オーガニック栽培について
オーガニック栽培について
オーガニックと言うと何か特別なこだわりを持ってやっている様に
思われる方もいらっしゃると思いますが、特別な事はありません。
自然流が流行りとか科学的な物質を神経質に嫌っているとかではなく
長く植物を育て様子を見ていると〈人間と同じだなぁー〉と
つくづく思うからです
それは植物にも本来の生命力があり、子孫を残そうとする力があり
自然治癒力が備わっていると言うことです
育てる私は母親と同じ、じっと成長を見守り、植物が元気に健康で
自由に伸び伸びと花を咲かせられる環境を手助けしてあげる事が大切だと
思うのです。過保護も放任主義も良くありませんね、なるべく自分の力で
美しい花を咲かせるよう良く見てあげて必要な事だけ手助けしてあげる
そのために根の発育と活性化、土中の悪玉菌を減らし善玉菌を増やすために
キトサンを潅水することにしています
またいくら自分の力と言っても外から飛んでくる害虫や土の中で生まれる
害虫には耐えられません、その予防と駆除にはニームオイルを噴霧します
天然成分なので植物にも人にも安全で効果があるからです
何より薬剤噴霧の時のような防具が要らず楽なこともあります
他にもナメクジや大型の害虫は必要に応じてトウガラシエキスなどを
使います。 害虫を殺すのではなく寄せ付けなくするだけなので完全に
いなくなる訳ではありません、木酢液も使いますがこれは土中の殺菌と
根の保護のためです、葉面散布は今まであまり効果が無かったように
思います、特に蕾の付いたバラには散布しないことにしています
あの焦げ臭い臭いがバラの香りを台無しにしてしまう様に思うからです
（臭いが付いて消えない訳ではありませんが）
試行錯誤を繰り返しながらの庭造りですが、花たちが自然のままに
伸びやかに咲いてくれると、向き合っている私も
心から自然体になれるような気がします
〈キトサンでのバラの育て方〉 清水園芸店
http://www2.sanmedia.or.jp/herb/garden/barasenka/siyouhou.html
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