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中間テストの結果がはいってきています。中2生からは、数学100点という知らせがありました。本当にうれしい知らせです。また、中3生からは数学94点。その生徒は、直前まで石川県の選抜大会があり、十分に勉強時間がとれないにもかかわらずとってくれました。確率と作図の問題にも正解しておりました。中学の課題には、忙しいことがわかっていたので、少しずつやっており、直前は、効率よくやらないといけないと、時期によりやる勉強をきめており、計画的にやっていました。今回、私自身が気づかされたことがあります。ただ、時間を大量にとり、大量の課題やプリントをやるという塾があります。実は私が勤務していた塾でした。しかし、易から難都という段階を決めて、そして最後は確認テストをおこない、最終確認をする。そして、最後は、基本をもう一度基礎を確認していく。そうすれば、だいたい90点以上はとれるものです。とはいえ、ひとりひとり違うので、個人差を理解しながら進めていきたいですね。テスト結果はこれからまだ続きますが、いい結果をどんどん聞けそうです。無料体験授業をおこなっています。1週間無料です。お電話もしくはメールをください。
2017.05.31
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朝の10時から夕方まで中間対策学習会をおこないました。とても心配していたことが、中1生が初めて長時間の勉強を最後まで続けることができるか、ということです。ちょっと前までは、小学生で、1時間勉強するればいい、という感じですから、8時間できるのかと。しかし、その心配は杞憂でした。しっかりと集中して最後まででき、中学の課題もほぼ100%完了しました。なかには、数日前には課題を終了し、動画でもう一度範囲の部分を確認したり、塾の教材のコピーをやったりと、とても充実した学習会でした。昨日にあるお母さんと七尾高校はそんなに難しくない学校だという内容でお話しをしました。まだまだ中1の段階では、時間は3年近くあります。子供の心を変えることができれば、子供は積極的に勉強します。私は昨年に都内の塾で10時間学習会を6回以上やってきました。そこで見たものは、子供たちが適度の緊張感をもち、やり遂げ、次第にやったという自信を持つようになったことです。長時間の勉強ができれば、成績ははあがります。また、七尾高校は、上位層から下位層のはばが大きいということです。都立高校の中でも進学校は、せまい。40点くらいの幅に受験生が集まり、内申点は点数換算されて、学力テストの得点に加えられます。そこでは、20点の失点があれば、合格ラインをわります。競争率は2倍前後ですから100名~200名の不合格者がでます。しかし、七尾高校は1.1倍程度ですから、20名程度の不合格者、しかでません。だからといって楽ではないのですが、はるかにプレッシャーは都立のほうが凄まじいです。中1の生徒で今から七尾高校を目指す人はだれもが十分いけると思います。さて、今回気が付いたこととして、動画を見るほうが私たちが講義するより理解がはやいということです。最後は動画でポイントを再確認する生徒がいました。いちいち質問がある、いうとすべて答えていましたが、少し楽ができそうです。(笑)さて、今日の学習会を終えて、また次の期末テストに向かいます。
2017.05.28
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中間テスト2日前です。土曜日であれ、教室をあけて、学習会をおこなっています。今日は夕方で終了します。明日は8時間の日です。さて、中1の生徒に、みんな真面目に勉強しているかな?といった質問を投げかけると、ほとんどが遊びにいっているようです。勉強組が塾に来ているメンバーを含め少数派ということでしょうか。そして、試験勉強の様子を見ながらいろいろと聞いてるのですが、社会のワークをやっている子がなかなかアウトプットできずにいるので、「難しいところなの。教科書を読んで頭にいれるしかないね」というと、まだ授業で習っていないということでした。(笑)まあ、こういうトラブルは日本の中学であればどこでもあること、昨年の東京都の中学であったことです。それでも良心的な先生は、範囲からはずすのですが、そういうことはまだ言われていないようです。困ったものです。今、その子はタブレットで社会の習っていないところを学んでいます。(笑)便利ないい時代ですね。さて、部活から解放されて遊びに行く生徒の現実をどう変えていくか。中学の先生がこの現実を知れば、顔色を変えて怒ることは間違いないですが、塾では、しっかり勉強させていきたいと思います。それも、遊びのほうがいい、という思いではなく、未来にむかってしっかりと勉強している、という考え方を持たせていきたいですね。
2017.05.27
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昨日、中1の体験授業がありました。どんな生徒かワクワクしながら待っていました。体験生というとまだ塾生ではありませんが、初めて塾に来て、緊張しながら一生懸命問題を演習をしてくれます。昨日もお母さんと来てくれ、さらにお友達まで連れてきてくれました。感激しました。さて、中1になって初めての定期テストです。どうやって勉強したらいいかおそらく手探り状態だと思っていました。七尾中の課題ができているかというと、そうでもなく、これからやる、という状況。でもいいんです。金曜日の授業と学習会で十分時間はあります。サクサクとやりましょう。さて、昨日は2時間みっちりやりました。小学校からそんな2時間もやってきた経験がない子にとって、日曜の8時間は考えられないという感じです。しかし、何度か経験すると、全然長くありません。中2のこのころになると、十分、勉強体力がつきます。うちは時々10時間やることがあります。昨日、高校生が「中1の10時間かわいそうだからやめとけ」といわれましたが、全くやめる気はありません。ただし、中1生は無理かさせないで、やるべきことができていれば、5時間でも6時間でもOKということにはします。昨日、新しい生徒は授業を終えて、充実感を感じていたのか、ニコニコしながら笑って帰っていきました。さて、部活がありなかなか勉強に腰が重い子が多いと思います、思いっきり環境を変えて、塾での勉強はどうですか。学習会を予定しています。塾に来ていなくても参加できます。28日(日)10時~18時静かに勉強できる子は大歓迎!
2017.05.25
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昨日のアドラー心理学の考えでは、子供が目標を志向させることでやる気になるという。目標というよりは目を未来に向かせるということだ。目標を決めて行動することは当たり前のことだと思うが、実際には、目標を意識して、それをイメージして行動するとなると、そうできている生徒は中学生ではほとんどいない。確かに塾でも学校でも目標シートがあり、書いている。しかし、ここまでやろうね、といったことが直前になりできていないことがある。これが、受験になると、その内容もたくさんある。昨日の中3の授業では、だいたい皆、学校の課題はほぼ終えているようだ。今日の中2は、学校の課題を終えて、塾の対策ワークを終了。あとは単元テストが残っている。それを今からやります、という。きっちりとやるべきことをやっている。こういう生徒は、1年間で50点以上は伸びてくれる。じわじわと。明日は中1生がくるのでどこまでできているか確認するが、最初の定期テストなのでどこまでできているか心配はしている。今の中学生は、定期テスト前に大量課題が出ており、部活でしんどいなかでも家できちんとやれるかどうかでテスト結果が決まってくる。80年代90年代までは、そんな課題はなく、自分で考えて勉強していた。ノートでまとめたり、問題集を買ってやったりと。しかし、今は学校から問題集が渡され、塾でもいい問題集が渡されている。恵まれていると思う。さて、七尾中もテストまで1週間きりました。塾に行かない人はそろそろ課題を始めないと。今週の土日で仕上げようなんていうのは無理ですぞ!28日(日)中間対策学習会をおこないます。塾にきていない方も参加できます。数名の外部の方が体験として参加されます。静かに課題を集中してやりたい方はぜひ参加してください。午前10時~午後6時まで
2017.05.23
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ここ数年、注目されているアドラー心理学です。昨年、和田秀樹先生が書かれた本を読んだのですが、もう一度読んでいます。今、ちょうど、中間テスト対策で、生徒が問題を演習している間、何もしないのは時間がもったいないので、読んでいますが、スパルタ教育、叱って、それこそ、体罰も良しとしてきた私たち、戦後の高度成長時代に育った世代の人からみれば、目にうろこですね。叱らないで、怒鳴らないで、子供のやる気を引き出すやり方はいくつかあります。それができなければ、塾の先生はできませんね。
2017.05.22
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この仕事をする人であれば毎年思うことが、日本の「部活制度」です。休みなし、夜遅くまでの部活を送る生徒が少しでも、そのエネルギーを勉強にあてていたら、違う高校を選択して、違う人生を歩んでいたかもしれない、ということです。具体的な部活名は出しませんが、部活の終了時間を過ぎても練習が続き、へとへとになって帰り、ごはんを食べて、そのまま寝てしまう。そこで、強いメンタルを!と叫んでも難しい子は難しい。今はありえないと思いますが、ゆとりの全盛期、ある吹奏楽部は、夜の8時過ぎまで練習をして、塾に通い始めた生徒は、車内でごはんを食べながら、遅れて塾に来ていました。お母さんから塾に行く日は早く返してほしいと思いながらもそれもできず、結局、その子は3か月くらいで塾をやめていきました。中学の先生の中で、塾嫌いの人が多い、と生徒から聞くときがあります。そういう先生が塾に行かさない、行かしてなるものか!と思いながら部活を長くするということはないと思うのですが。(笑)かつて保護者の中には勉強を中心に何よりも進学が大事だという価値観を持たれていたお母さんがいました。所属する部活は県で1位になるくらい強く、休日は遠征に行きましたが、テスト前はあえていかせないで塾で勉強させていました。今のその子は、金沢大学の医学部です。親が勉強優先という考えを持ちながら、部活の練習のためそうできないという家庭をいくつか見てきています。今回、文科省から部活の練習について厳しい指導が下りてきていますがそれが履行できていないところがあるようです。さて、中間対策を部活が厳しくてももうそろそろ手をつけないといけないですね。一応、学習会をやります。日本の社会に塾が定着してきた時代に、塾なくして今の子供たちの学力は維持できないと私は考えています。
2017.05.19
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センター試験から新しい大学入学共通テストになります。これが、正式名称のようですね。どう変わっていくかは、ニュースである程度は公にされています。特に変化の大きいのは英語ですね。いわゆる4技能の力を見るテストですね。そして、英検やTOFELの導入です。実際には今の中3生から実施されます。早いかもしれませんが、今から英語について対応していきたいですね。特に「書く」と「読む」です。昨年、東進の安河内先生のセミナーで具体的な内容を聞かさせていただきましたが、ほぼ言われていたようなものですね。「書く」は何とかなっても「話す」は相手がいなくてもできないのではないのかと思うのですが、そのうちに塾業界ではそれなりに教材が広まっていくのでしょうね。それともう一つ注意したいのは、大学入学共通テストにより今までの前期や後期の記述試験がどう変わっていくのかというこにも注視したいですね。また、私学の英語科目を重要視する上智大学や早稲田大学などにも英検やTOFELの評価が導入されるということを聞いています。具体的にはまた調べて、お知らせしたいと思います。さて、今、教室では、中間対策がおこなわれています。しかし、七尾中ではまだ試験の範囲表が配られていないようです。うちはもう英数が終了して、国語、理科、社会をおこなっています。余裕です!
2017.05.18
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ちょうど今七尾高校の中間考査が行われています。教室では、まだまだ認知度がないようで一人の生徒だけが自習しに来ています。高校生は勉強の場所を求めて学校の教室、ミナクルなどでやっていますが、近くにこんないい場所があるのでぜひ利用してもらいたいですね。高校生になると学校の考査の結果いじょうに大学受験を意識した模試が重要視されます。どこの高校でも学校の授業を大切にしなさい、と言います。それはそれで正しいと思います。しかし、模試が大学受験での志望校の可能性を確認するツールです。授業が受験に直結してればいいのですが。また、授業レベルについていけない生徒または、学校の授業では足らなくてもっとレベルの高いものを学びたいと考えている生徒がいます。そういう生徒には、自学自習をすすめています。今はいい参考書や問題集が多く書店にならんでおり、ネットでアマゾンを検索すれば、レビューをみることができます。また、受験関係サイトでは、おすすめの参考書と使い方が丁寧に書かれています。ですから、自分の課題にあった参考書を買い、それをひとりですすめる力があれば、あまり授業に執着しなくても力をつけることができます。私も専門が文系なので、文系の科目のおすすめの参考書なんかはだいたい名前を聞けば、ピンときます。そして、薬を処方するように、生徒にあった参考書をみつけてあげることができます。今は教えないで参考書と学習計画を立てることが指導の中心の塾があります。ある程度、力がある生徒はそれで十分です。自学自習できる環境と自分にあった参考書と問題集をどう探すことができるか、ということです。また、どうしても力がないので、下の学年からという人、また、学校でやってくれない特殊な授業、例えば東大対策などは、ネット動画があるので活用すべきです。十分あれで足りるのではないかと思います。わざわざ学校の先生の所に行かなくてもネット素晴らしい講師がいい講義をしてくれる。その動画の数はかなりあるので自分にあったものを探せばいいでしょう。ちょうど、私がこの世界にはいった80年代後半から90年代に在籍した塾では、多いとき30名くらいを前にして、現代文や英文解釈の授業をしました。ああいう時代からみれば、そういうことができなくて寂しく感じるが、でも今のこの変化を考えてみると、信じられないくらいの変化ですね。これで、近場の七尾高校生を何とかしたいと思っているのですが。さて、考査もあと2日。それが終われば、インターハイ。そして、高3生は大学受験勉強にはいります。そこからスタートだと遅いのですが、ぜひ、自分自身の受験勉強のスタイルをつくり、3月まで走ってほしいですね。
2017.05.16
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七尾中学の中間テストまで2週間となりました。今日、中1のお母さんとお話しをる機会がありました。やはり、部活が厳しく、なかなか勉強ができていないようです。中間テスト前には、中学からたくさんの課題がだされるということもよく知らないようでした。七尾中は七尾市の三つの中学が統合されて、七尾市の西部につくられました。その横には、能登の進学校七尾高校があり、立地的は七尾高校の付属中のような位置です。先生方の気合もはいっており、例年にないくらい宿題を出しています。文武両道を意識しているという空気が感じられます。一方、文科省の通達により部活のブラックの程度を改めるようにとの内容があります。休日の問題、終了時間の問題。外部の指導者の問題など。私が知るクラブでは、まだまだ文科省の適正のレベルには至っていません。さて、中1の中間テストでは、いい結果をだして、3年間はそれを維持し、できればそれを上回ってほしいですね。しかし、なかなかお子さんの疲れた姿をみると押し出せないようです。疲れてぐったりしているところに、「机にむかいなさい」となかなか言えない。でも、勉強しないと将来が不安になる。それで、前に押し出したいが遠慮する。部活停止の3日間では課題は到底できません。今から少しずつやればいいのですが・・・・・・。もしお子さんに心のどこかに、勉強もやらなければ、という気持ちがあるのなら、塾という環境を使うのもいいですね。塾の人間がそういうといやらしいかもしれませんが。でも、周りががんばっている。自分もやらねば、という気持ちになり、疲れていてもスイッチがはいる。週に2回くらいですが、3か月、半年、1年と継続していくことに、だんだん自己管理ができるようになり、結果が伴ってくる。そういうものを提供できるのが塾だと思います。さて、中間テストまで2週間。しかし、明日から中3は修学旅行にいきます。毎年のことなのですが、ここで気持ち緩めないでほしいですね。
2017.05.15
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七尾中の中間テストが2週間前になりつつあります。2週間前に勉強をスタートするのが早いか遅いか。ある塾では3週間前から始めていました。だから、3週間前から日曜日なしで自習させていました。だから休む日は月にほとんどありません。志学会は2週間前から復習をし、学校や塾の範囲の演習をおこない、まず1週目で英数を完成し、2週間目で国理社を完成させています。七尾中の生徒は3日前にならないと部活が停止にならないので、今は部活を終えて、疲れていても2時間は体をしゃんとして勉強しています。10時に授業を終えたころは疲れた表情を見せます。それじゃ、3日前から始めて間に合うかというと絶対間に合いません。だから、2週間前からきつくても少しずつ進めて、直前の28日(日)には、学習会をおこない、最後の仕上げをします。勉強のスケジュールをしっかりと決めてできるようになればこれからくる高校、大学受験ではビビる必要はありません。さて、28日(日)は 午前10時~午後6時です。塾に来ていなくても静かに集中して勉強したい方は参加できます。ぜひ、年度最初のテストでいい結果を出しましょう。
2017.05.13
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最近は、生徒とはLINEでの連絡が多い。今まで教えてきた生徒とはほとんどがLINEである。あとは、FBが少し。メールはゼロ。今年の春に金大の医学部に合格した元塾生にLINEを送ると、すぐに既読になり、30分待たないうちに返事が返ってきます。相手が医学部生だけにLINEをやりすぎると馬鹿になるとは大声では言えなくなりました。でも、数年前に長男のスマホ眺めていると、夜の8時ごろから11頃までずっとLINEのメッセージがやりとりされていました。クラスのグループ内でのやりとりだと思うが。夜は勉強しないでLINEでしょうもない会話をしていることに驚いたものです。昨年、懇談していたお母さんに、「先生、娘にスマホえお使っていいと言ったそうですが、それはどうなんですか。ここはスマホは禁止しないのですか」と叱られたことがあります。「いえ、生徒には、わからない単語や語句などは調べていいと許可しています」とは返答しましたが、その時の険悪な雰囲気はいまも忘れられません。(笑)しかし、ここ数年のタブレットでの動画教材やスマホでの辞書機能を利用などを考えると、頭からスマホを否定することはできない状況です。むしろその使い方をよく指導する必要がありますね。うちでもタブレットでの動画をいれたり、世間では、全員にタブレットを支給したりという流れですから、生徒には最初はそういう指導からはいらないといけません。さて、数年前まではスマホを持たせないほうが勉強できる生徒になる、と言われていたのが今はスマホを上手に使いこなせる生徒が勉強できるようになるという流れのようですね。確かに。
2017.05.10
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連休はひたすら仕事の毎日でした。東京の志学ラボの塾長の渡辺先生はご自身の実家と奥様の実家にいかれるということで、うらやましいかぎりです。いろんな塾の先生のブログを読んでいますが、だいたい旅行されている方が多いです。仕事柄、この時期が一番のんびりできる時ですね。私は、新しい教室を構えて2週間ということで、ひたすら仕事をしています。ようやく新しいHPができました。志学会HPぜひ、見て笑ってください。これで連休にやらないといけない大きな仕事が終わりました。5月は、抱えている生徒のために中間テストで最高得点をたたき出していきたいですね。まだやるべきことが残っていますが、明日のうちに終えて連休最終日くらいは、外に行きたいですね。
2017.05.05
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毎年、いろんな生徒とその親御さんと出会います。その出会いを通して成長させられます。学ぶことがあります。そんな出会いのなかで、素晴らしい出会いがいつくかあります。そういう出会いを書きます。その生徒は中2の終わり、3学期に入塾しました。5人兄弟の3番目の女子です。サッカーをしていて、スポーツで鍛えられたメンタルは強いな、とは感じていました。お母さんのは、5月の下旬に会い、少し長い時間ですがお話をさせていただきました。まず、お母さんが冒頭にお話しされたことは、病気であと数年しかいきられないということ、今はシングルマザーなので、自分がいなくなった時のためにしっかりと教育を受けさせてあげておきたいということでした。いい高校へ行ってほしい、そして大学にいってもらいたい。私立でもいい、早慶やGMARCHレベルでもいい、借金をしてでも行ってもらいたい、ということでした。そのことを聞いたとき私はこの親子に何ができるんだろうか、という不安の思いがわきあがり、まもなくこ冷静になり、お母さんの思いを受け止めて、決意をし、覚悟を決めました。できることは何でもやろうと。その子は、よく自習に来てくれました。「勉強はいやだ」と私にむかって言いながらも黙々と机にむかっていました。その結果、偏差値は10近くあがり、夏の勉強量もそれなりをこなしてくれました。2学期は本人の志望校である公立上位校には確実に合格できるところまでいました。しかし、安全圏にはあと一歩というところでした。それでも、自習室の常連になり、難しい問題にも挑戦してくれ、ミスがなければ合格できるだろうというところまできました。冬の模試では合格ラインにはのらないときもありました。しかし、公立では希望の高校に合格しました。自習室で勉強していて、いつもおなかをすかせているようでした。というのもお母さんは朝から夜まで仕事で忙しく、お弁当をつくる時間がなく、いつもパンをかじりながらの勉強でした。ときどき、お菓子をあげていましたが、誰と比較し、お母さんには文句はいうこともなく、おかれている状況を理解しているようでした。10月になり、お母さんとお話しをするときがあり、私は、ぜひ、公立高校トップ校にいき、国立大学に行かせてください。国立大では、授業料の減免制度があり、それを利用すれば、借金はしなくても大学生になれるからです。そうなればお母さんも安心だとおもったからです。お母さんはそんな制度は知らないようでしたが、お話をしたあと、娘さんにもお話をしたようで、数日後には、国立大に多くすすんでいる公立上位校にいくと私に報告してくれました。親の愛というレベルはものすごく高く、私たちが想像できない状況のなかで子供のためにいきているお母さんでした。その子は、そういうお母さん100%まではいかなくてもある程度は理解していました。そんな、親子のために陰で涙しながら、今は何ができるのかあな、と問い続けながら、その子と対話をしたのを鮮明に覚えています。そして、今はその親子により私も少しは成長できたのかなと。そんなことがこの仕事の宝になっています。そして3年後には大学受験を終えています。その時はぜひ会いたいと思っています。
2017.05.03
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