ココ の ブログ

GoogleEarthによるUFO画像?(2)

GoogleEarthによるUFO画像?(2)

 しかし、時代が変わったと言っても人間は簡単には変わらないから、ボクと同世代の連中にはなかなか理解してもらえない。理解どころか変な眼で見られ見下されてしまうのが落ちだ。例えば、高校時代の同級生同士が大学を卒業してから結婚して、40代の中年に成った頃、女性の方が蜘蛛膜下で急死してしまった事があった。連絡があってお通夜に駆けつけると高校時代の同級生が20名ほど集まっていた。遠い処では北海道から来た女性も居た。音楽部に入っていた関係で女性が多かったのと、生徒会の役員をしていた関係者も居て、ボクはどちらも所属していたから仲間意識が強く、久しぶりの同窓会だったが、悲しい寄り合いだった。ひとしきり故人の想い出話をした後、色紙に寄せ書きを書いて行った。

1.GoogleEarthによるUFO画像?
1.GoogleEarthイメージ (オーストラリア・パースの北部砂漠に映っているUFO?)。

 ボクに色紙が廻って来て、書かれた文面を読んでみると、通り一辺の文面ばかりだった。神妙で悲しい気持ちは分かるが、もっと気の効いた文面を書けないものかと想った。が、いざ書くとなると常識的な事しか書けないものだとも想った。そこで、ボクは仲間意識から「安らかに眠って下さい。そして、天空のUFOから、ボク達を見守っていて欲しい」と書いた。場にふさわしくない文面だとは想ったが、少しは暗い雰囲気が明るくなればという気持ちだった。しかし、次に廻した相手やその次の相手も多分、ボクの文面を読んだせいか表情が硬くなっている風に感じた。それはボクの想い過ごしだったかも知れないが、書き終わった最後の人から喪主に手渡され、彼もじっくりと読んで、それなりに感じた筈だった。

2.お通夜
2.お通夜(大勢の人が集まったお通夜風景)。

 それから以後の彼の態度が白々しいものに観える事があった。年賀状が来なくなった事と、数年前に高校の同窓生6人で温泉旅館で呑み会をやった時に偶然、彼の口から出た言葉で、完全にボクを避けている事を知ったのだった。それは、その呑み会の前年に矢張り同じメンバーで呑み会をやったという事を聴き「その連絡は、ボクは受けて無いぞ、何故知らせてくれなかった?」と訊いたのだった。すると彼は「知らせてないから連絡は行かない筈だ」と言ってうそぶいていた。その瞬間、座が白けてしまった。「ふ~ん、そういう事か」とボクは、それ以上追及はしなかった。それ以後、彼と付き合いをしなければ良いだけの話だからだった。しかし、何故、彼がそいう態度に出るのか誰も口に出さなかった。

3.寄せ書き色紙
3.寄せ書き色紙(夫々が、夫々の思い入れを書き込む)。

 別に、彼が呑み会を仕切っている訳でも無く、今回の飲み会は別の男が手配したものだった。その男から電話があって「どう?久しぶりに一度、みんなで飲み会をやろうや」と電話があって、ボクは「お互い良い歳だから、どうせやるなら、料亭か何処かそこそこの場所でやろうよ」と返事をしておいた。すると日本海に面した温泉旅館を探してきて一泊の小旅行を企画したという訳だ。メンバーは先のお通夜に集まった男連中6人だった。まさか小旅行を企画するとは想ってもみなかったが、その趣向が面白そうに想えたので参加し、そして、宴たけなわになって盛り上がった頃、前年に飲み会をした話が出たのだった。その時、ボクが居なかったので、気を使った仲間が今回の飲み会を企画したのかも知れない。

4.UFO画像
4.InternetによるUFO画像-1(こういう画像は数知れなくある)。

 という事は、何故ボクが出席していなかったか、という理由を全員が知っていた訳だ。中には東京からわざわざ来ている者も居た。彼とは東京ででもよく呑んだ。単身赴任のボクを自宅にまで呼んでくれて家庭料理も御馳走してくれた事もあった。ひょっとして彼は、ボクの欠席理由を知らなかったのかも知れない。しかし、連絡を敢えてしなかったという事実を知って座が白け、連絡をしなかった男が逆に浮き上がったのも事実だった。当然ながらボクは彼を無視して呑んだ。妻を亡くし、子供は結婚して出、今では独り暮らしをする彼は、毎晩酒ばかり飲んでいると言っていた。そういう状況では酒を飲んでも美味くないだろうと想ったが、同情する気にも成れなかった。

5.UFO・フォースシールド雲
5.InternetによるUFO画像-2(ボクの観たUFOも、こういう雲に隠れて消えてしまった)。

 お通夜の時の寄せ書きに、UFOの事を書かれて、妻や自分の事を軽く観られたとか、侮辱されたと想ったとすれば軽率な男だ。同席した仲間も同じように想ったとすれば連中は時代遅れか、頭が古いままなのだろうとも想った。今時、UFOなぞ珍しくも無く、政府が未確認飛行物体の事をコメントする時代なのだ。自分が信じようが信じまいが勝手だが、目撃経験者を馬鹿にしたり軽蔑して見下すのは如何なものだろう。ボクは敢えて反論もしないし、信じてもらえなくても構わないのだが、たまたま仲間内という安心感から、他人に余り話さない経験情報を漏らした事で特別視され敬遠されるのはナンセンスでしかない。そういう相手だけに、ボクの方も彼を敬遠してしまったのはナンセンスな事かも知れない。(つづく)

にほんブログ村 美術ブログ 建築家(芸術家)へ ←ブログランキングに参加中です、クリックをどうぞ!


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: