瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内シーカヤック日記

November 30, 2004
XML
カテゴリ: カヤック
11月18日(木)
 前日のミーティングで小豆島までの日程を検討した結果、この日の目標は蒲刈島に設定されている。
 起床して準備をしていると、弱い雨が降りはじめた。天気予報では風は強くなく、波も0.5mと穏やかな瀬戸内との予報。予定より少し遅れて7時頃漕ぎ出す。最初は順調だったが、片島付近から向い風が出てきた。ちょうど転流に近いグッドなタイミングで情島と諸島との間の狭い海峡を越え、津和地島の南端に到着。ここでは、津和地島と怒和島との間を抜けようということになったが、ここには川が流れていた!しかも逆流である。
 フェリーグライドで漕ぎぬけようと、不意に現れる不気味なボイルともしばし格闘したが、ついに諦めて津和地島の西側を北上することに変更。小潮の転流でこれだから、大潮だったらどんな状況になるのだろう。想像するだけで恐ろしい。
 ここからは北風で逆風だ。これまでの疲れのせいか体が重い。漕いでも漕いでも遅れていく。
 今日は距離を稼ぐ為に上陸しての休憩はしないという事になっていたのだが、私の遅れを見かねたリーダーの判断で、浜に上陸して休憩することになってしまった。その上、時間が長くなるのを承知で焚火まで準備していただいた。
 ペースを乱して申し訳無いという思い、心遣い気遣いに対する感謝、自分の体力の無さに対する情けなさなどなど、様々な想いが頭の中を交錯する。
 隠し持っていたリポビタンを飲み、気合を入れなおして再び漕ぎ出す。倉橋島までの海峡横断で、最初はなんとか先頭集団で頑張っていたが、海越の狭い水路を越えるとまたまた逆風と高波が待ち構えていた。
 再び最後尾。悔しさのため、漕ぎながら声が出てしまう。時間も遅くなり、目的地の蒲刈には行けそうもないということで、昨年も避難したという唐船浜のキャンプ場に上陸することに決定。

 上陸前の時点で自分の体力と気力の限界を感じ、明日、前回合流したポイントである蒲刈で離隊することを決め、メンバーに伝えた。夜のミーティングも辛く、複雑な思いでなかなか寝つけなかった。
ダンパーの中を上陸
2004瀬戸内横断隊_サーフの中を上陸





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  November 30, 2004 07:28:17 PM
コメント(0) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Profile

カヤッカー

カヤッカー

Calendar

Archives

August , 2026
July , 2026
June , 2026
May , 2026
April , 2026
March , 2026
February , 2026
January , 2026
December , 2025
November , 2025

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: