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2015年10月23日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

こんにちは!

苅田1整骨院の院長です。

最近はだいぶ涼しくなってきており、日によっては昼間でも寒く感じる日もでてきています。

夜になると長袖かもう一枚上着をきないと寒いくらいですので、風邪などをひかないように皆様お気をつけてください。

では、今日は肩関節脱臼の分類と治療法について書いていきます。

まず、肩関節脱臼は大きく4つに分類されます。

1・前方脱臼 2・後方脱臼 3・下方脱臼 4・上方脱臼

です。

そして、これらはさらに分類されて

前方脱臼の分類 ・烏口下脱臼
・鎖骨下脱臼
後方脱臼の分類 ・棘下脱臼
・肩峰下脱臼
下方脱臼の分類 ・腋窩脱臼
・関節窩下脱臼
上方脱臼の分類

・烏口突起上脱臼

肩関節脱臼だけでも7つに分類されるので覚えるのも大変ですね!

そして、これらの脱臼でもっとも起こりやすいのが烏口下脱臼です。

sport-shoulder_02.jpg

なぜ、前方の烏口下脱臼がなりやすいのかというと、

上方は骨・外方は三角筋・後方は回旋筋健腱板があるが、前方はかなり弱くて外力がかかるとぬけやすいのです。それ以外にも関節自体が構造上、抜けやすくなっているのもあります。その分動きは(可動域)はかなり広いです。

治療法(整復法・固定法・運動療法など)ですが、

肩関節前方脱臼の整復法は  コッヘル法(回転法)

                    ヒポクラテス法(コウカン法)

肩関節後方脱臼の整復法は デ・パルマ法(回転法)
肩関節下方脱臼の整復法は 垂直牽引法
肩関節脱臼のその他の整復法は ・クーパー法(コウカン法)
・シモン法(振り子法)
・ドナヒュー法(吊り下げ法)
・モーテ法(挙上法)
・スティムソン法(吊り下げ法)
・アビセンナ法(衝撃法)骨折合併時頸部骨折がある者、または、高齢者への適応
・フスコ法
・シンジンガー法(回転法)
・ゼロポジション法

と、たくさんの整復法がありますが、前方脱臼が多いので、コッヘル法や、ヒポクラテス法が多かったです。しかし最近ではゼロポジション法やスティムソン法をしているところが多いように思います。

 固定法ですが、基本脱臼後に再脱臼しないようにするためのものなので、

しっかりした固定でなおかつ、血管や神経を圧迫しないようにきをつけなければなりません。

万が一神経や血管を圧迫しすぎてしまうと重度の後遺症をのこしてしまう可能性があるので、十分に気を付けて頂きたいです。

固定肢位ですが、

前方脱臼では、肩関節軽度屈曲内旋位(左)で固定していましたが、最近では、外旋位で固定が主流になってきています。

それは、内旋位だと軟部組織損傷の回復が思っていたより遅く、外旋位のほうがより効果的に回復するためです。しかし、まだ内旋位で固定しているところは多いです。患者様が外旋位だと、普段の生活で支障をきたすことが多く、患者様の要望で内旋位で固定しているところもあります。しっかりした治療を行っていれば内旋位固定でも問題ないですが、軟部組織損傷がほどい場合はお勧めはできません。

14katadakkyu33.gif

       ・内旋位固定                            ・外旋位固定

固定期間ですが、基本は3週間固定となりますが、症状がひどい場合(軟部組織損傷)は4週間や5週間になる場合もあります。

また固定期間が短かったり、しっかりと固定できていなかった場合は、再脱臼する可能性が高く、

再脱臼を繰り返す反復性脱臼になりやすいので、気を付けて頂きたいです。

なので、脱臼後はしっかりと固定を行い、肩以外の部分の筋力が落ちないように腕などの運動療法を行い、しだいに肩も少しずつ運動療法を行っていきますが、脱臼した方向の運動に対しては約2か月は禁止したほうが良いです。早くに運動したいという方もおられますが、あまりに早くにすると再脱臼してしまうことがあります。

脱臼後の禁忌姿勢

14katadakkyu06.jpg

脱臼後2か月たったからといって、絶対に運動できるわけではなく、軟部組織損傷の程度や回復の程度により、前後するので、あせらずに治す事だけを考えてください。

もし、再脱臼を繰り返し、反復性脱臼となってしまったら、OPEをしないかぎり脱臼を繰り返すことになるので、つらい思いをするのは脱臼した本人です。

焦らずにしっかりと治療してきましょう。

万が一、脱臼してしまったら苅田1整骨院にお越しになるかお電話ください!

しっかりと治療いたします!

苅田1整骨院

大阪市住吉区苅田5丁目2-29 1F

TEX:06-6697-0417

追記

脱臼では反復性脱臼と習慣性脱臼とがあり、ごっちゃにしている方がいらっしゃるので、ここで書いておきます。

反復性脱臼とは

一度、外傷により脱臼をおこすと、つぎに軽い外力でも簡単に脱臼するようになることがあります。これを反復性脱臼といいます。

習慣性脱臼とは

外傷によるものではなく、先天的(生まれつき)に関節包(かんせつほう)や靱帯(じんたい)がゆるいためにくり返される脱臼のことです。

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最終更新日  2015年10月23日 15時09分02秒
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