今日も雨が降ったりやんだり

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割り箸飛行機１

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2002年07月08日

今日も朝から雨が降ったりやんだりしています。

強く降っているわけではないので、天気は回復に向かうのでしょう。

さて。
実は昨日、親類に急な不幸がありました。
夕方急な訃報に驚きながらも親類宅に向かいました。
布団に御遺体が寝かされ、祭壇には御香が焚かれて。
御焼香をし、お顔をこれが最後と拝見いたしました。
至極当然のことなのですが、目は閉じられ、息もしていない親類の顔を見ていると、にわかには信じられなかった死と言う物を実感しました。

今世間で話題になっている動物虐待など、生命を軽んじた行為のことです。
私が住む田舎町では、大家族もあり、親戚縁者や友人などそれぞれ縁のあるかたが大勢います。そのため、身内が亡くなったり、葬儀に参列したりと死と言う物が、わりと身近にあるのです。
ところが近年の核家族化や医療の発達による長寿社会、人間関係の希薄等の社会性により、死と言う物が遠い存在になっているのではないのでしょうか。
当たり前ですが、生あれば死ありです。
生は歓迎されますが、死と言う物を故意に遠ざけているのではないのでしょうか。
僕がまだ子供の頃はおじいちゃんおばあちゃんが一緒に暮らしている家庭と言う物はかなりありました。
昨日まで一緒にいた家族と死と言う別れを経験して育ちました。とても悲しい、経験ですが。
その経験を通じて生と死と言う物を自然と感じてきました。
これも一種の勉強ではなかったのだろうかと今思えます。
死と言う物がいかに悲しい物であるのかと言う。
うまく言えませんが、僕はそう言う意味では幸運であったのではないかと。

とりとめの無い話になってしまいました。

こんなことを書いている僕も釣りと言うある意味矛盾した趣味を持っております。
まったく人間と言うのは勝手な物なのだなぁと、今さらながら考えています。

本日の一枚
７月８日朝露