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異国情緒あふれる写真と旅行記|KaycomDESIGN
より
-旅行期間11月4日~11日-
11月8日。快晴!
今日は、他のメンバーとは別行動で、
ガイド兼ドライバーを頼んで、ブータンヒマラヤを一望するドチェラ峠へ行きます。
参加したのは、同じツアーできた4名。(女性2人、おじ様2人)
もともと、そのうちの一人が事前にこのツアーを申し込んでいて、
あとの3人が追加料金を払って、それに便乗させてもらったというものです。
今日は、本当はキラを着る予定はなかったのですが、
ブータンヒマラヤと一緒にキラを着て写真を撮りたいという思いから、
一緒に行くもう一人の女性と、朝ホテルで着付けてもらいました。
出発まで少し時間があったので、朝のティンプーの町を散策することにしました。
今日もスタジアムでイベントがありますが、昨日のような行列はもうできていません。
ちょっとその様子を写真に撮りたかったのですが、残念です。
スタジアムの脇を歩いていると、戴冠式のときにも会場にいた、
どこかの日本のテレビ局の撮影隊がいました。
レポーターの女性が晴れ着を着ていたのですぐわかります。
スタッフの人に聞いてみると、
「世界不思議発見」の撮影で、放送は来年の1月10日
だと言うことです。
戴冠式の模様を詳しく見れると思うので、興味のある方はぜひご覧ください。
世界不思議発見の撮影隊
さて、そろそろ時間なのでホテルへ戻り、ガイドのKさんと合流。
日本語は話せないので英語のみの案内となりますが、
写真好きの面倒見のいい青年で、
そのお陰で、後々、とても楽しいツアーになっていきます。
朝9時、乗用車に前二人、後ろ三人乗り込み出発です。
天気もすこぶるいいので、
綺麗に山並みを見ることが出来るだろうと期待に胸がふくらみます。
人や牛や犬がのんびり行き交う山道を順調に登っていきます。
途中、ドチェラ峠へのチェックポイントがあり、
そこでガイドさんがなにやら手続きをして、さらに上へ進みます。
しばらく行くと、うっそうと茂っていた木々がなくなり青空が広がりました。
ティンプーから約一時間、標高3200mのドチェラ峠に到着です。
ひろい広場の端っこに車を止めて外に出ると、
目の前に、雪をかぶったヒマラヤ山脈が一列に連なっていました。
うわーー
その見事なパノラマに一同大歓声。
それは雲や霧で隠れることなく、完全な姿を見せてくれていました。
観光客も数えるほどしかいなく、まさに独り占め状態。
一回目にしてここまで完璧に見えるとは本当にラッキーです。
しばらくそこでヒマラヤを堪能したあと、
そのそばある、たくさんの仏塔が立ち並んだ小高い丘へ登ってみました。
青い空と白い仏塔、その向こうにはブータンヒマラヤが連なり、
それはどこを向いても絵になる風景です。
これはまさに、
「ブータンヒマラヤとキラを着た私」
というテーマで写真を撮るにはうってつけでした。
さっそくお互いに写真の撮りあいです。
Kさんにも頼んで、一緒に撮ってもらったりしていたのですが、
このあたりから、写真好きのKさんによる写真教室になってきました。
細かい立ち位置やポーズの指示が入り、熱心にベストショットを狙ってくれます。
そのうち、自分で撮った写真をKさんにチェックしてもらってアドバイスを仰ぐようになり、
いつのまにかみんなKさんのことを
先生
と呼ぶようになっていました。
仏塔での撮影を終えた後は、その向かい側にある僧院へ向かいます。
坂道と階段を登り、まずは僧院の脇にある展望台へ。
そこからもまた見事なヒマラヤの山々を拝むことができました。
先生による記念撮影をした後、僧院の入り口で靴を脱いで中へ入ります。
この僧院は、入り口から絢爛豪華な装飾がされ、黄金色のドアを入ると、
天井の高い本堂の壁一面に、仏様や王族の歴史を表した絵が描かれていました。
そして祭壇には、ブータン各地の僧院で見られるグルリン・ポチェの像も祭られています。
その前では地元の人が五体投地をしてお祈りしていました。
そろそろお腹がすいてきたので、
峠から車で少し行ったところにあるレストランに行きました。
ここは最近出来た(まだ一部工事中)観光客用のレストランで、
壁一面の窓からはヒマラヤが一望できます。
ドチェラ峠もどんどん観光地化していくのでしょう。
料理はビュッフェ形式で、外国人用に辛いものはありませんでした。
ドチェラ峠のレストラン
お腹がいっぱいになった後は、近くの山道を散歩です。
レストランから出て歩き始めると、そこで寝ていた犬が一匹私たちに着いてきました。
とてもおとなしくて、私たちのペースにピッタリ合わせて歩いています。
ただ、中には凶暴な犬もいて危険なので、注意が必要だと先生が言っていました。
ガイドの犬
山道からは、さきほどよりさらに近くにヒマラヤが見えました。
しばらく行くと、どこからか子供の叫ぶ声が聞こえたので、ふと目を下に移すと、
がけの下の山間にある一軒の家から、一人の女の子がこちらを見上げていました。
先生に聞くと、山道を作るためにインドからきた人たちだということで、
そう言えばこれまでにも、いろいろな工事現場でインド系の人が働いていました。
女の子のお母さんも出てきたので、軽く挨拶を交わし、
これ以上進んでもいいポイントはないというので、ここで折り返して散歩は終了。
犬も私たちと一緒にレストランまで戻って、また昼寝を始めました。
私たちは再び車に乗ってドチェラ峠を後にします。
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