かすみのスピリチュアル・ジャーニー

かすみのスピリチュアル・ジャーニー

29.力をくれる言葉とつながる(5)



つながりを取り戻す


29.力をくれる言葉とつながる(5)


 画家の西島任優美さんという人がいる。

 ほっとあったまるような暖かい絵と、言葉をつけた作品を描かれている。

 彼女のある作品につけられた言葉に、「なあんも心配せんでええんよ」と
いう言葉がある。

 私はいつも心配ばかりしている。

 今、仕事していないけど、仕事に復帰しなければ、
もう仕事ができなくなってしまうのではないか。

 自分の好きなものを買わずに、もっと節約しないといけないのだろうか、
などなど。

 仕事を辞めても、悩みの種は尽きない。

 しかし、そのたびにこの言葉を思い出すのである。

 「心配しなくても、私の人生にとって必要なことは起こり、
そうでないことは起こらない。何も心配しなくても、
自分の人生に最適なことが起こっていくのだ」と。


 また、時々、自分が怠けているんじゃないか。

 人より楽をしているんじゃないかと思うときがある。

 そんな時読み返すのが、「ゆっくりがいっぱい」(偕成社)という絵本で
ある。

 ナマケモノという動物の話である。

 ナマケモノ君は、いつも木にぶら下がっていて食べたり寝たりする以外
何にもしないので、ほかの動物から、「何でそんなにゆっくりなの?」
とか「何でそんなにおっとりなの?」と聞かれる。

 ナマケモノ君は答えない。

 しかし、最後に、「何で怠けてるの?」と聞かれると、
ようやくナマケモノ君は答える。

 「くつろいで静かに安らかに過ごすのがすきなんだ。
でも怠けてるんじゃないんだよ」

 「これが僕のやり方さ、ゆっくりのんびりおっとりがすきなのさ」
と答えるのである。

 ただ、それだけなのだが、優しくて平和が好きな、ナマケモノ君の
生き方、いいなあと思うのである。

 静かに暖かく、自分のあり方を肯定してくれるような気がしている。



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: