瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内シーカヤック日記

January 21, 2007
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カテゴリ: カヤック
広島の冬の味覚といえば『牡蠣(カキ)』 この週末は、お気に入りの生野島に渡り、焚き火を眺めながら酒を飲みつつ、牡蠣をたっぷりと喰らうことにした。

***

昨年末から、週末は天気に恵まれる事が多く、瀬戸内に住むシーカヤッカーにとっては、ツーリング三昧の週末が続いている。

天気予報はこの週末も良い感じ。 今日は、年に何度も通う、”山頭火”も滞在した事が有ると言うしまなみの楽園の一つ、『生野島』へと向う。
テーマは、牡蠣三昧のキャンプツーリング!だ。

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土曜日の朝、いつもの浜に向う途中で、海沿いに立ち並ぶ牡蠣を売るの店の一つに立ち寄り、『殻付き』5個と、『むき身(大粒)500g』を購入。

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出艇の準備をしていると、いつも散歩している、80歳を過ぎたおじいさんが向こうから歩いて来た。

『こんにちは。 今日も散歩ですか!』 『おお、そうそう。 毎日歩かんと、足が弱るから』


『今日は大潮じゃなあ』 『もうすぐ引き始めるんで、その潮に乗って行こうと思っています』 『うん、ここらは引きだとあっちに流れるからのお。 昔、船で魚釣りに出よった頃は、潮の流れと風の事ばかり考えとった』

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『じゃあ、気を付けての』 『行ってきます!』

穏やかな海。 いつものルートで生野島へ。 約1時間のパドリング。 

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***

昼前。 通い慣れた浜に到着した。 いつものようにカヤックを揚げ、荷物を運び、テントを張って、着替える。

今日は、島の散策もせず、これから夜まで『牡蠣三昧だあ!!!』

***

まずは、昼ご飯の準備。
小さなザルに牡蠣のむき身を入れ、塩を掛けて振り洗い。 昼ご飯の分だけ取り分けて、残りはジップロックに入れてクーラーバッグに収める。

タマネギのスベスベした皮を剥き、小さなまな板の上に載せて、ビクトリノックスで半分に切り、さらに半分にしてから、薄切りに。

適度に火が通ったところで、溶き卵をまわし入れ、半熟状態になったら、青味に乾燥わけぎをパラリと振りかける。

暖めておいたご飯の上にかけると、牡蠣玉丼のできあがりだあ。 完成!

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おー、こりゃあ旨そうじゃのう。
ビールをプシュッ(え、発泡酒だって?) まあいいや、いただきまーす。

おお、これは美味いウマい。 とろりとした半熟卵と、サクサクの甘いタマネギ、そしてプリプリの牡蠣。 うーん、こりゃあええなあ。



昼ご飯が済むと、一休み。
ベンチにフリースのブランケットを敷き、小さなマットを枕にゴロリと横になり、本を開く。

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今日は、先週の尾道ドライブで購入した古本、『江戸繁盛記』
美しいしまなみの景色の中、冬の柔らかい日差しで暖められながら本を読んでいると、次第に眠気が襲ってくる。 甘い誘惑に耐えきれず、しばし目を閉じてお昼寝することにした。

***

冬の日差しを浴びながら、ウトウトと30分弱の気持ち良いお昼寝を楽しんだ。 やはり、なんだかんだ言っても、いろいろと疲れてるんだよなあ。

目が覚めると、小さなスキレットと調味料セットを取り出す。 今度は、牡蠣を焼きながら安物ワインを飲もうと言う魂胆だ。

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うっすらと煙があがり始めたスキレットに、オリーブオイルをタラリ。 牡蠣を二粒載せる。
ジュワー! ジュジュジュジュー! いい音だ。

適度に火が通ったところで、コッフェルに入れた『大長レモン』とポン酢を混ぜたものに、そっと浸け、口に放り込む。 ジュル、ジワジワー。 おお、最高!

次の二粒は、『蒲刈の藻塩』を付けて頬張る。 うん、これもたまらん。

レモン味のカキ、ワイン、ポン酢でパクリ、藻塩でつるり、そしてワイン。 藻塩でペロリ、レモンでほっくり、藻塩であっさり、そしてどうしてもワイン。。。

ごちそうさまでした。 いやあ、こんなに牡蠣を食ったのは久し振りだ!

***

夕方、日が山陰に入ると、焚き火に火を入れる。
ここから、待ちに待った『殻付き』の出番である。
袋を開けて殻付き牡蠣の数を数えると、8個入っていた。 ??? たしか頼んだのは5個。 払ったお金も、むき身の分と、殻付き5個分だ。
うーん、あのおばさんがサービスしてくれたんだ! ありがとうございます。

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殻付き牡蠣を焚き火台の上に載せ、殻が開くのを待つ。
待っていると、ジューッと汁が滲み出して来て、しばらくすると、パカッと殻が開く。 すると、ホンワカホンワカと湯気が立ち昇る。 待ってました!

つやつや、プリプリの牡蠣。 パクリ。 ひとくち噛むと、中から牡蠣のエキスがジュワー!
口いっぱいに、瀬戸内海が広がった。 ああ、これは海のエキスなんだ。

***

焼き牡蠣を食べつつ、鍋の準備に取り掛かる。
ちいさなコッフェルに出汁を入れ、白菜、タマネギ、長ネギ、そして牡蠣のむき身を加えて焚き火に掛ける。

沸騰して来たら、味噌を加えて味を整えて完成。

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焼き牡蠣、牡蠣鍋、ビール、ワイン。 うーん、まさに牡蠣三昧の一日。

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↑ この写真は、前回生野島に行った時の焚き火

食後は、焚き火を眺めながら、独り静かにワインを飲む。 星がきれいだ。
眠くなって来たので、火を消し、テントに入ってシュラフにもぐり込む。

牡蠣三昧のキャンプツーリング。 見直したぞ、広島の牡蠣!
本当にごちそうさまでした。 おやすみなさい。





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Last updated  January 21, 2007 10:37:40 PM
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