そして今日も日は過ぎる

2004/05/22
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 他にも色々読んでいるのですが、とりあえずこの作品について。
 角川ホラー文庫で出ている『ΑΩ 超空想科学怪奇譚』です。
 作者は『玩具修理者』等の著作のある小林泰三氏。
 SFアクションホラーとでも言うのでしょうか、強烈なグロ・戦闘描写と、一方の主人公である『ガ』達『一族』の描写が鮮烈な作品です。
 結構分厚い本なのですが、読み始めるととまらない。私がアクションホラー系の作品が好きだということもありますが、描き出される世界観の妙、お話のところどころにでてくる様々な作品に対するオマージュが心地よくて、引き込まれます。鮮烈なアクション描写も熱いですし、これはかなりオススメ。特に二十代後半から三十代後半の人はかなり楽しめると思いますです。このあたりの年代の人なら分かる様々な作品へのオマージュが、物語を引き立てるスパイスになっているんですよ。
 物語のあらすじを説明するのは野暮なんで避けておきますが、聖書だの人知を超える存在だの、崩壊していく世界だの、ツボをついた設定と説得力のある文章は素晴らしいです。ちょっと登場人物が皆、論理的過ぎる気もしますが、それがこの作品の世界観を下支えしている所もあるので、欠点とは言い難いかな。
 最後に一言でこの作品を紹介しようと思います。読んだ人なら分かると思いますが、SFホラー版○○○○○○。





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Last updated  2004/05/22 11:06:43 AM
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剣竜 @ パク・チャヌク監督作品 ocobaさんへ その2つの映画,評価高いよ…
ocoba@ Re:殺人の追憶(03/04) 韓国映画では、パク・チャヌク監督の「オ…
剣竜 @ Re[3]:投票義務制の問題点(11/10) サムスさんへ いえいえあまりお役に立てず…
サムス@ Re[2]:投票義務制の問題点(11/10) 剣竜さんへ ありがとうございます!

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