手「詩」


   手。

 いたいのいたいのどっかいけ~

  お母さんが私が転んだときそう言ってくれた

 不思議と 私の顔には笑顔が戻る

  ちゃんと謝りなさい。

 お父さんが私を叱る

  不思議と 私の心に罪悪感が宿る

 よくできたね~!

 お姉ちゃんが私の頭を撫でる。

   不思議と 私の心は喜びで満ち、溢れる

  そうそう、そうやるんだよ。

 お兄ちゃんが私の肩を褒めながら叩いてくれる

  不思議と 私の心に達成感が…

 お父さん、肩叩いてあげる!

 トントントン 不思議と私の心に優越感が。

  でも…ときに「手」は冷たく、冷たくなる

 喧嘩のとき 手は冷たい

    手は 暖かいだけじゃない

  冷たくもなる

        私が好きな手の使い方は…

  好きな人とずっと繋がっているのがいいよね…

 好きな人と 手を繋ぎたいよね… 一緒に 繋がっていたいよね…

    ずっとずっと…一緒にいたいんだよ…


  手の使い方 わかったかな…

    手は…嬉しくなる時もあるけど

 悲しくもなるから   おぼえておいてね…

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