かすみのスピリチュアル・ジャーニー

かすみのスピリチュアル・ジャーニー

16.スピリチュアリティーとつながる(3)




つながりの回復


16.スピリチュアリティーとつがなる(3)


 仏教に関しては、瀬戸内寂聴さんの法話のCDを聞いてから、
より身近に感じるようになった。

 お笑いテレビを見ているより、このCDを聞いているほうが、
笑う回数が多かったように思う。

 人は、泣いているときと、笑っているときに、
自分の魂とつながるという。

 笑いながら、悩むということはできない。

 私が好きなのは、「人はみんな仏様なのだ」という考え方だ。

 お金を落としたときに、はいどうぞと拾ってくれた人、それは、
人間の姿をした仏さまなのだ。

 もちろん自分の中にも仏性がある、と。

 だから、自分の中にある仏性を掘り出していけばいいのだ、と。


 私は、しだいに、緑の多い静かなお寺を訪れるようになった。

 今は、行ける時に、少しずつ西国三十三カ所の巡礼の旅をしている。

 お参りに行くことのできる、体の健康があり、時間やお金の余裕が
あること、そして家族の存在に感謝して、手を合わせている。

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