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経費の使い方の教育、これが非常に重要だと最近思い始めてます。一般的には、1. 無駄遣いをなくし、コストダウンする2. 経費の悪用、私用を防ぐこの2点に対し、防止、抑制の意味が強いですが・・・こういった当たり前のことを言いたいわけではないのです!僕が思う、経費の使い方の教育とは、経費=悪という単純な構造ではありません。経費を上手に使い、「利益」を増やすということです。例えば、仕入先を買いたたくばかりでは、長い目で見て、その程度の顧客としてしか見られなくなります。もちろん、舐められてはいけないので、相見積を取ったりなど、常識的な範囲での下調べは必要です。顧客、仕入先と良い関係を築くには、価格合戦ではなく、それ以外の付加価値を見る目、評価する能力が必要です。コストダウンをし、利益が出た場合、よくやった☆ とそれで満足しては並だと思います。その捻出した費用を利用し、更なる利益を生み出しましょう。それが、実際の「利益」でなくとも結構です。例えば、業務の効率化や、品質の向上でも良いのです。コストダウンだけでも、評価されることをそれ以上に、「さらに会社貢献しました」 と経営者に伝えてください。自信があれば、経営者へコストダウンをするから、その余りを使わせてくれ、さらなる利益を出すと事前に宣言してください。経理が事務屋というレッテルから、経営改革という印象へと変わります。この積み重ねは、必ず評価されると思います。 【送料無料】100円のコーラを1000円で売る方法 [ 永井孝尚 ]ここ最近で読んだ中で、最も面白く、学びの多い作品でした。とにかくマーケティングの基礎と、そこからの応用。小説自立てではありますが、非常に内容が濃い。そして読みやすい。登場人物もクセがあり、印象に残ります。「顧客の要望に100%答えるのは×」顧客自身、欲しいモノがわかっていない場合もあり、本当のニーズの掘り起こしが必要である。経理も、顧客=営業さん と読み替えれば、非常に使えるテクニック。本書は、間違いなくオススメできます!100円のコーラを1000円で売る方法-【電子ブック版】
2013年02月13日
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前回は速聴について書きましたが、それが合うかは人それぞれ。言いたかったことは、相手の話を聞き、ニーズを汲み取ること。経理担当者はどちらかというと、法律の改正や内部監査などにより、各営業担当者、事業部などを縛らねばならないことが多いです。しかし、そういったことだけですと、反発も多く、なかなか協力してはもらえません。そこで大事なのが、経理も『営業』をするということです。モノを売ることではありませんよ。。。他の事業部のニーズを掘り起こし、それに応えてあげるのです。手法としては2つ。1. カウンターセールス型:相談に来た人に対してニーズを聞く2. 外回り営業型:自ら足を運び聞きに回りニーズを掘り起こす経理担当者の性質からついつい、1だけに偏りがちですが、それでは足りません。やはり足で稼ぐ、これが信頼感を増すのです。信頼感が増せば、1の形、待ちの形でも、問い合わせが増えたり、こちら側に役立つ質の高い質問やニーズも増えてきます。1だけで対応すると、「すでに処理してしまった後始末」という相談が多いのです。これは、税務上や会計上、どう辻褄合わせをするか、しか対応ができず・・・。2のように、予め足を運べば実はこういったビジネスを考えていて~などと、これからの話、未来の話ゆえに、建設的な話になります。経理側のニーズをねじ込むことも可能です。そんな時間がない・・・という経理担当者は多いかもしれませんが、結局、足を運んだ分、経理が内容を把握、極論すると掌握しているので、税務調査、会計監査のときに、その問い合わせの時間は短縮でき、取り返せます。今気になっている本 【送料無料】聴くだけで頭がよくなる音のCDブック [ 坂田英明 ]【送料無料】詳解会計実務Q&A [ 新日本有限責任監査法人 ] 聴くだけで・・・今日本屋で見つけ、購入するか迷い中。なかなか時間が取れない毎日なだけに、耳から入るこの手のCDは重宝してます。他、新日本は弊社の顧問の監査法人のため、たいていの本は取り揃えてます。
2012年09月27日
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~前回の続き~それは、自分の仕事をしながら聞き耳を立てる。盗み聞きのようで、よくない響き。でも、僕に誰が相談に来ても、即答できる。。。たいてい話を端折っても、何故か伝わる。。。という状況を作りました。自分自身も、いきなり相談されるよりは、事前準備もできますし、あたかも最初から知識があったように思われ、信頼されます。幸い、僕の席は社長の前。すべての「漏れゆく(笑)」情報をインプットしました。他の人と話をしていても、社長と誰かの会話は常に頭に入るようになってました。『自然と』 と書きましたが、速聴トレーニングや、集中力アップのCDなどは、前職時代から聴いてました。それの効果もあるのかな。こればかりは、実感がなくって。興味のある方はお試しを。高額なものに挑戦する前に、ブックオフなどで105~210円コーナーに、CD付きの古本として販売されてますので、最初はそこからでも良いかと思います。下は参考です。【送料無料】人生に奇跡を起こす朝15分の「速聴」 [ 田中孝顕 ]【送料無料】世界一かんたん!集中力を引き出す速聴CDブック [ 田中孝顕 ]【送料無料】ハイディ矢野の速聴速効スピ-ド・リスニング(ビジネス英会話編) [ ハイディ矢野 ]田中孝顕氏の速聴本は、速聴のトレーニングだけでなく、プラス思考になれるテキストを使っているので、一石二鳥です。DVDだと時間をそれだけに取られるので、CDをiTunesに落とし、通勤時、就寝時に聴いてます。
2012年09月21日
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日々の仕事の中でも、苦労したことは上司から情報が全く落ちてこなかったことです。会社はどういう方向に進んでいるか、どう進もうとしているか。新規事業の予定や、新入社員の予定など。皆さんも、所属している会社の動向がわからないと不安になりますよね?知らないでも、誰かがうまくやってくれ、資金力も信用も十分な大企業ならわかるのですが。僕も前職の郵便局では、局での目標は知っていましたが、会社(全社)としての業績は全く知りませんでした。まさに歯車。それよりは面白い世界です、中小企業は。話は逸れましたが、なにしろ、いきなり新規事業の伝票が上がってくるもので、業務フローやら、売上計上基準、資金予定など、自分が動けるのはそこからがスタート。新入社員も、ある日突然いる(いなくなる)・・・みたいな・・・。他部署の採用であっても、伝票の記載や社内ルール(まあ、ないようなものですが)の説明など、こちらの段取りもそこから。後手後手です。PCやら文具やら、入社当日何も用意されていないという。これは失礼ですよね?人材に対して、そんな対応なので、離職率も高く、僕なんか入社3年目のときにはすでにベテラン扱いです。そんな情報の栄養不足であった中、こんな方法で情報収集をしました。というより、その環境で生き抜くため進化できたというか。環境に対応し、生き抜く生物の世界のようですね。。。ある意味、自然と身に着いたことがあります。それは・・・・・・・・・・・・・・。当時読んでいた本 常識って実は非科学的なもので構成されている。飛行機は何故飛ぶのか、マイナスイオンについてなどなど、面白い。発想の転換、常識の打破ちょうどこの頃、入札参加資格申請の担当になり、各自治体を周り歩いた際の旅のお供の一冊でした。入札参加資格申請は面倒ですが、営業さんに感謝されるし、営業脳も鍛えられます。経理が積極的に取り組んでいい作業だと思いますよ。【送料無料】99・9%は仮説 [ 竹内薫 ]
2012年09月21日
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月次決算の〆切前日に、各コードの売上、仕入を会計ソフトからcsvで吐き出し、ファイルメーカーなどのソフトで再構成し、各営業担当者にフィードバックすることにしました。つまり、ミスが出るのを前提にした、それを拾えるフローを取り入れました。書き間違い、入力間違いを責めるのではなく、ミスは出るものと認め、カバーし合おうと。このフローは、電球の売上なのに、電球の仕入がないとおかしい・・・とか、毎月粗利が20%の案件なのに、40%出ているは、提出漏れがあるのか・・・など少ない人数の中、異常値把握ができ、当社には最適でした。ここの作業で約1日を要するのですが、この方法が大正解で、各案件レベルでの収支管理ができ、利益率の高い案件は継続、似た案件を増やすなどの経営判断ができ、低い案件は、撤退する。特に、世の中的には撤退戦略が非常に難しいため、ここで明確に示せれば、早めの手当てができるのです。内部統制などを整えれたのは、まだだいぶ先の話。この時点では、担当者対管理本部 という立ち位置。担当者→上長→管理本部という流れはまだまだ先の話…。 当時読んでいた本 前職では、日々、いろいろなお客さんと接し、今日はどんなお客さんがくるんだろう、やっかいな人が来ないといいななどと思うこともしばしば。転職して、管理部門に所属し、そういった悩みはなくなったのですが、結局のところ、数百名の社員とのやり取りや、経営者、営業担当、税務署、税理士、会計士、まあ転職したところで日々いろいろあり・・・あり・・・あり。そんな中、ビジネス本ではないのですが、こういうサラリーマン私小説に癒されました。【送料無料】哀愁の町に霧が降るのだ [ 椎名誠 ]
2012年09月19日
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当時、まず驚いたのが、労務管理、収支管理が個人任せ。組織がなく、まるで個人業者の集団。私は前職は郵便局員(採用時は公務員)であったため、労務管理はがっちがちでした。組合も強かったので。とにかく、収支管理だけでも明確にしなければ、不正も防げない状態でした。そこで 『部門管理から案件管理へ』バラバラであった組織をいきなり統一することはなかなか難しく、それであるならば個人の成果、実績を明確にできるよう、部門管理から案件管理へと落とし込みました。特に大変だったのは、1.入力の煩雑さ2.案件コードの付け間違い1.は部門入力という大分類から、案件入力という小分類にしたことで、1~30番(種類)のコードから、1~700番(種類)まで増加しました。そのため、現場のコードの記入誤りや、経理の単純な入力ミスによる付け間違いが発生。当初は混乱しました。117のコードを177と書いてあったり。これが仕入原価だった場合、書かれた方はたまったもんじゃない。そこで取り入れたのが・・・当時読んでいた本税務については浅い知識でしたので、本書を参考にしました。今思うと海江田元大臣が監修・・・。あの海江田さんにしては、なかなかの良著(笑)実は学生のときも読んでいて、改訂になる度に買い直し。玄人でも、忘れた知識を思い出す良著です。【送料無料】手にとるように税金がわかる本 [ 海江田万里 ]
2012年09月19日
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最初に取り組んだのは、ルーティンワークの質の向上でした。ルーティンワークの基準化などのレベルではなく、管理本部人員が2名で、社員数200人の対応をしていた結果、やるべきルーティンワークをやっていなかったのです。後から分かったのは、2名で忙しくてできなかったというより、そもそも、会社として取り組みべき事項を取り組んでいなかったために、2名体制になっていた(すんでいた)ようです。この会社の常識を変えるのは大変だなと。私が入り、3名体制になりましたので、まず、業務フローを作り、現状の非効率的な部分を洗い出し、時間を作り出しました。それにより、本来やるべきことを新しくルーティンワークに取り入れました。具体的には、毎月1~10日、28~31日が激務であり、それ以外が凄まじく暇であったのを、作業バランスを調整し、平均化しました。支払日の前日にしか対応できなかったEBの銀行支払い業務を、月の半ばに作業できるシステムに切り替えました。また営業部にヒアリングし、提出できる伝票は都度出してもらうことにしました。末締めというと、月末を過ぎていないと提出できないと思っていた人が、すごく多く、驚きました。案件が半ばで終わったら、その時点で提出してもらうこれだけで、月初のタイトな日程が和らぎました。なんでギリギリまで提出してくれないんだろう・・・という憤りは、お互いの誤解でありました。レベルが低い話ではありますが、レベルが低いことすら理解できていなかったのです。このレベルの問題を変えるので、一苦労。悪気がないことがわかって安心した反面、よほど根元から直さねばならないと実感しました。そして、コミュニケーションの重要性がわかった事例でした。当時読んでいた本先輩は二人いたのですが、庶務以外はそんなに教えてもらえず、経理業務の基礎を自分で叩き混んでいました。特に、元郵便局員であったため金融周りは得意だったのですが、会社で経費精算はしたことがなく、そんな基本から学びました。まさに、新卒レベルでした・・・。【送料無料】小さな会社の経理と帳簿がわかる本 [ 青木広子 ]
2012年09月12日
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未経験経理で入社したため、まずは郷に入ればと、納得できないことも我慢しながら仕事をしました。前職は元金融機関とはいえ、実は郵便局。公務員あがりが何ができると、営業部は冷ややかな態度。郵便局はのんびりしているように見えますが、実は営業営業の大変な職場。実は鬱病になってしまう人も多いのです。ただ、皆の目にはそうは映っておらず、とにかく信頼関係を築こうと思いました。雑務や、営業事務的な仕事も、自分から拾ってフォローしました。また、コミュニケーションを取りまくり。そこで元営業マンという経験が非常に活き、お客様のニーズを聞くように、営業さんのニーズを聞き出しました。営業の経験のひとつに、商品を売る前に、自分を売り込む、ファンを作る、という意識が、会社が変わっても 仲間をつくり、味方を作るということに役立ちました。顧客ニーズをつかむ ということは、なんにでも応用が利くのです。営業ができなから、経理に回されるのではなく、今の世の中、営業ができる人間が経理に行くべきなのです。営業の気持ち、心理を理解できるコミュニケーション能力に長けている会計士、税務署との駆け引きができる上司や経営者、営業に、それぞれのシーン、立場に合わせた言葉で説明ができるなどのメリットがあります。当時読んでいた本と言っても、この日記の時よりもう少し後ですが。日記の通り、元郵便局員であったため、経費で本を買っていいということに感動してました。お茶葉ですら、みんなでお金を出し合って買っていたので。忘年会や、歓迎会なども、経費でいいなんて、民間はすげえーなんて思ったり。この本は、少し経理に慣れてきた入社半年頃、読み始めました。楽しく読め、経理から経営へ、ほんのちょっとですが、発展的な勉強ができました。少し背伸びするには、とっかかりとしてはよい本です。【送料無料】非常識会計学! [ 石井和人 ]
2012年09月08日
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管理部門は売上をあげられない部門である。では、利益もあげられないのか?決してそうではないだろう。営業部、事業部に、おんぶに抱っこ、事務屋で終わっていいのか・・・。そう自問自答を繰り返したことで、気づけば経理部長になっておりました。元来、おっちょこちょいで、忘れっぽい僕・・・。缶ジュースのプルタブを開けたにもかかわらず、それを忘れて振ってしまいずぶ濡れに・・・なども過去数回。そんな僕が、経理部長になれるのだから、考え方や、アピールの仕方、マインドを変えれば誰もが出世できます。特に今でこそ、経理部門の重要性が認識され、優秀な人材が管理部門へ、という世の中になりました。しかし、ほんの5~6年前までは、営業が苦手な人、営業で成果を出せなかった人の果てが、管理部門でした。せいぜい、管理部門の中でも、人事が花形。経理は庶務の上くらい、バイトでもできる仕事と思われてました。しかし、高度経済成長、バブルの時代はそれでもよかったのです。ちゃんとした経営管理をせずとも、経済は、会社は右高上がりあったのですから・・・。その後、ずっと暗い時代を過ごし、ようやく晴れたと思ったら、今度はリーマンショック。経営管理、予算管理、中長期経営計画・・・etsここで経理の重要性が叫ばれるようになりました。私は当時、時代背景など、そんな難しいことは考えてはおらず、たまたま就職した会社が、あまりに前職と管理の差があり、悩んでおりました。前職は、ガチガチのルール、コンプライアンス重視の金融機関。再就職先は、正反対の無法地帯のイベント業界。経営管理どころか、労務管理も資金管理もなにもなし・・・。管理部門で利益コントロールをし、体制を整えねば。自分がやらねば、数年後には会社はなくなる・・・そう思い、走り続けたのですが・・・当時読んでいた本未経験経理であったため、具体性のある本ということで、こちらを読んでいました。小切手と手形の違いなど、基礎中の基礎の勉強に必死で。【送料無料】経理部長が新人のために書いた経理の仕事がわかる本 [ 近藤仁 ]
2012年09月07日
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