運動オンチの原因


右組みの場合、右手は釣り手とゆって襟(えり)を持ち、左手は引き手とゆって袖(そで)を持つのである
左組みの場合は、もちろんこの逆になる
軽はずみがちびっこたちを見るかぎり圧倒的に右組みが多いのだが、
おそらく柔道をはじめるときに右組みでおしえられるせいではないかと思う
ところが、「柔道 技の大百科 背負い投げ」のところで、一流選手を調べてみたところ
23人中11人が右組み、12人が左組みなのである
左組みに転向するひとは、右組みで柔道をはじめ、ある程度上達してから左技を稽古するようになって
1 ほんまは左組みのほうが技がかけやすい♪
2 右回転のほうが自分に合っていることに気がつく♪
3 左組みにかえる
ためではないかと軽はずみ初段は思うのである

軽はずみ初段は右組みなのだが、それにはちゃんと理由があるのだ
その理由とゆうのは、「ひねり」とゆう動作にある
ここでゆう「ひねり」とは頭からつま先を結んだ線(長体軸)を中心に横に回転する動作である
体操競技の床運動で側転とゆう技は誰でもやったことがあると思うが
側転をするときにどちらの手を先に床へつくだろうか?
軽はずみ初段は左手が先である
真正面から側転に入る場合、まず左手をつき、左手中心で左まわりに1/4ひねり、右手をつくことになる
ロンダートとゆう技では、さらに右手中心で左まわりに1/4ひねることになる
軸中心(軸手)が左⇒右と変化するが回転方向は常に左にまわるのである

野球の投球動作でゆえば、右投げの場合、
1 右足中心にして、左足をあげる
2 左足を前に踏み込みながら、体は前方へ移動し
3 体は左方向へまわっていく
4 左足中心に、さらに体は左方向へまわり、右足が前にふみだされる
軸中心(軸足)が左⇒右と変化するが、回転方向はやはり常に左にまわるのである

背負い投げでゆえば、右組の場合、
1 右足を踏込み、右足中心にして左方向へまわりながら左足をひきつけ、背負い投げ
2 左足を引いて、左足中心にして左方向へまわりながら右足をひきつけ、背負い投げ
軸中心(軸足)は異なるが、どちらも回転方向は左にまわるのである
一本背負いであれば、引き手(左手)はそのままで、左方向へ回転しながら技を作るのであるが
左一本背負いの場合は釣り手(右手)はそのままで、右方向(反対方向)へ回転しながら技をつくるのである
ここに左技のむずかしさがあるとゆってもいい

理解してもらえただろうか
軽はずみの場合、ひねりをともなう運動は基本的にはすべて左まわりへ回転しているのである
だから右組みなのである!
「ひねり」とゆう動作の場合、左右非対称の運動になるため得意不得意の差がでてくる
右向け右あるいは左向け左などの単純な動作であれば、両方向ともにできるのであるが、
少し運動が複雑になると必ず運動能力に差がでてくるのである
体操競技で側転を教える場合には、好きな方向でやりなさい・・と教えるが
柔道では右組み、野球では右投げでおしえることが圧倒的に多いと思う
もし、右方向の回転が得意なのに、左方向の回転でおしえてしまえば
不器用になるのはあたりまえとゆっていい
体操競技やフィギュアスケートのひねりの技術だけでゆえば
腕を組んだとき右手が上にくる人は左回転になるはずである
なぜそうなるのかは、ひねりの動作を作りだす予備動作に主要因があるとだけゆっておく

このように運動の回転方向が統一されていないと、運動の苦手な子になってしまうのである(と思う)
きょうは体育方法学的にまじめに書いてみた


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