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美ら島日記(三日目)黒島


GWに入ったので人混みをさけるため、
小さな島(黒島)に移動します。

●宮古島から石垣島へ
飛行機で40分。離陸したと思ったら、
10分ほどで着陸態勢に入り、あっという間のフライトです。

宮古島の空港がとても綺麗で立派だったので、人口の多い石垣島は
もっとすごい空港だろうなと期待したのですが、みごとに裏切られ
ました。いままで見てきた空港の中で一番小さい。
八丈島の空港にも負けているのでは。

でも、荷物受け取りロビーの熱帯魚の水槽は素敵です。
また、荷物が回る場所の真ん中に、お土産ものが並べられている
のは笑えました。特に、米子焼きのシーサーが可愛いですね。

●離島桟橋
離島桟橋

石垣着陸から、黒島行きのフェリーが出るまでの時間が
50分しかないので、荷物を受け取るとタクシーで急いで
離島桟橋へ向かいました。

八重山諸島の島々へ向かうフェリーは、全てここから出ています。
どの島に行くにしても、いったん石垣島のこの桟橋に戻って、
他の島に渡ることになります。

小浜島行きのフェリーは「ちゅらさん号」と名づけられています。
私たちが乗った黒島行きは「サザンクロス号」。
黒島は、南十字星が見られる島なんです。

●黒島到着
竹富島、小浜島を右手に見ながら25分で黒島に到着。
民宿の女性スタッフがマイクロバスで迎えに来きくれていました。

20年前に訪れた時は、食用で飼っているホロホロ鳥が
道端を歩いていたのですが、近頃は野生化した孔雀が、
島のいたるところで繁殖しているそうです。

確かに、「カウ、カウ」と甲高い鳴き声が聞こえます。

この島は、島民が200人に対して牛が1000頭以上。
飛ぶことのできない鳥にとって天敵になるような
動物がいないので、繁殖にはもってこいだとのことです。

黒島牛

孔雀は用心深いので、なかなか人間の前には姿を現わしません。
ごくたまに白い孔雀がいるので、見かけたらラッキーだとのこと。

●これが、「ちゃんぽん?」
黒島ちゃんぽん

民宿に荷物を置いて、近くの「味処はとみ」でお昼を食べました。
私は「ゴーヤちゃんぷる定食」、妻は「ちゃんぽん」を頼みました。

「ちゃんぽん」と称して出てきたのは、ご飯の上に、
炒めた野菜を卵でとじた具をかけたるものでした。

●黒島ビジターセンター
親切なおじいさんが、展示された民具の説明や、民謡の説明を
してくれます。

●黒島研究所
いろんなサンゴの展示と、海ガメの飼育が行われています。
近くの「西の浜」は、海ガメの産卵場になっています。

●仲本海岸
仲本赤いベラ

リーフまでの距離が近く、リーフ内がプールのようになっているので
泳ぎやすく、熱帯魚やサンゴを簡単に見ることができます。

●民宿の屋上
夕食後、民宿の屋上にあがって、泡盛を飲みました。
民宿の周囲は、バナナの葉に囲まれてジャングルのようです。
「フィ、フュ、フュ、フュ、フュ~」と、消え入りそうな熱帯特有の
鳥(何という鳥なんでしょう?沖縄を舞台にした映画などで、
よく聞く鳴き声です)が、聞こえてきます。

日が沈むと、真っ暗になります。
「あれが、宵の明星ですかね」と、一緒に屋上にあがっていた
オジサンに話かけられました。

私は、この民宿に泊まるのは20年ぶりですが、
彼は、20年間、毎年この島に来て、この民宿に泊まっているとのこと。
移動するのが面倒だから、一箇所にずっといるのだそうです。

そんな、お気に入りの場所がある人っていいですよね。
自分も、今回の旅で、そんな場所を見つけたいものです。

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