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其疾如風 其徐如林 侵掠如火 不動如山疾きこと風の如く 徐かなること林の如く 侵掠すること火の如く 動かざること山の如し 感想記事・トラバ・コメントはこちら↓ドラマ@見取り八段・実0段 2007年度NHK大河ドラマ【風林火山】第五十回 最終話「決戦川中島」 **************************************************************現在、楽天ブログではインデックスとツイートまとめのみをUPしております。当ブログでは現在コメントを受け付けておりません。(できないようにしてあります)お手数ですが、コメントとトラバは「ドラマ@見取り八段・実0段」の方にお願いいたします。映画に関する記事は「映画@見取り八段」まで。※申し訳ありませんが、FC2からトラバの飛ばせないブログシステムさまに関しましてはこちらから飛ばさせていただく事がございます。よろしくお願いいたします。※「Twitter」ID「kukucoo」です。大量ドラマツィートに耐えられる方はフォローよろしくです。一応、「楽天プロフィール」なるものも作っております。あまり顔を出していないので、ほとんどインデックス状態ですが・・・ドラマと映画に興味のある方で、やっている方はぜひフォローを。
2018年03月18日
今期はパソコンの調子が最悪なのでドラマ感想を捨ててしまったが見応えのある物が多かった。月曜の「ガリレオ」から始まって「医龍」「歌姫」「モップガール」「SP」など楽しんでいたけれども、もし感想を書くならば「金八」だっただろうな。。。と思う。始まった時は「また金八か」と思ったけれども見始めるとハマる世界である。子供達の演技はたどたどしいけれども、脚本がしっかりしている。受験期と言う揺れる時期にいながら、受験以外にも様々な悩みを抱える子供たちと、それを出過ぎる事なく静かに見守る坂本先生の眼差しに毎回泣かされる。とりわけ、今期は「親子」が大きなテーマになっており、毎回、見る度に私は私と私の父について考える。父を「すごい親」とも「素晴らしい親」とも思った事はない。子供の頃から、とにかく「恐い」としか思った事がなく、早く家を出て父から離れる事が私の大望だった。父は王様のような人であり父の世界では父が「黒」と言えば現実が「白」でも「黒」と言わなければならなかった。偏屈と言う言葉がピッタリな人間である。結婚して離れて暮らしてみて、それは病的な物であった事に改めて気付かされた。今でも年に何回かある(しなければならない)実家での集まりは私にとっては苦痛以外の何物でもない。父が機嫌良く終わる時はホッとして帰途につき、機嫌悪かった時はイヤな気持ちを抱えたまま何日も過ごさなくてはならない。言葉と態度に鋭い刃物を持った人である。父は今年、ガンに冒され手術した。聞かされた時、正直言って何の絶望感もなかった。私は「それ」を望んでいたのかも知れない。手術を無事に終え、命を取り留めた父は、病を抱えますます病的になっている。先日は、電話で、ろくに音沙汰無い事を責められ「お前など子供だと思っていない」と言われた。片道2時間以上かかる距離を何度も顔を出してもらいたかったのだろうか。昔、子供だった私たちを連れて実家に遊びに帰った母が父に帰りが遅い事を罵られて泣いていた姿を思い出す。自分の妻には実家に帰ったことを責めた父が家庭を持つ私には実家に顔を出さない事を責める。何だか笑うしかなかった。帰って喜ばれるならば、何度でも帰って顔を見せるだろうけど帰れば帰るで、ワケのわからない嫌味で突っつく人である。悪いけれども行く気になれない。刃物を持った人間に道で出会ったら、人は近づかないだろう。傷つけられるのが恐いから。この人は刃物の固まりであり、この人に近づいたら傷つけられる事は明白であり、だから皆が離れていく事も理解できない可哀想な人。今の私には離れて見ていること以外できない。臆病者なので。昨日の「金八先生」で父に抑圧され、大切な物を捨てられた事が原因で引きこもりになった少年は父親の死を切っ掛けに、やっと父と対面する。「育ててくれて、ありがとうございました」棺に向かって頭を下げる。父は少年が引きこもってから、自分の間違いを知り、死のその日まで少年を思い、少年にメールし、少年のクラスを訪ね「私が消えれば彼が元に戻るのならば、私は消えてもいい。消えてもいいとそう思っています」そして本当に突然いなくなった。最後に少年は父の思いを知る。現実から逃げ、甘えていた少年は、父の死を足元に踏みしめ、乗り越え、そしてやっと再び校門の前に立つのである。私はいつか父と別れる時ありがとうございましたと言えるだろうか。そんな事を考えながら見てしまった。かつての今日と言う日私は父の長子として、この世に産まれた。親孝行は何もしていない。私も、少年のように父から逃げているのかも知れない。生まれた日から、ずっと、今日に至るまで。
2007年12月21日
わしは生涯、甲斐に城は築かぬ。そなたら人が城じゃ。なぜ死んだ?板垣、なぜ死んだ?と、繰り返すのは、なぜ殺した?と、自分を責めるから。板垣は、諏訪の旗を掲げた。自分を先鋒に、と申し出る諏訪衆の頭には確かに板垣の姿が見えた。勘助の言う通り、板垣は死んではいなかった。この度の戦で、忘れていた心を取り戻した気がする。武田の家訓となるべき「心」じゃ。 勝ったからスカッとするはず。。。なのに。。。皆が涙。甘利と板垣の弔い合戦となった、この戦。皆が失った物が大きく、そして、得た物が大きい戦となった。ここまで来て、甲斐がひとつにまとまった。甘利と板垣が残していった物は、晴信への戒めと甲斐への勝利、だけでは無かったのです。先日、千葉新一さんが引退会見をなさいましたね。私は、千葉さんと言うと、アクション俳優だけではなく、「できちゃった結婚」のお父さん役を思い出すのです。千葉さんだからこそ、面白くて泣かせてくれるピッタリの役でした。アクションが無くても、充分、千葉さんは素晴らしい役者さん。。。だと思うんだけど。。。こんな私の声なんて、千葉さんには届くはずもなくご決心されたようですし。。。素晴らしい後身をたくさん育てて下さることを願います。今後の千葉さんにも注目したいですね。 ↑小山田クラブに入っとります。詳細はクリック。 ・風林火山 第二十八話※前回も書いたのですが、忙しいだけではなく、パソコンの調子がホンマに最悪なのです。記事を書くだけでも、とんでもなく時間がかかってます。。。(+_+)楽天の管理画面って、本当~~~に重いんですね~。パソコンがこうなって初めて分かる、数々の事実。。。FC2でも他のブログを作っていますが、そっちの管理画面はパソコンがこんな状態でも、ちゃんとサクサク動くので(+_+)こんなワケで、トラバのお返しもままならず。当分は、半休状態以下でやらせていただきます。ご了承くださいませ~。コメント、トラバ、お返しままならずとも、いただけると嬉しいです。
2007年07月22日
勘助、月影となれ。月影となって、お館さまを照らすのじゃ。甘利は、敵の懐に飛び込んで板垣は、敵の陣に飛び込んでこの戦に蹴りを着けようとした。二人それぞれのやり方。だが、二人の口から同じ言葉が出た。そうすれば、多くの味方を失わずに済む。覚悟は同じ。そして、思いも同じ。甲斐のため。そして、晴信のため。自分が犠牲になる。そして、また思いは一つ。後の事は、この軍師に任せるのだ。甘利さまは矢となって板垣さまは盾となってお館さまをお守りしたのです。だから、ただ見ていなくてはならない。父のように、師のようにいつも自分を見守り、自分の側にいてくれた板垣の最後の時を。 もう、ただただ放心です。。。甘利の最後。板垣の最後。影武者を立てた板垣の思いを無にしないため、「晴信」を救おうと立ち上がる皆の姿。そして、勘助は託される。晴信の甲斐のその後を。 ↑小山田クラブに入っとります。詳細はクリック。 ・風林火山 第二十七話※忙しい、に加えて、パソコンの調子が最悪になってしまいました。管理画面が重くて記事書くのがやっとな状態です。トラバ飛ばせなかったら、スイマセン。※追記:いつも来て下さる何人かの方にトラバ飛ばしてみたところ、何とか飛ばせるようですが、コメント入れようとするとパソコンが固まるブログさんがいくつかありまして。。とっても時間かかってますので、今回トラバのみになるかもです。スイマセン(>_
2007年07月15日
人の道は一つではない。戦もまた然り。と言う晴信。対して、いや、人の道は一つでなくてはなりませぬ。でなければ家臣は付いて参りません。お館さまの素晴らしい所は、人を動かす力でございます。心を持って人を動かす事こそ、お館さまのご器量。どうか自信を取り戻して下さい。お館さまを討ち死にさせるわけにはいかんのじゃ。絞り出すような板垣の声が耳に残る。幼い頃から晴信を助け、我が子のように愛し、その器量に期待を込めて育ててきた板垣だからこそ。。。そして、甘利もまた甲斐の国を憂いている。守りたい物があるからこそ戦う。村上の首は我が甲斐の国数万の命じゃ。 いやだ~予告、予告。。。板垣の必死の懇願に涙しながら終わり、そのラストの流れからあの予告はないだろう。。。予告であそこまでやるんなら、いっそのこと早く全部見せておくれ。来週は、とってもイヤな事になりそうです。。。。これで晴信の心は再び生まれ変わるのかな。でも、その犠牲は大きすぎます。そう言えば、小山田さまが、やけに良い人な感じでした。あのシーンは必要。。。。。もしかしたら、どっかからクレームが↑クレームをつけたのは、私ではありません。でも、小山田クラブに入っとります。詳細はクリック。 ・風林火山 第二十六話
2007年07月08日
毎度お馴染みの次クールドラマの一覧と展望です。次クールって言うか、記事が遅くてすでに今クールになっちゃってます。日曜ドラマはすでに始まっちゃってますし、火9一回目もすでに放送中。なかなか更新が難しい今日この頃。。。では。は、「見る予定」。は、「たぶん見る」。無印は、「たぶん見ない」。です。月21時フジファースト・キス井上真央、伊藤英明、平岡祐太、阿部サダヲ火21時フジ花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~堀北真希、小栗旬、上川達也、生田斗真火22時フジ牛に願いを Love&Farm玉山鉄二、小出恵介、相武紗季、香里奈、戸田恵梨香火22時日テレ探偵学園Q原作は「金田一少年」さとうふみやのコミック神木隆之介、志田未来、山田涼介、要潤水22時日テレホタルノヒカリ綾瀬はるか、国仲涼子、藤木直人木21時TBS地獄の沙汰もヨメ次第江角マキコ、加藤浩次、相葉雅紀木22時TBS肩ごしの恋人米倉涼子、田辺誠一、永井大、要潤木22時フジ山おんな壁おんな伊東美咲、深田恭子金21時テレ朝女帝加藤ローサ、松田翔太金22時TBS山田太郎ものがたり二宮和也、桜井翔金23時テレ朝スシ王子堂本光一、中丸雄一、加藤夏希土21時日テレ受験の神様成海璃子、山口達也土23時フジライフ北乃きい、福田沙紀、関めぐみ日21時TBSパパとムスメの7日間新垣結衣、舘ひろしわかりますこのマークの少なさよ。。。ハッキリ言って、今回あまり見る気になる物がないです。っつーか、見るかもだけど書く気にはならないな~。ガーっとのめり込めそうな物はないです。とりあえず、今夜10時からの「探偵学園Q」が一番期待作だったりする。今、「花ざかりの」見てるんですが。。。私、●田●子が、昔っから大っっっ●いなんですよね~。。。きっついわ~これ。。。毎回出んの?この人。上川さん、出番ほとんどないし。早くもリタイア候補。。。書く気しなそうな物ばかりなので、ついでに。。。今クールはドラマ記事は大河のみにする事に決めました。仕事が全然進まないんです。。。記事を書いても、トラバもコメントもなかなかお返しできないので。書きたい時は書くかも知れません。その時は遊んでやって下さいまし。では~。。。今期も密かに、よろしくお願い致します。
2007年07月03日
武田に刃向かうは犬死にであると今こそ信濃に知らしめるのだ変わってしまった晴信。勝つ事に一直線な晴信。負けた事がない者は、こんなに弱者に残酷になれるのか。。。勘助の「戦わずして勝つ戦」の言葉は、もう晴信の耳には届かない。あんなに仲の良い二人だったのに。信頼し合っていた主従だったのに。晴信は勘助に命じる。降伏を促しに志賀城へ行け。中へは入るな。援軍3千の首を城の周りに立てよ。お前自身がやるのじゃ。悪魔の言葉としか思えない。わしは恐い。昔は勝つことが恐かった。しかし、今は負けることが恐い。その心の弱さが、強さを求めて荒れ狂っている。 ああ~。。。ダークだ~。あの晴信がこんなになってしまうとは。しかし、今回改めて素晴らしいと思ったのは真田さま。私は真田の気持ちを心配していたんですよね。勘助の紹介で就職してみると、社長は勘助が言っていたような人格者と全然違うじゃん。。。あ~辞めて~。。。とは、ならず。お館さまは負けを知らないのだろう。冷静に分析。さすが、人が付いてくる器。。。それに比べて、今回の小山田さまは。。。イヤだ~~~。。。晴信の周りは黒い影でドロドロ。小山田さまも、移ったようにドロドロ。巻かれていく家臣団と勘助。。。悲劇の予感がします。・風林火山 第二十五話←それでも、小山田クラブに入っとります。クリック。
2007年07月01日
ともみ みかづき きりぎりす すいしゃ しゃんでりあ あすかそうやって、しりとりをしながら、小学生の明日香と朋美は一緒に学校から帰った。2人で秘密の基地を見つけた。毎日2人でそこで過ごした。私はあなた、あなたは私。嬉しいことは、全部半分こにしよう。悲しいことは全部半分こにしよう。そうやって ずっと2人で生きていこう。朋美が兼良からいじめを受けるきっかけを作り、死のうとした朋美に替わって明日香は自らいじめを受けるようになった。でも、朋美は誰にも言えなかった。明日香が自分の代わりになってくれた事。明日香は自分のためにいじめられている事。そして、あの乱闘の日。明日香は朋美に向かって笑いかけた。私ね、一昨日死のうとしたんだ。でも止めた。私は1人じゃないんだって事に気付いたの。朋美もいつか気付く。誰でも1人じゃないんだよ。悲しむ人はいるんだよ。だから、死なないで。私たち、また一緒に帰ろう。そして明日香は窓から転落した。手足を滑らせて。明日香の死は、自殺ではなかった。事故だった。珠子が救われた瞬間。それは、真実を知ってもらえた明日香も救われた瞬間。長い間、細い肩に重しを背負って生きてきた朋美はその時、崩壊した。世界を変えることはできますか?学校には今もイジメはある。でも、職員会議で頻繁に語られるようになった。と加地は言う。そして、明日香を忘れないように、生徒と語る機会を作っている、と言う。それだけでも、世界は変わったのではないだろうか。明日香の周りにあった小さな世界。明日香の死によって、世界は少しだけ変わり、珠子の闘いは無駄にはならなかった。死んだようになってしまった朋美と秘密基地に向かった珠子は壁に明日香の書き残した手紙を見つける。明日香が最後に朋美に語った、独りぼっちじゃない自分の事。明日香より明日香へ私 今日死のうと思ってたごめんね、明日香わたし今まで明日香のことがあまり好きじゃなかったひとりぼっちの明日香が好きじゃなかっただけどここに来て気付いた。わたしは1人ぼっちじゃないってことに。ここには8才の時のわたしがいる。わたしには8才のわたしがいて13才のわたしがいて、いつか20才になって30才になって80才になるわたしがいる。わたしがここで止まったら明日のわたしが悲しむ。昨日のわたしが悲しむ。わたしが生きているのは今日だけじゃないんだ。昨日と今日と明日を生きているんだ。だから明日香、死んじゃだめだ。生きなきゃだめだ。明日香、たくさん作ろう。思い出を作ろう。たくさん見よう。夢を見よう。明日香。私たちは思い出と夢の中に生き続ける。長い長い時の流れの中を生き続ける。時にすれ違いながら、時に手を取り合いながら長い長い時の流れの中をわたしたちは歩き続ける。 明日香の思いが伝わった最終回。強い子だと思った。決して生きる事をあきらめない強い意志。こんな子が自殺するわけがない。あれは、本当に事故だったのだ。朋美は自分のせいでイジメを受け、自分のせいで死んでしまった明日香の事を言えず、ずっと心に抱えてきた。明日香の手紙を読んで、頬を流れる朋美の涙。そして、珠子の涙。珠子の裁判は無駄ではなかった。確かに、珠子のおかげで明日香は救われた。そして、朋美も救われた。学校と言う小さい世界は少しずつ変わった。では、「わたしたちの教科書」とは何だったのか。授業で学ぶことだけが教科書ではなく、経験から学ぶ人生。明日香は決して諦めなかった。そして、その思いは死を持って伝わった。私たちは学ぶのだ。喜びからも、そして悲しみからも。そうやって、世界は実は私たち自身の手で少しずつ変える事が出来るのである。よく出来たドラマだったと思う。毎回、ハラハラしたり、涙したり。。。職員室サイドの混乱。生徒たちの隠れた牙。雨木の拘りと、何をするか分からない息子、音也。そして、息詰まる裁判。そのバランスが素晴らしかったと思う。ただの学園物に留まらず、サスペンスとして楽しめ、またドラマの端々には詩のような情緒があった。ただ、終わってみると、ちょっと音也の存在って半端だった気もする。。。ハラハラさせるためだけの道具?みたいな。。。ついでに、加地の位置も半端だったかなぁ。もっと珠子と一緒に動く人だと思っていたんだけど。騙されやすい意志の弱い人間の典型として描かれた、って事でいいのかしら。朋美が救われたラストは、幸せな気持ちで見る事ができた。個人的には、すっかり更生された兼良 陸のその後も見てみたかった気がする。正直、この脚本家にこんなドラマが作れるなんて。。。私、これからは脚本家の名前でドラマを選ぶのは止めときます。多忙でブログ半休状態の中、このドラマだけは書かずにいられなかった。それくらい、私の心を打った作品でした。ドラマブロガーの皆様には、トラバやコメントが返しきれない状態で本当に申し訳なかったです。・わたしたちの教科書 第11話
2007年06月28日
晴信は海を欲している。駿河で見た、あの広い海を。晴信が、天下を制したいと言う欲の海に溺れて母の声も耳に入らず、父親としての己の在り方も見えなくなってしまっているとしたら勘助もまた由布姫と晴信の子に天下を制させたいと言う欲の海に溺れていると言う事になる。幼い寅王丸を駿河にて出家させ、その目は晴信の長子である太郎にまで向いていた。その欲は、今や誰の目にも明らかに映る物となる。義元曰くなぜ、そちが嫌いか解るか。そちは、その欲が己が強すぎるのじゃ。主への忠節を隠し蓑にして人に悟られまいとしている。それがそちの醜さじゃ。板垣曰わくそちは四郎さまへの思いが強すぎる。私利私欲ためにお育てするようなことは決してあってはならぬのじゃ。勘助の四郎への思いは、己のための欲なのか。たぶん、決してそうではないのだけど。。。あの美しいわ子様に御館さまの家督を継いでもらいたい。そのためには如何に己が醜くてもかまわぬ。 何か、勘助は屈折している。親ばかならぬ、爺やばか。。。かな。親ばかも、身分が違うとスケールも違ってくるわけで。武田家、早くも泥沼です。子供のケンカに親は出るな、と言う法度を作りつつもそうはいかない現状を、上の者が自らすでに始めてしまっています。当の子供達は、まだあんなに幼くてあんなに綺麗で、何の邪心もないのにね。出家させられ、住み慣れたおばば様の側から無理矢理引き離される寅王丸の涙。。。。。・風林火山 第二十四話←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。
2007年06月24日
私の考えは変わりません。いじめを認めたら学校は壊れます。でも、これだけは言えます。藍沢明日香さんはウソをつくような子ではありませんでした。雨木の口から、初めて明日香を認める言葉が出る。雨木先生のような先生になりたい、と言っていた明日香。雨木先生が大好きだった明日香。金木犀の花の下子供を守ると約束してくれた教師と明日香は何を語り合ったのか。。。教師達は、ついに立ち上がった。体制に怯えて、見て見ぬふりをしてきた自分たちを生徒に語る事によって自ら戒める時。全員が自分の心に問い正さなくてはならないのです。その時、自分が何をしたのか何をしなかったのか生徒達の心に、教師の言葉は届いただろうか。雨木も、過去はイジメを認め、暴くことによって解決しようとしてきた理想に燃えた教師だった。しかし、いじめがあった事を晒すことはただバッシングを受け、生徒を傷つけ、学校を好奇の目に晒すだけだった。その時、学校からイジメを無くしたのは雨木の息子、音也による、イジメの首謀者への制裁だった、と言う。悪いいじめっ子は僕が処刑する音也は今も変わっていない。イジメを無くすことは、暴力によって、制裁によってしか解決しない。音也は、今もそう思っている。私たちは同じ荷物を背負って明日香が生きるはずだった未来を生きていく珠子の言葉を受けて、心から変わった兼良。その名を音也が知った時音也の攻撃は、「いじめっ子」兼良に向かっていく。 涙と緊張感と、そして驚きと。。。すごいドラマだなぁ、と思います。雨木から、明日香の教科書を受け取り、胸に抱く珠子。珠子の思いも明日香の思いも、全て昇華したように見えた。それでも、裁判は続く。法廷の場に、突然飛び込んできた朋美。私、あの時教室にいました。明日香さんが落ちた時、教室にいました。朋美は、何を語ろうというのか。。。・わたしたちの教科書 第9話
2007年06月21日
星ですら同じなんて有り得ない人は変わるわ。ずっと同じではいられないのずっと同じではいられないの。そして、みんなバラバラになった。社長とヨッちゃんは旅に出た。ニコとロボは何となく別れた。そうやって人は成長して行くんだね。でも、ロボだけは変わらない。誰もロボを傷つける事は出来ない。ロボの世界はロボだけの物だから。例え最後の1人になっても、俺は俺を味方する。誰でもみんな自分らしく生きる道を模索する。人に流されるのも自分。人に逆らうのも自分。そして最後に私を救えるのは、宇宙で私だけだから 良いドラマだったなぁ。。。でも、寂しいドラマだった。結局最後は、1人で生きていくしかないんだね。ずっと一緒にはいられないと言う考えは、人間関係の変化があまり好きじゃない私にはちょっと寂しすぎる結末だった。だから、ヨッちゃんが社長と共に旅立ったのは嬉しかった。ニコとロボも、いつかきっとまた一緒にいられる時が来ると信じたい。・セクシーボイス アンド ロボ 第9話
2007年06月19日
見ている私の意識が散漫なのか、面白くないわけではないのだけどここと言って感想を書こうと言う気になれず。。。グッと来る物がないと言うか。驚いたのは甘利を始めとする武田家臣団の方こそが勘助の「戦わずして勝つ」戦に、すっかり慣れてしまい長であるはずの晴信の方が、そのやり方に反発を感じている、と言う。。。晴信は、甘利達の言う通り、変わってしまったのか。それとも、板垣の言うように慢心なのか。お館様には、情けがございます。勘助がいなければ、もっと早くに負けていたかもと。。。たぶん、由布の言葉が、どこかに刺さっているから。 オープニングで、ぶっ飛んで、何も考えられなくなった私です。「勘助の子」とは。。。夢でも、止めてくれ~。。。真田幸隆が、ついに武田に来たのは嬉しかったし、真田の家臣が幸隆の元に集まってきたのも何だかグッと来た。。。けど。何だか、どこを取って良いやら集中できず。。。晴信は、変わってしまうのか。今後、勘助を疎ましく思ったりする事はないのか。晴信は由布姫と勘助をどう思っているのか。その辺が、今後の展開のネックになるのかなぁ。しかし、ガックンの怪しさは浮いてましたね~。。。1人ガックンライブだわぁ。・風林火山 第二十三話←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。
2007年06月17日
武田と共に歩まぬ限り、真田の里を取り戻す術はありませぬ。勘助は、どうしても幸隆が欲しかった。恩もあるし、見込んだ人徳もある。自分の愛する人は愛する人の元へ。これは、由布姫を武田に入れたかった気持ちに通ずる物がある。勘助の口を持ってその強さは武力だけにあらず知力に長け、情けの深いお方と語らせる晴信。勘助は、どこまでも晴信に魅了されている。そして、また北条も、勘助が見込んだ男。勘助は、こうして自分が見込んだ人間を武田と結ばせていく。 関東管領とは、家臣にまで「浅はかな」と言われてしまう人徳の持ち主。その行く末は、多大な兵力を持っても行かせずに終わった。人の力とは量にあらず、質にありかな。現代でも、充分通ずる話ですね。来週、ついに彼が登場します~!長かった。。。。。今日は朝からの強行軍により、大変疲れておりますのでハショった感想ですいません。先週のレスもトラバもまだ返し終わってませんね。。。なかなかウチのブログは通常営業には戻れないようです。いただいたトラバとコメントはお返ししていきますのでお気遣い無くどうぞよろしくお願い致します。感想がないのも、なかなか寂しいので。。。ぼちぼちマイペースでやりますので、ご了承下さいまし。・風林火山 第二十二話←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。なおみさん、なかなか参加できずすいません~。
2007年06月10日
黒い物を黒いと言えなくなる。白い物を白いと言えなくなる。それが大人だ。それが俺だ。上下関係、しがらみ。。。そういう物の中で、臭い物に蓋をするように痛い物には触れないようにそんな風に、息を殺して生きている大人にも良心はあった。みんな、心の痛みを抱えて生きている。娘を信じられずに、いや、信じていても、建て前の中で、とってしまった態度が娘を傷つけた。そんな過去を持っていた熊沢に学校でイジメがあると言うのは、そんなに恐い事なのでしょうか。珠子の真実を問う言葉が突き刺さり見ないようにしてきた真実が、涙と共に溢れだした。藍沢が靴を履かずに帰るのを見ました。靴は給食室の裏のゴミ箱に捨てられていました。色々な汚れがこびり付いていました。私は、その汚れをハンカチでぬぐい取って藍沢の下駄箱に入れておきました。私が藍沢にしてやった事は、それだけです。当校にはいじめがございます。それだけです。勇気。それだけの事をしてやるのにも勇気が必要だったかも知れない。そして、裁判で学校の敵に回る事にはもっと勇気が要っただろう。大人社会と言うしがらみの中では、真実に蓋をしなくてはならない事が、たくさんある。いつから黒を黒と、白い白と言えなくなってしまったのか。でも、そんな中でも、心を無くさないでいた人たちはいる。熊沢の口から語られた真実の中に、長い間泣いていた明日香の姿が見えた。今現在も学校の中で起きているイジメ。これを阻止できるかどうかは、全て大人の良心と勇気にかかっている。ご両親に話しなさい。ご両親が泣くのは、あなたが虐められている事を恥ずかしく思うからじゃないのよ。涙が出るのは、そこに、まだ希望があるからなのよ。・わたしたちの教科書 第8話
2007年06月07日
プッチーニの仕事は果たされなかった。彼女たちが仕事を始めたワケ。夜、病院の窓から明かりが一斉に消える。暗い病室から外を見ている人たちがいる。消えそうな命を抱えて。。。私たちは、あの窓を無視して暮らしている人たちが許せない。人の命が無くなっても、何一つ変わらない世の中がイヤなの。でも、そのクセ、マキにピストルを向けている自分たちがいる。その矛盾が解っているから果たせない仕事に終わったのだ。自分がいなくなったら、悲しむ人がいる事も気付いてしまった昭子だから。死ぬって言うのは自分だけがいなくなってそれで終わったわけじゃない池に石を投げた時のように、波紋はいつまでも静まってくれなくて誰かがいなくなるってそう言うことでしょ誰でも1人で生きているのではなく、どうしようもなく関わってしまっているこの世界だから。。。プッチーニは、患者さんから最後のメッセージを受け取る。あんたらしあわせになりやあなたがいなくなると世界が変わるあなたがいなくなると私の知っている世界じゃなくなるそれはとっても寂しいことだからだから 死なないで。 前編は「恋」の苦しさや悲しさを後編は「生」の意味を語った前後編、だったかな。ロボの淡い恋は終わってしまいました。私は前編の方が好きだった。関わっている世界から誰かがいなくなる。それは、きっとつらくて寂しくて。。。誰でも、今のままでいたいもの。それが幸せってものなのかもしれないね。平凡だけど。・セクシーボイス アンド ロボ 第8話
2007年06月05日
由布姫さまをお慕い申しております。しかし、それは国のごとくに、でございます。それがしにとって、国とは人にございます。お館さま、板垣さま、姫さま、そしてミツが己にとっては国なのです。自分には国は無かった。だから、人に着いていく。自分にとって「国」とは自分の居場所とはそれは、「人」のいる場なのだ。辛い道を歩んできた勘助にとって、自分を受け入れてくれる人こそが国であった、と。勘助の痛みを抱えた心を受け入れてくれる場。それが甲斐であり、晴信であり。。。ミツの名が出た時、伝兵衛の顔つきが変わった。妹が勘助にとって、初めての「国」であったと知ったから。勘助の「国」を「人」を想う心は、何よりも深い。周りからの厚い愛情を受けられずに育ってきた孤独な勘助であったからこそ。。。 小山田様、先週の分も出番いっぱい~。しかし、自分は使われていただけだった、と知った場面でした。それでも、いいんです。小山田様がいたからこそ、他国との外交がなされていたのですから。。。しかし、晴信の先を読む目は、やはり素晴らしい。そして、義元はやはり。。。何も見えないらしい。今だに勘助を認められないんだからね~。勘助の口から、久々に「ミツ」の名が出たことが嬉しかったです。晴信さまは、石の上に乗っても義元よりも小さい。。。・風林火山 第二十一話相変わらず、レス遅くてスイマセン。また、現在、ウェブリブログさんにトラバが全く飛ばない状況です。そして、ココログさんにはトラバが飛びにくい状況です。両ユーザーの方々には、申し訳ありません。←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。こっちも最近、参加できずすいません~。
2007年06月03日
学校の中にイジメはない裁判で断言する加地。あの日、あのロッカーの中にあったラクガキだらけの教科書をあれを見た日の感覚を加地は忘れてしまったの?喜里丘中学校で藍沢明日香転落事件が起きてから、すでに1年が経っていた。裁判の経過は珠子にとって上手く進行していかない。証人が弱すぎる。。。加地は、すっかり学校に、副校長・雨木に取り込まれていた。生徒の気持ちも教員の悩みも理解できないロボットのような加地は、初々しく、ただ生徒の心を考えていた臨時採用期間の彼とは、全く変わっていた。洗脳なんだろうか。人間は、ここまで変われるものなのだろうか。自分の仕事に悩み、教室に行けなくなった八幡を厳しく糾弾する。加地の妻となった大城にも、加地の変化は理解できなかった。そして、加地は今、また一つ生徒の心を失おうとしている自分に気付いていない。ぼくは みにくいみにくい黒いニワトリイジメはあるんだよ。しっかり目を開いて見て学校は、なぜ目を閉ざしてしまうのだろう。大人は何故、子供が見えないのだろう。学校と言う優しい檻に、自分が守られている事を充分理解して行動している兼良が恐い。 加地が大城先生と結婚ビックリです。。。相変わらず幼い威厳のない顔をしていながらも、しっかり職員室の権力者に治まっている加地。いつから、こんなに偉くなってしまったの?積木珠子の裁判の甘さにも、ちょっとビックリです。証人である加地も、相手弁護士の瀬里も、珠子と明日香の関係は知っているわけなのだから、そこを突っ込まれるのは当然だと思わなかったのでしょうか。準備が甘すぎる気がします。敏腕弁護士には見えないなぁ。加地が偉くなると反対に、何だか情けなくなっている他の先生達。こんな学校やだ~。。。教師が兼良のやっている事に誰も気付かない事にも腹が立つ。生徒と教師は互いに上辺だけしか見ていないんだね。生徒の方は、そこを上手く利用して「か弱い自分」を演出している。生徒の方が何枚も上手です。このドラマを見ていると子供って何もかも解っているんだ、と言う気になってくる。何もかも解っていて、大人の前で牙を隠している。弱い者は羽をむしられていくんだね。先生、早く気付いてあげて・わたしたちの教科書 第5話現在、ウェブリブログさんにはトラバが飛ばず、ココログさんには飛びにくい状態になっています。そちらのユーザーの皆様、スイマセン~。
2007年05月31日
2人でいるって事は、いつまでも夕焼けの中にいるようなものなんだロボはカスミちゃんもロボットも捨ててもいいくらいの恋をした。社長は好きな人との約束だから、プッチーニに殺されてもいいと言う。何がリアルなのか。恋はリアルなのか。現実はリアルではないのか。2人でいれば、何でもできるよ楽しくないんだね。恋は。苦しいんだね。恋は。それでも、2人でいたい。何もかも捨てても。そういう日々をこのドラマを見ていると思い出すからだから、泣けてしまう。私といた事もフィクションなの?ニコも恋をしているのかな。・セクシーボイスアンドロボ 第2話感想
2007年05月29日
何と小さきことをお考えにござりますか。お館さまは天下人になられる方でございます。この勘助がそうするのです。この勘助をお信じ下さりませ。この勘助が。。。だから諏訪に戻れ、と甲斐に戻ろうとした由布姫に向かって叫ぶ勘助。そして、摩利支天は、再び由布姫の元へ戻った。ここまで激しい女だったとは。ここ最近の由布姫は理解できないほどだったけれども晴信を愛してしまう自分と敵である武田を憎む気持ちと・・・その葛藤の中で悩んでいた。晴信に見捨てられたと思い詰め、甲斐に戻って晴信の首を自分だけの物にしたい、と気持ちを勘助にぶちまけてやっと、由布姫の心は晴信の物となった。それは勘助の由布姫への想いを砕かれた瞬間だったのかも知れない。 う~ん。。。ちょっと支離滅裂な由布姫さまの行動。あの時代にあんなに思いこみが激しかったら大変だって気もする。。。武田信玄とは、決して一夫人や一妾を大切にする人ではなかった気がするので。勘助も、自分と逃げてくれ、とか言ってしまったりしてこれは失恋って事でしょうか。さて、次回からは、そろそろ由布姫騒動から離れるかな~。。。2話ほど、ブログお休みしてしまいました。そろそろ通常営業に戻れそうな気がします。コメント・トラバ凍結状態でスイマセン。2周年にお祝いコメント下さった方々も、コメントレスできずすいませんでした。今後もよろしくお願いします~。【追記】2週お休みしている間にかどうか解りませんが、どうも、ウェブリブログさんにトラバが飛ばないようです~。スイマセン。・風林火山 第十八話←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。こっちも最近、参加できずすいません~。ってか、今日、小山田さま出ていらっしゃらなかった
2007年05月27日
せっかく真実に辿り着こうとしていたのに。。。職員室からハジかれた加地。副校長によって、教職員のプライベートに潜り込んで裁判の資料を作っている、と言う嘘がばらまかれたからだった。職員室から始まるイジメ。。。こんな学校にイジメがないわけがない。生徒達に「加地はクラスの生徒が明日香を殺したと思っている」と思いこませたのは誰なのか。あの副校長は、すごい。嘘を持って丸め込む力。これもまた、ライアーゲームを見ているかのよう。。。単純な加地は、騙された。加地は決してイジメに屈したわけではなく疲れた心に潜り込んできた嘘と優しさに負けた。明日香イジメの証拠は再び封印されてしまった。 今回、新たな謎が出てきました。副校長の子供(孫?)に過去、何があったのか。刑務所(?)にいた男は一体誰なのか。ストーリーの闇は、まだまだ潜んでいる。明日香は死んだんだから、明日香をいじめた人も死刑になりますか?朋美の願いは珠子には叶えられない。珠子自身にも、自分がどこまでを望んでいるのか解っているのだろうか。【思った事】私だったら、加地の立場だったら、自分がいじめられている証拠をとりあえずドンドン集めるけどね。。。あれはあれで訴えてもいい内容だと思った。・わたしたちの教科書 第4話ところで。。。相変わらず、レス、ご訪問、トラバ返し、追いつかずでスイマセン。
2007年05月10日
恨みを捨てねば生きられぬ。あの姫は、かつてのそなたと同じじゃ。板垣の言う通り。だから、勘助は由布姫に自分の身の上を全て話した。武田の先代によって、妻と腹の子を殺された事。恨みを持って生きたが、晴信が、その恨みだけを討ち取った事。失望の中にこそ、誠の大望がある。恨みを捨てねば大望は得られぬ。由布姫にとっての大望。それは武田に入って、晴信の子を設け、その子供に諏訪を継がせる事。武田の利だけを考え、己を捨てて由布姫に自刃を迫りに来た甘利。晴信の事を愛するがゆえに、嫉妬の顔を見せてしまった三条。武田晴信とは、それほどの男なのか。。。。。由布姫の中に晴信への興味が目覚めそして、そんなにも晴信に仕えたい者たちが由布姫によって傷つけられている事を知り私だけ無傷でいる訳にはまいりませぬ。由布姫は武田の側室になる事を決心した。より自由に生きるために。より力を得るために。 今日の甘利。ぼく、由布姫が殿の側室になるのがイヤで自殺を薦めに行ったんだけど、反対に由布姫に助けられちゃった。晴信さまとか勘助だけでもいっぱいいっぱいなのにさ。また甲斐に頭の良い人が来ちゃった(+_+)ぼく、着いていけないかも~(T^T)。。。みたいな。。。今日の小山田さま。女を攻略するのも戦と同じさ。所詮は頭次第だよ。僕の場合は顔でみんな着いて来るけどね~。。。。って感じですか。。。う~ん。。。武田家臣団は個性があって面白いっす。昨日、土スタのゲストが柴本幸さんだったので見ていたのですが、登場した途端「かわいいじゃん~」と言ってしまいました。可愛かったです。でも、表情が堅いみたい。緊張していたのかな~。バラエティは苦手なようですね。思ったんですけどね。。。って言うか、前から思ってたんだけど眉毛が悪い。ですね。眉山の位置が間違ってる。。。そして上すぎ。そして、眉頭を濃く描きすぎ。だから繋がって見える。眉、直して下さい。っつーか、メイクさん直してあげてください。そうすれば、今よりも、もっともっと可愛くなれます。。。。と思いました。・風林火山 第十七話←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。最近、参加できず、すいません~。
2007年05月06日
心が寒くなるようなストーリーだった。前回、自分と明日香は透明人間だった、と告白した朋美。その透明人間に、今度は加地がなろうとしている。仕掛けたのは副校長。こんな教育現場でいいの?大人の世界でもイジメはある。でも、大人だから。。。特に教育の現場では追いつめるまでやるって事はない。。。と信じたいんだけど。机から椅子を撤去したり。話しかけても無視したり。これじゃ仕事にならないでしょう。藍沢明日香はいじめられていた。と、職員室自体が告白してしまっているような物だと思うのだけど。。。画鋲拾いに他の先生が手伝いに来てくれた時の加地の無邪気な嬉しそうな顔を思うと、心が痛い。誰だって、仲間はずれはイヤだよ。四面楚歌。加地は学校の中で1人になり、珠子は、副校長の依頼を事務所が受けた事で1人になりこの状況に負けてしまえば、誰も明日香のイジメを証明してくれる人間はいなくなる。真実と闘う事が、こんなにも難しいとは。・わたしたちの教科書 第2話
2007年05月03日
由布姫を逃す事で、真実、その命を救いたいと望み解り合った2人だったと思ったのに。。。そなたの信じる神など私には不要じゃ。と、摩利支天を投げ捨てる由布姫。自由の身になれたと思ったのに、勘助に連れ戻され、勘助を信用できなくなり、心は閉ざされてしまった。勘助は、晴信の元で由布姫に生き延びてもらいたい、と望んだ。この誤解が解ける日が早く来ればいいのに。。。 40分間、ギッチリと見所があった。。。割には、ストーリーは、ちっとも進まず。私的には、早く晴信と由布姫が会う所が見たいんだけど。今の勘助と由布姫の仲違い状態もイヤ。。。人の世は生き地獄じゃ。って、確か、それを見たいと望んだのは由布姫自身だったはず。今回は前回以上に美しかった由布姫でしたが、やはりワガママな姫育ちなのか。。。と、ちょっとガックリしてしまった。由布姫ならば、あの場の勘助の嘘も見抜いて欲しかった。ただ、そなたの顔は醜くない。と言った由布姫の言葉は、ちょっと心を打った。ミツと同じ目は持っている人だと信じたい。・風林火山 第十六話ところで、現在、ちょっと私用によりパソコンと私自身が多忙な身の上です。翌日以降のトラバ、コメントのお返しが大変遅れてます。実際、このブログ自体が、只今、半休状態であります。お余所へのご訪問も、すんなり出来てません。ご了承くださいませ。すいません。←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。
2007年04月29日
私は生きていたい。生き地獄だからこそ、もっと生きていたいのです。死ぬ事など恐くはない。むしろ生きる事の方が恐ろしい。と、言いつつも、生への執着を見せる由布姫の燃えるような瞳を美しいと思った。自刃などするものか。と言い切る気性の激しさ。父・頼重も兄も戦の責めを負って自刃し、残しておく事の出来ない諏訪の血。武田が安泰に諏訪を治め、成長した寅王丸に渡す時まで、憂いを残してはならない。由布姫は生かしておいてはならない諏訪の血だった。でも、あまりのその激しさに武田家臣団をして「人にあらず」と評された勘助も由布姫を斬る事は出来なかった。ミツの声が聞こえたから。もっと生きたいと言う声が。摩利支天は、諏訪の姫、由布姫を救った。この意味は、いずれ勘助にも晴信にも解る事だろう。 来週も由布姫を生かすか殺すかで引っ張るみたいですが。。。激しい姫を柴本幸さんが熱演。今だに美貌の姫とは、ちょっと遠い感が抜けないんですが演じているこの人は美しいんだなぁ。。。もっと生きたい、と勘助に訴える由布姫は美しかったです。最近ちょっと多忙にしております。現在、ブログ、半休み状態です。先週のトラバお返し切れていません。申し訳ないです。・風林火山 第十五話←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。
2007年04月22日
もう疲れちゃったよ。。。教師の口から発せられる情けないひと言。教師は聖職なのです。保護者から連絡がありました。部活の顧問会議。指導報告書。保護者の目に触れる所に買い物に行かないように。キメ事、締め付け、評価。。。教師も疲れている。自分の提出遅れを誤魔化すために他の教師の指導報告書も全て隠してしまうほど。まだ解らないの?この学校が異常事態なのよ。藍沢明日香の死に疑問を抱き、抵抗していた加地も、いつか体裁が大事な教師達の中に巻かれていく。イジメは無かった。ほとんど洗脳である。そんな加地の心に、明日香の義母であったと言う積木珠子は一石を投じる。明日香がイジメにあっていたと言う事実を隠蔽されてはならない。神さまは良い人を選んでご褒美をくれるワケじゃない。悪い人を選んで罰を与えるわけでもない。だから真実は人間の手で裁かれなくてはならないのだ。わたしは お母さんを たまこさんとよびます。と、シッポから食べるたい焼き。珠子と明日香に血のつながりはなく、逃げた結婚相手の連れ子だった明日香を施設に送り込んだのは珠子だった。何ヶ月か一緒に暮らしただけの言葉も交わさない関係の中に幼い明日香は「愛情」を求めていた。愛情が欲しかったから、同じ所を探した。たい焼きをシッポから食べるのは、明日香と珠子が「いっしょ」だった初めての事だった。22才の珠子は、それに応えられなかった。明日香の死の真実を暴きたいと言う欲求は珠子の贖罪の気持ちなのかも知れない。・わたしたちの教科書 第1話
2007年04月19日
見終わって、ひと言感想。。。。。私、このドラマきらい。こういう集団イジメみたいなドラマが一番嫌いだ。松ジュンは良かったけれども痛すぎて見てらんない。それに、どっちかって言うと、松ジュンよりも北村さんの役の方が何だか大人で優しげで軽いようでクールで。。。カッコ良かった。見終わって、何だかイヤなドラマだ~って印象しか残ってません。時間延長の必要はあったの?松ジュンが雨の中で転がってるだけで5分以上使ってたじゃん。。。意味のない延長は止めてほしいな~。一応、来週も見るけど、リタイアの可能性さえあり。原作は「スピリッツ」?青年漫画誌なワケだけど、テイストはバリバリ少年漫画っぽ。殴り合いは爽やかかも知れないけど、一方的に弱い者を殴る話は最悪だ。つー、ワケで、キッドさん。このドラマは松ジュン祭りになれない私。。。 前の記事にも書いたのですが、一ヶ月くらい、付き合いの悪い女にならせていただきます。今、パソコンでやっている事があって、それが終わるまではとりあえずネットの時間を最小限にしようと決めました。何やってるのかは明日にでも書けたら書きますが、仕事であって仕事であらず。。。じゃなくて、その反対か。しばらくは、みなさまのブログにコメント入れたりは出来ないと思います。気まぐれに、する時もあるかも知れません。が、基本は、しない、と宣言しときます。すいません。トラバはさせていただきます。よろしくお願いします。ただ、ドラマ放映翌日以降のトラバにつきましては、お返しが大幅に遅れる可能性がデカイです。(「風林火山」についてのみ、普通に営業させていただこうかと思います。あと「わたしたちの教科書」については、コメントせずにいられない状況になる可能性があるかも、と思います)みなさまのブログは会社のパソコンや会社の休み時間に携帯で読ませて頂いています。(普段から)楽天でブログやっていらっしゃる方は、足跡が残らないので来てないと思うかも知れませんが、私は、読んでますよっっ。こちらにいただいたコメントには、レスしたいと思っておりますのでお気遣いなくコメント下さると嬉しいです。では、しばらくの間、一方的に記事を書く状態になると思いますがよろしくお願い致します。書くのも止めようかと思ったんだけど、書かないとストレス溜まるんで。それにネット社会って、こういう時、存在が不確かだから。。。書く事で、生きてるって事を一応、お知らせしておこうと思います。
2007年04月18日
忘れるわけ無いじゃない。人に優しくされたって事、忘れねーよ。人に優しくされるっていいな。また頑張ろうって思うよ。そう言って、背中で手を振り、ごぼ蔵は警察署の中に消えていった。優しくされた事は誰でも忘れない。優しい事、優しい人、優しい物。。。そんな思いをいっぱいくれるこのドラマも私にとっては忘れられない物になりそうな気がする。たった1人の女性だった「すずちゃん」を求める旅に付き合う事になったニコとロボ。辿り着いた先は、夫婦だけが住む一軒の家だった。初めまして。。。。だったので。。。えっ。この女性は「すずちゃん」じゃないの?じゃあ、「すずちゃん」のご両親なんだろうか。と、頭の中が「?」でいっぱいになりまるで予測していなかった事実だったのでオレ、実は女の子と住んでいて、その相手が事故で死んででも、脳死だったので。。。腎臓が。。。。。。の所で、もう、何か、いきなり込み上げて来る物を押さえる事ができなかった。ごぼ蔵の旅は。。。「すずちゃん」に会うための旅は。。。亡くなった人の身体の一部に会うための旅だったんだね。もしも、自分の一番愛する人が死んでしまってそれが恋人でも、ダンナでも、子供でもその一部が今でも生きてるとしたら私だって会いに行くかも知れない。その時、何て言うだろう。亡くなった人にかける言葉は、「ありがとう」だったり「今も愛してる」だったりそして「ごめんね」だったりするんだろうな。誰でも。ニコはセクシーボイスを使って「すずちゃん」の声色で言う。富士山みたいに、ちゃんとした人になれるよ内蔵だって取り替えられるこの時代に取り替えられない物があるんだ。私もいつか取り替えられない物に出会えるんだろうか。それが、恋愛。このドラマの世界は、どこまでも優しい。ちょっと「世紀末の詩」を思い出させるストーリーです。 昨日中に記事書きたかったのですが、何か、ドラマ終わってからしばし放心。パソコンでやっている作業もあって、書けませんでした。お知らせですが、当分。。。1ヶ月くらいかなぁ。。。ちょっと忙しくて、コメント入れたりするお付き合いが出来ないかも知れません。記事は普通に書く予定ですので、どうぞ、トラバは付けて行ってやって下さい。こちらも、記事を書いた時はトラバでお知らせさせて頂きます。一応、トラバのお返しは出来る限りさせていただく予定です。コメントのお返しも、こちらにしていただいた分は出来る限りレスしたいと思ってます。(と言いつつ、すでに月曜の記事にレスできてないんだけど。。。でも、ちゃんと読んでますので。ゴメンナサイっ)ドラマの記事数は1ヶ月くらいは押さえようと思っています。今のところの予定は「セクシーボイスアンドロボ」「わたしたちの教科書」「風林火山」のみで。あと、今週始まるドラマについては、書くかも知れない。です。しばらく、付き合いの悪い女になりますが、どうかお許し下さいませ。皆様の記事は、会社から拝見させていただきます~。・セクシーボイスアンドロボ 第1話
2007年04月17日
あの頃に戻ってやり直したいと思わないか。誰にでもあるかも知れない「戻りたい時」。青春時代に戻りたい。そして、できなかった選択をし直したい。そんな夢を、ちょっだけ見させてくれるストーリー。岩瀬健(山下智久)と吉田礼(長澤まさみ)は小学校からの幼なじみ。今日、礼は結婚する。相手は大学講師の多田哲也(藤木直人)。健は、ずっと礼を思っていたが、あまりにも近い距離にいたが故に何も言い出す事ができないまま今日まで来てしまった。結婚式に出席し、多田と礼を見ながら、健は後悔する。スライドショーが始まり、懐かしい写真が次々と出てきた時、不思議な男が「過去に戻ってみたいか?」と近づいてくる。彼は、結婚式場の「妖精」だと名乗る。信じられないままノリで呪文を唱えた健だったが、気付くと時は健の高校時代、甲子園出場のための予選に遡っていた。月9らしいドラマかなぁ。山下くんと、まさみちゃんには初々しい高校時代の方が、まだ合っているみたい。制服姿に違和感なし。これから、写真1シーンずつ毎回戻っていくのかなぁ。1話完結っぽい作りなので気軽に見る事ができる。特にドキドキ感とかないんですけどね。。。一番良い時に戻って、何かやり直したいと言う願望は多くの人が持っているはず。ドラマを見ながら、自分だったら何処に戻りたいか、と考えた人は多いだろう。残念なのは、彼ら自身がまだまだ青春時代で、戻ると言ってもたかだか5年くらいの物なので、ドラマ自体に郷愁感のような物が全く感じられないことかな。別に戻らなくても、まだまだ先に良い事いっぱいあるだろ~、と、思ってしまいそう。でも、何だかんだで羨ましいストーリーではある。三上寛の「妖精」は、ちょっと笑えた。。。。。あと、山Pファンには悪いけど、長澤まさみちゃんと藤木直人さんは、とってもお似合いだったので。。。このまま結婚させてあげたい気がする。今期の月9は、気軽に楽しめそうです。・プロポーズ大作戦 公式HP
2007年04月16日
諏訪との戦は避けなければならぬ。武田が出陣しても高遠は動かなかった。もしも、武田が先陣を切って諏訪を攻めるような事になれば、諏訪にいる晴信の妹・禰々と産まれたばかりの男児・寅王丸は救うことができないからである。武田に数で叶わないと思った諏訪は、上原城に火をかけ桑原城に篭もる。火を見た高遠は、そこでやっと動き出すのである。この時代、ただ剣や槍を動かしているだけでは戦には勝てない。戦は政である。と、前回、晴信も言っていたけれども、政その物が騙したり、騙されたり、また騙したり。。。「ライアーゲーム」その物。。。諏訪が20人までの少数になって追い込まれていくまでの様子はあっと言う間でしたが見応えがありました。頭が必要なんですね。そのために軍師がいるわけで。。。勘助が、何か策を出す度に、晴信の顔が楽しそうに輝きます。諏訪家には、軍師の代わり(?)にご神託があるみたいだけど、関東管領との和睦の件では、神さまはダメと言ってくれなかったの?追いつめられた諏訪頼重は、武田の言い分を全て飲もうとするが、頼重の娘・由布姫は、武田を許さない。騙されてはなりませぬ。武田家の存念は、その者の顔に表れておりまする。醜い悪鬼じゃ。由布姫の目が憎しみで燃えている。勘助は、不敵に微笑んだ。【おまけ】★今日の甘利勘助の言う事を晴信が重用するのが、本当に悔しくて仕方ない様子。いつになったら受け入れるんだ。頑固じじいめ。。。★今日の小山田さまセリフ少なかったけど、勘助の策をうんうん、と聞いてくれて真っ先に動いてくれる。さすがだ~。★この由布姫さまは、強い感じがしますね。たおやかな女らしさは、あまり感じられない人です。今まで他のドラマで見た諏訪御寮人は、大河では南野陽子さんが単発ドラマで加藤あい さんが演じていらっしゃいました。どちらも、女らしい感じがします。柴本幸さんの諏訪御寮人は、強さの中に巫女らしい神秘的な感じも秘めているみたい。これはこれで魅力的です。(顔は、まだハッキリしないんだけど~。。。)・風林火山 第十四話←小山田クラブに入っとります。詳細は、クリック。
2007年04月15日
嘘は真実を食べる怪物だと言っても過言ではないのだですよ。帰ってきたんですね~。。。前作の方をほとんど見れなかった私としては、ホント~に嬉しいですよ~。って言うか、何書けばいいのか、サッパリわからんですよ~。オダジョーが最高にハマってる。時効管理課の皆さんも大好きですよ~。ところでこのドラマは、感想書かない事に決定しました。ただただ小ネタを楽しんでヘラヘラ笑いながらオダジョに浸りたいです。でも、書きたくなった時は、書こうと思います。ついでですが「特急田中3号」も書かないつもりです。金曜日は、ただただヘラヘラ笑っていたいのですよ~。昨日とエライ違いだ~。。。木曜で、どよ~ん、として、金曜にオダジョ@霧山で癒されます、私。今、ちょっとパソコンでやっている事があって、私と私のパソコンが多忙なんですの。レス、トラバ、ご訪問、全て遅れがちです。ゴメンナサイ。見捨てないで!あ、そう言えば、剣道清彦は何で剣道清彦なんだ。。。ビミョウに反応しちゃったじゃん。。。・時効警察 公式HP
2007年04月13日
世界を変える事はできますか?彼女が本当に変えたかったのは、自分の回りの世界。喜里丘中学校に臨時教師として赴任してきた加地耕平は赴任早々、ひとりの生徒に悩まされることになる。藍沢明日香。両親は無く、児童養護施設で暮らしている。学校に出てきても教室にいない。何日も無断で登校しない。クラスメイトは彼女に触れたくないように冷たく見える。加地は、藍沢の心を溶かそうと接近するが、なかなか彼女の本音は見えてこない。ある日、加地は藍沢から「先生にならば言えるかも知れない」と、コインロッカーのカギを受け取る。無視、いじめ、集団乱闘、自殺。。。実際の中学校は、ここまで荒れてはいない。職員室も、実際は、あそこまでは冷たくはない。でも。。。これを縮小した状況はあるのかも知れない。生徒は顧客だと考えて下さい。対マスコミ用に、生徒が死んだと想定したマニュアルが配られる場面では、ゾッとした。冷たいドラマである。誰ひとりとして、暖かい環境が藍沢明日香の周りに無い。人と一緒に食事をしないのは、箸の持ち方を教えてくれる親がいないのだろう、と誰かに言われたから。何10分も手を洗い続けたり、香水を大量に振りかけたりするのは誰かに「くさい」と言われたから。教室に入らないのは、見せたくないようなラクガキをされた教科書やノートを見られるから。いじめ。これほどまでの現実が、生きている実感を失わせる。世界が変わればいいのに。それは、明日香の最後の願い。乱闘騒ぎの日。藍沢明日香は教室から飛び降りた。コインロッカーの中にあったのは彼女の最後の叫びだった。彼女の死を心から悼んで涙してくれる人間は、果たしているのだろうか。 実は、今期、一番期待していたのは、このドラマだったのですが。。。想像していた以上に重かった。心にズーンと来ます。いじめ自殺のニュースを見る度に何で誰にも相談せずに死んでしまうのか。死ぬくらいだったら逃げればいいのに。と思っていたけれども。。。逃げられないんでしょうね。コインロッカーの中から出てきた、「死ね」のラクガキだらけの教科書を見た時に、そう思った。こんなにされている内に、生きている自分を失ってしまうのだろうと。涙が出ました。彼女の親だと名乗った弁護士の積木珠子。明日香を育ててこなかった、この母が、これから彼女の足跡を追って行くのでしょうか。そして、加地は、あの建て前大事な職員室に飲み込まれていってしまうのでしょうか。中学生の子供と一緒に見ていましたが、何を考えているのかは聞きませんでした。重たい重たいドラマです。・わたしたちの教科書 公式HP
2007年04月12日
ファンタジーだな~。。。と思う。時代に即したファンタジー。しかも、楽しいばかりじゃない。ニコは、これからも色々発見しながらも、心にキズを負ったり、見たくない物を見たりしなくてはならないんだろう。だって、あなたは1人で生きているんじゃないもの。この世界に関わっているの。どうしようもなく関わっているのよ。誰もが自由であると共に、誰かと関わる事も求めている。今日始まったばかりのドラマなのに、ずっと前から知っていたような懐かしさがある。軽いノリを醸し出しつつも、この世界は決して浅くはない。 実は、あらすじとか書いたんだけど、UP前に全部消えました。もう同じ記事を書く気になれん。。。面白かったです。ちょっと「野ブタ。」の匂いがする。松山ケンイチくんが、ぶっ飛んだ役を好演していました。大後寿々花ちゃんも、演技上手すぎ。。。このドラマは、毎週絶対に見たい。でも、この時間帯は止めて欲しかったなぁ。。。こっちを水曜にして欲しかった。だって、この後、11時からNHKで「サラリーマンNEO」が始まったんだもん。ドラマの余韻が、「NEO」でゲラゲラ笑って、全部消えてしまう。。。。。。って事で、レビューするかどうかは、まだ解りません~。「NEO」を録画して、後で見るか~。。。・セクシーボイスアンドロボ 公式HP
2007年04月10日
疾如風 徐如林 侵掠如火 不動如山新生武田軍の軍旗。孫子の旗。家臣団が一同になって声を挙げる。見上げる勘助の目が潤む。しかし、その戦の先が、妹である禰々が嫁いだ諏訪だとは。。。諏訪頼重は武田に無断で和議を結び、信濃の地を奪った。裏切った諏訪を武田の家臣は許さない。しかし、諏訪には妹がいる。1人、晴信の心を計った勘助。陰になるとは、こういう事だったのか。これから先も、勘助は晴信の心を計り、晴信の心の声となり、三条など回りの人間の反感を背負っていくのだ。お前さまの心にかくも非道があったとは。三条の冷たい声に、ゾッとした。この夫婦はどうなっていくのだろう。身籠もった禰々もまた、夫と兄に挟まれて身動き取れない状態になる。この時代の女は、流されていくしかなかったのだ。そして、頼重の妹、由布姫も。。。 「風林火山」の武田軍旗。鳥肌ものです。勘助と一緒に私の目も潤む。。。選挙で放送時間が早まったため、何だか集中して見れなかった。10時からBSで、ゆっくり見直します。甘利さんは、相変わらず勘助が嫌いなようですが、小山田さまが勘助を庇ってくれた(?)のが嬉しかったり。。。由布姫さまの顔は、あれだれシッカリ出てきても、やっぱりハッキリ分からない。。。・風林火山 第十三話
2007年04月08日
胸に手を当ててみるドキドキドキドキ音がするうれしい 私は生きている2005年に放映されていた「1リットルの涙」の特別編。亜也がいなくなった後の、家族、そして彼女の恋人・麻生の思いを綴ったストーリーだった。麻生は神経内科の医師に、亜也の妹・亜湖は看護士になっていた。人がいなくなっても、残された者は生きて行かなくてはならない。笑ったり、希望を持ったり、未来を語ったり。。。家族は皆で暮らしているから、時々亡くなった人の事も懐かしく語ったり、時には泣いたり慰め合ったりして時を過ごしてきただろう。しかし、誰にも亜也の事を語ることができずに思いを閉じこめてきた麻生は違っていた。彼は、患者に事務的に接し、過去から逃げるようになっていた。入院患者の1人、みずきに、亜也の事を語り、過去を振り返り、亜也がどういう人だったか思い出す内に麻生の気持ちも癒されていく。なぜ、死んでしまったのか。大切な人を失った喪失感は、そこにばかり拘りを持たせ、大事な事を忘れさせていく。どんなに生きる事に一生懸命だったか、どんなに生きたいと望んでいたか。どんなに立ち向かう姿が強かったか。。。それに気付いた時、また、自分も前を向かなくてはならない事に気付くのである。「特別編」と言っても大部分は「総集編」。連ドラを見ていた者にとっては、1シーン1シーンが懐かしく思い出される。泣きました。あれだけ、「泣き」場面を一挙に集められちゃったら。。。。。もう、グチャグチャです。泣くしかないでしょう。最後まで言葉を綴る事、伝える事をあきらめなかった亜也。強く生きる事、願うことを教えて貰ったドラマだった。今日は、亡くした人を思い出すように、ドラマを見ていた人はみんな亜也の事を思い出しただろう。この絵の中に一番輝いていた私がいる。ちゃんと前を向いて生きていた私がいる。おかあさん、忘れないでね。忘れないよ。親は、何年経ったって、子供の事は忘れない。その強さと清さを思い出すから、自分たちも前を向いて生きていく事ができる。関連記事 ・1リットルの涙1リットルの涙 DVD-BOX〈6枚組〉お手本なしの人生
2007年04月05日
戦とは謀でございまする。血を流さずに、味方を作る。兵者詭道也勘助が今まで何度も何度も繰り返し叫んでいた事をハッキリと形にして見せられた。原美濃と真剣勝負する事になった勘助は、その場所を船の上、水の上に選んだ。やった事は、ただ、船に穴を開け、原美濃が怯んだ隙に隣の船に飛び逃げたそれだけの事。驚いた原美濃は自力で逃げられず。。。血を流さずに勘助は勝った。確かに、口舌も戦の道具にございまする。飯富を初め、全ての家臣が納得した勝負。自分が何故、勘助に魅せられたのかわからない。と自ら板垣に語った晴信も、ハッキリと知ったであろう。自分が待っていた者は、これであったと。そして、勘助は躑躅ヶ崎館の近くに屋敷を与えられた。上手いなぁ。。。と思った。最初は、クドクドと原美濃との勝負を引き延ばす勘助の口実にちょっとイライラした所もあったのだけど。。。勝負相手の原美濃の方は、もっとイライラしていたに違いない。これも勘助の作戦なのだろう。血を流さず勝つ。これが、実際の戦で実践出来れば。。。晴信は、決して血を流すことを望んでいる領主ではないのだから。ただ。。。次男が疱瘡で失明したその時に、まさに甲斐に迎えられた勘助。奥方・三条夫人との出会いは最悪の物になってしまった。疱瘡で左目を失明したと言う勘助と、疱瘡で失明した息子。三条の心に、その事実は影を落とす。まるで、その者の訪れが、我が家に災難を運んできたかのように。この影は、この先も消える事はないのだろう。家臣団の心を次々と、その口で掴んでいくだろう勘助も、奥方の心は掴めないように思える。光を放つ者は、その陰を負う者を側に置かねばならぬ。勘助は、この先、晴信の影を負って生きていくのか。そして、血を流したくない晴信の元に、ついに戦の足音が訪れる。そう言えば予告の由布姫は初回以来久しぶりに美しく見えました。見る方向で顔が変わる人。。。?・風林火山 第十二話
2007年04月01日
火曜日の「今週、妻が浮気します」をもって19年度第1クールのドラマが終了しましたので、毎度お馴染みの総評させていただきます。今期は本当に「私だけの順位」みたいになってしまった。。。たぶん、よそのブロガーさんとは全然違うでしょう。。。。つーか、世間的に見ても変わった感じになってると思います。何せ、今期入れ込んでいたドラマが、ほとんど低視聴率のドラマばかりだったから。別に世間と一緒じゃなくてもいいよ。。。私は負けない。。。。。。と思いつつ。。。行ってみよ!詳しい総評は各タイトルにリンクされている総評ページを見て下さいマシ。1位【東京タワー~オカンとボクと、時々、オトン】とりあえず、思い出したら何度でも泣けます。コブクロ聞いただけで今でも泣けます。親子の間にある無償の愛情。全11話、ダラける事なく、感動で描ききりました。秀逸なドラマでした。2位【今週、妻が浮気します】ここで、え~っ!と言う声が聞こえてきそうだ。。。でも、このドラマも毎週のように泣かされたんですよね。。。私は。毎週どうなるのかと、まさに見守る気持ちで夫婦を見てきました。夫婦って、すごいと思いませんか?何十年も同じ人を好きでいるなんて、あり得ない。普通に考えて、何十年も同じ男と付き合っていられると思います?そこにあるのは恋愛感情よりも「情」に近い物かな、と思うのです。でも、なのに、ずっと新婚の気持ちのまま自分に恋愛していてもらいたい、と願う気持ちも捨てることはできない。このドラマの夫婦は、結婚して8年。恋愛関係に戻ったのです。そこに行き着くまでの過程をドロドロせずに、コミカルさを交えて、しかも真面目に描いていました。ストーリー自体は、ありふれた最終回になってしまいましたが、それはそれで全然かまわなかった。どんなにありふれていようが、この2人には幸せになって欲しかった。ユースケ・サンタマリアの、爆発しそうな感情を押さえる演技が素晴らしかったです。3位【わるいやつら】ここで、もっと、ええええっっっ~!っつー言う声が聞こえてきそうだ。。。最終回視聴率10%、毎回トラバ数ひとケタ。どんなに見ている人が少なかったかが全ての数字に表れている。。。でもね~。。。私、今クールで、ソファから身を乗り出して見ていたのってこれだけ(あと「風林火山」ね)ですよ。もう、毎週、次回が待ち遠しかったです。誰がどう絡んでいるのか知りたくて知りたくて。「アンフェア」並みに謎だらけでした。米倉ドラマだと言う声が多いようですが、そんな事はないですね。全ての出演俳優さんが存在感タップリで、そして素晴らしかったです。私は、自分が豊美と同じくらいイタイ女なので、しっかり豊美の気持ちになってしまった。どうしたら独り占めできるんでしょう。先生のような人を。私も、先生のような人を独り占めしたい女なのでしょう。同3位【ハケンの品格】あんまり語る事はないです。とにかく面白かったですね。あり得なくて。マンガみたいに面白かった、と言う表現がピッタリでしょう。サッパリした中にも余韻を残したラストも良かったです。後は簡単に、曜日順。【秘密の花園】ベタだけど面白かった。。。んですけどね。何がって、このドラマの面白さはキャラクターにあり。だと思うんですよ。4兄弟とか。。。真矢みきさんが最高に面白かったなぁ。なのに主役だけが面白くなかった。普通なんだもん。。。主役がもっとハジけてればね。評価も変わったかもと思います。【エライところに嫁いでしまった!】レビューはしていませんでしたが、良かったですよ。このドラマ。嫁姑は描き尽くされたテーマで、もう新しい事は出来ないだろうと思っていましたが、充分面白かった。このドラマもキャラクターが良かったですね。久々に山田のような仲間ちゃんが見れたのも嬉しかったし、あんなにヘタレな谷原章介さんを見たのも初めてだし。松坂慶子さんも、何年経っても大●女優と思っていましたが、このドラマでは、その大●ぶりが幸いしたのかトボケた姑ぶりが最高でした。【拝啓、父上様】不思議な味付けのドラマでした。決して幸せに終わっているわけではないのですが、なぜか後味は悪くなく。。。悲しいけれど温かいドラマでした。【花より男子2(リターンズ)】前シリーズの道明寺に惚れた私としては、こんなに道明寺の勢いが欠けた「花男」は受け入れられず。【華麗なる一族】う~ん。。。重々しい空気が漂っていた割には軽く。。。。時々、楽しい動物家族達も登場したりして。。。どう反応しろと?^^;でも、視聴率が凄かったので、恐くて文句が書けないです。退散。ここの豪華な制作費を少しでもいいから「わるいやつら」にあげて欲しかった。(えっ?局が違う?)後は、リタイアです。【おまけ】最優秀主演男優 上川達也(わるいやつら) 次点 ユースケ・サンタマリア(今週、妻が浮気します)最優秀主演女優 篠原涼子(ハケンの品格) 次点 井上真央(花より男子2) 最優秀助演男優 北村一輝(わるいやつら) 次点 梅宮辰夫(拝啓、父上様)最優秀助演女優 鈴木京香 (華麗なる一族) 次点 倍賞美津子(東京タワー) 主題歌 コブクロ/蕾(東京タワー)次点 中島美嘉/見えない星(ハケンの品格)こんな感じ!独断と偏見の1月期ドラマ総評でした。では、来期もヨロシクお願いします~。4月期のドラマ展望はこちら
2007年03月29日
好きなまま別れたからふとした瞬間にお互いにお互いの事ばかりを考える。仕事が苦しくて、家に帰っても誰もいない。無機質な空間。たまらなく電話をかける。何を言って良いかわからない。でも声は聞きたい。別れてから改めて手に取る夫が作っている本。温かい。だから、別れなければ良かったんだよ。とも思うし、この2人には別れて時間と距離を置く事が必要だったんだ、とも思う。現代公論の続投が決まって、みんなでお祝いして、新編集長になる事が決まって。。。一番最初に報告したい人。一番良いことがあったとき思い浮かぶ顔。それを大切にしないと。雑誌の廃刊を止めるために、あんなに頑張った。そして奇跡を起こした。その奇跡、今度は自分に起こさないと。。。何もかも失った時。残っていたのは、好きと言う気持ちだけでした。それで充分。子供のためでも、周囲の目のためでもなくこの夫婦は自分たちのために元に戻った。 実はね、植木いじってるおじさんを見た瞬間からこれ、この会社の社長のお父さんでエライ人なんでは。。。と言う予感はあった。よくあるパターンですもんね。そんな落ちじゃありませんように、ありませんように。。。と祈ったけど。。。やっちゃったよ。。。。。なのに、私はあの場面でボロボロ泣いたんですよ。それは、ひとえにユースケの涙を堪えた顔を見てしまったから。この人の演技はホントに凄いです。ベタな展開は多かったけれども、それが「つまらない」とは感じなかった。役者の演技力と演出の力かな。毎回夢中で見ました。ドタバタした場面が多々ありましたが、そのオブラートで暗くなりがちなテーマを上手く包んで仕上げたと思う。堂々一は恵まれた人です。職場に、友達に。。。そして、それは、ハジメの人の良さによるものなんだよね。陶子の良さは別れてから出てきた気がします。あまり感情の出ない、大人しい役でしたが、だからこそ、最後の「ご飯がおいしい」の一言に陶子の幸せな気持ちが全て現れていた気がします。初めは、心が冷えるような冷たい涙から始まって、最終回が終わって、心が温かくなるドラマでした。最後に、やっぱり妻は浮気してはいけないんだ、と思いました。それは、女だからどうとか言う差別や倫理感の問題などではなく、たぶん、自分が苦しいから。浮気した時、色々なしがらみで苦しむ割合がたぶん夫よりも妻の方が大きいと思う。簡単に捨てられない物が、男よりも女の方が多い。心を含めてね。女には覚悟が必要なのです。・今週、妻が浮気します 第10話
2007年03月27日
天下の元は国。国の元は人にあり。「御旗・楯無も御照覧あれ」この誓いと共に、晴信は武田家を継いだ。勘助は、板垣を使って再び甲斐の地を踏む機会を得る。勘助の物とは思えぬような、ヘタな策。。。しかし、それは、全て板垣が勘助を呼ぶように晴信に仕掛けた策だ、と晴信は読みとる。館へ呼ばれた日、家臣たちの前で、今までにどんな兵法を持って幾つ城を築いてきたのかと聞かれた勘助は窮地に陥るが、晴信は、5年前の海ノ口城を陥したのは実は勘助の働きであり、以降もずっと自分の意向で駿河に留まり、信虎の迎えも果たしたのだ、と、嘘を持って勘助を庇う。そこまでして勘助を高禄で抱えたい晴信の気持ちは。。。ただ、試しているだけなのか。策士であるはずの勘助が踊らされているように思える。 ついに、勘助が仕官!晴信と正式に対面し、晴信の右腕となる日がやってきた。このドラマが始まって以来、ずっと待っていた日。。。。。なのに。。。何を書いていいんだか。。。書きづら。。。とにかく、勘助にとって、良い方に転んだかと思えば突き落とされ、また良い方に行ったと思えば落とされ。。。ラストなんて、新参イジメですか!晴信は、勘助の様子を見ているのだ、と解っていても何だか意味深な笑顔が悔しくて。いずれ、晴信が勘助の手のひらで踊るようになるのか。それとも、逆なのか。今のところは、勘助の全ては晴信に見定められ、晴信の手の内に全ては委ねられているよう。。。解った事は、ひとつ。今後も、この主従関係は、決して信頼の上にだけ立っていくのではなく知と知の戦いなんだ。たぶん。・風林火山 第十一話
2007年03月25日
毎度お馴染みの次クールドラマの一覧と展望です。本当は今期が終わってからUPしたかったのですが、「今週、妻が浮気します」の最終回が来週なので。とりあえず、来期の一覧を先にUPしておきます。は、「見る予定」。は、「たぶん見る」。無印は、「たぶん見ない」。です。月21時フジプロポーズ大作戦山下智久、長澤まさみ、藤木直人榮倉奈々、平岡祐太火21時フジ花嫁とパパ石原さとみ、時任三郎、田口淳之介火22時フジ実録鬼嫁日記 いい湯だな観月ありさ、ゴリ、蛯原友里、高知東生火22時日テレセクシーボイスアンドロボ原作はコミック。脚本「野ブタ。」の木皿 泉松山ケンイチ、大後寿々花水22時日テレバンビ~ノ!原作はコミック松本潤、北村一輝、香里奈佐々木蔵之介、佐藤隆太木21時テレ朝ホテリアー韓ドラ日本版上戸彩、田辺誠一、及川光博木22時TBS孤独の賭け~愛しき人よ~伊藤英明、長谷川京子、井川遥木22時フジわたしたちの教科書菅野美穂、伊藤淳史、谷原章介志田未来金21時テレ朝生徒諸君!原作は懐かしのコミック内山理名、堀北真希、椎名桔平金22時TBS特急田中3号「木更津キャッツ」の磯山晶プロデュース田中聖、栗山千明、塚本高史金23時テレ朝帰って来た時効警察オダギリジョー、麻生久美子、豊原功補土21時日テレ喰いタン2東山紀之、森田剛、京野ことみ市川実日子土23時フジライアーゲーム戸田恵梨香、松田翔太 日21時TBS冗談じゃない!織田裕二、上野樹里、大竹しのぶいつもの事ながら、見てみないと解らない。。。でも、興味のある物は前回よりは多いかな。ドラマ枠が増えました。月9は、とりあえず、ボーっと見てみます。「東京タワー」が終わったばかりで、今は何も考えられません。。。火曜、日テレに新枠が出来ました。22時です。フジと重なるわけですが、「鬼嫁日記」で助かりました。これで、フジを気にせず、日テレの方に集中できます。テレビの松山ケンイチくん、楽しみです。水曜は松ジュン主演の「バンビーノ!」です!見ましょう!内容は知りません。木曜の「わたしたちの教科書」と金曜の「生徒諸君!」は同じ匂いがします。どちらも、イジメ、不登校など教育問題を扱うみたい。。。とりあえず、興味はあるので両方見ます。金曜は、「時効警察」。前回「チャングム」で見れなかったんですよ~。。。今回は絶対に見ます!土曜「喰いタン」は、子供も楽しみにしているので。。。あと、23時、フジに新枠が出来ました。これは、一応見ようかな。。。って感じ。日曜は、織田裕二、久々のドラマ出演なわけですが。。。共演者の1人、O竹さん(ちっとも隠し文字になってない)が、私。。。ダメなんです。。。。。一応見ますけど~。他に見たい物もないし。O竹さん(だから、ちっとも隠し文字に。。。)の役柄次第ではリタイアの可能性あり。。。とりあえず、こんな感じで。いつも通り、レビューするかどうかは、1話目次第です。書きたいときに書きたい物を。。。をモットーに。では、来期もよろしくお願い致します。楽天ブログにトラバが付かない方は、ご覧ください
2007年03月22日
オレ、ダメだ。忘れられないと思う。5年経っても10年経っても。陶子の事、思えば思うほど苦しくなる。好きだから。別れて下さい。これが、ハジメが出した結論。そして、陶子は受け入れた。ハジメの母も、「今妻男」をネットで応援していた人も同僚である轟と玉子も受け入れる事ができない結末。私も。このドラマを見ている多くの人が、離婚はないだろうと思っていたんじゃないかな。。。時間を掛けて解決して欲しかった。一面真っ黄色な菜の花畑の中でハジメはチカラに離婚する事を言う。パパとママは別々に暮らすんだ。でも、パパはチカラのパパだから。いつでも駆けつけるから。ママを頼むよ。チカラの目から溢れる涙。この記憶は、この子の中にずっと残ってしまうに違いない。この、美しい春の風景と共に。。。「浮気してこの事態を招いた娘を二度と家の敷居はまたがせない」と言う陶子の父に、ハジメは土下座してこれからも支えてやって欲しい、と頼む。そうだろうね。どうも、陶子には心を許せる仲間や友達がいないみたいだから。ハジメのように、一緒に酒を飲んで慰めてくれる仲間もいない。子供は生きる支えにもなるが、1人で育てていくならば足枷になる事もあるだろう。陶子には実家が必要なのだ。この愛情があれば、やり直せるんじゃないだろうか。まだ、あと一週あるよね。だから。。。。。昨日とは違う涙が後から後から出てきて。。。切ない。と、思ったところで。現代公論社が吸収合併され、「現代公論」は廃刊になる。らしい。今週、妻と離婚しました。そして、来週何もかも無くしそうです。悪い時には、悪いことが重なる物?。。。と言ってもひどすぎないか。今が最悪だ、と言える間は最悪ではない。byシェークスピア。。。いや。最悪だよ~。・今週、妻が浮気します 第9話
2007年03月20日
その日、東京は突き抜けるような快晴で赤羽橋から見える真っ赤な東京タワーが空にハシゴをかけていた色々、考えたんだけど。何を書いていいのか解らないなぁ。。。このドラマが始まった時から解っていた覚悟していたオカンの死。その日を迎えた、雅也。どんなに泣こうが喚こうがその時は確実に訪れてしまう。治療を止めると決断した時から解っていた事だった。それでも、逝って欲しくない。自分を置いて。。。最後の日の夜。オトンも病室にやってきた。何をするわけでもなく、病室で3人で寝る。その日の眠りは今までにないほど穏やかで深い物だった。オカンが望んでいた3人で一緒に寝る事。それは、この日に叶えられた。翌日、オカンはあっけないほど静かに逝ってしまった。僕の一番大切な人。僕のために自分の人生を全て捧げてくれた人。僕のオカン。最初は、雅也は幸せだと思っていた。こんなに愛して貰って、こんなに尽くして貰って。でも、今は、オカンは幸せ者だと思う。自分の半生をかけて愛した息子に「一番大切な人」と言って貰える、この人。いつか、誰にでも必ず訪れる、大切な人を失う日。無くしてからでは遅すぎるから。。。今を大切に、人を大切に生きなくてはいけないんだね。後悔しないように。 統括です。ここから下は実はドラマが始まる前に書きました。先週の事を考えても、最終回が終わった後で、まともな文が書ける気がしないので。。。統括と言うよりは、すでに思い出ですかね。私と「東京タワー」みたいな。「のだめ」が終わって、次が「東京タワー」だと知った時、「え~何で連ドラで東京タワー?」と思ったものでした。すでに、その前に単発2時間ドラマで、大泉洋と田中裕子の「東京タワー」を見ており、そっちで充分泣いていたからです。このドラマの原作はリリー・フランキーさんの自伝であり、リリーさんのイメージに速水もこみち?と言う疑問もあったし、単発ドラマであれだけまとまっていた物を連ドラでやったら、さぞかし余計な登場人物やエピソードが増えてダラダラになるだろう。。。と言う予感がしたからです。2時間ドラマをやってから、すぐに連ドラをやると言うワケの解らないフジテレビの方針も、何だかイヤでした。この辺の要因は、視聴率低下にも繋がっていたのではないかと思っています。しかし、一応見てみようと言う位の気持ちで見た1話目で、早くも私はこのドラマにハマる事になりました。恋人のように息子を慕い、仏のように寛容に息子を見守り、自分の全てを掛けて息子を応援する母。自分を離れて東京に出て行く息子を見送る母の姿に涙せずにはいられませんでした。心配していたダラダラ展開は無く、たくさんの登場人物に囲まれて息子の周り全てに愛を注ぐ母に、毎週泣かされる事になりました。もこみち君も、今までの垢抜けたモデルイメージから脱却し素朴で純粋な優しい青年の役に信じられないほどハマりました。マーくんの「そしたらねー」が大好きだった。「それじゃあね」とか「バイバイ」のニュアンスでしょうね。優しい言葉でした。この大きな愛に包まれて育った息子も幸せですが、その母を一心に慕う優しい息子に看取られた母も幸せだったろうと心から思います。私には2人の息子がいるわけですが、やはり子離れできない感はあります。男の子は、いつか母親から離れて行ってしまう物と言う覚悟がなかなかできません。そんな、ちょっと子供依存症な私にとって、泣かずにはいられない見ずにはいられないドラマでした。来月にはオダギリジョー、樹木希林主演で映画が公開されます。リリーさんのイメージとしては、オダジョーが一番近い気がするのですが。。。劇場予告で、すでにウルウルして来ました。こちらも楽しみにしています。・東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 第10話 【送料無料】オリジナル・サウンドトラック/東京タワーオカンとボクと時々オトンOST東京タワー
2007年03月19日
でも、お前は生まれて来てしまった。こう言われた時、鉄平は全てを悟るのである。僕は生まれてきてはいけない存在だったのだ。私は理性ではお前を愛そうと努力した。でも、感情がそれを許さなかった。これがお前と私の宿命なんだ。立ち上がろうと何度も何度も頭を上げるのをその都度、踏み倒されてきた。ついに、阪神特殊製鋼から追い出され。。。鉄平は言われる事になる。あなたは、もうウチの会社の社員じゃない。ひどいやり方です。ここまで踏みつけるか。自分の息子を。いや。。。息子じゃないからこそ。。。言っていたように、確かに大介は鉄平を受け入れようと努力しただろう。でも、その度に(エロい)親父が頭をかすめ、妻も受け入れられず、愛人を囲い、愛人との仲を妻に見せつける事で、そして、自分の親の子かも知れない子供に笑顔を向けない事で、復讐してきたのである。復讐。何に?父の亡霊に。そして、大介にとって父の亡霊とは、鉄平そのものだったのだ。だから大介こそ、苦しんだ。そして、当てつけに使われた鉄平も。憎み合っていても血が繋がっていなくても僕の父は万俵大介だった。せめて一度でも、お父さんに微笑みかけて欲しかった。鉄平を叩き壊す事で、希望通り大同銀行を飲み込んだ大介。そうして、叩き壊した物から今度は大介が最大の復讐を受ける。まさに合併の発表会見の真っ最中。鉄平は自殺した。最後の対面に行った大介に叩きつけられる真実。鉄平の血液型はB型だった事。鉄平は間違いなく、大介の血を引く息子だった。泣き崩れる寧子。。。鉄平さんは、あなたと私の子供だったのです。それを、どうしてあの時、言ってやらなかったの?血液型。それがなければ、この女にとっても鉄平は愛する子供では無かったのか。この女が、ハッキリお前は大介の息子だと言ってやれば、それだけで全て済んだ話だったのに。血液型が何だ。それが無ければ親子じゃないのか。それさえあれば涙を流せるのか。これは原作でも怒りを感じた場面だった。後悔の涙が大介の顔をつたう。この人には、結局目に見える結果が全てなのだ。いくらでも後悔すればいい。人間はちっぽけな存在だ。だからこそ人間は夢を見るのかも知れない。しかし志を忘れたとき、栄光はすぐに終わりに向かうだろう。大同銀行を飲み込んだ阪神銀行は、いずれより大手に飲み込まれる事となる。大介は今は、それを知らない。 最終回は。。。ちょっとウルっと来たかなぁ。。。このドラマが始まって以来、重厚な感じが初めてした回だったかも。。。例え、裁判が上手く行って合唱しちゃおうとも例え、最後の雪山の中でイノシシくんが現れても例え、葬儀の場面で「デスペラート」が軽~く流れても。。。許せる、と思える何かはあった。原作でもサラッとした血液型発表の場面でしたが、こっちでもサラッでしたね。でも、大介の苦悩は伝わりました。統括は。。。止めておこうかな。重厚さを出そうとしては失敗していた場面の繰り返しでネタドラマ寸前になりそうでしたが。。。まぁ、最終回がほぼ良かったって事で、良いんじゃないでしょうか。これだけのキャスト揃えて、心に残る素晴らしいドラマです、と言えないのが残念。・華麗なる一族 第9話
2007年03月18日
本当は、子は親を追いつめたりしたいはずもなく北条の家のように、敬意を持って親を看取ることができたら。。。国境で父・信虎を追放して、流す晴信の涙。この親子は、どこから歯車が狂ってしまったのか。信虎を駿河から迎えに来て、刃を向ける事となった勘助。ミツの面影が心を占める。しかし、追い落とす寸前、勘助の前にいたのはミツの敵・信虎ではなく、甲斐を支配していた老人であった。今川め。わしを討っても、甲斐は滅びぬ。甲斐には、息子、晴信がおる。わしが厳しく育てた猛々しい武将が。。。信虎が晴信を嫡子と認めた瞬間である。勘助の前にいるのは「甲斐」である。そして、今の勘助は、「今川」であった。勘助の心から遺恨が消えた。国と国との争い、交渉のなかで、自身の恨みは小さな物になっていく。・風林火山 第十話
2007年03月18日
やっと。。。ちょっと納得行くラストが見れた。。。待たされて、イラつく道明寺のスカーフを引きキスするつくし。待ってたのは、これだったんだよ。とりあえず、幸せな最終回で良かった良かった。。。 今まで記事を書いてなかったので、統括も何もあったモンじゃないワケだが。。。もうね~。「花男」ファンの感想ではなく松じゅんファンの感想として書かせて頂きますと。はぁ~~~。。。イライラしたっっっ!こんな松じゅん、見たくなかった!ずっとイジイジウジウジしてるしさっ。道明寺の魅力なんてあったモンじゃない。ひいては、松じゅんの魅力も半減だっっっ!やっと、ちょっと良くなったかと思ったら記憶障害って何や~!ウミって誰っっ。何者!何あの女!最後の3回(2回だったかね)で、あんな女を登場させる意味が解んない。イライラも最高~に達する。前の「花男」で私が間違いなく惚れた道明寺は、このドラマのどこにもいなかった。勘違い甚だしく、ひたすらつくしに突っ走る真っ直ぐな道明寺は何処へっ!ドラマ自体もウジウジしちゃって。。。少なくとも、私はこのパート2のせいで、つくしが嫌いになったね。原作ファン的には、これでOKなのか?そもそも、このパート2って原作ファンから募集した感動エピソードを集めてるらしいけど。。。私は原作を知らないので、こんな話には付いていけない。元々、たぶん私は、くっついたり離れたり、ライバルが繰り返し出てきたり。。。の少女マンガがでぇっ嫌い なんだ。と思う。いや、パート1でも、たぶん基本的にこういうストーリーだったんだけどあり得ない設定が色々面白くて見ていられたんだよね~。パート2になったら、パワーが格段落ち。1と同じような事、2になっても繰り返しててどうすんの?それでも松じゅん見たさに毎週見てたけど。。。イライラした。こんなんやらされて、松じゅん可哀想。っつー事で。。。この記憶はリセットして、来期からの「バンビーノ」に賭ける!内容は全く知らないんだけどね。。。これが一番良かった↓・花より男子2(リターンズ)第8話
2007年03月16日
大前さんが契約を更新しないのは、別れが辛くなるからじゃないかな。とは、里中の見立て。たぶん当たっているんだね。S&Fでの業務最後の日、森美雪は泣く。このまま、ずっとここで働きたいです。でも、いつか自分は消えなきゃいけない。だから、私は派遣を辞めます。誰もあなたに派遣を続けろとは言っていません。あなたはあなたの道を行けばいいんです。自分の気持ちに正直に、勇気を持って歩き出しなさい。働くことは生きる事です。そう寂しいよね。3ヶ月間、一緒に働いて。。。それが楽しくて、充実していて、仲間意識を持ってしまって。。。なのに、自分だけがずっと一緒にいられなかったら。だから、東海林の言うように、正社員になればいい。でも、リストラ経験のある春子は会社と言う組織を信じていない。スキルを磨き、どこででも必要とされる身となり、自分の腕一本で生きていく。余計な情に流されなくて済むように、契約は3ヶ月しかしない。寂しいから。。。送別会なんてやってもらわない。契約が切れたら、スッパリと前の会社の事は忘れる。でも、そんな春子も今回は違ったよう。カンタンテのママは言う。残業しなかった子が残業したり、あなたたちと本気でぶつかってみたり、この3ヶ月間、あの子は特別な時間を過ごしたのよ。特別な会社だったのよ。特別な会社。特別な人間関係。特別な感情。東海林さんも、いつも言っていた。一緒に働くことは、一緒に生きることだって。あたなと東海林さんは似ています。あなたは東海林さんのことが好きなんですよ。譲っちゃうんだね。里中くん。。。それで良い。契約が切れたと言うのに、ハケン弁当の発売の日大雪で弁当箱の配達が間に合わないのを知って、春子は小型飛行機で弁当箱を届けに来る。スカイダイビングは私の趣味ですが、それが何か?やはり関わらずにはいられない。大好きな会社だから。そして、好きになった人にも。。。名古屋の子会社からやり直す事になり、従業員と上手く行かずに孤独な思いをしている東海林の所に、春子がやって来た。面接に。。。捨てられない関係。人と向き合う勇気。春子もS&Fで学んだ事は、あったみたい。 最終回は、結びのストーリーがてんこ盛りで、もう特技も資格も出てこないのかなぁ。。。と思っていたけれども、やってくれました。スカイダイビング。ありえない~!。。。んだけれども、この水戸黄門の印籠的スーパー派遣の切り札がないとこのドラマの面白さが無くなっちゃう。。。これがあってこそ、スーパー派遣、大前春子なんだよ。ストーリーとしてはベタな展開が多かったけれども、コミカルさとビミョウなアンニュイ感で、これをカバー。何よりも、役者さんそれぞれのキャラが立っていた。終わって一番に口から出た言葉は「ああ、面白かった」ストーリーの最後に、ちょっと寂しいドラマの風景と中島美嘉の「見えない星」が、しんみりさせてくれたり。。。この歌が毎週聞けなくなるのも寂しい限り。一週間の真ん中。毎週スカッとした気分になれるドラマだったと思う。【CD】見えない星 / 中島美嘉次クールは、松本潤主演、「バンビーノ」。ヤバイす。。。道明寺よりも確実に燃えるぜ。。。・ハケンの品格 第9話
2007年03月14日
あの人の笑顔が好きになった。あの人と一緒にいると温かい気持ちになれた。私が先に好きになったの。1998.3.21陶子の誕生日。そして、ハジメが陶子にプロポーズした日。その日付はシッカリと天体望遠鏡に刻まれていた。ずっと一緒にいようと、年を取っても一緒に生きていこうと約束した日。誕生日には毎年、星を見に行こう。しかし、その約束は果たされなかった。毎年3月21日は、新人文学賞の選考の日だった。陶子の誕生日を祝うのは、いつしか力くんの担当になった。仲人をしてくれた恩師の葬儀に2人で出席して2人は思い出す。あの頃の事を。あの日の事を。やり直すには遅くない。お互いに思いをぶつけ合えば。。。。でも。。。ハジメの頭から春木を追い出す事はできなかった。追い出せないのかな。2人は、やり直せないのかな。玉子が言う。50年や60年の長い結婚生活の中で浮気は単なる出来事の一つだよ。苦悩はなくなったように思えても消え去ったわけではない。 何か、今週最終回だと勘違いしていて。。。えっ!こんな終わり方かよ!と気が抜けてしまった。。。最終回じゃなくて良かった。。。ラストまで、絶対に戻ると思ったのに!玉子と轟の掛け合いが微笑ましく、良い感じだったけれども肝心の2人はどうなってしまうのか。。。・今週、妻が浮気します 第8話
2007年03月13日
じゃあ、ちょいと行ってきます。光が差す明るい部屋を振り返る。息子と2人で暮らした部屋。そうして、オカンは東京タワーの見える病院に入っていった。ずっと一緒におったけん。考えられんのよ。おらんことなるなんて。手塚は黙って肩を抱いてくれた。抗ガン剤治療で苦しむオカンを見ていることが出来ず逃げ出す雅也にブーブおばちゃんは言う。それでも、オカンの息子かね。どんな苦しい時も、あんたに心配かけないようにオカンは笑ってきた。今度はあんたが励ます番でしょう。でも、やはり見ている事は辛い。もう止めたい。と言うオカンに雅也は言う。それは、あきらめる事だった。もう会えなくなる日が来る事を意味していた。それでも、この苦しみから解放してあげられれば。。。止めようか。よく頑張ったね。よく頑張った。ボクが一番恐れていたこと。幼い頃から恐れていたこと。それが近づいている。 多くは書けません。始まりから涙が止まりませんでした。ずっと涙が止まりませんでした。ずっと心が寄り添っていた、この母子に。。。別れが近づいています。・東京タワー オカンとボクと、時々、オトン 第9話
2007年03月12日
大川先生や鉄平を切り捨てて、自分を守ってきた。そう言われることを覚悟の上で万俵頭取は全て1人で背負っておられます。さすが、金八。だてに長年3年B組を担任してきたワケではない。結局、この金八。。。じゃなかった大亀が一番の大介の理解者なんですよね。責めるでもなく、煽るでもなく、大介を理解し大介と共に阪神銀行を守っている。こんな部下がいる大介は幸せ者です。そして、こういう部下を持てなかった事も鉄平の悲劇なんでしょうか。長年一緒に仕事してきたはずの銭高が裏切り、当然のことながら証人になんか出てきてくれない。なのに、あの人だって犠牲者だ。一緒に戦いたかったはずだ。あの人だって鉄鋼マンなんだよ。こんな鉄平のお人好しな発言を盗み聞きしちゃっただけで証人に現れるんだもんね。。。こういう鉄平の人柄を充分に理解してるような人だったら最初から裏切ったりなんかしないと思うわけです。私は。。。。そんなこんなで、原作にないのに「白い巨塔」を意識したか取って付けたように作った裁判シーンは、取って付けたように重要証人が現れ、ベタに続くのでした。。。でも、これ以上原作と変えちゃうと、ドラマ一話目の冒頭シーンと繋がらなくなるのでたぶん裁判は。。。。。。。。なんでしょうね。次回、最終回。 やっつけでスイマセン。。。いや。。。今年の大河はホント面白いんですよ。。。で、つい記事に力入っちゃうモンだから。。。来クールからは、もう少し軽く見れるドラマになりそうですね。織田裕二主演。他、上野樹里、大竹しのぶ。「冗談じゃない!」脚本は、田村正和の「パパ」シリーズや、「ストレートニュース」「喰いタン」などの伴 一彦氏。この人の脚本、たぶん「サイコドクター」以外は私、好きじゃない。。。ベタなんだよなぁ。織田くんの久々主演ドラマだから見る事は見るけど~。・華麗なる一族 第8話
2007年03月11日
我らが子を救うのだ。武田の家臣たちが、続々と晴信の意を汲み、信虎追放に向かって動いていく。板垣は、老臣の甘利、飯富に晴信の計画を打ち明ける。一心同体のそなたたちだからこそ、打ち明けるのだ。。。と。ここは、板垣は役者にならなければならない。我らが水になって、晴信様の器を満たして差し上げよう。甘利と飯富は、板垣の気持ちを汲んだ。それほど、領民の苦しみなど自国に目を向けず他国を侵略していく信虎の行動は家臣の目にも余る物だったのである。小県侵略の折、教来石に事の次第と賛同を求める飯富の言葉に感動してしまった。親を追放した子に家臣達は着いていくだろうか。我々は親方さまが武田を一つにしたから着いてきたのだ。と不安を口にした教来石に、飯富は言う。では、子を捨てる親はいかがじゃ。国は脆い物だ。家臣にしか出来ぬ事じゃ。今こそ我ら家臣が親を選び国を造るのじゃ。板垣だけではなかった。こんなに熱い思いで晴信を支えてくれる家臣が他にもいたのだ。皆が国を憂いている。皆が良識があり、国を守る賢さのある領主を求めているのである。今川に晴信の受け入れを託した手紙を送った信虎だったが、晴信も時を同じくして今川に信虎受け入れを託した手紙を送っていた。今川では、義元、寿桂尼、雪斎の間で話し合いが持たれ、義元は晴信の意志を選択した。晴信の文面を見て、とてもうつけとは思えぬと判断したのである。 勘助の容貌を嘲笑って、視聴者総スカンを食った磯次。。。じゃなかった義元でしたが、やはり、こちらもうつけではないようです。晴信と信虎、どちらが正しい事を書いているか、文書だけで見抜く力、さすがです。信虎は駿河に呼び出され、家臣のほとんどは、全てを承諾し。。。追放の準備は整いました。さて。。。世捨て人のようになっていた勘助ですが。信虎の迎えを仰せつかる事となりました。引き受ける勘助。庵原の叔父から、命を粗末にせぬように。信虎の命もな。と念を押されましたが。。。ミツから貰った、あの眼帯を握りしめる。。。勘助。何をするつもり?・風林火山 第九話
2007年03月11日
人が恋愛に注ぐエネルギーは、その人の人生の寂しさに比例すると言う。私の孤独が、そんな恋愛をさせるのかも知れません。私はそんな風にしか人を愛せないのです。豊美の証言によって、戸谷は、ついに殺人罪として逮捕される。横武龍子、藤島春彦の殺人、および、寺島豊美殺人未遂。しかし、戸谷はあくまでも容疑を否認する。留置所の小さな窓に見える細い三日月を睨む。俺は悪くない。では、誰が悪いというの。刑務所の外から同じ月を見る豊美。公判の日。様々な証人が戸谷を貶めていく中、最後に証言台に立った豊美の証言はその場にいる人間を驚愕させる物だった。山奥に車で連れて行かれて、車が止まった時、どう思いましたか。ここで殺されると思いました。なぜ、そう思ったのですか。それは私が先生に殺される事を望んでいたからです。私は先生に殺して欲しいと頼んだし、そうなるように故意に先生に仕向けました。それは、以前、戸谷が豊美に言ったひと言。キミと一緒になら死んでもいい。そうだったんだ。。。豊美が戸谷をここまで追いつめたのは全てが、あの時の豊美の言葉に繋がっていた事だったのだ。どうしたら独り占めする事ができますか。先生のような人を。。。結局、全ての女が戸谷から去り、豊美だけが残った。こうして先生は、私だけの物になった。 結局、豊美がやりたかったのは、これだったのか。。。戸谷を独り占めする事。でも、エンディングの後に、1人で山道を歩く豊美がいた。あれは。。。つまり。。。戸谷を埋めたって事だろうか。それが独り占めの最終なんだろうか。実は、それほど殺された事を恨んでいたのだろうか。解らないなぁ。。。結局、最終回まで見ても解らないことが多すぎた。もったいない、と思う。時間が無さ過ぎた。今日日、要らないエピソードをダラダラ繋ぎ、要りもしない最終回15分延長、30分延長をするドラマはたくさんあるが、時間が足らない、と思ったドラマは久しぶり。全てのエピソードにムダはなく、全てのエピソードが流されるだけで終わってしまう。もっともっと時間をかけて作り込めば、もっともっと面白くなったはず。そういう意味で、本当にもったいないドラマだと思う。でも、私には豊美の気持ちは解ったよ。ああいう人に、あんなにのめり込む気持ちが解らない、と言う意見が多かったけれども。。。私は、イタイイタイ女なので、ああいう気持ちは悲しいほど理解できてしまう。恋に堕ちる瞬間は、他の誰にも理解なんかできない物なんだ。そして、手に入れたい、自分だけを見ていて欲しい、その気持ちもたぶん、他の人には理解できない物なんだ。豊美は賢くない。あんな男に使うエネルギーは他人から見れば、どれほどムダな物か。。。でも、私には、たぶん豊美と同じ事ができる。そんな自分は、豊美と同じほど孤独なんだろうか、と、冒頭のナレーションを聞いて、ふと思ってしまった。配役と俳優さんの演技は、たぶん今クールのドラマで最高。ひとクセもふたクセもある「わるいやつら」を全ての俳優さんが、素晴らしい表現で演じて来られた。特に、戸谷信一を演じた上川さんは、「巧妙が辻」で初めて上川さんを見た人にとっては信じられない豹変ぶりだっただろう。役者魂を見たなぁ。。。と思う。そして、私は、こういう俳優・上川達也を愛してるんだ、と改めて実感したのである。・わるいやつら 第7話
2007年03月09日
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