そして今日も日は過ぎる

2006/02/08
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 出勤と帰宅の間に、文庫本を読むようになっているのですが、そのせいで本棚は早くも文庫スペースが埋まりかけております。
 ここ数日読んでいたのは、表題の『内なる宇宙』です。
 ジェイムス・P・ホーガンの『星を継ぐもの』から始まるシリーズの四作目ですね。
 『星を継ぐもの』は近年読んだ中では一番面白かった小説です。
 最初はだらだらとさいたまから宇都宮への移動途中に読み始めたのですが、あまりの面白さにその日は結局一気に読んでしまいました。SFではありますが、一つの常識からは考えがたい事態に地球の科学者が総動員で、真相の解明へと動きだし、最後の最後で感動的なまでに全ての謎が解ける真相が明らかにされ、しかも大どんでん返しまであるという、ミステリーとしても極上の逸品でした。
 これの続編が『ガニメデの優しい巨人』で、『星を継ぐもの』で残った謎を新たな謎と共に解いていく過程が前作同様非常に面白い作品でした。爽やかなラストも良い感じでしたね。
 そして完結編と思われていた『巨人たちの星』ですが、こちらはこれまでの二作とはがらりと変わった、血脇肉躍る作品となっており、これも非常に面白かったです。また前作でも非常に良い味を出していたゾラックが、本作では大活躍しておりファンには嬉しい限りでした。
 そんな完成度の高く面白い作品群の新作が『内なる宇宙』です。
 新作ということで、非常に期待して読んだのですが、確かに面白かったのだけれど、三部作ほどの強烈な印象は残りませんでしたね。

 ただ、それでもやはり途中途中で明らかになる真相には「おっ」と思わせるところがありますし、クライマックスのシャピアロン号の勇姿には興奮するものがあります。
 というわけで、三部作のファンには是非ともオススメの逸品です^^





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Last updated  2006/02/08 10:37:11 PM
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聖書預言@ Re:8番出口(05/01) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
剣竜 @ パク・チャヌク監督作品 ocobaさんへ その2つの映画,評価高いよ…
ocoba@ Re:殺人の追憶(03/04) 韓国映画では、パク・チャヌク監督の「オ…
剣竜 @ Re[3]:投票義務制の問題点(11/10) サムスさんへ いえいえあまりお役に立てず…
サムス@ Re[2]:投票義務制の問題点(11/10) 剣竜さんへ ありがとうございます!

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