そして今日も日は過ぎる

2003/04/24
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 EVERONとはドイツのプログレハードロックバンドです。物凄いマイナーなバンドなんですけど、五指に入るくらい好きなバンドでして。
 私のエヴェロンとの出会いは実に大学時代に遡ります。

 メタルの坂道をまっ逆さまに転がり落ちていた私は、バイトで懐が潤っていたこともあり、中古のメタル系アルバムをジャケットだけ見て買い漁っていました。特にその頃はジャーマン系にはまり込んでいた為、ドイツのバンドと見るや買い漁っていたのであります。
 まあ、はっきり言って、中古屋で五百円以下で売っているアルバムにろくなものなんかあるわけもなく、大分無駄金を使ったものでありますが、そのほとんど唯一と言っていい例外が、このエヴェロンの1st「PARADOXES」だったのです。
 以後、他のアルバムも探し回り、今では六枚全てのアルバムを手にしている程です。
 このエヴェロンの特徴は、複雑な楽曲構成と物悲しくも美しいメロディ。殊にピアノの旋律は泣けます。
 「悲哀の美学」とは3rdの帯についていた言葉ですが、いや素晴らしい。エヴェロンを表す名キャッチフレーズだと思います。

 それではそれぞれのアルバムを紹介しましょう。
 まずは1st「PARADOXES」。

 しかし、エヴェロンには「悲哀の美学」というもう一つの顔が。
 二曲目以降の「美しき悲哀」のメロディにもうメロメロ。ますます深みにはまってしまいました。
 当時、初期ASIA的な美しい曲に飢えていた私は、彼らを「初期ASIAの正当な後継者」と勝手に認定し、大喜びしたものです。

 次は2nd「FLOOD」。
 このアルバムを入手するまで実に五年の歳月が流れていました。長かったあ・・・。
 でもあきらめかけていた矢先のことで、見つけたときは(実は親知らずを抜いた帰り道だったんですが)小躍りしそうになりましたよ。
 個人的にはトータルバランスも考えると、一番好きな作品です。完成度が高い!
 とりたてて、この曲が凄く好き!というのがあるわけではないのに、一度聴き始めると最後まで止まりません。
 何というかこのアルバム自体が一つの曲の様で、感涙物です。
 恐らく、今最も手に入りにくいアルバムでしょう。私は御茶ノ水の有名メタル専門店で、四百円で購入しました。
 でも、これ、定価で買っても安い!と思ったでしょうね。それくらい素晴らしい作品です。


 これは取り寄せしました。
 10曲目の「Until The Day Breaks」は、エヴェロンのあらゆる曲の中で一番好きです! あの、曲が花びらのように華麗に展開していく様といい、美しいメロディといい・・・。何度も何度も繰り返して聴いています。
 惜しむらくはこの曲の印象が強すぎて、他の曲も佳作揃いなのに印象が薄れていることです。

 4th「FANTASMA」
 これは3rdと一緒に取り寄せました。組曲「Fantasma」は実に素晴らしい。エヴェロン節が炸裂しています。

 ただ残念なのは、ボーナストラックの最後の曲が、ラストに向かないこと。あれが最後ではなく間に差し込まれていれば、このアルバムが一番好きなアルバムとなっていたことでしょう。

 5th「BRIDGE」
 このアルバムから日本版はベルアンティーク社から発売されるようになっています。おかげで3000円と洋楽にしてはちょっと高めの値段設定になっているのですが、日本で出してくれたからまあ文句はいいません。
 で、このアルバムですが相変わらず悲哀の美学炸裂、EVERON節全開の傑作に仕上がっています。
 「Juliet」「Not This Time」「Carovsel」「Bridge」等がそうしたEVERON節をたっぷり聞かせてくれる良作ですね。
 しかしこのアルバムで一番好きなのは、今までのEVERONのダークな旋律をヘヴィに仕上げた、進化したEVERONを聴かせてくれる「Driven」です。今後はこの系統の曲も増えると思いますが楽しみです。

 6th 「Fresh」
 今作ですが女性ボーカリストやオーケストラをゲスト参加させ、勇壮で雄大な楽曲を中心に作られています。EVERONの特徴の一つである『悲哀の美学』を感じさせる悲しいメロディの曲は今回はあまりないですね。というのもこのFLESHは前作のBRIDGEと対になるアルバムなもので、それぞれ特徴で曲を分けたようでして。
 特筆すべきは14分にも及ぶ壮大な「Flesh」!これは凄いです。
 いずれにしろ、相変わらず素晴らしいアルバムでした。私にとっては。

 以上、うちのサイトからの抜粋でした(笑)。書くことがないもので・・・(汗)。





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Last updated  2003/04/24 08:21:40 AM
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剣竜 @ パク・チャヌク監督作品 ocobaさんへ その2つの映画,評価高いよ…
ocoba@ Re:殺人の追憶(03/04) 韓国映画では、パク・チャヌク監督の「オ…
剣竜 @ Re[3]:投票義務制の問題点(11/10) サムスさんへ いえいえあまりお役に立てず…
サムス@ Re[2]:投票義務制の問題点(11/10) 剣竜さんへ ありがとうございます!

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