大腿筋群のトレーニング


まして、楽して・・などと考えるようでは話にならん!
筋肉に楽させては筋トレにならんのだ!
トレーニング理論に基づき、効率的かつ科学的なトレーニグをすることが、すっげえ大事である!

トレーニングとしては、運動エネルギー獲得機構による分類として、
 アネロビックトレーニング(無酸素性運動)
 エアロビックトレーニング(有酸素性運動)

のように分類することができるのであるが、
筋長の変化による分類として、
 アイソトニックトレーニング (等張性トレーニング)
 アイソメトリックトレーニング(等尺性トレーニング)

のようにも分類することができるのである

運動エネルギー獲得機構による分類は、生理学的な分類、
筋長の変化による分類は、解剖学的な分類とゆってもいい
いずれにしても、目的に合ったトレーニングをしなければいかんのである
とゆうわけで、解剖学的見地から大腿筋群を例にあげて、トレーニングについて考えてみようじゃないかvv

大腿筋群は伸筋、屈筋、内転筋の3筋群に分類することができるのだが、
今回はとくに大腿伸筋群について解説することにしようvv

大腿伸筋群のトレーニングとして、比較的良く知られている「スクワット」がある
スクワットの場合、大腿伸筋群および大殿筋が主動筋になるのであるが、
大腿伸筋群は、大腿の前面にある筋群で、
 1 縫工筋
 2 大腿四頭筋(大腿直筋、外側広筋、内側広筋、中間広筋)
の筋からなり、作用としては下腿の伸展(膝を伸ばす)なのである

縫工筋は上前腸骨棘から起って、大腿の前面を斜め内下方に走り、頚骨上部の内側につく
大腿直筋は下前腸骨棘から、外側広筋、内側広筋は、それぞれ大腿骨粗線の外側唇と内側唇から、
中間広筋は、大腿骨体の前面から起って四頭がいっしょになり、強い腱となって頚骨上端の前面につく

 人体解剖学 藤田恒太郎著 p146より引用

すなわち、大腿伸筋群は主として膝を伸ばすように働くのである

大殿筋とゆうのは、ご存知のとおり、おしりのでかい筋肉である

大殿筋は、主として大腿を伸ばし、大腿が固定している場合は骨盤を後方に引いて体を直立の姿勢に保つ

 人体解剖学 藤田恒太郎著 p146より引用

ここで重要なのは、スクワットにおける負荷の方向である
大腿伸筋群、大殿筋ともに体を伸展させる方向に力を発生するのである!

ここで「階段のぼり」について考えてみよう
階段をのぼる動作とゆうのは、片足づつではあるが、
 ももを挙げる⇒膝を伸ばす
の繰り返しなのである

ときどきテレビなどでは、階段のぼりが出来ない人は「ももあげ足踏み」からやりましょう・・
などと、ゆっていることがある
よく考えてもらいたい
階段のぼりは、膝を曲げる運動と膝を伸ばす運動が交互に繰り返されるのである
2つの正反対の運動が組み合わされているとゆってもいい
大腿を持ち上げる主動筋は内骨盤筋なのであって、大腿筋群が主動筋ではないのである!
ももあげ足踏みだけでは、片手落ちなのである


内骨盤筋

下肢体とその付近から起って大腿骨につく筋群で、大腿の運動をつかさどる
これをさらに、内骨盤筋と外骨盤筋とを分ける

 腰筋  腰椎から起ってその外側を下り、鼡径靭帯の下をくぐって大腿上部の内側に出て、大腿骨の小転子につく
     大腰筋と小腰筋とに分けられる

 腸骨筋 腸骨窩から起り、腰筋と合して鼡径靭帯の下を通り、小転子につく

 腰筋、腸骨筋を併せて腸腰筋という
 作用としては、大腿を前に挙げ、大腿が固定しているときは腰椎と骨盤を前方に屈する

 人体解剖学 藤田恒太郎著 p144、145より引用

すなわち大腿部付け根の前面中央にある筋肉で、体を屈する方向に力を発生するのである!


「スクワット」と「ももあげ足踏み」は運動負荷の方向が反対なのだ!
全く別メカニズムなのである!

どっちでもいい、なんていうことはないのだ!
「ももあげ足踏み」では「スクワット」の代わりにはならん!
大腿筋群のトレーニングが目的ならば、「ももあげ足踏み」では話にならんとゆってもいい
さらにゆえば、「スクワット」と「ももあげ」では、運動に関与する筋は「スクワット」のほうがはるかに多いのである

素人考えの的外れな運動をやっても、だめなのである
運動のメカニズムを理解せずに、あれがいい、これがいい・・なんてのは 素人の戯言 なのである
そんなことでは、100年かかっても、目的に到達できんとゆっていい!


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