瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内シーカヤック日記

January 22, 2007
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カテゴリ: カヤック
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うーん、グッスリと良く眠れたなあ。

***

気温は約8℃。 曇っているので、それほど冷え込まなかったようだ。
それでも、残った木の枝や板を焚き火台に放り込み、火を入れる。

1月21日付けの朝日新聞『be on Sunday』の『日曜ナントカ学』に、こんな記述があった。
『焚き火好きは結構多い。俳優の渡哲也さん、旅と酒の歌人 若山牧水、ドイツの作家へルマンヘッセも焚き火を愛したと言う。 脳科学者の茂木健一郎さん(ソニーコンピュータサイエンス研究所)は「敵から逃れ、暖をとり調理をして火を囲むことは、先祖にとって長い間大事な時間だった。たき火には眠っている情動や記憶の回路を引き出す働きがあるのではないか」という』

***

朝食は、昨日の味噌仕立てのカキ鍋の残りを利用したうどん。 夜のうちに刻んでおいた白菜やタマネギ、長ネギを加え、沸騰して来たらうどんを加えてできあがり。


そして、味噌も一味も、体を芯から温めてくれる。

***

食後は焚き火の火を落とし、東屋の下に移動して、海を眺めながらのコーヒータイム。

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↑ これは前回訪れた時の東屋からの『お気に入りの景色』

この瀬戸内らしい景色を眺めながら、ふと、なんでこんなに生野島に通ってしまうのだろうと考えてみた。

家から車で下道を一時間、そこから漕いで1時間と、ほんの2、3時間もあれば行く事ができる適度な距離。 有人島なのだが、いつもお世話になっている浜は小さな集落から離れており、まるで無人島のような静けさを味わう事ができること。 そしてなにより美しい、瀬戸内らしい景色、などなど、思いつくままに挙げてみる。

だが、本当にそうなのだろうか?
景色だって、私だけが惚れ込んでいるのかもしれないし、車とカヤックで計2時間なんて、瀬戸内に住むカヤッカーにしてみれば、そんなに近くもないよと思う人も多いだろう(私自身、家から車で30分も走れば、良い出艇場所が沢山あるし、先日行った情島なんて、カヤックで浜から30分ほどの近さだ)。

もしかしたら、生野島に初めて出会った時の思い出が影響しているのかもしれないなあ。

***

せっかく瀬戸内に住んでいるのだから、一度は端から端まで漕いでみたいと思い、フェザークラフトのK-1を買って、地元の小さな浜から始めた、尺取り虫方式での『瀬戸内横断の旅(兵庫県家島~山口県下関市まで)』 もう何年前になるのだろうか?



そして夕方、ようやくたどり着いたのがこの浜だった。 静かできれいな浜だったことを良く覚えている。 初めての海域、独りでのキャンプで不安を感じていた私を、やさしく迎えてくれたのがこの浜であった。
この生野島への思い入れは、その時の印象が、深く影響しているかもしれないなあ、と思う。

その翌日は、生野島を早朝出発し、因島を越えて鞆の浦の手前まで、そして3日目は、笠岡まで漕いだのが、瀬戸内横断のスタートだったのだ。 懐かしい。

***

荷物を片付け、シーカヤックにパッキング。 今日は、海も穏やかなので、いつもと違うルートで帰ってみよう!



この辺りは、潮の流れが速くて複雑だ。 廻りでは、ザワザワと潮目ができており、時折波がデッキを叩く。
スナメリクジラの回遊面を越え、阿波島の南端へ。

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ここからは、少し遠回りになるが、久し振りに阿波島の東岸をチェックしながら帰ることに。
少し風が出て来て、向かい風の中を漕ぎ昇る。 阿波島の北岸あたりからは、潮止まりの時間が近いはずなのだが、まだまだ流れていて、逆潮の中を約半時間ほど筋トレ状態のパドリング。
これがなかなか進まない!

うーん、この辺りの潮流はやはり厳しい。 今回は、あまり長距離を漕がない冬にしては、なかなか良い運動になったなあ。

***

帰りには、家族みんながお気に入りの『がんす饅頭』を購入。 ここのクリーム入りは、蜂蜜入りのスペシャル仕様で、ここでしか味わえない格別の美味さなのだ。

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その後は、再び牡蠣屋さんに行き、殻付きとむき身を買い込む。 これも、家族への土産用だ。

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『この殻付きは、殻は小さいけど身は詰まってるからねえ』と店のお兄さん。
『行きも、ここによって牡蠣を買い、島に渡って独りで食べたんですよ。 旨かったなあ。 これは、家族への土産用』と私。

『自分ばっかり遊んでたらおこられるからねえ!』 『ははは、そうですねえ』
『今日は100円引いとくわ! また買いに寄ってよ!』

***

今日の夜は、家族で殻付きと『カキフライ』だ! 牡蠣好きの私にとって、牡蠣三昧の週末はまだまだ続くのであった。





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Last updated  January 22, 2007 09:22:38 PM
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