2006年のお話




BOOK ★ 2006年 ★

2004年の12月から始めたストーリーテリング。
いろんなおはなしの中から私が選んで、覚えてみようと思ったお話を
書き残していこうと思います。
私自身の覚え書きとして・・・。

ゴーリキ 650181ハンドベル CLS   魔法のベルが鳴り響いたら、おはなしの世界がはじまるよ。。。



2006/1月 「だんなも、だんなも、大だんなさま」(イギリスとアイルランドの昔話より) 約4分

一人の娘さんが、ある旦那さんに女中さんとして雇われました。
旦那さんのことは、「だんなも、だんなも、大だんなさま」と
呼ばなくてはいけません。
その家のものには、だんなさまが付けた特別な名前があったのです。
へんてこりんな名前が笑いを誘うのかな?
読んだだけではよくわかりません。
語ってみるとわかるかな?

ヤギとライオン (子どもに聞かせる世界の民話より)約5分

カリブ海に浮かぶトリニザード島の昔話。
夕立でずぶぬれになったヤギに「家に入って雨宿りをしないか」と声をかけたライオン。
でも、ライオンが歌った歌にびっくり。
♪雨の降る日にゃ、家いて おいしい肉のおいでを待つさ♪
自分が美味しい肉だと知ったヤギはこんな歌を歌う。
♪昨日殺した一万匹のライオン 今日は何匹殺そうか♪
ヤギがライオンを殺すなんて・・・?
ヤギは助かるために、必死に歌う。
なんだかおかしな具合になってきた・・・。
さぁ・・どうなるのかな?
歌が何回もでてきて、どんどん早くなる。
メロディは、おはなし会ガイドブックの後ろに楽譜つきで載ってました。

おはなし会ガイドブック


2006/2月 ・3月「金の髪」(おはなしのろうそく19より) 約11分

読んでいっぺんに気に入って、覚えたい!って思いました。
ナポレオンが生まれたという地中海に浮かぶコルシカ島の昔話。
三角関係?恋のお話です。
幽霊となって現れ娘(金の髪)を地獄へ連れて行こうとする伯爵。
それを追いかける若者ピエトロ。
疾走する馬に乗って繰り広げられるドキドキ感がすごいのです。
だから、難しいんですけど・・・(涙)。
今までの昔話とはちょっと色が違うかな?って思います。


2006/3月「畑のキャベツ」(小さなおはなし集より) 約5分

小さな子どもたちのためのお話です。
あるところに広い広いキャベツ畑。そこにはたくさんのキャベツたち。
その中にとても元気なキャベツが3つ。
ここにいてもつまらない。3つのキャベツは旅に出かけていきます。
途中、道をテクテク歩き、穴をポーンと飛び越え、山をヨッシヨとのぼり、
川をジャブジャブ泳いで行きます。
そして”そば””ひき肉””トマトときゅうり”に出会います。
一番目のキャベツは、そばと一緒に美味しい焼きそばになるために、
二番目のキャベツは、ひき肉と一緒に美味しいロールキャベツになるために、
三番目のキャベツは、トマトときゅうりと一緒に美味しいサラダになるために
行ってしまいました。
美味しい春キャベツの季節にぴったりのかわいくて面白いお話です。


2006/4月 『クルミわりのケイト』 (おはなしのそうそく10) 約11分

王様の娘アン。
二番目のお后の娘ケイト。
昔話でよくある意地悪な継母のお后は、アンの美しさをねたみ、
鳥飼いばあさんに頼んでアンの頭を羊の頭に変えてします。
でも本当の姉妹のように仲の良いケイトはアンを助け
二人でしあわせを探す旅にでかけます。
そして、二人の王子を持つ王様のお城へたどり着きます。
その王子の一人は今にも死にそうな病気だったのです。
勇気のあるケイトの活躍で、アンの頭もも王子の病気も良くなります。
不思議な世界がたくさん出てきます。
意地悪なおきさきのの娘は意地悪な子が多いのですが、
このお話は意地悪なおきさきの娘が大活躍するという
ちょっと変わったお話です。
最後はみんながハッピーエンドになるとこは、語っていて気持ちいいです。


2006/5月 『天と地のはじまり』(少女が運んだ中国民話) 約4分

少女が運んだ中国民話

語りに向いているのかどうかわからないけど、好きなお話なので覚えてみようと思う。
遠いはるかなむかし。
まだ宇宙全体がどろりと漂っていたころから、何億年、何千年と月日が過ぎていく。
盤古の神さまが地に足を踏ん張って、天を頭で支えていた。
そして長い間の疲れで神さまは死んでしまった。
でも、神さまのため息は風になり、吹き上げられた髪の毛は、空にかかって星になった。
左目は太陽に、右目は月になった。
神さまの身体が、海に、山に、川に、草原に、雨に、夜露に・・・・。
とてもスケールの大きなおはなし(時間的にも空間的にも)。
詩のような感じでもあるし・・・。
語っていて気持ちがいい。


2006/6月


前に覚えたお話をもどしました。
(おんちょろちょろの穴のぞき・ゆうかんな靴なおし)

新しいお話はお休みです。


キャンドル


2006/7月 『学校こわい』(放課後の時間割)約4分半


放課後の時間割

この学校には学校ネズミというネズミがいた。
学校ネズミにもいろいろいて、
1年生の教室にいるのは、1年生ネズミ、他には保健室ネズミとか運動場ネズミとか・・・
その中の≪音楽室ネズミの歌≫
5匹のなめくじたちが、学校に住んでいた。
でも、一体学校って何するところ?
住んでいるのに、何も知らぬはなめくじの恥
5匹は、学校参観に出かけます。
でもでも・・・帰ってきたナメクジたちは口をそろえて「学校こわ~い」。
それはなぜ?
歌を聴くとわかるよ。



『猫の踊り』(日本の昔話1)約 分


父さんも母さんもでかけ、娘は一人でお留守番。
そのとき、飼っていたかわいい猫が、
しゃべりだし、手ぬぐいでほっかむりをして踊りだした。
でもこの猫・・恐ろしい猫だった・・・。
最後は、昔話らしくすっぽんと引き抜いてくれます。
怖いお話にはいるかな。



『とろかし草』(日本の昔話5)約 分


大蛇が人間を飲みこんで苦しんでいるところに出くわしてしまった若者。
だか青い草を食べた大蛇は、腹がどんどんどんどん細くなり元通りに戻った。
それを見て、この青い草は、食ったものを早くこなす草だと思った。
その草を持ち帰った若者は、自分もそばを100杯食べる。
苦しくても大丈夫・・。
あの青い草があるから。
青い草を食べた若者だったが、実はその青い草の本当の効能は・・・
人間を溶かすものだった。




2006/11月 『てぶくろ』(ウクライナの昔話・福音館書店)約5分


絵本のお話です。
おはなしに向くのかどうかはわからないけど、好きなお話なので挑戦してみました。
絵本の印象が強いけれど、私はおはなしの中では、
毛糸のよくのび~る手袋をイメージして語りたいと思っています。
個性的な動物ひとりひとりの特徴がでるといいのだけれど・・・。






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