笑咲

流産(手術)


ついに病院に着きました

受付けで、用意してきた(パンツ・パット2枚)をあずけました

旦那と二人でソファーに座りボーっとしてると看護婦さんに名前を呼ばれ
いつもと違う言葉が・・・

「○○さん、おトイレすましておいてね」と・・・

いつもなら、尿検査のコップを渡されるのに...(もうとらなくてもいいんだ)
今までとは、違うんだ~~~(悲)

そして、注射を1本打たれました
旦那の横に座り嫌~な雰囲気
私は、何かと旦那さまに話かけました

私達の横には、小さい赤ちゃんを抱いたママがいました
回りには、お腹の大きい人達・・・

そして、看護婦さんが私に、ぼそっと・・・
「まだ患者さんがいるからもう少しまっててね」と

そうなのです、病院も意地悪じゃないんですよ

ちゃんと処置する人の事を考えて診察時間が
お昼は12時半まで
そして、また3時から診察がはじまるのです

その2時間半の間は患者さんがいないのでその間に処置をするのです

何故なら、処置するのは一階みんなと同じ
でも、処置が終わると二階に連れていかれるのです
その二階に移動する時に誰もいないロビーで私の移動がはじまるのです
病院からの、せめてもの気づかいですよね。(ありがたい)

看護部さんが、今から私の移動に使う車椅子を運びはじめました
あ~あれに私は乗るんだね~と旦那さまにいいました
だんだん患者さんもいなくなり最後の患者さんみたに私はよばれました・・・

「○○さんどうぞ~」

ここで旦那さまとは、おわかれです

旦那さまは、私に
「頑張れ!」と・・・
私は、にっこり笑うのが精一杯で言葉がかえせませんでした
いつもと違う診察室に連れていかれました

ドアを開けると、いつもと違う台・・・
何これ?すごい今までみたいに、かわいくもなく、なんともいえない台・・・

看護婦さんが
「下着だけぬいて、ブラのホックもはずしておいてね」

私は、いつもと違う台にとまどいながらも乗りました
腕にまた注射
先生がきて、「消毒するからね~」

(痛い!何 いつもと違う痛み・・・)

足は、いつもと違って、ひもみたいな物でしばられました (怖い!)

看護婦さんが、麻酔を打ち数を数えてね~と・・・

「い~ち に~い さ~ん ・・・・・・・ きゅ~~~ぅぅぅぅぅぅ )

何?なんか気持ち悪い、体が・・・まわってる・・・・・・
「○○さん、ベットに移動するからね~動ける?」
「気持ち悪かったらここに吐いていいからね」
「何かあったらこのボタン押してね」と何をにぎらされました
記憶はなんとなく覚えてました(笑)

痛い! 痛い! お腹がイターーーーーぃっ!
私は目が覚めました

あれ?私パンツはいてる・・・恥ずかしい(笑)
でも、目がまわってる・・・
体が動かない...私はヨロヨロ状態で起きてベットのサクに手をかけたまま記憶がまたなくなりました

横になっても、何をしても痛い!
何この痛さ!!!
早くたすけて~~~旦那さまーーーー!
それからまた記憶はなくなりました

目が覚めても、少しだけ体が動く感じでした
のどは渇くし、回りはカーテンでしきられていて廊下から人の声がしました
赤ちゃんの泣く声がたくさんしました
悲しいという気持ちより痛さがきになって・・・

少し落ち着きヨロヨロの体で私はカーテンをあけました
薄暗い部屋でした
時計を見ると2時 あ~もうこんなに時間たってるんだ・・・
2時半に婦長さんがきました
「○○さん どうですか? お迎えの人がきてるんだけれど どう?」
「あ~まだ無理みたいね・・・後一時間このままでいてね」

と婦長さんはでていきました

(え~~まだいるんですかぁぁぁぁぁーもう帰らせて~~~~~)
きずつくと4時!
私はもう帰りたい!帰らせてーーと一人で服を着ました
なんだぁ!頭がまわってるじゃん!
服着れないじゃん!
なんとか服を着て、ボタンを押しました
「もう起きてもいいですか?」
看護婦さん
「まだめまいしませんか?」

「はい~~~大丈夫ですぅ~」 (実はヨロヨロ)

「じゃ~お茶飲みますか?」
「いりませ~ん」(もう私は早く帰りたいのよ~~~)

「じゃ~おうどん食べますか?」
「いりませ~ん」(うどん なんてでるの?)

「じゃ~今行きますね~」

看護婦さんがきてトイレ行きますか?といわれ行きますと私・・・
でも、まっすぐ歩けない・・・
看護婦さんがまだ無理じゃない?と言ったけれどご丁寧にお断りをしました(笑)

トイレをすませ、私は一階におりょうとするとそこには、赤ちゃんがいっぱい寝てました

あ~~~~最後にまた、残酷な・・・・・・・

階段をヨロヨロと下りていくと旦那さまがいました
私は、嬉しくて急いで階段を降りていきました (ヨロヨロと・・・)

旦那さまの顔を見たら安心しました
料金も払い終わっていて旦那さまがウーロン茶をくれました

ありがとう

うまぃっ!

「ね~今度いつここに来れるかなぁ?」と言うと
「う~ん来年やろ!」
はぁ?こんな時にくだらないジョーダンかぃっ!(笑)

また早くここに妊娠して来たいね~と病院をあとにしました

ヨロヨロと歩いて車に乗り私の一言!
「腹へったぁ~」
「吉牛直行してぇ~」
こんな時でも私は食べれる女でした

吉牛をお持ち帰りして、車で帰る途中
「ね~ね~私に何か言う事ある?」と聞くと

旦那さまは
「よく頑張ったなぁ~」と・・・
やっぱり涙がでました
家に帰って私は吉牛を食べたけれどすぐに・・・吐きました
そりゃ~そうだよね(笑)

帰ってから1人でいてもお腹が痛いので私は友達に電話をして気をまぎらせました

みんなありがとうね!
心配して電話をくれた方感謝します


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