郎」などの劇場版アニメも手掛けた。 (2011/04/18-13:03)Wiki から http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%87%BA%E5%B4%8E%E7%B5%B1 鉄腕アトム、どろろ、ムーミン、あしたのジョー、ルパン三世、赤胴鈴之助、ど根性ガエル、エースをねらえ!、侍ジャイアンツ、はじめ人間ギャートルズ、ガンバの冒険、元祖天才バカボン、家なき子、宝島、ベルサイユのばら、など。
2011年04月17日
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今日はお誘いを受け、初めての下北沢へ。東京も長いくせに、20年以上で初めて踏み込む、魅惑のシ・モ・キ・タ(笑)。 初めて来ましたが、面白い街ですね。今日はこんな所へ。 「ガラス玉遊戯」という劇団のお芝居を見に行ってきました。演劇初心者の私としては、興味のある劇団があったものの、なかなか入り込むには勇気がいるわけで。 今回のようなお誘いもなかったら、見ることはなかったでしょう。 劇団・ガラス玉遊戯 出演している金井さんのブログ ↓ 「ニライカナイ・チカカナイ」 【見てきたの】ガラス玉遊戯 第3回公演『サマータイム、グッドバイ』2010年9月14日 ( 火 ) ~ 2010年9月19日 ( 日 )【場所】 下北沢「劇」小劇場【作・演出】 大橋 秀和【キャスト】 龍田 知美 / 山口 真由子 / 金井 千佳鈴木 克昌 / 中泉 裕矢 / チバアカネ / 菊地 奈緒(elePHANTMoon)藤野 節子 / ヲギサトシ / 青木 十三雄(ヒューマンスカイ) 感想は・・・とにかく劇場に入って、ビックリ。ホントに観客と舞台が接近していているんですね。私は全体が見渡せた方が良いので一番後ろの真ん中を確保。 最近、映画やドラマを見なくなったなーと思いつつ、演劇を見ていると、これがまた新鮮で良い。最近台詞が叫ぶばかりで子供っぽい演技でよく聞こえない、なんかおもしろくないと思って、見なくなったドラマより、演劇を見た方が良いですね。大げさな演技でなく、声が明瞭で、台詞もちゃんと声が通っている。この小劇場と言うこともあるのだろうが、よっぽどおもしろい。 ストーリーは親戚や南の島の知人や田舎でよく聞く話をベースにしていて、目新しいものではないが、そこに絡む人間模様や登場人物の心理、考えが入り込んでいて、大人の夏休みの終わりをうまくストーリー仕立てにしていると思いました。思わず、田舎のことを思い出しましたよ。 テレビドラマや映画だと、フレームの外であるような、そのとき台詞を話していない役者さんの表情や動きがしっかりとされていて、その時、こいつは何考えてんだろう、こんなことを考えているんだろうなと思いつつ、見ていると、また楽しい。登場人物のブラックな一面やそれぞれの軽さも重さも、良くできていたな。 しかし、この中の一人の男性がもっと出てきても良いと思ったし、別の男性も軽いばかりでなく、もっと重要な役割が充てられたのではないかと思いますが、最後の尻切れ感的な終わり方ももう少し工夫の余地が!? ま、なんにせよ、知り合いが出ている舞台というのは少し面映ゆいですな。 帰りはちょっとテレビで気になっていた、スタ丼を食べて帰る。
2010年09月19日
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新聞で話題になっていましたが、報道でこんなに美しい像だとは思いませんでした。どなたが買ってくれたかは分かりませんが、大変素晴らしいことです。一度見てみたいなぁ。でも、こんなに高いなんて・・・。 運慶の仏像、三越が14億円で落札 ニューヨーク 【080319・朝日】 鎌倉時代初期の仏師・運慶の作とみられる「大日如来像」が18日(日本時間19日未明)、競売会社クリスティーズがニューヨークで開いたオークションで、1437万7000ドル(約14億円、手数料込み)で、日本の顧客を代行した百貨店・三越によって落札された。クリスティーズによると、海外で落札された日本美術品としては最高額。クリスティーズで過去最高とされるのは、87年にロンドンで落札された黒田清輝作「木かげ」の約176万ポンド(当時約4億2000万円)で、「大日如来像」はこれをはるかに上回った。 < 運慶工房作「大日如来像」 三越は「今回の顧客の名称、個人か団体かは明らかにできない」としている。しかし「日本の顧客」の意向を受けての落札で、懸念された海外流出は回避されそうだ。 この像は高さ66.1センチのヒノキ製で、個人が所有。輸出できない重要文化財に指定されていなかったため、国外のコレクターらが落札した場合、海外に流出する可能性が高いとして、流出回避策を求める文科相あての署名運動も起きていた。 大日如来像は、この日のオークションの午前の部に登場。クリスティーズ日本・韓国美術部門長の山口桂さんによると、会場は始まる前から異様な雰囲気。600万ドルぐらいまで8人ほどが競いあったが、最後は三越と別の参加者との一騎打ちになり、1280万ドル(手数料含まず)にまで達した。山口さんは「競りには外国人も多く参加しており、世界の美術市場で日本美術がここまで認められたのだと思う」と語った。 東京国立博物館教育普及室長時代の04年に、この仏像を運慶工房作と確認した山本勉・清泉女子大教授(日本彫刻史)は「10億円を超えるとは夢にも思わなかったが、国内に残ることになりそうで良かった。美術館が入手したのであればよいが、個人の場合も国立博物館に寄託するなどして鑑賞の機会を作ってほしい」と話している。
2008年03月19日
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土曜の夜のゆったりした時間、私にはテレビ東京三昧な時間なんです。 夕食が終わって、お茶をしながら、「アド街っく天国」「美の巨人たち」「地球街道」と、普段の街歩きのネタ探しと、美術、旅行と知の欲求を埋め尽くす、上級の時間と番組たち。 なんといっても、時間が遅くなる度に、ゆったりした番組たちが増えていくのがイイでしょ。 昨日は満月に星空だったので、部屋の明かりを落として、満月に照らされながら、ね。
2007年11月24日
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今日はこんなニュースが新聞に載っていました。代表して、「ぴあ」の公式ニュースから。 大変見慣れた雑誌であるし、いろいろとお世話にもなりました。こんなになじみのある絵柄は、その他は週刊新潮の表紙ぐらいかな?雑誌表紙イラストの連続制作期間が世界一! 及川正通、ギネス認定 【14日・ぴあ】 エンタテインメント情報誌「ぴあ」の表紙イラストを手がける及川正通が、「同一雑誌の表紙イラスト制作者として世界一長いキャリア」として「ギネス世界記録」に認定された。及川正通は、1972年7月に創刊した情報誌「ぴあ」の表紙イラストを1975年9月から担当し、31年11か月間、1175号にわたり(8月14日現在)、1号も休むことなくイラストを描き続けるという連続制作期間が世界記録の対象となった。毎号、その時々で旬なエンタテイナーを描き、その数は1200人を優に超える。「僕流のパロディーで時にはいたずらが過ぎてお叱りを受けたり、アイドルの結婚を描いたり、肖像権の問題で後向きに描いたり、オリンピックを8回体験したわけですからそれなりの時代の変化がありました。そんな浮世の流れを描き続けて来られたのはイラストレーターとして大変幸運なことです」と及川は感慨深げにこの32年を振り返り、ギネス認定の喜びを語った。「『ギネス世界記録達成おめでとう!』なんて言われても妙にテレくさい」としながらも、「このギネスの大きな立役者は、辛抱強く僕に表紙を描かせ続けた『ぴあ』と辛抱強く応援してくれた読者の皆さんです。これから先どのくらい続くかわかりませんが、もうしばらく辛抱強くエールをください」と多くのファンへの感謝と今後への意欲をコメントした。認定された世界記録はギネス・ワールド・レコーズ社のデータベースに保存される予定。【及川正通プロフィール】1939年大連生まれ。1955年横須賀「さいか屋」デザイン課、1964年「主婦と生活」デザイン課を経て、1968年横尾忠則と「ジ・エンドスタジオ」を発足、フリーランスのイラストレーターとなる。横尾の紹介で寺山修司に出会い、劇団天井桟敷の公演ポスターや舞台美術を手がけ、1970年から「平凡パンチ」「GORO」などで劇画表現スタイルのイラストを7年間連載。1975年9月号より「ぴあ」の表紙を担当。 そうそうたる履歴ですが、さいか屋がスタートだったんですね。美術界には意外と、デパートの広告宣伝出身の人が多いですね。誰か、他にいましたよね?忘れたけど。 そういえば、「ブックメーカー」では、来週のぴあの表紙は何?っていう、ベッディングをやっていたなぁ。(知っている人だけへの話題です。(^_^;)
2007年08月15日
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外まで来てみたが、中に入るためのチケット売り場が見あたらない。 ・・・どうも自由に入れるようだ。展示によっては門近くのブースに売り場が出来るようだが、常設展示があるのかよくわからないし、企画展は中の入口でチケットを売っているらしい。この方がシンプルでいいけどね。 で、中に入ってみると、外観よりこちらの方がいい。 コンクリートの打ちっ放しや、カフェ、レストランの円錐形に圧倒されつつ、それでいて、清浄で綺麗な空間。かたや、展示室側は和の雰囲気、壁側の格子から灯りが漏れる様は、田舎の町家や祖父母の家の、格子やすだれからの木漏れ日のある暗い室内を思い出させる、落ち着いた空間である。 所々に、美術品でもある、居心地の良い椅子が設置されていて、自由に座れ、文庫本でも持ってきて、長居をしようかという気になる。 とても静かで、落ち着く。 広くて、いろいろと余計なものが多くないからだろうか。 階下には、ミュージアム・ショップもあり、実用的なものも多く、つい欲しくなってしまうものも多い。 お気に入りは、竹林もある3階のレストラン付近かな。もう一つ、ウッドデッキの外のカフェテリアも緑まぶしく、きもちいい。 外もそれなりに奇抜ではあるし、おもしろいが、中に入って楽しい建築物は、本当に久しぶり。今度、ゆっくり、文庫本でも持ってここに来よう。
2007年07月17日
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今日から公開の映画をオススメします。 原作はこちら。きみにしか聞こえない/乙一 私にはケイタイがない。友達が、いないから。でも本当は憧れてる。いつも友達とつながっている、幸福なクラスメイトたちに。「私はひとりぼっちなんだ」と 確信する冬の日、とりとめなく空想をめぐらせていた、その時。美しい音が私の心に流れだした。それは世界のどこかで、私と同じさみしさを抱える少年からの SOSだった…。(「Calling You」) 誰にもある一瞬の切実な想いを鮮やかに切りとる“切なさの達人”乙一。表題作のほか、2編を収録した珠玉の短編集。 原作は、このブログでもたびたび紹介していますが、こちらの「きみにしか聞こえない~Calling You」から。公式HPはこちら。 できれば、原作も読んで欲しい。文字ならではの、想像力をかき立てられる、ストーリー。そして、その切なさ。 映像化で、どれだけ書き換えられているかは知りませんが、期待して見に行きたいと思います。なんといっても、成海璃子がその少女のイメージにまぁ、いいのではないかと。文庫本と映画、両方オススメです。 評価は、見に行ってから、いずれ。
2007年06月16日
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札幌の市役所か観光協会の皆さん、こういう時を狙って、大通公園をライトアップしておかなくちゃ。 もったいないなぁ。幻想的な光景で綺麗なことは綺麗なんですが。夜の札幌へ向かって―ジャンプの練習 【21日・時事通信】 22日開幕するノルディックスキー世界選手権のジャンプ公式練習。ナイターで行われ、選手は眼下に広がる夜の札幌市街に向かって飛んだ。(21日、札幌・大倉山ジャンプ競技場) 最初見たときは、パロディのDVD、ジャンプ・ペアの広告かと・・・。(^_^;スキージャンプ・ペア オフィシャルDVD こういう競技や大会って、地方は誘致ばかりはするのですが、この後のフォローがうまくないですよね。札幌はしょっちゅうやっているから、油断していたかな? 「マスコミの皆さん、こんなに綺麗な夜景の練習を写真に収めてくださいよ~。」ってね。あ、それとも、景気が悪くて、本当に夜景の灯りが少なくなってきているのかな?
2007年02月21日
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初めて見たとき、偶然の産物というか、大宇宙の神秘さえも感じます。 ↑ NASAが13日公開した約700光年かなたの「らせん星雲」の画像〔著作権:AP.2007〕モンスターの巨大な瞳・NASAが画像公開 【15日・共同】 まるでモンスターの瞳のように不気味に輝く惑星状星雲の画像を、米航空宇宙局(NASA)が13日、公開した。赤外線宇宙望遠鏡スピッツァーがとらえた。 NASAによると、惑星状星雲は、太陽のような星の残骸。星がその寿命を終える時には最期に外層のガスを放出するが、それが中心の白色矮星に温められ、赤外線観測だと輝いて見える。 外側の光は吹き飛ばされたガス、中央部の赤い光は最後に吹き飛ばされるガスの層、中央部のやや白っぽい点が白色矮星だという。 この惑星状星雲は「らせん星雲」と呼ばれ、みずがめ座の方向の約700光年かなたにある。 こういう綺麗なモノを届けてくれることもあるんですね。 さて、記事の通りだと、700年前の光(出来事)を今、見ていることになる。私たちが見ている星空は、場合によっては数万年前の星の光を見ていることもあるのだ。 そう考えると、なんて神秘的なんでしょうか。
2007年02月15日
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去年11月にお伝えした話題「サルタンの象」ですが、今度はチリ・サンティアゴでイベントが開催されているようです。 もしかしたら、世界各国でやっているのかな? 交通事情とか、道路規制がクリアできたら、もしかしたら日本でも見ることが出来るようになるのかも。 気持ち悪い? ・・・いえいえ、リンクの「You Tube」の映像を見てください。感動しますよ。現物を見てみたいなぁ。巨大な木製操り人形 【26日・EPA=時事】 チリ・サンティアゴの街頭に出現した巨大な木製操り人形。フランスの大道演劇グループのパフォーマンスの一環で、「ガール・ジャイアント」と名付けられた人形が通りを練り歩き、観客を楽しませる。
2007年01月30日
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しばらく夜勤なので、ネタを振ることが出来ません。 皆さんには、先日ネットの海を巡回していて、たまたま巡り会った、秀逸なブログをご紹介。映画のブログです。その名は・・・。 映画館主の「甘い生活」? ・・・九州・大分のミニシアター「シネマ5」の館主・田井肇が、地方の劇場から映画界を定点観測する。 自分が読んでいて、凄いな、とか、記事がオリジナリティがあって、とか、文筆力があるとか、個性的なブログも好きで、左側に「お気に入り」として並べさせてもらっていますが(コチラも見てくださいね)、たまたま行き当たったこちらは、映画の話題もさることながら、大変、知的な文章と印象を与えるブログでした。 なんといっても、地元・大分の懐かしい映画館の話。映画を見るために、良く通いました。数十年前は、映画といえば、別府か大分まで出なければならず、たまに小遣いを貯めてとか、親から臨時の小遣いをもらって、映画を見に行っていました。 その中でも特に通った、大分の「シネマ5」。 →公式HPはこちら。 こちらの映画館の歴史にも書かれていますが、こじんまりとした映画館で、子供の当時は、「大人な映画」も並映していたので、入りづらかったような気がします。でも、大分時代に一番行っていた映画館ではないでしょうか。 で、最近は郊外に車で行く大型のシネコンなどもでき、映画興行成績も随分と全国的に良いとは聞きますが、このサイズでの営業はキツイのでしょうが、堅実に良い映画をやってくれている印象があります。 その館主のブログです。大変おもしろいので、一度覗いてみてください・・・。
2007年01月19日
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どれほどの速さで生きれば、 君にまた会えるのか。 どれほどの速さで走れば、 君にまた追いつけるのか。 今日は、連作短編アニメーション「秒速5センチメートル」の紹介です。 (yahoo!の公式サイトでは予告編が見れます。) 2002年公開自主制作作品「ほしのこえ」で注目し始めた映像作家、新海誠(ご本人のサイトはコチラ)さんの新作が2007年公開予定。 何と言っても、「ほしのこえ」では話題になっていたし、一度見ておこうと。てっきり、SFだと思ったら、SFの衣を纏ったラブ・ストーリーに、不覚にも涙してしまいました。当時、携帯電話のメールをうまく使った作品としては画期的だったと思います。 小さい頃、こんなことあったよね。→ 雪が舞い散る場面がキレイで、それぞれの場面が、ニガイ学生時代のいろいろなシーンと重なって、あぁ、こんな空気感、あったよなぁ・・・。 そして、最後のシーン、時空を超え、二人の台詞がハモったとき、澄んだ歌声の主題歌がかかったら、もう号泣。(T^T) あの映像の美しさと、すっかり、監督の虜に。(^^ゞ そして、この映像面を一人でCGで作ったなんて。 新海監督は、澄んだ空気感を出すのが大変得意な監督さんだと思います。 今回、さらに追い打ちをかけるように、この「秒速5センチメートル」という作品、タイトルにも当然意味がありますし、桜や雪の綺麗なこと。 その上、なんとテーマソングが、山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」に最近決まった、というニュース。もう既に映像の盛り上がりは必至のようなもの。ハンカチをご用意ください、だ。 公式サイトの予告編を見ていただいて、何処かの映画館で見かけたら、ぜひ、ご覧になってください。短編オムニバスですが、ちょっと心に安らぎと見て良かったと思える作品になると思います。
2006年12月19日
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先日12/4に紹介した映画、「パプリカ」を川崎チネチッタにて、見てきました。 レイトショーでゆっくりできる時間帯で。20名ほどの観客で、周りは余裕があります。なので、ゆったりとビールを飲みながら見ることができました。 全部を書くとネタバレになるので、なんとなくぼかして書きます。 一言で言うと、夢を体験できる映画、だと思う。 原作を先に読んだ方には、そうきたか~、という世界。読んだことのない方には、不思議な感覚が味わえると思います。うーん、ジェットコースター・ムービー? 夢を見ると、こういう映像になるんでしょうね。錯乱した人間の言葉の使い方、口調のおもしろさもあります。映像に合わせてうまく、狂乱の世界観と言葉の五七調を取り入れた感じ。 大筋では踏襲していますが、原作とは違うものになっています。しかし、筒井作品のテイストと独特の世界観をうまく表しています。原作と比較して、登場人物と話題のエッセンスを絞り込み、時間とストーリーが適度な構成に組み上がっている。そして、夢と現実の狭間がどこなのか、だまされつつ、楽しめました。 まるで、この作品全体が筒井康隆ワールドそのもの。彼の映像作品の総集編のよう。 前作、「東京ゴットファーザーズ」がちょっと冗長すぎたので、「千年女優」のような疾走感と夢と現実の狭間を行き交う世界観は、今監督に似合っているような気がします。 千年女優 東京ゴッドファーザーズ 主演陣ももちろん声優としてベテランなのですが、それに加え脇を固める、江守徹、山寺宏一の両名がさすがにうまいですね。江守さんは最近バラエティやナレーターばかりが目に付きますが、さすがに文学座出身だけはあります。 それに加えて、音楽や音響効果も大変世界観にマッチしていて、いい。あの効果は劇場でなければ味わえません。(今年度アカデミー賞の長編アニメ部門、音楽賞にエントリーされたようです。最終選考までに残るかな?) 外連味たっぷり、よく見ていると時々ニヤッとするネタがあります。おもしろかったので、そういう作品はきっとDVDを買うと思いますので、その時にはネタバレ話をしたいと思います。 様々な効果を楽しめるので、是非、劇場で見ていただきたい佳作です。上映劇場が少ないので、急いで見に行ってください。 < 荒療治するわよん ネットで予告編がおもしろかった方は劇場へ!! ソニー・ピクチャーズ映画「パプリカ」オフィシャルサイト・・・はコチラから。 そして、原作と漫画もできれば読んで、比べてください。筒井康隆、最高傑作でしょう。 夢に見るぞ~。 (^_^; しっかし・・・「わたしのグランパ」や「時をかける少女」・・・等々、引き出しが多い人だなぁ。 パプリカ/筒井康隆(文庫) この作品自体も女性向け雑誌「マリ・クレール」に連載されていたとは思えないなぁ。 女性向けを差別するわけではないけど、女性誌ということで女性を主人公にした小説、そして、それを書いてしまう筒井さんも・・・。 男性が読んでも、とてもおもしろいと思います。 パプリカ/画・萩原玲二(トラウママンガブックス) 500ページを超える超大作。まぁ、文庫でもかなり分厚い原作だし、アレを画像化できただけでもこの作者の感性と画力があってこそでしょう。 絵と文字が氾濫し、コラージュっぽい画面に、その狂乱した世界が見て取れます。雑誌で連載していたようですが、残念ながら途中で休止。単行本化にあたって、改めて書き下ろされた第2部(後半、というか、ダイジェスト版のような1/3の後半。)があってようやく、この発行にこぎつけたという曰く付きのもの。完全版を読みたいです。↓筒井康隆、原作群深田恭子主演「富豪刑事」 <やっくんではありません。(^_^;石原さとみ・菅原文太「わたしのグランパ」原田知世「時をかける少女」
2006年12月14日
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nipponitesさんに遅れを取ること、数週間。ようやく、自宅にてゆったりと見ることができました。(*^。^*)■【送料無料選択可!】攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society 見たのは、【DVD】攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX "Solid State Society"。 結論:やった! おもしろい!! 原作を知るものにとっては、過去3冊の単行本の筋とバックグラウンド、設定、その名場面をうまく取り込んだ、名作といえるのではないでしょうか。~以下、ネタバレ注意。 それでいて、現在の問題「少子化、高齢化、福祉の切り捨て」といった問題をうまく取り入れています。原点といえる、単行本一冊目(ここでは第一巻とは言わない)の第一話をうまく踏襲し、いろいろなところにその他の場面、映像化して欲しかったアクション(よくよく思い返してみると、何度も使用されているシチュエーションはありますが)、キャラなどが至る所に出てきて、ファンとしては、ニヤリとする場面もあるのではないでしょうか。もう、まるで、今までの総集編のよう。さーびす、さーびすぅ。(^_^; 当然、普通の映画としても充分楽しめると思います。 1.5と2.0の要素もふんだんに盛り込まれていて、最後の犯人や、最後の立ち会いの場面になると、今まで見てきた画面がフラッシュバックのようによみがえり、「そう来たか!」、「そういえば、あそこで・・・」と、伏線がバッチリとハマッタ時の爽快感。いいですねぇ。 これはもう、シナリオ、脚本の勝利です。監督を始め、彼らの脚本構築システムがかなりこなれてきている、そんな印象を受けました。 ・・・実は、「2nd GIG」を買ったまま、途中から放置している私。そろそろ、全部見ないとなぁ。
2006年12月10日
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子供の頃、このウルトラマンとか、ウルトラセブンの映像、カット、構図というものは、子供心にトラウマになってしまうほどのすばらしさだったと思うのです。今の商業主義的子供番組では、これ以上の作品は出ないでしょう。合掌。「ウルトラマン」「帝都物語」の実相寺昭雄さん死去 【30日・朝日】 テレビの「ウルトラマン」シリーズの演出や映画「帝都物語」などで知られた映画監督の実相寺昭雄(じっそうじ・あきお)さんが29日深夜、死去した。69歳だった。通夜・葬儀の日取りは未定。 東京生まれ。59年、ラジオ東京(現TBS)に入社し、66年の「ウルトラマン」をはじめ、「ウルトラセブン」「怪奇大作戦」など特撮番組に数多く参加。奇抜な構図や照明を駆使する独自のスタイルで、不可解で不条理なムードあふれる映像を作り上げた。 69年に映画に進出。エロチシズムを大胆な手法で表現した「無常」「曼陀羅(まんだら)」、人気小説を原作とした「帝都物語」「姑獲鳥(うぶめ)の夏」などを監督。「魔笛」などオペラの演出も手がけた。 昨年は「ウルトラマンマックス」の演出に参加。半年ほど前、手術を受けたが、かつて手がけた特撮番組を自らリメークした映画「シルバー假面(かめん)」を完成させ、11月の試写会に姿を見せた。12月23日の公開を待つばかりだった。 東京芸術大名誉教授。著書に「ウルトラマン誕生」など。 【追記】同時期に、同じ作品に関わった繋がりか、因縁と言うべきか・・・。あの、印象的な、または怖く感じる音楽は時として印象に残ります。【訃報】「ウルトラマン」宮内國郎氏(作曲家) 宮内國郎氏(みやうち・くにお=作曲家)11月27日、大腸がんのため死去、74歳。自宅は東京都狛江市岩戸南1の5の2。葬儀・告別式は親族のみで行う。喪主は長男、俊郎(としろう)氏。 映画「ガス人間第1号」や、テレビ番組「ウルトラQ」「ウルトラマン」の音楽を手がけた。 こちらは文筆の方ですが、子供の頃に買ってもらった百科事典の、演劇の所の写真で、初めてその「夕鶴」の舞台と、木下さんの存在を知ったのでした。確か、国語の教科書の方にも、木下さんの「夕鶴」が載っていたような気がします。劇作家の木下順二さん死去 「夕鶴」「子午線の祀り」 【30日・朝日】 「夕鶴」「オットーと呼ばれる日本人」「子午線の祀(まつ)り」など、戦後を代表する戯曲を送り出した劇作家の木下順二(きのした・じゅんじ)さんが、10月30日に病気で死去したことが、29日に分かった。92歳だった。 民話劇の無垢(むく)な魂をうたい、戦争責任と人間のモラルを厳しく問い、天空から人の営みと運命を見つめる壮大な叙事詩劇に到達した、戦後新劇の良心だった。 1914年、東京・本郷の生まれ。少年時代から旧制高校までを熊本で過ごした。東京大学英文科卒。戦争中に「彦市ばなし」などの民話劇を書き始め、そのうちの一編「鶴女房」が戦後改稿されて「夕鶴」となった。 49年に女優の山本安英さん主演で「ぶどうの会」が初演したこの作品は、86年まで全国で1037回上演された。 民話劇と並行し、「風浪」(47年)、「山脈(やまなみ)」(49年)、「沖縄」(63年)など歴史の中の人間を描く現代劇も相次いで発表した。70年代も、東京裁判とBC級戦犯を描く「神と人とのあいだ」2部作(72年)、「平家物語」を踏まえた大作「子午線の祀り」(78年)を発表。また、シェークスピア劇の翻訳にも取り組んだ。 93年に山本さんが死去してからは、「夕鶴」の国内上演を断っていたが、97年に坂東玉三郎さんの主演で再演された。 今年は4月に、劇団民芸が「神と人とのあいだ」第1部「審判」を36年ぶりに再演している。 78、84年度の読売文学賞、85年度の朝日賞。民間の賞は受けたが、国の賞や勲章は固辞し、84年に芸術院会員に選ばれた時も、「一介の物書きでいたい」と辞退した。
2006年11月30日
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ロンドンの方で巨大マリオネットのイベント(2006.05.06)があったようですが、ネットで流れていて、スゴイです。 何と言っても巨大なだけあって、パーツのあらは見えますが、逆に精密に作れるのかしら、と思ってしまいます。何と言っても、まるで生きているよう。 みなさん、是非リンクを飛んで見てみてください。【リンク先・YouTube】The Sultan's Elephantから「The Little Girl Giant」The Sultan's Elephant
2006年11月20日
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このニュース、おめでたいことなのですが、写真が不気味だったので、笑ってしまいました。この映画も懐かしいですね。市川崑監督、かなり年を召されたようで、お元気で。「犬神家の一族」スケキヨ・ケーキで市川崑監督の91歳をお祝い 映画ニュース < 縁起の悪そうなスケキヨ・ケーキ 11月13日、東京・有楽町の国際フォーラムで「犬神家の一族」特別試写会が行われ、30年ぶりに自らの作品をリメイクした市川崑監督、金田一耕助役の石坂浩二らが舞台挨拶に立った。 舞台挨拶の終盤には、11月20日に91歳の誕生日を迎える市川監督の誕生日を祝うセレモニーも行われ、石坂から91本のバラの花束と石坂自身がデザインしたという“金田一セーター”などが贈られた。また、映画の人気キャラクター犬神佐清(スケキヨ)が登場し、劇中の有名な死体発見シーンを模した特製ケーキが贈られたが、お祝いの日に不釣合いな不気味なケーキの登場に、会場は笑いに包まれた。 最後に返礼の挨拶に立った市川監督は、「もう少し長生きして、もうちょっとちゃんとした映画を作りたいと思います。長嶋茂雄さんではありませんが、映画は永遠のものだと思います。どうぞ映画を愛して下さい」と、衰えない創作意欲と映画への思いを語り、観客から盛大な拍手を浴びた。「犬神家の一族」は12月16日公開。
2006年11月20日
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