「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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冬枯れの頃(6)
冬枯れの頃(6)
仕事とは言え、そういう連中と付き合っていると世の中が如何に裏の社会と密着しているかがよく分かる。表面では素知らぬ顔で綺麗事を言っていても一般人の知らない処でドロドロした話は一杯在るのだ。裏社会の代表の様な893の世界は論外にしても、政治と財界の密着関係はマスコミ操作をして全く別の次元の様な報道をしながら彼等の本命とする大規模な金の流れを助けるのである。サラリーマン時代の当時の社長は経団連の役員をしていたから言う事が並はずれていた。例えば、法律でそれ以上は進める事が出来ない事業案件があれば「法律を変えれば簡単に済む話ですヨ」と言ってのけたりするのだ。全国の支社を定期的に廻りながら、腹心の部下と見做せる社員数名を早朝会議と称してホテルでの朝粥会に招待し、朝食を採りながらそういう風な口調で一種の教育や打合せをする。
招待された社員は自分が特別の存在だと勘違いして一所懸命に社長の話を聴く。ボクなんかサラリーマン社会で役付きになって行き、将来は役員にまで成る出世コースなぞ心の中で馬鹿にしていたから、社長に呼ばれてそういう会に出たりしても感激なぞしなかったし、単独行動で隠密行動をとらされても得意になる様な事も無かった。だからこそ社長や一部の幹部役員しか知らない情報を握っても有頂天に成る事も無く、口も堅かったから安心して社長室に顔パスで通って行けたのだろう。尤も、そういう立場に成るきっかけが過去にあった。独身時代に大手の設計事務所を辞めて海外へ行く準備をしていた頃、急きょ結婚する事に成り、海外へ行くのを諦め、新婚生活の為に一部上場の或る住宅会社に再就職したのだった。その直後、建築学会の設計競技に入選して、その事が社長室に伝わり、社内新聞に社長とボクとの対談記事が載った。
それで一躍社内で有名になり神話となり、サラリーマン建築家として認められる様になったのだが、全国に居る社員だけでも一万人を越える大会社だけに、大阪支社に居ても東京本社へは度々出張したり、社員教育の講師をしたりする内に幹部社員と同等の立場になって行った。しかし、ボクは早く独立してサラリーマンを辞めたくて仕方が無かったのだ。有能な建築家に成るには高給で遇されていては辞め難くなるだけという事も分かっていた。ところが17年もその会社に居たのだった。余程居心地が良かったのだろう。人間的に成長が止まっていたとも言えるのかも知れないが、お蔭で友人の建築家仲間の中では経済的には恵まれた存在だったし、何処へ出ても卑屈になる事も無かった。相手がどんな有名人であれ政治家であれ社長であっても堂々と渡り合える事が出来る様になっていたのだ。
しかしながら40代後半になって、流石に50を過ぎれば建築家としては元に戻れなくなるという危惧の念が出、サラリーマンを辞めるきっかけを探すようになっていた。その頃、単身赴任で7年も東京に住んでいたから余計にそんな考えに成っていたのだろう。たまたま大阪花博に会社が参加する事になって花博の自社パビリオンの総監督として大阪に戻る事が出来、サラリーマンを辞める準備が整ったのだった。パビリオン建設は、遅れての花博への参加だったにも拘わらず、スーパー・ゼネコンへ発注する立場でもあった事が幸いして、並みいるゼネコン各社なぞ端にも掛けず工事を進める事が出来、全体の工事遅れを気に揉んでいた建設省の審議官も感心するぐらい余裕を持って無事に出来上がったのだった。会場の竣工式で審議官が暗にボクの事を指し褒めてくれたのを支社長が聴いて大いに喜び感心していたものだった。
が、そんなボクがパビリオンの完成を機に会社を辞めると言い出したのには流石に信じられないという顔をしていた。ボクが社長と仲が良く、社長室に秘書課を通さずに顔パスで行くというだけの事でビクビクしていただけの支社長は、ボクの真意が分からず半分オドオドしていたのだった。ボクの存在が自分の地位を脅かすと想っていたのか、何か裏にあると考えたのだろう。欲が無いというのは強いものである。サラリーマン生活で好きな様に動け、仕事が出来たのもそういう気持ちで居たからだろう。後日、会社を辞めて1年ほど経った頃、バブル景気の頃に新しく出来た超高級ゴルフ場で支社長と偶然出逢った時は、目を丸くしてボクを観て居た。「良かったら亦、会社の方に遊びに来て下さい」とお世辞を言って居た声が震えていたから、多分、彼はそろそろ窓際族に追いやられていたのかも知れない。
ふと「宮使えは、すまじきもの」という言葉が浮かんだ。それにしてもボクを東京本社へ単身赴任させた張本人の支社長が、異動の理由として、ボクが本社勤務を望んでいると嘘八百を並べていた事が本社へ行って分かった時は笑ってしまった。そんなにボクの存在が目障りで鬱陶しかったのだろうか。その手法で之まで何人の部下を潰して来たのだろうか。そう考えると、そういう事があるだけに常にオドオドしながら部下を観、社長の動向を気にして情報を収集していた哀れな男が可哀想に思えて来るのだった。そういう男が今頃どのようにして生きているのかふと気にかかるのである。何故ならボクが辞めて数年して、その住宅会社は大手企業に買収され社長は消えてしまったからだ。あれほど大言壮語していた社長も国際的な企業には勝てなかったのだ。金は残ったかも知れないが失意の内に彼もあの支社長も消えてしまった。(つづく)
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