ヘイフリックの限界part2

ヘイフリックの限界part2

2023.01.30
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アンチエイジングの最先端の研究者は「病気から全く解放された、健康で充実した長寿が目の前に控えている」と。「2100年までには、150歳を超える高齢者が誕生している・・・」。なぬ、ヘイフリックの限界は、どうなるか?


 現代の「錬金術」に過ぎない議論だろうか。究極のアンチエイジングが「永遠の生命を手に入れようとする・・・」とか、という話になると、胡散臭い。それでも、ケンブリッジ大学の老人学の専門家で、コンピュータの応用研究でも知られるグレイ博士の研究では、既に中年のマウスを使い、寿命を二倍から三倍に延ばす実験をしている。実験の核は遺伝子治療である。染色体に新たな遺伝子を組み入れ、あるいは老化した遺伝子と新たなものと交換する。


 実験段階では、レスぺラトロールはマウスが心臓病やガン、糖尿病、そしてアルツハイマー病にかかることを抑えることも確認されたという。これまでにもカロリー制限やホルモン剤の注入などが、人の老化の進行を遅らせる効果あるとされてきたが、劇的な処方があるのだろうか。


 「生物の中には、全く歳をとらないものがいる。魚の中にも、爬虫類にも歳をとらない種類が確認されている。アメリカン・ロブスターなど、捕獲されなければどこまでも大きく成長し続ける。これらの事実は、未だ知られていない遺伝子の中に永遠の命をつかさどる因子が含まれることをことを示唆するだろうか。人類の遺伝子の中にも、成長や老化のスピードをつかさどる因子が含まれている可能性は否定できない」というのが彼らの考えである。


 人間の能力や生命力も、コンピュータの処理能力とナノテクノロジーが加われば、人間の進化のスピードが加速するというのだ。科学の驚異的な発展が、人間性を忘れた原子爆弾をも生んだのであり、常に一部の科学者の倫理なき暴走があることを忘れてはならない。





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最終更新日  2023.01.30 17:30:05
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