なんとかなるさっ!

遺品は宝物


歯ブラシも、サンダルもクシもカバンも・・・・
スーツなどは、弟達やお友達が持っていってくれた。
時計などは、父がしている。
会社から、引き上げてきたものは、まだ手付かずでそのままになっているし・・・・
ぞうきんにしようと、思っていたパパの古いTシャツすら宝物のように思える・・・
「本当に、もう帰ってこないつもりなの???」いつも聞いてみる

亡くなったばかりの時、たしかにパパは家にいた。
気配でわかる。いるなって・・・
足を組んで座っていたり、スーツ姿で外にいたり。私にはわかっていた。
そりゃぁ、そうだよね・・・
自分でも気がつかないうちに逝っちゃったんだもん。
はい、わかりました。なんて納得できないよね・・・・
おそらく、パパのことだから大暴れしただろう。
「帰してくれ!帰してくれ!死ねない!」って・・・・
遺品・・・生きてる時はガラクタで「捨てろよ!」と言っていたものも、いまでは愛しいものだから

本当に人生なにが、起こるかわからない。
でも、もう。。。こんな悲しいことはいやだな・・・



© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: