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最近どんな本を読んだかな?そう思いながらちらっと並べてみました。これ以外には松岡圭祐「「ミッキーマウスの憂鬱」佐藤多佳子「サマータイム」あとは貫井徳郎「プリズム」今野敏「ビート」高嶋哲夫「イントゥルーダー」池井戸潤「金融探偵」などなど読書の秋を堪能したいと思います。
2009年09月25日
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初めて出会った作家「貫井徳郎」。最初に読んだのは、デビュー作「慟哭」これを読んだとき、恥ずかしながら一瞬わけがわからず、「まさかそんな」としっかり裏切られました。最後まで一気に読めてしまう作品です。 しかし、問題はその後に出会ったこちらです。 これが、「アングル」を巧みに利用した作品です。ひとつの事件を様々な角度から眺めることで、ストーリーに深みを与えています。”プリズム”というくらいだから、最後はひとつに結びつくのかと思っていると、見事に裏切られます^^;この感じは東野圭吾の「どちらかが彼女を殺した」以来だなぁ。それでも面白い本には変わりありません。読んでみてはいかが。
2009年09月15日
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”佐藤多佳子”さんと聞いてすぐに分かる方は通ですね。「一瞬の風になれ」と聞いて分かる方は多いかもしれませんが、彼女のデビュー作です。 主人公は小学生の男の子。それに加えて、少年の姉ともう一人の少年、3人の様子を描いた物語です。それぞれのアングルから書かれた物語を読んでいると、少しずつパズルのピースがはまっていくようで心地よいものです。 この”アングル”を巧みに取り入れた本があったなぁ。次にまた紹介します。
2009年09月14日
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「ははきぎ ほうせい」と読みます。最近お気に入りだった「海堂尊」氏と同じく、現職の医師でありながら執筆活動を続けるという方です。そんな時間がどこにあるのだろう・・・といつも思ってしまいます。「蹄」が前編、「瞳」が後編。どちらも独立した物語ですが、順番に読むことをお薦めします。日本人医師が黒人差別に対して立ち上がり、様々な危険をかいくぐって活躍するこの物語。サスペンスとして面白いだけでなく、「人種差別」の現実についても考えさせられる一冊です。 どちらも長編の物語ですが、あっという間に読めてしまいます。詳しくはこちら
2009年09月09日
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先日”TUTAYA”で「和製スタンドバイミー」という言葉に惹かれて買ってしまいた。 小学6年の夏、ぼくと山下、河辺の3人は、人が死ぬ瞬間を見てみたいという好奇心から、町外れに住むおじいさんを見張ることにする。一方、観察さ れていると気づいたおじいさんは、憤慨しつつもやがて少年たちの来訪を楽しみに待つようになる。ぎこちなく触れあいながら、少年達の悩みとおじいさんの寂 しさは解けあい、忘れられないひと夏の友情が生まれる。 少年たちがおじいさんから学ぶのは、家の手入れの仕方や包丁の使い方、草 花の名前、そして戦争の悲惨さである。物語の終盤、父親に将来の夢を聞かれ、小説家になりたいと答えるぼくは「忘れられないことを書きとめて、ほかの人に もわけてあげたらいい」と語る。少しだけ大人になった少年たちを、目を細めて見つめるおじいさんの姿が目に浮かんでくるようで、思わず目頭が熱くなる場面 だ。本書は、他人への思いやりと、世代の異なる者同士が語り合い、記憶を語り継ぐことの大切さを説いているのである。(西山はな) 自分が子どもの時、友だちと知らないところへ行ったり、ちょっと遠くへ行ったりすると、ものすごいドキドキ感があったように思います。知らないことがたくさんあって、好奇心の塊のような・・・。そんな懐かしい気持ちがよみがえってくるような本です。長さも短いので一日で読めてしまいます。映画化されているようなので探してみようかな。さて、次は先日借りてきた「アフリカ」シリーズを読むかな。
2009年08月26日
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「宮部みゆきさんの絶賛する本」という帯が目に付くこの本。高野さんという方も初めてだったのですが、一日であっという間に読んでしまいました。江戸川乱歩賞受賞作というのもうなずけます。最後の最後までドキドキしながら一気に読めます。引き込まれる本ですね。
2009年08月21日
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最近読んだ本を改めて整理してみると北森鴻 「凶笑面-蓮丈那智フィールドファイル1-」 「触身仏-蓮丈那智フィールドファイル2-」 「写楽・考-蓮丈那智フィールドファイル3-」 「緋友禅-旗師 冬狐堂-」伊野上裕神 「震えるメスー医師会の闇ー」佐藤多佳子「一瞬の風になれ 1」 「一瞬の風になれ 2」 「一瞬の風になれ 3」北尾トロ 「裁判長!ここは懲役4年でどうですか」角田光代 「さがしもの」 海堂寺尊 「螺鈿迷宮-上-」 「螺鈿迷宮-下-」とりあえず記憶にあるだけ載せてみました。この中でお薦めはもちろん佐藤多佳子さんの「一瞬の風になれ」ですが、意外に面白かったのが「震えるメス-医師会の闇-」です。 最近ドラマで「救命救急24時」という番組をやっていますが、同様に医療の裏側を垣間見ることができます。あまりにリアルで、「まさか実話では」なんて思ったりもします。そうそう、ドラマではもう一つ「官僚たちの夏」も毎回楽しみに見ています。今では国家公務員に対するバッシングや「天下り官僚」のことばかりが話題になりますが、当時の官僚というのは格好いいなぁと思ってしまいます。もちろん”ドラマ”という分をさし引いてですが。どちらも、「何かに向かって命がけで仕事をする」というスタンスが素敵な生き方だと思います。
2009年08月17日
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夕飯を終えて、レンタルしたDVDを返しにTUTAYAへ。ご飯を無事に食べ終わったチビ二人を連れて出発です。本屋さんに行くと、アンパンマンやらシンケンジャーやら誘惑が多くて困りますが、本を見て反応がたくさんあるのも嬉しいものです。子どもの時に自分もこうやって連れて行ってもらったのかな?記憶はありませんが・・・。そんな中で見つけてしまいました。一瞬の風になれ自分自身は陸上なんかやったこともないのですが、仕事柄陸上競技場に行くことも多く、以前は年に5・6回は平塚の陸上競技場に通っていたものです。総合公園が懐かしい。そんなこんなで「陸上関係で面白いから読んでみたら?」とお薦めされたこの作品。しかし文庫本ではなかったので、なかなか読めなかったけれどついに文庫化です。読んだ後にまた感想を載せたいと思います。
2009年07月30日
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先日”今読んでいるですよ”と言って差し出されたのがこの本。”死”をテーマにした作品というのはそう多くはないと思うのですが、これはいいですね。死ぬことをタブーとせず、あたりまえのこととしてとらえながら、ストーリーが展開されていて、しみじみと訴えるものがありました。”職業に貴賎なし”と片方で言いながら、それでも後ろ指を指されて生きていく人がいる、難しい問題だと思いながら一気に読んでしまいました。DVDもあるようなので、また見てみたいと思います。 おくりびと オリジナル・サウンドトラック
2009年05月09日
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初めて手にした海堂尊さんの本です。映画化、さらにドラマ化されたほどの作品なので、もうすでに手にされた方も多いかと思いますが、今頃になった読み始めました。理由は単純で、先日の”向日葵の咲かない夏”を読んでから、”このミス”受賞作の他のを読んでみようかなぁと思ったからです。チームバチスタの栄光 医療関係の小説というのは初めてですが、人間の心の中を読み解きながら展開していくストーリーがいいですね。週末に一気に読んでしまいそうです。
2009年04月23日
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新年度がスタートしましたね。学校ではひとつ学年が上がったり、学校が変わったり、また仕事上では、部署や職場が変わったりするなど、環境が大きく変わった方も多いことでしょう。さて、環境が変わると「心機一転頑張ろう」と思うのですが、一ケ月もするとまた元の通りで・・・なんてことはありませんか。そんなときに大事なのが自分自身を高めるということ、よくスキルアップなんて言われますが、毎日自分のステージを一つずつ上げていくことができれば、毎日がしあわせになるはずです。”自己啓発”と聞いてアレルギーを感じる方も多いでしょうが、まずこんなのから読んでみてはいかかでしょうが。うなずきながら、あっという間に読んでしまいますよ。
2009年04月09日
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最近読んでいた本です。著者は言わずと知れたあの小出監督です。先日の東京マラソンでも大活躍だったアルゼグループ。さらにあの高橋尚子選手を育てたのも小出監督です。なぜこの監督の下で育つと、すぐれた選手が育ち、結果を出すことができるのか・・・。そのヒントが隠されています。 ただ一言でいうと”ほめて伸ばす”なのでしょうね。自分自身も一指導者として、勉強していきたいと思います。こちらもごらんください。また、25日(日)には、阿蘇の再春館パークに高橋尚子選手や、箱根駅伝で有名となった”山の神”今井正人選手が来られるそうです。現在どの種目に参加しようか検討中です。詳しくはこちら。
2009年04月08日
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向日葵の咲かない夏新聞広告で大々的に宣伝されていたので、思わず購入してしまいました。実はまだ途中までしか読んでいませんが、予想を裏切る展開でページを繰る手が止まりません。情景描写も多く、読みやすいのではないでしょうか。設定も面白いです。通勤の合間いかがですか。
2009年04月06日
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先日、NHKのプロフェッショナルで日本代表の中澤佑二選手が取り上げられていました。サカーに対する彼の熱さは有名ですが、その理由が分かるような気がしました。誰よりもサッカーが好きで、誰よりも日本代表を愛す。だからこそのキャプテンマークなのでしょう。2008年にサッカーを教えることになり、審判資格も取得。それまでは遊びしか経験がなかったのが、少しずつサッカーの面白さに触れることで、興味も深まってきました。そんな中で最近読んだのがこの本です。指導者とはどうあるべきか、難しいですね。人を育てるのも花を育てるのも同じだなぁ、そう思う今日この頃です。
2009年03月31日
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