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今一番チケットが取れない組と思われる星組。いつもは東京のみ申し込むのですが、星組はあまりの取れなさに大劇場も申し込んでいます。勿論、貸切やカード会社先行も可能な限り申し込んだけれど、やっぱり今回も大苦戦。トップ娘役なこちゃん(舞空瞳)の退団公演であり、トップスターまこっちゃん(礼真琴)の退団も間もなくであろうというところで更に更にチケットが取りにくくなっていたでしょう。そして予想通り次作でまこっちゃんの退団発表がありました。もう今回は配信しかないのか・・・と諦めかけていたところに、唯一微笑んでくれた某貸切。ありがとう~ありがとう~ありがとう~トップコンビはもちろんですが、ありちゃん観るのが最大の目的だった。それなのに、何故でしょう、観終わった感想は「礼真琴、恐ろしや。凄すぎる。誰も勝てん」お芝居はカッコイイというにはちょっと無理がある役なのに、カッコイイよ。これは一体何なんだ、これが退団発表をしたトップのオーラなのか。今年はトップの退団が続きました。れいちゃん(柚香光)、れいこちゃん(月城かなと)、咲ちゃん(彩風咲奈)れいこちゃんはもう私にとって特別な特別な人で、いつでも輝きまくっているし、そこしか目に入らない状態なので比べようがないけれど。咲ちゃんもフェルゼンがこんなにカッコ良い役だったとはと思ったっけ。れいちゃんの退団公演は観ることが出来なかったけれど、きっと同じような感じだったのだろうと思います。同期トップ3人、それぞれ個性が全く異なる素晴らしいトップさんだ。そして咲ちゃん後任の新トップスターあーさ(朝美絢)彼女もまた他のトップさんとは違った魅力をみせてくれるでしょう。あー本当に、礼真琴恐るべし、そして素晴らしいよもうこれだけで感想おわり。と言いたいくらいですがなこちゃん、やっぱり可愛かった~毎回思うけれど、お人形のよう。タカスぺで、夢と消えた2023年タカスペで、れいこちゃん、咲ちゃんと組んだところを観てみたかった。(れいちゃんとは花組時代に組んでいるからね)本当に本当に残念過ぎる。もうタカスペ今後やらなくて結構 と思うくらい管理能力のない劇団、こと宙組管理職に対してこの件については恨みに思っていますよ。なこちゃんには、退団後も舞台で活躍してほしい。ありちゃん(暁千星)、めっちゃ痩せましたかね。スーツ姿が素晴らしくあまりのハマりようにドキドキしました。痩せても肩幅がしっかりあるので逆三角形の体型がクールな眼鏡姿も大変よろしいです。ただ今回ちょっと滑舌が怪しいところがあって聞き取れなかったところが。トップさんになればもっと台詞も増えるし、ありちゃん頑張って~星組さんは振り切った芝居が凄いですね。月組もかなり振り切っていて慣れているつもりでしたが、ヒーロー(ひろ香祐)の渾身の芝居、ほのかちゃん(小桜)のお色気芝居。そして天希さんの美貌を封印した松ジイ。いやー良い物見せていただきました。ほのかちゃん好きだわ~そして今回退団する水乃ゆりちゃん、彼女に合った目立つ役で良かったですね。さて、ショーなのですが・・・何故かお芝居の印象が凄すぎて、ショーの記憶があまりない。観ていた時はとっても楽しかったのにな、何故だろう・・・それだけお芝居が面白かったということだと思う、うん千秋楽まで約1か月、素敵な千秋楽を迎えられますように。
2024.11.03
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先日観た小瀧版「デスホリ」こと「DEATH TAKES A HOLIDAY」主演、ヒロインについては前回触れました。さくらちゃん可愛かった~やっぱりさくらちゃんはブロンドが似合うねその二人以外に最も印象に残ったのがエリック役の東啓介さん。実は、観劇の勢いのまま書いたら、あまりの衝撃にとんでもなく興奮した文章になりそうなので日にちを開けて落ち着いて書こうと思った次第。エリックが登場した時にはまず背の高さと小顔に驚愕な、な、な、なんなのだ、この異次元の頭身は。スタイル抜群のタカラジェンヌを見慣れていても、2階からの遠目であっても(だからこそ目立つ頭身とも言える)圧倒されました。そしてそのド迫力の歌声。クリアでビーンッと響くくらいの張りがあってすごい声量。この方は一体どなた?いつの間にミュージカル界にこんな逸材が誕生していたのとびっくりでした。ウィキを読むに、デビューは2013年のテニミュ。舞台は2.5次元ミュージカルから徐々に大きな物に出演。「ダンス・オブ・ヴァンパイア」のアルフレートですって一体いつの?と思ったら、2019年版で私は観ておりませんでした、残念。「マタ・ハリ」「ラグタイム」とか、宝塚OGとも共演しているのですね。宝塚にどっぷりつかっていた期間にグググッと頭角を現していた模様。この後は「キンキー・ブーツ」で主演だそうです。観たいーーーーっ観たいです190cmの上背に精悍なお顔にあの歌声、声量。私としては山口(祐一郎)さんの後を継ぐ逸材かと。あ、山口さんが息子と呼んでいるのは城田(優)さんですから孫でも良いですわ。娘に「山口さんぶりに(男の)役者さんにときめいたわ~」と写真を見せたら「あ~わかるわ、写真見ただけでなんかそれわかる」と娘も同意。トートやジャンバルジャン、クロロック伯爵も観てみたいと思わせる役者さんです。どれも山口さんの役だな。実力、ビジュアルいずれからも、ウン十年ぶりにかなりときめいた男優さん。私にはときめきの源れいこちゃんがいるので男優さん限定としてですけれど。いつかれいこちゃんと舞台で共演したら・・・興奮しすぎでおかしくなっちゃうかも。でも観てみたいな~、長身美男美女の並び
2024.10.09
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東急シアターオーブ公演「DEATH TAKES A HOLIDAY」を先日観てきました。月組、もっと言えばれいこちゃん(元月組トップスター月城かなと)ファンにとってこの作品はかなり思い入れのある作品。れいこちゃんのサヨナラショーに2曲使われ、内1曲「Alone Here With You」はラストナンバー。いつかは外部、宝塚での再演もあるだろうとは思っていましたが退団3か月もしないで再演がきたか・・・あーもう観たくないっ、観ないもんね。と思っていたのに、グラツィア役に美園さくらえっ、さくらちゃんがヒロイン舞台に戻ってきてくれるのそれならば何としても観たい、絶対に観たい。あの美声がまた聴きたい。チケット発売とともにさくらちゃん回を取りました。ここ数年はほぼ宝塚で外部舞台はごくごくたまに観る程度になっていました。ところで、主演の方はどなた?レベルの私。調べてみたら旧ジャニーズWESTの方とな。しかもミュージカル経験浅いようで・・・生田先生ーーーーのせいではないけれど、正直、マジ?と思いましたよ。更に調べてみると旧ジャニの中で歌が上手いのはどのグループかというネットのランキングでWESTは2位。とはいうもののこのランキングさあ・・・私的には全く納得のいかないグループが上位に複数いて当てにならないな。が、小瀧さん184cm(ここ大事♪)で小顔しかもどこかで見たお顔。ああっ「鹿楓堂よついろ日和」で主役やってた人だ。あれ面白かったよ、と何故かこんなことでちょっと期待値があがる。なーんて思っているうちに観劇日がやってきました。さて、観た結果、月組版を上書きされたかどうかといいますと私は「されませんでした」何故かと言えば、海外ミュージカルですから曲は同じだけど演出が全く違う。どちらが良いかとかではなく、主役の役作りが明らかに違うから。死神が最初に登場したところから、あれ?と思ったのですが、一番わかりやすいところは、死神登場シーンとランベルティ公爵邸を訪れた時。れいこちゃんは死神として何千年も休みなく仕事をしてきて疲れ切った感を出していた。小瀧さんは人外な死神だからか、疲れたといいつつもそんなに疲れた感はみせない。どちらも生田先生と役作りを相談されているでしょうし、どちらが正しいとかはありません。ミュージカル界の新星と男役15年目で退団を決意し集大成を迎えようという役者の解釈、役作り、役者に演出家が求めているものが違うのだと思いました。それ以外にも、大分違うところがありましたので、同じ作品だけれど別物だなと思うことが出来ました。さすが生田先生、ありがとうでは、さくらちゃんについて。登場した瞬間、ああっ可愛いそしてやっぱり美声~待っていましたよ、学業を終えて舞台復帰、おめでとうただ立っていてもヒロイン感たっぷり。トップ娘役になる前はこんなにヒロイン力があるとは思わなかったけれど「I AM FROM AUSTRIA」のエマを演じたところからヒロイン力爆発だったな。またさくらちゃんが舞台に立つ姿を見ることが出来て幸せ。退団後も歌のレッスンはしていたとのことで、全くブランクを感じませんでした。宝塚メイクがなくなった分、ナチュラルな可愛さが増していましたよ。そして、主役の小瀧死神の登場。乗っているのはゴンドラ?ゲネプロの写真を見ていたので衣装が違うのは知っていたけれど月組版の方が死神感が強い衣装。小瀧さんもマスクをしているけれど顔がそれなりにわかる。月組版は顔はほとんど見えません、れいこの顔を隠すなんてとの声もありました。小瀧さんの歌声、あら~張りと伸びのある良い声、活舌も良い(これ大事)。先にも書きましたが、若い死神という感じ。それはランベルティ公爵家を死神の姿で訪れた時も同じ。疲れたんだと言いつつも、歌声、姿勢に疲れた感じはあまり出さず、全然体力ありそう。メイクは特に死神を意識したメイクではなく小瀧さんという個がイケメンというところを見せている感じなのかな。れいこちゃんは男役にしては色白メイクにして人外感をだしていました。そしてですね、月組版ラストの白い衣装はありません。あれはやはり夢夢しい宝塚の世界観に合わせた衣装ですね。死神に戻ってグラツィアを死の世界へ連れて行くというよりも、死神とグラツィアが昇天していくようなそんなラストです。ここまで違うと、やっぱり同じお話だけれど比べるようなものではないのです。あ、そうそう「もう握手しても大丈夫」とランベルティ公爵に言うところ小瀧版ではウインクはありませんでしたね、大分違うでしょ。幕開き、第一次世界大戦の映像とナレーション。ここからもう雰囲気が違うなと思ったのですよね。月組版はおだちん(風間柚乃)の割と抑えた声で、若々しさい感じではない。が小瀧版はかなり若い感じがする。プログラム買っていないのだけれど、どなた?小瀧さんなのかな?フィデレはふくよかな宮下雄也さんで、とても華奢なやすくん(佳城葵)と同じ役をやるの?見た目からして違い過ぎてその時点でぷふふとなるくらい。お声はふくよかな身体中に共鳴させたとても良いお声でした。やすくんは恐怖のあまり日に日に目の下の隈が濃くなりやつれていきますがそれ以外のビジュアルは秘書としての品格を保っています。宮下フィデレは目の下の隈に加え、髪も服もかなり乱れて品格はもうなかったな。それから、死神があと数時間で旅立つ雨の庭で、宮下フィデレは雷に打たれていない打たれた設定なのかもしれない?けれど、そうは見えませんでした。どこか近くに雷がバリバリ鳴ってるねと言う感じ。やすくんフィデレには明らかに雷が落ちて、それでもピンピンしている。これも死神の休暇中だからだよねとなるところなのにな。ロベルトの部屋は小瀧版の方が好き。ロベルトが遊んでいた人形は、母親役の月影さんがずっと持っていました。そう、月組版もそうすれば良かったのに。このシーン、月組版ロベルトを大の男が演じたらかなりイタイいや、タカラジェンヌが演じていてもちょっとね、だったので変更されていて良かったです。このシーンに入る前の、男女の使用人トリステーサとフェリシオ。月組版は公爵夫人を心から心配する真面目な二人ですが、小瀧版フェリシオは真面目ではなさそう。等々、ぱっと思いつくだけでもたくさん。その他、思ったこと。宝塚の大道具さんたちって本当に凄いんだなと再確認。同じ劇場だからなおのことそう思うのですが、とにかくセットが豪華だし舞台転換もスムーズで美しい。階段は螺旋階段で雰囲気があるし、黒子がいても目立たないようにしています。それに比べると今回はセットが残念だし黒子が悪目立ちしすぎです。死神が乗るゴンドラも後ろに黒子が複数人いて綱を引っ張っているのですが2階席だったこともあり丸見えで、かなりがっかりでした。月組版の出演者は芝居巧者、歌うまがそろっていたなあと改めて思いました。というのは外部公演と比べるとそこはどうしても男役と男性の違いがあります。体格、体力・声量全てが女性が演じる男性です。そして女性役も並み居る候補の中から選ばれた人たちで実力のある人ばかり。それでも、男役は芝居力でねじ伏せ、娘役は同じ土俵に立っても芝居、歌に全く引けを取らない。月組版メインキャストには新公含め主演・ヒロイン経験者が揃っていた。脇を固めるキャストもその後新公主演した人の他、歌うまと言われる娘役が複数。さちかさん(白雪さちか)の芝居の上手さは言わずもがな、りりちゃん(白河りり)の歌は即外部でも通用するレベルです。なんてこともあって、すんなり別物でどちらも素晴らしいと受け入れられたのかもしれません。
2024.10.06
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咲ちゃんこと彩風咲奈の退団公演、観てきました。幸いなことに2回観ることが出来て、昨日MY楽となりました。あーこれで宝塚の咲ちゃんの見納めだ・・・公演デザート壮さんのフェルゼン編からはかなり演出が変わり、え?そうなるの? あの場面はないの???と、1回目の観劇時は心の中でかなり突っ込みまくりでしたが・・・2回目は免疫が出来ていたので・・・まあ。でもやっぱり言いたい。端折ったら原作しらない若い子にはわからないでしょ。絶対に残しておいてもらわないと納得できないのですが、というところは多々ありますね。そうそう、これは端折っているせいではないのですが、幕間に、原作知らないと話していている私と同年代ではと思う方がいました。オスカルが死んだというところが「?????」だったようでお連れの方が説明していました。原作もアニメも知らない同年代ってかなり珍しい気がします。あ、余談でした。宝塚に入団するきっかけとなり、新公主演をしたこの作品での退団。咲ちゃんの思い入れも並々ならぬものだと思います。咲ちゃんの立ち姿の美しさ、よく通る歌声に聞き惚れました。いつの間にこんなに歌声が良くなっていたのかしら、前からこうだったかしらと思いつつ、咲ちゃんカッコイイわ~~~私のオペラが上がるのは、ほぼ咲ちゃん。なにしろあの「行けフェルゼン」、いつもならなんかちょっと突っ込みたくなるところなのにカッコイイ咲ちゃんが御者台に足を乗せた瞬間、おおっっあの姿勢がピッタリとハマる咲ちゃんの足の長さこのシーンだけでも十分だわ、と思う瞬間でした。夢白さんのアントワネットはビジュアル完璧ですね。ええ、ええ、知っていましたとも、見ずともアントワネットにピッタリだと。その期待を裏切ることない、どの鬘も衣装も見事に着こなしていました。お見事です芝居はフェルゼンとの逢瀬のあたりは、ちょっとやり過ぎな感じがしますが王妃として、母として生きる覚悟を決めたところからが素晴らしい。このアントワネット好きだわ~と思いながら観ておりました。あーさ(朝美絢)のオスカルは宝塚ニュースのダイジェストで観た時はちょっと女女しすぎてないか?と思いましたが舞台で通して観たら丁度良い感じかなと思います。あがちん(縣千)のアンドレは、私好みのアンドレ。やっぱりあがちんビジュアル良いわ~~~前髪を左手で上げるとことかキューンと来ました。組長さん(奏乃はると)のルイ16世もピッタリですね。どんな役もお上手ですが、彼女自身のお人柄(勝手に想像しているだけだけれど)が滲み出ているような、深い温かい芝居でこちらも涙をさそいました。フィナーレが変則的ですが、咲ちゃんを堪能するには良い演出なのかもと思います。泣くことはないかなと思っていたのですが、ウルウルきてしまいました。あーーー咲ちゃんがいなくなっちゃったら、雪組観る楽しみが激減だな「アンドレ、おまえはもういないのか」ならぬ「ちぎちゃん時代のあの素晴らしい並び、もう誰もいなくなるのか・・・」あと残り三週間。咲ちゃん、思い残すことなく宝塚を堪能されてください。そして素晴らしい千秋楽を迎えられますように余談2あーーーやっぱり来ちゃいましたね琴ちゃんの退団発表わかっていたけれど、そうだろうと思ってはいたけれど、やっぱりショック
2024.09.23
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おだちんこと、月組 風間柚乃の初東上主演作「BLUFF」観てきました。34年ぶりの再演、初演はもとより映像でも見たことはない作品。初演を観た人から「面白いよ~」と聞いていたので期待大彼女の先の主演はバウだったので、主演としては初めて生で観ますが、新公学年のうちから研20かと言われる実力正塚先生作品には何度も出演している彼女ですから何も不安要素もなさそうだな~開演挨拶が、あれ、ずいぶんとゆっくり話すな~緊張しているのかしら。なんて思いましたが、録音ですし先生の指導があってのことですから関係ないか。正塚先生の作品は全体的に「暗い」というイメージがありましたが、この作品は全然そんな感じではありませんでした。恩人をマフィアに殺された若者たちの復讐劇だけれど、随所に笑いがありテンポも良い音楽も良い、衣装はカラフルハッピーエンド一言で言えば、私好みのとても楽しい作品でした。ドノヴァン役のかぜかんくん、もとい、おだちん。舞台上ではとてもとても一人っ子トリオの末っ子なんて思えない(毎度のことね)。ハリのある良く通る歌声、スーツもハットもトレンチも似合っていて、カッコ良かった。おだちんてこんなにカッコ良かったんだと感激。変装もしちゃうし、それがなんかオーシャンズのジョンソン先生を彷彿させる本当に芸達者ですわ。シャロン役のまのんちゃん(花妃舞音)も相変わらずチャーミング。一体どうしたのまのんちゃん、あなた本当にまのんちゃん(声を聞けば一発まのんちゃんだけど)という出で立ちの登場にはびっくりしたけれど、それもまた可愛い。洗練されて恋を知り人間の裏表を知り、人として女性として成長するのね。歌の高音は頑張れ!という感じでしたが、地声音域?はおだちんと良く合っていたと思います。まのんちゃん、地声が高いというか頭のてっぺんから声が出ているような印象がありましたが実は違うのかしら。あみちゃん(彩海せら)はシャロンの弟役。一言で言えばどうしようもないギャンブラーだけど憎めない、というところ。カッコイイというにはあれですが・・・キャラクター性に加え芝居の上手さで笑いを取っていました。ドノヴァンの仲間には専科の高翔みず希、羽音みか、瑠皇りあ、雅耀、真弘蓮。高翔さんは初演に最下級生で出演していたとか。同じく正塚作品エタボ(Eternal Voice)にも出演していましたが、今回の方がずっと合っていると思いました。みかちゃんは新公ヒロイン経験者でもあり、正塚作品「ブエノスアイレスの風」で良い役に抜擢、エタボでも芝居の奥行を感じさせる上手さが目立っていました。今回も本当に上手いのよ、これが。音校文化祭ヒロイン(三木先生・正塚先生が原作・監督)だけあって、正塚作品にピッタリハマるタイプなんだと思います。そうそう、CSで放送された時にAB両方見ました。ヒロインはAグループが夢白あやちゃん、Bグループがみかちゃん。どちらもヒロイン上手いなあと思ったけれど、あやちゃんの声がかなり荒れていたこともあってみかちゃんの方がより印象に残っています。るおりあ(瑠皇りあ)、オディセ(雅耀)は新公主演経験者だけあってこちらも芝居は心配なし。特にオディセは正塚作品で新公主演だったのも大きいと思います。すごくナチュラルに感じました。そんな中でも上手さ際立つのが真弘くん彼は、いや彼女か、本当に良い男役さんです。成績も良いし本当は新公主演してほしいのですが、そこは劇団シビアですかね・・・でも彼女がとびっきり上手いのは皆知ってるからやすくんは相変わらず緩急柔軟な芝居。みちるちゃんとの息もピッタリでした。みちるちゃんはエタボに続いて張り上げ系の芝居超特急かと思えばこちらも緩急芝居。エタボの時もおもったのだけれど、めちゃくちゃ喉が強いのか芝居の発声がとても素晴らしいからあれだけ張り上げても声が枯れないのか。いずれにしても、役者として発声が良いのは凄い強みだと思います。メインキャストだけでなく若手も皆すごく芝居が良い。楽しんでやってるなあと感じます。芝居の月組は健在だ と感じた時間でした。
2024.09.07
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月組新トップコンビ 鳳月杏・天紫珠李 のプレお披露目公演。市川公演を観てきました。まずはお二人ともおめでとうございます梅田初日映像で観た感じではとても良い感じ(わかってたいましたよ)で楽しみにしていました。市川はれいこちゃん(月城かなと)の全国ツアー「ブラック・ジャック」以来。電車の乗り継ぎは楽なのですが、日比谷に比べると遠いなーーーしかも天気が不安定お芝居は柴田先生作品の再演。私はあまり好きな話ではないのですが、何度か再演されていて宝塚ファンには好まれているのかな。まあハッピーエンド好きなお子ちゃま嗜好の私向けではないのは確か。今回もやはり話としてはうーん・・・でした。ちなつさん(鳳月杏)クロードが何故シャロン(天紫珠李)に魅かれたのか。残念ながらやっぱりイマイチ、純真、無垢にシャロンが見えるのが凄いなあ。何だかよくわからないけれど一目惚れ、恋は盲目なのね。珠李ちゃんのシャロンが決して悪いわけでもなく、むしろお芝居は歌も含めて良かった。でもそう思ってしまうのは何故なのだろう。フランソワーズ(白河りり)が可哀そうすぎ。りりちゃん相変わらず歌も上手すぎて胸に響くのよ。だからなおのこと、男って駄目ねーーーと思ってしまうのかしら。妻が居ながら他の女性にも強く魅かれ、とりあえず心のままに行動はするけれどけじめをつけるのかどうかもわからない。いつもいつも女にどうするかを決めさせる。男として魅力あるとは思えない。あ、ちなつさんどうこうではなくであくまでクロードがですよ立ち姿もトレンチコートも良く似合って、ちなつさんは素敵でした。フランソワーズに優しく接するところも、シャロンに吸い寄せられるような感じもとてもよく表れているのだけれどハマらないのは、話が好きではないからだと思う。大人の雰囲気で売っていくのであろう新トップコンビには一度はこういう作品が巡ってくるのか。個人的にはお披露目本公演の方に期待ですれいこちゃんが卒業して、歌劇の座談会も読んでいなければナウオンも見ていない。キャストがどんな感じなのか全く把握していなかったのですが、そんな中で目立って良かったのはジゴロの元締め?の二人(夢奈瑠音、白雪さちか)、ジゴロのうーちゃん(英かおと)そして同じくジゴロのめいめいちゃん(涼宮蘭奈)。うーちゃんのジゴロは絶対ハマるのはわかっていましたが、カッコよすぎた。れいこちゃんにまじまじと見つめられて「イケメンだね~」と言われただけあるわ。さちかさんと瑠音くんは思いやりがあって深く、二人が芝居をしていると舞台が締まる。めいめいちゃんはまさかのジゴロとは。正直ジゴロメンバーの中では一番線小柄だけれど、目線が色っぽくて踊っている時もジゴロという職業を楽しんでいるかのような笑みが。男役としては縦横小柄だけれど、良い男役さんです。ショーは前回の本公演と同じ作品。正直、これを観てどういう気持ちになるのか。れいこちゃんがいないグラタカを平静な気持ちで観ることが出来るのか。それが不安だったのですが・・・思ったよりも大丈夫でしたまずはやはり開演挨拶前の映像がない。幕開きも本公演ではれいこちゃんを心に若手が囲んでいたのが、ちなつさん一人。そしてちなつさんの第一声。音程も何もかも違う、これはれいこちゃんのグラタカとは別物だそう感じたからだと思います。そう、れいこちゃんのシーンはほとんどが変わっていている。ちなつさんは堂々としているし、珠李ちゃんはキラキラ華やか。幸せそうなお二人とそれを囲む組子と専科のお二人。素直に楽しみ、たくさん拍手を送ることが出来ました。密かに楽しみにしていたのはアヴァン・ギャルド。初日映像でマイティ―(水美舞斗)の後ろにめいめいちゃんが映っていて、おっ良い所に居るね。しかもX情報ではあみちゃん(彩海せら)が歌っていたところをめいめいちゃん含む若手3人が担っていると。めちゃめちゃ楽しみにしておりましたのめいめいちゃん、ダンスで目立つけれど歌も良いではないですか。若様(一輝翔琉)もお歌が改善されてませんこと?でも、唯一思わず涙が込み上げたのはやはり黒燕尾。男役が黒燕尾で出てきたところで、ウルウルが・・・本公演で銀橋に並ぶところで込み上げた物も引っ込みました。「我が心の故郷」だったのが「フォーエバー・タカラヅカ」に替わっていたそして、フィナーレの階段降りでトップコンビが歌う歌も違うそうか、そうなるのか、とここでもびっくりの念押し。ここまで違うと、前任ファンもまるで違うものとして受け止められる。れいこちゃんのプレお披露目の「Dream Chaser」はプロローグの後のれいこちゃんソロとデュエットダンスが変わったくらいであまり変更されていなかった。どちらが良いかはわからないけれど、前任ファンには今回くらい変えた方がありがたいかも。さて、月組はもう一つのチーム、おだちん(風間柚乃)主演「BLUFF」も幕が上がりました。こちらも好評なようです。私も有難いことに珍しく友の会がお友達になってくれました。観劇を楽しみにしています。そして、月組全員が揃う次回本公演も楽しみにしています
2024.09.01
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いや~ 一昨日は最高の日でした20時、れいこちゃん(月城かなと)がインスタのストーリーズに動画で登場&メッセージ投下胸の前でクッションを抱えた姿は何故に?とは思う物の、これまでこういう姿は馴染みがないので新鮮です。手紙のことに触れてました~はい、もちろん私もとっくに手紙を書いて送っております早速、れいこちゃんファン仲間とインスタで爆盛り上がり興奮冷めやらずです。いやいや、クッションを胸に両手を振る姿も可愛らしいこういうサプライズはいくらでも結構です。むしろいくらでもウェルカム有難く興奮させていただきますなんて思っていたら、立て続けに3日連続でインスタ更新。それも宝塚時代なら絶対に見ることが出来ないメイク動画とかれいこちゃんのスタッフさん凄すぎませんか。オタクいや、もといファンの気持ちを理解しすぎている。もしや、スタッフさんは元オタクファン経験者なのではそして、一昨日21時からは「科捜研の女」にゆーゆ(ゆいかれん)がゲスト出演。相変わらず可愛い番宣動画にも登場していたので期待していたけれど、思った以上に台詞もいっぱい。かな~り重要なお役ではないですか。白衣のゆーゆ可愛い、ブラック・ジャックを思い出しちゃう着実に女優としてステップアップしているなあ。そのうえ、先日は表参道にカフェをオープン行かれた方の報告を見ると、ゆーゆ自身が調理も接客もしている日もあるそう。実に多才いろいろなことを見据えて行動しているのだろうな~と思いますね。
2024.08.24
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お盆休み中でございます。天気も悪いし特に予定もないので、家の中の普段あまり手を付けない所を片付けでもするか。と思い立ち、重い腰を上げました。なかなか思い切りが付かなくて捨てきれない物がたくさんある。あーなんか箱が出てきたよ。多分、パッチワーク用の端切れか編みかけのかぎ針編み辺りが入っているのかな。なんて思って蓋を開けてみると・・・なんと出てきたのは○十年前のTシャツ。舞台を観に行った時に記念に~なんて思って買ったもの。なんでこんなに買ったかな・・・ビニールから出してもいないし。Tシャツ派ではないので、元々着る気もなかったのに。ただコレクション的に買ったのだな、やれやれそれが無駄遣いだというものだよ、若いころの私よ。左下から時計回りに大地真央さんTシャツ誰が見てもわかるレ・ミゼSKD 藤川洋子さん他のサイン入り同じくSKD創立60周年記念Tシャツどれも全く手を通していないもの。サイン入りTシャツは畳んであった折筋に沿っていっぱいシミが出来ている。記念に写真を撮ってサヨナラします。ビニールから出していない物も出してみたらシミだらけかも他のはパジャマ代わりにでもしようか・・・
2024.08.16
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本日の宝塚カフェブレイクで特別編で、シャンコの声2代目の主が判明しましたね。そのお方は、ちなつさんこと、月組新トップスター 鳳月杏さんあ、先週の投稿で「しゃんこ」と書きましたが正しくは「シャンコ」、カタカナでした。まあ、先週の時点で中井さんが言った言葉や、名付け親ということでその可能性は大だと思った人は多かったと思います。私も最初はそう思ったけれど、なんか声が違うよねーーーーとか思って、あれこれ考えちゃいましたよ。おだちん(風間柚乃)か、カゼカンく~ん!のぱるくん(礼華はる)とか。声の録音時の中井さん、なんか結構ビシバシ要求していたようなちなつさんは照れていて可愛かったです。初代の「かっこいいシャン」から、台詞も変わっていましたが語尾に「シャン」が付いていたのは初代のオリジナルということだそうでカフェブレサイドが付けてと依頼したものではない、ということも判明。さすが、れいこちゃん(初代:月城かなと)「シャン」がなくなってちょっと寂しい気もしますが、そのうち慣れるでしょう。えー、声が変わった理由は事務所所属orフリーとか関係なく声の主が宝塚から居なくなったから、だそう。ということは、代替わりする度にシャンコの声も替わるのね。となると・・・これはこれから先は月組トップスターが代々引き継ぐのか。そうであってほしいものです。
2024.08.04
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本日、れいこちゃんがっスターダストプロモーションに所属されることが発表されました嬉しい嬉しい嬉しい退団発表後、すっぱりと退かれてしまうのではと思うこともしばしば。でも、東京公演が始まって、少しずつ、いや、やる。やる気だよね、活動する気だねとファン仲間の間でも気持ちが高まっていました。しかぁし、まさかまさか、れいちゃん(柚香光)が所属したばかりのスターダストだったとはそんなに立て続けに宝塚トップスターが同じに事務所に所属するなんて誰が想像しましたかいやー相変わらずファンの斜め上を行かれるれいこちゃんれいこちゃんらしいれいこちゃんファンの皆様は、ドキドキ、ハラハラ、何度もインスタやXをチェックをし眠ることが出来ない一夜を過ごしたのではないでしょうか。私もその一人です。数日前かられいこちゃん公式インスタと思われるアカウントが出て(同時にXも出来て同じ投稿がされていたようですね)でもアイコンが無い投稿される動画は動体視力を試されているかのよう。それもピアス?開襟シャツに細身ネックレス、ピンピールとドキドキさせられる、じっくり見たいのに焦らされる。でもピンヒールにはもう驚かないもんね本物なのか偽サイトなのか。早々に同期をはじめとするOGがフォローやリールを上げているので本物だと思うけれど・・・・退団同期の一星くんがフォローしてるし、ええい、フォローしちゃえその後、ちゃぴ(愛希れいか)ちゃん、ゆーゆ(結愛かれん)がフォロー絶対本物と確信更には翌日だったかな、れいこちゃん大好きビーム朝風先輩もフォローやっぱり絶対本物だわ、となりました。この頃の私、れいこちゃんファンのお仲間と気が変になるくらいの浮かれよう絶対皆、気が変になってるよね、おかしくなってるよね 状態でございました。 皆さんもでしょで、その後お顔がハッキリと2投稿来て、これまで疑っていた方も本物と思われたよう。でもアイコンまだ変わらないなーーーやっぱり朝解禁か。と思いつつ、眠れなくて1時間ごとに起きてしまう。そして朝5時。・・・きたーーーーっ心の中でくるくる踊る私。早朝だというのにお仲間にLINEし、その後は盛り上がりまくり綺麗~ いやーん 堪らないわ~ですよねーーーー11月に東西でコンサートが開催されるとな。行きます行きます、勿論ですポスター素敵~スターダストだと舞台より映像メインかと思います。本当は舞台で生のお姿を観たい気持ちが強いけれど、あの美貌は映像で広く世間に認知されるべき。ああ、これからのご活躍が楽しみですれいこちゃんの第二章が輝かしいものになりますように
2024.08.01
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毎週日曜日に東京MXで放送中の宝塚カフェブレイク。独特で可愛いキャラクターしゃんこ。声が合っているのか合っていないのか微妙なところが何とも言えず印象的。その声の主は先日宝塚を卒業されたれいこちゃんこと元月組トップスター月城かなとさん。何の疑問もなく、卒業されてもしゃんこの声は変わらないと思っていました。が、一昨日放送されたカフェブレイク。しゃんこの声がっっっ誰 あなたしゃんこの名付け親は月城さんとその後を継いだ現月組トップスターちなつ(鳳月杏)さん。ということは彼女の声か?いや、違うよねぇ???月城さんから指名されそうなのはおだちん(風間柚乃)だけど・・・なのか?いや、違う気がする。それともちょっと高いあの声は、GOATの月の塚音楽学校で黒板くんの声を担当し「かーぜかーんくーん」と言っていた、ぱる(礼華はる)くんか?いや、しゃんこの方がちょっと声が細めか。月城さんファン、月組ファンからすれば、声が変わるのであれば何が何でも月組生であってほしい、と思うあまりの予想。これで全然違う人だったら・・・がっかりですうーーーーああいう高めの声、ひとこちゃんも出るよね。しゃんこ、あなたは・・・誰
2024.07.16
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七夕の夜🎋、見送ったれいこちゃんはこの上もなく美しかった。男役として全てを出し切った、やりきった。全てを終えて「清々しい、幸せです」とびきりの笑顔で言われたれいこちゃん。そのあまりの清々しさ、笑顔を見ていたこちらまでなんだか清々しい気持ちになった。大劇場で見送った時は、もう活動はされないのではという漠然とした思いから寂しくて寂しくて😢 腑抜けのようになったけれどもしかしたら何か活動されるかも、と思えるようになったからかな。そうであってほしい。上田久美子先生に「図抜けて芝居が上手い」と言わしめたその才能と努力。これからもそれを私たちに見せつけてほしい。これでもか、というほどに。でもまずは一区切り。これまでたくさんの素敵な舞台と幸せをありがとうございました!!大千秋楽の一週間前、虹が出た。れいこちゃんが歌った「Rain」のように「きっと良いことあるよ、良いことがありそうな気がする」と、娘と二人はしゃいで写真撮りまくりました
2024.07.13
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毎度のお久しぶりです。東京公演も既に折り返しを過ぎ残すところ2週間。トップコンビ退団の東京公演。過重労働改善で公演数が減るなかでも相変わらずの貸切りがいっぱい。団体もいっぱい。チケットが無いとの声をあちこちから聞きます。かくいう私も例に漏れず。東京は厳しいだろうと大劇場に通っておいて本当に良かったそういえばれいこちゃん(月城かなと)の母校からも観劇に来ていたとか。大劇場からは芝居の間や台詞まわしが結構変わっていて、聞きやすくなっていたり面白くなったと思うところがある一方、前の方が好きだなと感じるところもあり。まあこの辺は好みですね。何より、一番の違いはりんきらさん(凛城きら)が戻ってきたことヤスくん(佳城葵)のお芝居も違和感なくとても良かったのですが、りんきらさんのマサツカ芝居は他の人には出せない味がある。そしてヤスくんのセバスチャン大劇初日に観たこのイケメンは誰 と衝撃が走ったクールな銀髪姿。りんきらさんも銀髪ヤスくんもこのまま何事もなく通しで映像に残ってくれますように。れいこちゃんは東京初日前の囲み会見で「あまり急がず、ゆっくりでいいから、しっかり喋って欲しい、と先生に言われた」と話していたように、大劇場の時よりも丁寧に話していますね。でも突っ込みは鋭く素早い切り込みゼイン邸で対峙したマクシマスあみちゃん(彩海せら)に食らわせるビンタの激しさったら。猫だましみたいに顔の前でバチンッというのも、あみちゃんが固まっていて面白かったそしてやっぱり歌の低音が素晴らしいそういえば珍しく新公を観た(もちろん配信)のですが、研3のオディセくん(雅耀)にはまだあの低音は厳しそうでしたね。厳しい意見も見かけましたが、音程が外れているわけではなかったので学年が上がり台詞や歌が増えるに伴い低音も鍛えられていくのでしょう。そしてやっぱりショーが楽しいれいこちゃんが、退団者が、そして皆が楽しそうなのが良いあそこまでトップコンビ以外の退団者に配慮してくれるショーも珍しい気がします。特に銀橋歌い継ぎが観ていて嬉しくなります。客席降りも日に日に熱が高まってきていて盛り上がり方が激しくなって。絶対この席ではタッチに届かないでしょうという席でも、諦めてはいけません。こちらは手を出さなくても、生徒さんの方からガンガンにタッチしに来てくれますおだちん(風間柚乃)のロケットボーイはとっても長くなり、初舞台生とのからみがいっぱい。お芝居での見せ場が少ないので、ショーの場面が長くなったのは嬉しいのです。でも、残念なことにロケットの子たちは頭に羽をつけていて男役さんはかなり高身長の子も。そこに入ると小柄なのが目立つというか・・・致し方ないのですがロケットは初舞台生が減った分下級生が加わり、貫禄というか安定感が増した気がします。新公コンビも目立つところに入っています。雪月からはもうあっという間で、正直ロケットが終わるとああもう終わっちゃうと思うくらい。雪月は未だ全体敵に観ることが出来ていない場面。だって、あれほどまでに美しいれいこちゃんをガン見せずにはいられないじゃないですか。時々オペラを下すも直ぐ上げちゃうのですよね。気になる下級生がどこにいるのやら確認することも出来ず。それだけが残念です。まあ、れいこちゃんの近くでオペラに入り込まない限り、れいこちゃんが出ている場面で探すのは無理ってものですね。そういう意味で、アヴァンギャルドはめいめいちゃん(涼宮蘭奈)に注目出来る良い場面です。それからムーンライトセレナーデ。この場面もれいこちゃんはいないけれど(いたらびっくり)大好きです特に澪花えりさちゃんがとても可愛い今まで全くノーマークだったのですが、万華鏡でリンゴの唄を歌っていたのが彼女だった。あの時は下級生だよね、まのんちゃん(花妃舞音)じゃない子がソロなのね。くらいに思っていたのですが、ムーンライトセレナーデの可愛さはたまらない。是非観てみてください、銀橋一番上手です。可愛い娘役さんたちからの黒燕尾の流れも良いですよね。ちょっとふにゃんとなった気持ちが引き締まって、ただでさえカッコイイ男役さんの魅力が尚のこと際立つそのセンターにいるれいこちゃんの凛々しさたるや毎回今が最高潮だと思っています。つまり毎回最高潮が更新され、大千秋楽がMAXあと2週間。初日の頃よりも気持ちが落ち着いてきています。きっと観る度に清々しい笑顔を見せてくれるからだと思うようになりました。七夕にどんな気持ちになるのかはわかりません。でも今はこの気持ちを大事に見届けたいと思います。公演ドリンク別な日に公演デザートも食べたのに写真取り損ねてました。
2024.06.24
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大劇場千秋楽からもう直ぐ2週間になるのですね。東京公演はこれからだというのに、既にやや抜け殻状態になっております。あんなに根を詰めて大劇場に通うことももうないでしょう。とはいっても、私は週末ごとの遠征だったので、通常公演時の遠征組と変わらないくらい。退団公演ともなると強者は何十日も遠征しっぱなしとか普通にいるようです。芝居は正塚先生のやや小難しいけれどちょっと笑いもある作品。ストプレのような台詞の掛け合いは難しいだろうなと思います。観ているこちらも気を抜けない緊張感があるし。(ちと眠くなるところもありましたが…一場面が長いところもあるから)でも皆さん台詞の間や被せ方がどんどん良くなっていくのがわかりました。あ、首飾りがオークションに出品されたとカイから伝えられたユリウスの「駄目だーーーーっっっ!!!」私が観た中では千秋楽が一番デカボイスで迫力がありました。初日から間もなく凛城さんの休演が発表されたときは、こんなに長くなるなんて思いもしませんでした。不謹慎だけれど、代役公演が観られる人がちょっと羨ましいなんて思っていたのに結局千秋楽まで・・・急なことで大変だったと思いますが、そんなことを全く感じさせない代役さんたち。それを受ける役の人たちに拍手です。代役も素晴らしかったけれど、やっぱり凛城さんの飄々としたお芝居は貴重。東京公演では是非復活してほしいです。それに、セヴァスチャンのヤスくんが超絶カッコ良かったので、是非とも東京千秋楽映像に残ってほしいです。そうそう、正塚先生の作品に芝居が合う合わないはあると思いますが、ぱるくんが意外にも合うんだーと思いました。これ、私の周りは皆言っています。棒芝居とかいう人いるけど、絶対に違いますショーはどこを切り取っても素晴らしい大満足な作品でした。もうこれがサヨナラショーではと思うような仕様で、毎回視界が曇り始める場面は違えど感涙、いや悲涙か娘役さんたちのムーンライトセレナーデの終わりに被せて男役さんたちが大階段に出てくる。そしてれいこちゃんが下手から出てきてセンタを降りてくる。これぞ男役、トップスター。そして涙腺は完全崩壊千秋楽は退団者がお揃いのカラーのコサージュだったのも粋でしたね。海ちゃん、髪飾りにしたのが素敵でした。サヨナラショーは思いがけない終わり方で、前楽では??これで終わりなのか?となりましたが、千秋楽ではああ良い終わり方だと思いました。これまでいろいろなメディアで「仲間と、組子と、トップコンビとして」と口にされていたれいこちゃんらしい構成だと。「Compass of Your Heart」は舞浜で歌っていて、前向きな歌詞が退団の餞にぴったり。全員でわちゃわちゃは本編で十分あるから、最後は海ちゃんと終わりたかったのだろうなと。ラストコンサートの「GOAT」にしてもワンマンショーにせず出演者皆に見せ場を作った彼女の姿勢。これが真の「月城かなと」だと滂沱の涙千秋楽後の退団記者会見の内容から、やはりそうだったのだなと納得でした。というより、私が思っていたよりもはるかに「トップスター月城かなと」としてよりもトップコンビとしての在り方を意識されていたのだなと思いました。前楽後には、SNSで退団者に宝塚の曲ではない物を歌わせるなんて、別箱の歌が多くてわからない等の声もあったそうですね。「Rain」は舞浜のラストに歌った時からサヨナラショー向きだないつか来るサヨナラショーで聴けたら・・・と思っていた曲です。この曲だと分かった瞬間、思わず「ああっ」と小さく声が出てしまいました。別箱だろうが、宝塚オリジナル曲でなかろうが、大切な思い出の詰まった曲。この曲を入れてくれて嬉しかったです。ありがとう東京公演も月組&専科の皆さんで素晴らし舞台を見せてくれることでしょう。ああもう、初日まで1週間だ・・・BDやCDを聴いていると涙が出てくるけれど・・・ロケットに誰が入るのかな、と考えて(これ考えると楽しみになる)過ごそうと思います。月組&専科の皆さん、東京でお待ちしています。思い出食べた物いろいろ(もっといっぱい食べました~)前から買いたかったハッピーターンいつも売り切れで買えなかったけれど今回やっと買えました月型ペンライト、Rainにピッタリの色でした
2024.05.24
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初日の幕が上がって明日で一週間。トップコンビ 月城かなと、海乃美月の退団公演。いろいろな思いが相まっての観劇となりました初日、あちこち写真を撮りたいし、キャトルレーブで買い物もしたいと早めに劇場へ。まずは外の大きな写真(月組公演とトップ5人の110周年ビジュアルの赤背景)を撮る。劇場建物内では加美乃素のディスプレイをパシャリ。振り返ると人だかり。110期生の写真が張り出されていて、ああそうだったと思い出す。彼女たちにとっては歌劇団生として舞台に立つ一生に一度の晴れ舞台。彼女たちの写真も撮りましたせっかく写真を撮っても、どれもこれも載せられないのが残念。(でもまだ結構載せている人いますね、開演前の幕や電飾とか、大丈夫なのかなあ)続いてフルールで公演ランチをパパッと食べてキャトルレーブへ。ああ、忙しい。あれこれ手にする間に、レジは長蛇の列。劇場改札内でも装花、ビジュアル写真、公演時間等のパネル等には撮影待ちの列。撮っても使いようがないのよね、と思いつつ私も並んで撮りました。やっぱり記念よ記念。思い出のため。110期生の口上はきっととても緊張していただろうと思いますが、とても落ち着いて堂々としているように見えました。皆さんお化粧がちょっとまだイマイチだったりするのも初々しく🔰客席は温かい拍手に包まれました。お芝居は大劇場お久しぶりの正塚先生。この演目が発表になった時、ああこの時が来ちゃったと思ったものです。正塚先生の作品が大好き、出演したいという生徒さんの声も多いこと。でもケイレブ以降大劇場で正塚先生の新作はなくファンの間ではもう大劇場は引退なのではとの声もありました。今後正塚先生が大劇場で新作をされることがあれば、それは退団時のトップさんのご指名くらいではと思っていたので。そして(指名かどうかはわかりませんが)やはり予感的中。これまたいろいろな意味でガーン舞台全体的に暗めだし衣装もモノトーンが多いし、華やかな退団公演にはならないみたい・・・と。でも、映像が使われるとのことで実際に観ての感想は思っていたよりずっと舞台が明るく感じました。れいこちゃんの衣装もパールがかった白(ライトのせい?)が綺麗でうみちゃんもピンクのドレスがお似合いです。まだ始まってあまり日も経っていないので、詳しく書くのはやめておきますがストーリーも歴史を知らなくても特に問題なくすんなり入ってくるしきちんとトップコンビに焦点を合わせた作品です。ただ、歌のメロディーがちょっと難しそうだなと思う曲がいくつかあったかな。正塚先生のお芝居はコロスが多いですが、比較的役を振られている人が多い気がします。で、さすがの月組。嵌る嵌らないがハッキリする正塚先生の作品ですが、ちょっとなあと思う人がいなかった。与えられた役を初日からきちんと物にしていると思いました。そしてラストの演出が退団公演らしくて。ショーはあっという間に終わってしまいました。でもその間、どれほど泣かされたことか。退団者のピックアップ、銀橋大盤振る舞い、美しいれいこちゃんの魅力をまだまだっこれでもかっとばかりに見せつけられる演出。そして、稽古場情報等では出てこなかった客席降り情報が無かっただけに、嬉しすぎる(でもれいこちゃんは遠いけど)。「万華鏡百景色」の時は客席降りでは手拍子に徹しましたが今回は生徒さんからタッチを誘ってくれるので、通路沿いの方は楽しさ割り増しだと思います。更には黒燕尾。やっぱり黒燕尾は良いですよね~カッコイイ110期生のラインダンスはちょっとふらふらして危なっかしい所もありましたが、それも初日のご愛敬。きっと回を重ねるごとに洗練されていくでしょう。その成長ぶりを観られることを楽しみにしたいと思います。寂しさと嬉しさや期待が入り混じった気持ちで観る公演はちょっと疲れる・・・フルールので公演セットとデザート。両方なんて食べ過ぎだーーー右上が公演デザートでスパークリングムーンお味は好み、濃厚なチョコムースとオレンジゼリーでゼリーが本当にゼリーなの(←そりゃそうでしょ)だって、ジュレみたいな感じを想像していたので、しっかりぷるんぷるん弾力性があるゼリーで、かなりお腹にたまりました。おまけ色がイマイチだけれど、初日の新幹線からの富士山。寝ていない時はなんとなく撮ることが多いです。
2024.04.05
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今日は花組さんが大劇場千秋楽でしたね。残念ながら所用で配信は観れず。東京はうっかり2次申し込みを忘れて観ることが出来ません。まあ申し込みが出来ても日程が合わず、2公演くらいしかエントリー出来なかったので観られないという結果は変わらなかったと思いますが。退団者の皆さん、ファンの皆さんが、寂しくも幸せを感じた一日となりましたように。さて、大千秋楽まで2週間ほどとなったある日、星組RRRをようやく観てきました。友の会(珍しく1、2回だけど大劇場も入れた、先着は参戦せず)、夢組、諸々貸切公演入れたけれど全てそっぽを向かれこれはもう無理かなと思って入れた某カード会社の優待公演枠でようやく1枚ゲット。ありがたや~ありがたやそれでも星組は中止で観られないことが結構な確率であったので今回もそうなりはしないかと内心不安でいっぱいでした。ああ、無事に観ることが出来て良かった。原作映画は観ていないし、大劇場の配信も観ていない。タカラヅカニュースの中で放送された初日、千秋楽ダイジェストしか観ていない。RRRと検索すると出てくる映画の画像、宝塚版ポスターからバディものらしい。星組は前任トップで同じくインド映画を舞台化したけれどあれは可もなく不可もなくという感じだった。RRRは面白いのだろうか。まあ何といっても星組はトップ(礼真琴)、2番手(暁千星)を目当てに行くのだし、この二人が目立つなら楽しめるよね、きっと。なんて思いつつ席に着く。と、係の人が一幕でこの通路を使用しますとアナウンス。あらっ、ショーだけかと思っていたらお芝居でもあるのねそう、私の席は1階21列だったのです。とたんにウキウキしてくる現金な奴でも、そんなことはあっという間に忘れました。幕開きから流れるようなダンス、美しい歌声。そして何を思っての笑みなのかその時はわからなかったけれど、彼女史上最も美しいのではないかと思う、何とも冷ややかで美しい小桜さんの微笑み。本当にこの人誰?と思うくらい役になり切った美しさでした。これだけでもうRRRの世界に引き込まれていく自分がわかりました。礼さんとありちゃん(暁千星)のがっぷり四つに組んだ歌とダンス。ありちゃんの組替えはこの作品を見越してだったのか、(もちろん次期を見据えてでしょうが)と思う息の合いよう。他と比べても意味がないことは承知しているけれど、今の星組でしか出来ないと素直に思いました。ありちゃんが組替えになった時は残念でならなかったけれど、これを見せつけられては納得せざるを得ない。男役として正に脂がのってきたのね、頬も良い感じにそげてきたし。なこちゃん(舞空瞳)は可愛らしいが先行していると思っていたけれど、可愛いだけではない役も似合うようになっていたのですね。そして極美さんはただ立っているだけで路線スター。植民地の人は人間と思っていないイギリス人の一人なのかと思いきや本当にジェニーを心配し、彼女の考えも尊重する良い人だったのにはちょっと驚き。他に驚いたのは、あれこんなに歌が上手い娘役さんがいるのだ!ということ。SINGERRR役の娘役さん、お顔を見てもよくわからず幕間に調べたところ都優奈さん。エトワールを2回経験しているようですが、残念ながら私は中止で観ることが出来なかった公演でした。とっても力強くて、ふと華鳥礼良さんを思い出しました。ショーはうーんちょっとイマイチよくわからない???これまた何一つ予習せず予備知識を持たずに観たもので…これは何度も通ううちにハマっていくショーの類なのではと思いました。ただ、組替え前の可愛いありちゃん(オーバーオールはバブ味があった)を観ることが出来た。女役のありちゃんも観られた(肩を出すと骨格からして男役なんだなーと改めて思います)。美しかったけれど、ちなつさんの女装とは雰囲気違うな。あの域になるにはまだまだ修行が必要かな中詰めの客席降りは結構な人数が前を通り過ぎていきました。手を出しておけば皆とハイタッチ出来そうでした。でも何となくそれは失礼な感じがして、都度手を出そうとした私。そのせいか、タイミングが合わなくてお一人としか出来ませんでした。でもそのお一人がとても丁寧にタッチをしてくださって。その方はこの公演で退団される天華えまさん。全体的に組子の皆さん勢いでバババッとタッチしている感じではなかったのですが天華さんはとりわけ行も帰りも丁寧に手を合わせてくれました。こんなにしっかりハイタッチしていただいたのは初めてで感激ですパレードで大羽を背負った白い衣装のありちゃんは本当にカッコよかったもっと早くに大羽背負っても何の不思議もなかったのになーと思ったり。出来ることなら複数回観たかった。円盤買おうかどうしようか迷うなあ。公演デザートいつもちょっと妙なネーミングだけどお味はまずまずの公演デザート。でも・・・今回のはとってもとっても中途半端なお味で微妙すぎました。残念
2024.03.24
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ようやく発表になりましたね。一昨日?宙組の件が大きく報道されたので、もう2月中には出ないのかと思っていました。この度、月組 次期トップスターに鳳月杏、次期トップ娘役に天紫珠李が決定しましたのでお知らせいたします。ちなつさん、珠李ちゃん、おめでとうございます知ってた、知ってたよ、ちなつさんだって。現体制になった頃はよもやそんなことはないと思っていたけれど、今となっては他に誰がいる。ある時期からはもう疑いもしなかったですよ。そして珠李ちゃん。こちらは一体誰になるの状態だったけれど、みちるちゃんがれいこちゃんと一緒に辞めないということは?も、も、も、もしや???とか思ったりもしていたけど。大柄で大人っぽいコンビになりますね。他組含めて次期に名前が上がる娘役さんは、どちらかというと大人っぽいというより可愛い系かなと思うので丁度いいのかな。(あ、でも次期花組は大人っぽい役も十分出来るけど)プレは「琥珀色の雨にぬれて/Grande TAKARAZUKA 110!」お二人のキャラに合ってる気がしますね。そして、おだちん(風間柚乃)、初東上主演おめでとうヒロイン誰になるのでしょう。
2024.02.29
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あ~良かった~🎶再販されてた💕月城かなと写真集「Moonlit」クリアポスターA月城かなと写真集「Moonlit」クリアポスターB 発売初日に買いそびれてたのですよ。気がついた時にはあっという間に売り切れで…再販待っていたのですわ。そして、スペシャルフォトBOXも予約開始。発売日はサヨナラ公演の大劇場初日ですね。こういう日はハイになっていてポカする事が多々。安全のために予約しときました👍月城かなと 写真集/Moonlit(DVD付) (新品)
2024.02.11
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ああ、終わってしまいました。最高に楽しく、お洒落で、優しくて、カッコ良くてトップスターから(学年はもっと上の方いますけど)下は研2さんまで一丸となった熱いステージが終わってしまいました。常々「皆で作りたい」と話されるトップスター月城かなと様。本当に組子思いのトップさんですよ。宝塚の場合は、実力があってもスターシステムや学年で本公演での見せ場はなかなか回ってこない。そんな生徒さんたちが活躍できる場と演出は愛に溢れてる。本当に観る度にどこかしらで涙が零れる公演でした。今日の千秋楽は、いつも以上に愛がいっぱいでした。それはチケット改札を抜けたところから始まりました。観客から出演者へのサプライズ企画を、演出の三井先生が用意してくださっていました。座席には三井先生からのサプライズ内容が書かれたA3版のボード。裏はカラーで真ん中にはが。黄色とピンクがあり、私はピンクでした。そして開演6分前、三井先生が説明のためにステージに上がる上手の階段に登場。思わず拍手が起こるも、冷静にそれを止める先生。声に出して説明しては出演者にバレてしまうので、カウントダウンの映像はサプライズの説明書に変わり、先生はジェスチャー。素晴らしい用意周到な三井先生です。そしてそのサプライズは、月の塚音楽学校で発動でも、れいこちゃんにはよく見えなかったみたいで「え?何これ?わからない」と月城先生モードで。他の生徒さんに呼ばれて階段の上に登って「あ、ハート?」って。実際にどんな風に見えたのか、タカラヅカニュースで映っていることを願いますMCコーナーは予想通りのちなつさんとおだちん。海ちゃんが捌ける前に、昨日こっそり3人が楽屋で練習していたという、(でも、何やら画策しているとれいこちゃんにはバレていた)「G.O.A.Tに掛けて」も、れいこちゃんへの愛に溢れていましたアコースティック場面では、「一人っ子トリオも解散か」というれいこちゃんに「しない、しないっっ」と言い続けるおだちん。3人で歌う「ABC」のペンライトの色は、三井先生のサプライズボードと同じ色をちなつさんがナイス提案。ここもダイジェストに映ってると良いな~あーでも、なぜかちらほらとピンク、黄色以外のペンライトつけてる人がいたのですよね。点け間違いとか、色を探してるとかではなく、曲の間ずーーーーーーっと。何なんだ、目立ちたいの?承認欲求?これにはちょっと不快でした副組長さちかさんの挨拶でも、れいこちゃんの人柄を褒めたたえ、そんなれいこちゃんだから組子にチャンスがある、と。そう、そうなのですよ。正に私が思っていたそのままをさちかさんが言われて、私はこのご挨拶でも涙ボロボロでした。幕が降り、下手から幕前に出てこられたれいこちゃん。「銀の龍の背に乗って」はご自身で選ばれたのだと。「その時は挑戦のつもりだったけれど、その後、震災とかいろいろ辛いことがあって。歌詞を読んで、自分の歌が届けばと思って歌った」一言一句覚えておきたいお話だったけれど、大雑把にしか覚えられなかった幕前のご挨拶はトップ退団千秋楽の時しか映らなかった気がするのでニュースには流れない可能性大かな、と思うので大雑把だけれど書いておきます。本当に素晴らしい千秋楽でした。れいこちゃん、月組の皆さん、素敵なG.O.A.Tをありがとうやばい、これ書いていてまた涙出てきた
2024.01.31
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初日観てきました。先行画像の素晴らしさとポスターの王様感とでもいうのか、とにかく迫力と美しさで期待でいっぱい。作品解説や稽古場情報でどんなコンサートになるのだろうとワクワクしていました。初日は友の会の入場認証の不具合で10分遅れで開演。幕が上がる前はカウントダウン映像から始まりそのまま舞台裏の声が。と思ったら映像に変わって幕が上がったら・・・客席が映像に映った初っ端からおおおっとなりました。あ、舞台裏の声は劇場のどこにいても、お手洗いにいても聞こえるのだそうです。れいこちゃんがそう言われていました。さっきまでNOW ONが放送されていたのでご覧になっていない方もいろいろイメージされていると思いますが、ちょっと思っているのと違うかも。私がイメージしていたコンサートとは大分違っていて、良い意味で裏切られました。宝塚メドレーはれいこちゃんの軌跡をたどるということで、月組だけでなく雪組時代のタイトルも出てきました。舞浜で再び拝めた蒼紫様に三度お会いすることが出来ましたちゃんと剣心も出てきたれいこちゃんの持ち歌ではないけれど、私の好きな歌を海ちゃんとデュエットもありました。学校の場面は月ノ塚音楽学校。この場面の始まり、いきなり笑い取る。きよらちゃん中心にまさかの新し学校のリーダーズ素晴らしい月城先生(ちゃんと漢字)なのに外人設定という。ここの台詞回しが良いんです。そしてここの組子の皆さんのコメディがさすがのお芝居よってやっぱり芝居の月組よね、と言う感じでした。ガンガンに歌い踊るコンサートではなく、れいこちゃんの個性が活かされたじっくり聞く場面も多く、芝居歌が素晴らしいと演出家の先生たちが言われるれいこちゃんを堪能できました。「銀の龍の背に乗って」は涙誘う・・・見逃していることがたくさんあると思いますが、他にいくつかオススメと覚書。・客席降りが2回あり、全く見た目、雰囲気が違って楽しかったです。・海ちゃん1曲だけ声がちょっと荒れてる?と思ったけれど、 それ以外の曲はデスホリの時のように素晴らしかった。・妃純凛ちゃんが海ちゃんを肩でかな、リフトしていて目を疑った めっちゃ姉御肌だと思っていたけれど、この時は男前だった今晩はスカイステージが月組祭りですね。NOW ON、れいこちゃん写真集、そして今は「Rain on Neptune」円盤持っていてもついつい見ちゃいます。また寝不足決定だな・・・
2024.01.18
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毎度のことながら、また随分と間があいてしまいました。劇団を根幹から揺るがす大きな出来事があり、いつも以上に何かを書く気になれず。亡くなった方、ご遺族はお気の毒でなりません。双子、特に一卵性はシンクロすることが多いと聞きます。姉妹の方は今どうされているのか。心穏やかに、お察しします、なんて簡単に言えることではなく。劇団は初動対応、会見、報告のまずさを改め、ご遺族の意向が汲まれ真摯に向き合ってほしいと思います。中途半端な再調査の話がありましたが、どうやら今度はきちんと再調査をする模様。報道が全て正しいとも思いません。ですが膿が出るなら出せるだけ出してしまえ。正す必要があるのなら正しい方向に歩いていけ。公演回数も減らし、それで生徒さんの過重労働が抑えられるならそれで良い私の一枚しかない1月のチケットも夢となって消えたけれど、一枚くらい構わない。宝塚ファンも色々考えるところがあり、離れる人、変わらないスタンスの人、あらぬ方向に攻撃的になる人等、人それぞれの様子。少なくとも大切なご家族を失ったご遺族に刃を向けてほしくはないと思います。私はと言えば、変わらないスタンスでいます。宝塚全体の問題であることに間違いはない。けれど報道、劇団の出版物やこれまでの生徒さんの諸々の発言から、全ての組が全く同じ状況であるとは思えない。自分の目と耳で得た情報を咀嚼し、離れるべきだと感じたら離れる。今はまだその時ではないと思っています。アップしない間、雪組全ツ、月組東京公演、花組全ツを観ました。あ、配信ではミーマイありちゃん回。さすがに取れていた某組の東京公演はどうしようかと決めかねていたので(どす黒い気持ちで行くか、空席を作るかどうしようかと迷っていた)劇団の前公演中止とした判断に正直安堵しました。今日は花組東京公演の情報が出ました。トップコンビの退団公演だというのに・・・東京はまだ友の会では販売していないけれど、一部カード会社では先行販売していたはず。変えようという姿勢はわかるけれど、どうしても後手後手感。だから月組は詳細日程も出せなかったわけですね。月組も初日ずらすの?どうなることやら。
2023.12.19
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さて、ショー「東京詞華集 万華鏡百景色」本当に目が足りないショーでした。あっちも観たいし、こっちも観たい。でもやっぱり、れいこちゃん(月城かなと)ですよね~と言う感じで、何回観ても全然観れていないところがたくさんあると思われます。プロローグ最初に出てくるのがまのんちゃん(花妃舞音)で、まあ可愛いそりゃあ気難しい万華鏡にも気に入られるでしょう。舞台上には付喪神の皆さん。この付喪神たちは新公主演者たち。と思ったら、一乃凛ちゃんが入っています。で、オケボックスから万華鏡の付喪神のちなつさん(鳳月杏)。最初に観た時は付喪神の面々を確認していて、いつ出てきたのか気が付かなかった。そして花火師れいこちゃん。う~ん髪型も衣装も素敵。初日にスチール見た瞬間、心臓鷲掴み、射貫かれましたよ。いやー今回のショーはいつにも増して、衣装がどれもこれも好みです。れいこちゃんの衣装には随所に花火が描かれ、あ、この衣装にも!となります。花魁の海ちゃん(海乃美月)の美しいこと。川霧の時は日本髪はあまりかなーと思ったのですが、この花魁は本当に美しいイケメン花火師が美人花魁に、いつか本物の花火をその日までこれでと万華鏡を渡すも身請が決まったと告げる花魁。二人で足抜けをするも、逃げ切れず一緒にはなれなかった二人。そこから転生が繰り返されるわけですが、この二人のシーンは美しく切ない。大人なトップコンビだからこその嵌り具合。どの場面も良くて、私的には中だるみしない、最初に書いたとおり目が足りないショーです。中でもお気に入り面は、闇市とスクランブル交差点。闇市のドンの衣装はド派手でお似合い。豪快に風間警官とお仲間の歌を歌った後は、娼婦海ちゃんと切なく色っぽく。豪快さの後だから、尚のこと哀愁を感じさせる視線がたまりません。そしてカラスですよ~カラス普段はカラスをみたら、こっち来ないでくださいー、早くどいてください―なのにカラスにこんなに萌えるとは。良いのです、あの三白眼になったれいこちゃんカラス。あの雰囲気が堪らない。後ろから見た髪型も変わっていて良いのです。そうそう、劇場でどこかの奥様方が「カラスなのにあんなに綺麗なんてねー やっぱり渋谷のカラスは良い物食べているから奇麗なのよきっと。 お洒落だし~」と話してらして、思わず吹き出しそうになりました、と同時に同意いたしますその他にも見どころたっぷり。・栗田先生のこだわりの鹿鳴館から菊花火への流れるような演出。そしてそのままモボモガへと繋がっていくのが楽しい。・地獄変のちなつさんの狂気ぶり。そして業の男役さんたち。娘役の役を取ってしまうから男役が女役をするのは好きではない、という声も聞きますがこのシーンは男役が演じるからこその迫力です。そしてここは蘭さんの見せ場です。・昭和から平成へと移る中詰め。最初は夢奈瑠音、蓮つかさ、英かおと、白河りり、羽音みか、きよら羽龍の6人。この場面でも蓮さんが目立つような演出になって、一人違うメロディーライン。愛情たっぷりで、嬉しくなります。ここは娘役さんはホットパンツにボブヘアで可愛い。ナディアからホットパンツづいてるなーなんて思って観てました。そしてそして、客席降りああ、これぞ客席降り という本物の客席降り。ただ通り抜けるだけの、客席を使用する演出を客席降りとは言わないと思うのよね。笑顔の生徒さんたちを間近で観られる。目があってニッコリ微笑んで手を振ってくれる。ハイタッチこそないけれど、これこそが客席降りしかも2階席にも下級生が7人、そして1階はトップスター様が駆け抜けてくれる。興奮しないわけがないそして銀橋を存分に使った珠李ちゃん(天紫)中心のロケット。・フィナーレようやく何度も転生した花火師と花魁が結ばれるデュエットダンス。前回の「Deep Sea」とは正反対と言える、終始幸福感に包まれたデュエダン。ここの衣装も素敵です。・パレード階段降り蓮さんがおだちん(風間柚乃)の後に、歌はないけれどセンター降り。毎回、蓮さんには一番大きな拍手が送られています。大劇場千秋楽までもう直ぐ。公式のニュースや諸々から、ファンとしてはいろいろ気になることはあるけれど何はともあれ無事に千秋楽を迎えられますように。加美乃素さんの貸切公演に当たりました~🎵
2023.09.16
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「ハートフルコメディ」ポスターからはその香りは微妙な・・・と思いましたが、観終わってみれば正にハートフルコメディーでした。当時の東ドイツ、社会主義国家は「粛清!」とか、周りは密告者・スパイだらけ?怖っなんてところを個性的な登場人物たちが深刻になりすぎずクスッとさせてくれる。物心ついた時には(いや生まれた時からだけれど)、ドイツは東西に分かれていて何の疑問でもなかった。ベルリンの壁崩壊のニュースも当時は「ふーんそうなんだ」くらいにしか思っていなかった。関心がなかった。だから正直、この芝居は楽しめるのか不安だったけれど・・・楽しく観ています。深刻なテーマだけれど、前向きで一生懸命な人たちに共感できる。今みたいになんとな~く生きているのではなく、誰もが信念を持っている。なんとなく幸せで過ごしたい、くらいに思って生きている私からすれば皆まぶしいくらいよ。国家保安省のヘルムートにしても、壁崩壊後に尻尾を巻いて逃げ出したのなら、小者のくせに偉そうにしてやっぱりただの嫌な奴だわ!となるところを、自殺することで彼の行動は権力の手先になっていたのではなく、全て信念をもった行為であったことがより明確になり、ただただ一生懸命のベクトルが違っていた故の行為だったと思えます。 私の見どころとしては、やっぱりヨナスよヨナス~:月城かなと西ドイツ出身だけれど、西の情報に疎すぎ。ナディアの写真を見た時の広報部とのやり取りが第一の笑いのツボナディアにコンサートの曲の差し替えや歌詞の変更を伝える際の突っ込み。人民軍の何?あのドーピング()ダンスサーシャを匿っている時のナディアの咄嗟の無茶ぶりに応え方が毎回同じではなく楽しみ。え?これってアイアムフロムオーストリアですか?(齋藤先生ですし)ってところが複数あるし、笑いのツボがあちこちに。これが最大限に面白いのはヨナスが真面目腐った顔でいるからだと思いますわ。母親への憎しみと優しい思い出の反発。ナディアと「フリューゲル」を共有してからのヨナスは真面目なだけではなく、人間らしさが前面に出て色々な表情を見せてくれるのも良いです。ナディア:海乃美月はポスターが出た時は正直衣装にぎょっとしました。えっと、当時のポップスターってあんなでしたっけ?確かに結構派手な人いたけれど、あんな凄かったっけ。ヨナスに衣装のこと突っ込まれるのもわからなくも・・・・海ちゃんは薄幸な感じの役か、凛とした役が似合うと思っていたけれど、男性と対等にやりあう気の強い役も良いですね女王様然として好き勝手をしたり、ヨナスを諭したり、高学年だから出せるものもあるのかなと思います。ヘルムート:鳳月杏終始徹底した社会主義者。笑わない、一度も笑わない。ヨナスとの会話で表面上笑顔らしきものはあるけれど、らしきであって笑ってない。信念の為ならば人を欺くことも嵌めることも悪と思わない。いや、嵌めるとか思っていないのかも。だって彼にしたら正しいことをしているのだから。最期もカッコいいと言えばカッコいい。ルイス:風間柚乃ポスターのVサインからして、おちゃらけな指名手配犯なのナディアのマネージャーと言いつつ実は詐欺師かなんて思っておりましたが、NATOのエージェントそれもかなり凄腕らしい。歌いながら銀橋で明らかにするところ、さすがの歌唱力なのですが手拍子煽るタイミングが早すぎません?ちょっと手拍子しにくくて、もう少し後で良いと思うのですが、あれは齋藤先生のご指示なのでしょうか・・・人民軍広報部の4人組:英かおと、礼華はる、白河りり、天愛るりあ個性が立っていて4人4色で面白い特にりりちゃんの融通がきかない真面目腐ったキャラが面白い。ヨナスが収監された直後、ルイスにヨナスを信じていますね?と問われ「事の是非はともかく、大尉は立派な人民軍人です」という台詞の言い方が面白い。公演半ばくらいから大分言い方が変わったように思いますが、初日あたりの、いかにも不貞腐れて棒気味に「立派な人民軍人でーす」というのが好きだった。フランツ神父:夢奈瑠音反体制グループの中心人物である神父。何と言っても「喜びの歌」。もうこれに尽きます。ヘルムートに殴られた後の屈しない信念のこもった歌いだしは素晴らしいですニコラ・シューバルト:蓮つかさ最初の登場はソビエト兵でいわゆるバイト役。あれ?と思ったのですが、それでも目立って美味しい立ち位置。ユダヤ人弁護士ニコラとしては、かつて自分たち家族を逃してくれたヨナスの母(白雪さちか)の車椅子を押してわたり、歌もあり。退団公演でしっかり見せ場があり、それに応えていて良かったです。同じく退団者の蘭尚樹さんも、トップ、2番手と絡む大人の役で出番もたくさん。これまで目立つ役としては子役の印象が強いので、最後に渋い男役を当てられて嬉しいのではないかな~と思います。さて、ショーについての前に・・・今日の組替えのニュース全くもって油断しておりました。イヤーーーーッきよらちゃん(きよら羽龍)が宙組に行ってしまうなんて。怪我で休演が度重なり、まのんちゃんに圧され気味なのは間違いないけれど今回の広報部4人組に入っていないのもちょっと気になっていたのだけれど宙組に行った方が活躍できるのかもしれないけれど・・・なんかとても残念です。そして、みねりちゃん(天彩峰里)が月組に歌える上級生(下級生も)、いっぱい居ますけど。珠李ちゃんと1期違いですよね、みちるちゃんとも1期違い。そんなにぎゅうぎゅうに娘2枠ポジション詰め込まなくても。「じゅりじゅりみちる」ゴロとしては良いか・・・?月組の娘役さん、誰か抜けてしまうのかな。 スターバスケット~MOON~何となく頼みたくなっちゃうのですよね、毎公演
2023.09.15
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星組「1789-バスティーユの恋人たち-」を観てきました。圧巻もうこの一言に尽きました。他に何も言いようがない。素晴らしかった「ロナンをやらせてほしい」とアチア氏に熱弁をふるったという礼さん、ありがとう。ありがとう、劇団、小池先生。そして友の会 素晴らしい席をありがとうロナン:礼真琴礼さんの圧倒的なまでの歌唱力と求心力。正にフレンチロックの申し子胸が震える。こんなに渾身の舞台を見せてくださるのなら、そりゃあ休養も必要でしょう。どうぞこの後はゆっくり休んでください。と納得してしまう程の素晴らしさ。オランプ:舞空瞳舞空さんの可愛らしさと信念を持ったオランプ。大劇場の配信の時も思ったのですが、諸々がとても上手になっていません?思っていた以上に見た目も芝居も歌も良くて。このオランプには萌えましたやはりトップコンビが恋人役の方が断然良いです。実は初演月組を観た時は、正直なところイマイチだったのです。当時の感想を読み返しても、トップコンビが絡まない舞台に全く萌えなかったことを再認。だよねーーそうだったよねーーとはいうものの、ちゃぴちゃんはアントワネットがすごく合っていたからそれはそれで良かったのだとは思いますが・・・アルトワ伯:瀬央ゆりああまりに美弥さんの印象が強いアルトワですが、だって私の中ではアルトワと言えば美弥ちゃんの代名詞。それくらい印象が強い。だからこそ、同じようなアプローチではなかったのが良かった。クールで策略家気取り、人を馬鹿にして見下すけれど詰めが甘い。星組版には色気は封じたアルトワの方が合っているなあと思いました。デムーラン:暁千星ああ、どれほど星組のありちゃんを観たかったことか。ありちゃんの舞台は「ブエノスアイレスの風」以来。せっかくチケット確保した「モンテ・クリスト伯」はコロナで中止。友の会が用意してくれたSS席の「ディミトリ」も、前日までは公演していたのに私が観る予定だった日から中止。やっと、やっと、星組のありちゃんを観ることが出来ました。張りのある伸びやかな歌声、素晴らしい立ち姿。私のオペラはほぼありちゃんのために上げていました。バブ味は完全封じ込めて、もうすっかり星組生ですね。ロベスピエール:極美慎星組で1789をと発表があった時、実はこの役はありちゃんだと思っていました。だって、珠城さんが演じて後々の小池先生の言もあったし。だからびっくりしたのですよね。ありちゃんには東宝バージョン「武器を取れ」が当てられたのでまあ良かったですが。極美さんはビジュアルはスゴツヨだけれど・・・と思っていたのですがいつの間にこんなに男役臭くなって、歌も上達していたのですか?ちょっと私、彼女を見る目が変わりました。抜擢に応えるってスゴイと思います。マリーアントワネット:有沙瞳素晴らしい、有終の美を飾る素晴らしいアントワネットでした。歌唱力は言うまでもなく、序盤のまだ恋を追いかけている可愛らしさから息子を失って母としての悲哀、王妃としての凛とした姿。キラキラ輝いていた。アントワネットの歌に泣いた。一時期はトップ娘役になれるのではと思ったこともありました。そういう肩書がなくとも、素晴らしい個性を持った娘役さん。本当に素晴らしい舞台をありがとう。今回ほど良い席ではないけれど、あともう一回観に行きます。これほどまでにフレンチロックが合う組はないと思う休養前の礼さん、専科異動前の瀬央さん、退団を控えるくらっち。今の星組をしっかりと目に焼き付けてきます
2023.08.06
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KAAT神奈川芸術劇場で公演中の「大逆転裁判」観てきました。基になるゲームは全然知らないのですが、単純に面白かった。矛盾してない?とかイマイチ腑に落ちないこととかはあったものの嫌な気分になるところも、真の悪人も出てこなくてこれぞ娯楽という感じでした。成歩堂龍ノ介:瑠風輝主演のもえこちゃん、どんどん舞台映えする男役さんになって。スタイルの良さ、台詞の明瞭さ、そして歌低音も無理なく素晴らしい。宙組は長らくトップさんが変わらなかったこともあり、番手が詰まり気味な印象でしたが新体制ではずんちゃん(桜木みなと)の次で良いのですよね。「カジノ・ロワイヤル」は配信含めて観ていないのでわからないのですが本公演でもバリバリ活躍してほしいです。御琴羽寿沙都:山吹ひばり華奢で古風な美人さん。彼女は早くから抜擢されてヒロイン経験豊富。シャーロック・ホームズの冒険が掲載されている雑誌を毎月海外から取り寄せているほどのホームズファン。心酔しきっているのかと思いきや、任務とファン心は上手く切り分け、テキパキこなす立派な法務女子でした。彼女のヒロインを舞台で観るのは初めてです。綺麗だけれどやや地味目な娘役さん、という勝手な印象を持っていましたが全然地味じゃなかった。芝居、歌も十分なレベルで推されるのもわかるな~と思いました。シャーロック・ホームズ:鷹翔千空彼女もスタイルが良いので瑠風さんと並ぶと良いですね。スカイステージで見る彼女は、喋りがほわほわで女の子だな~(そりゃ女の子だけど)と思っているのですが、舞台に立つと印象がガラリと変わる。ほわほわ感はどこへやら。今回も早口な台詞をまくしたて、歌はこちらも低音もぶれずお上手でさすが。欲を言えば、もう少し台詞が明瞭になると良いなと思います。まあ今回はテンション高く早口でしたからね。ブラッド・メニクソン:汝鳥伶貫禄もユーモア、悲哀もあり、歌も歌っちゃうしさすがです汝鳥さんまで「グググッッ・・・」と言うとは思わずそこで思わず笑いがあちこちから聞こえました。もちろん私も。ヴィクトリア女王:小春乃さよ98期で宙組香盤では娘役上から2番目になっちゃうのですね。えええっ、瑠風さん(ありちゃんもか)と一緒なの宙組上級生娘役さん、辞めすぎでは・・・威厳がありそうで微妙で、ちょっと不思議な面白い女王でした。声質をやや金属的というか特徴あるものにしているのは、演出家の指示なのか。ちょっと変わった女王様。何かでこういう女王(?)観た気がするのだけれど思い出せない。歌もあり、見せ場たっぷりでした。亜双義一真:風色日向成歩堂を大英帝国行きに誘った亡き親友。彼の意志を継いで成歩堂が弁護士になろうと思う、なくてはならない役なのだと思うのですが・・・その辺りが何故そうなると突っ込みたくなる意味不明なところ。亜双義の出番は多くなく、台詞も少ない。歌もあるし序列的にはこの役しかないのだろうけれど、正直割をくった感が否めない役でした。アイリス・ワトソン:美星帆那可愛い娘役さん、誰?と思ったらカジノ・ロワイヤルで新公ヒロインされていた。タカラヅカニュースで新公ダイジェストを見て、可愛いヒロインだなでも相当緊張している?と思った記憶。彼女とても小柄なのですね、公称身長みたら私と変わらない。今回の役は10歳で医学博士号を取得した天才少女。キャピキャピで可愛くて小柄な彼女にピッタリでした。さて、ここで私の大いなる勘違いを告白。あちこちで若翔さんが素晴らしいとの声を聞き、若翔さんはどこにいるのいないなあ、2幕から出るの?と思ったり。幕間にキャスト調べて、大ボケこいていた自分に気が付きました若翔さんは「エクスカリバー」組だったのですねいないわけだわ。バタバタしていてタカラヅカニュースもナウオンとかも垂れ流し状態だったので誰がどちらに出演しているのかも頭に入っていなかったのでした。この日のチケットはこちらで。何年振りかの阪急交通社、こんなピンクの封筒だったかしら。それすら覚えていないくらいお久しぶりでした。また是非よろしくお願いいたします
2023.08.04
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さて、明日はもう大千秋楽ですね。7月上旬に観てきました。ナウオンも歌劇の座談会も読んでおらず、大劇場の配信は都合がつかず観ておりません。タカラヅカニュースで放送された初日、千秋楽映像のみ。巷の評判では、プレお披露目のボニー&クライドの評判に比べてお芝居はうーん、と言う感じのよう。私は劇場で1回しか観ることができないので、イマイチな作品でも構いません。咲ちゃん(彩風咲奈)と夢白さんの並びを拝めれば(今回の目的の一つはそこ)。確かにお芝居はお話があちこち散漫というか盛り込みすぎというのか。異端、魔女まで出てきて、うーんラストに美穂さん、そういうお役だったんだっ!とびっくり。でもあの息子を思う思いと歌唱は鳥肌たつほどに素晴らしかった。そして咲ちゃんのカッコ良さが増していた。ちぎちゃん、だいもん、翔君、れいひとが居なくなったいま雪組を観る一番の意義は咲ちゃん観ること。突っ走り気味で、長男としてそれでよいのか、と言いたくなるところもあったけれど良いのよ良いのよ、咲ちゃんカッコ良い。席が1階のほぼど真ん中で、ちょっと遠いけれど真正面に咲ちゃんが立つ嬉しい席で、オペラを上げるのは咲ちゃんだけよっ、というくらいオペラ上げました。冴羽獠より、夢介より、文秀より、咲ちゃんはやっぱりこういう衣装が似合う夢白さん、お顔自体はさほど華やかとは思わないのだけれど舞台上では本当に華やか。咲ちゃんとの並びも結構しっくりきますね。身長差も良い感じ。ひらめちゃんの時とは、また違った咲ちゃんの魅力を引き出してくれるかも。ただ彼女は割といつもお芝居のテンション高めな気がします。ボニクラの時がどうだったかわからないけれど、もう少し抑え気味でも良いのにとは思いました。ショーは、驚きと突っ込みどころ満載でした。咲ちゃんの登場の仕方はなんですかっっっびっくりしましたわ。ちょっとどういうリアクションをすべきか(何もしなくて良いのだよ)戸惑っていたら(でもオペラでガン見)、一瞬でイケメンになってた。と思ったら、たくさんの黄色いヒヨコ(だと思った)が登場。はい?ここでロケット来る?来るんだ~~~順番がどうだったか覚えてないのですが、そらくん(和希そら)の眼福な腹筋を拝めるクレオパトラ。オペラで腹筋ばかり見てしまいましたでも何でクレオパトラが出てくるのかわからない。そしてそして、カンカン。お~っ可愛い~っと思っていたら、何か不自然。え、誰?え、まなはる(真那春人)?あれ、どこいっちゃったの、まなはる。と探していたら、え、一瞬りーしゃさん(透真かずき)に見えたけれどかのゆりくん(叶ゆうり)?だった?上級生男役さん、他にもいたのかと後でググってみましたら、あすくん(久城あす)も居たもよう。これは明日の配信も仕事で観られないので、CS放送の時にチェックしたいです!有栖妃華ちゃんの歌声に聞き惚れる。歌うまなのはもちろん知っていましたが、今回は声の美しさが際立っていました。夢白さんはショーでも全く物怖じしないタイプですね。いや、トップ娘役が物怖じするタイプでは困るのですが、何と言うか全力振り切ってますと言う感じ。特に歌。どやっと言う感じで笑顔振りまき、清々しいまでに思いっきり歌いきる。レベル的にはごく普通か、ちと落ちるくらいだと思うのですが、あまりの思い切りの良さに感服して思わず拍手してしまう。このショーで、彼女に対する私の印象は「度胸あるなー」になりましたあ、あと忘れてならないのは、はいちゃんこと真ノ宮るい。シティーハンターでの悪役刑事があまりにカッコ良く、先にも書いた面々が居なくなった雪組で、咲ちゃんの次に目が行くようになりました。ショーの立ち位置、凄くないですか?新公主演メンバーと一緒に銀橋立ってるし。どの組も新公主演者ではなくても、立ち位置強い上級生はいますが、雪組は別箱でまなはるセンター降りとかもありましたっけ。もしやそんな立ち位置になっているのかっ?と期待しております。
2023.07.15
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皆様、お久しぶりです。昨日は、待ちに待った嬉しいお知らせがありましたね今年はタカスぺが開催されると待ってました、待っていましたとも。同期トップ3人が並ぶところを観たかったので嬉しいの一言です。なんて浮かれていますが、現実問題としてはチケット確保が心配です。友の会が真の友達になってくれることを信じましょう。うん、何年か前のタカスペ、当たったもん。さて、本題は「DEATH TAKES A HOLIDAY」もう残すところ数日、今日は配信ですね。周知のとおり残念ながら初日予定日から1週間が中止となり、どうなることかと思いました。この時期ですから、まあコロナだよねと考えれば後遺症は大丈夫なのか。私の周りで罹患した人たちの中には、喉がなかなか回復せずに長引いた方もいましたから。結局休演者も一人いますし、早くよくなってね。でも、蓋を開けてみれば今までで一番歌の調子が良いのではないか、と思う人もいるくらい。後遺症の心配はなさそうです。先行画像からいかにも人外の肌感のれいこちゃん(月城かなと)と血色が良くツヤツヤお肌の海ちゃん(海乃美月)に、ビジュアル最高と期待値が高まっていました。が・・・私がドはまりしたのはもちろんそこもありますが、初日ダイジェストには映っていないかった「死神の姿のれいこちゃん」ファントムなんてもんじゃなく顔なんてみえない。背中をやや丸め年齢不詳(死神だものね)。でも、わずかに見えるフェイスラインだけで美しさ爆裂歌いだせば、深い低音が沁みわたり、心を揺さぶる。もうこれだけでも結構です と思うほど。そしてサーキ王子に、白い衣装にサラリとストレートの前髪が美しいラスト。れいこちゃんの美しさを堪能するための作品でもありました。もちろん、ビジュアルだけではなく、芝居にとことんこだわる月組。トップコンビ、上級生の芝居の上手さは誰もが知るところ。下級生まで与えられた役どころをしっかり演じ切っています。時に明るいコメディ、時にシリアスにこころを揺さぶります。そして海外ミュージカルですから歌が多い。それも歌い上げる系が多いのですが、皆思った以上に上手い。美しい旋律にまけない美声を響かせています。キャストの個人的萌えポイントと覚書れいこちゃん登場シーンの死神姿とその歌声、そして可愛らしい仕草。サーキになって迎えた最初の朝、何も知らない無垢(⁉)な人間としての期待と興奮に溢れた姿。芝居心のある歌は海外ミュージカルにも十分に対応できるのだと知りました!!低音から高音までの幅広い音域を網羅した曲を、ここまで歌い上げられるのですかそしてラストの白王子ですよ。あの姿は、人によって解釈が異なるかもしれません。海ちゃん前回のショー、マントル場面の登場シーンの歌声が凄くよかったのですよね。あれ、歌い方変えた?って。今回は更にその上を行き、師事する先生変えました?と思うほど。そう言えばナウオンで、発声を変えたと言われていて、やっぱりね~と思いました。トップ娘役としてはかなりの高学年、それでもこんなに進化するだけの伸びしろがあったなんて。おだちん(風間柚乃)まだ若いのに海ちゃんのパパでさちかさんの夫ですよ。でもさすがのおだちんです。なーんの違和感もなく、やっぱり何をやっても上手い。でもラストで勝手な解釈していません?死神そんなこと言いました?って思うのですが・・・・何度見ても私が聞き逃しているのか、私の解釈が違うのかな。さちかさん(白雪さち花)2幕の亡くなった息子を思う歌が素晴らしい。さちかさんのこういう芝居の中で歌い上げる歌、私は「瑠璃色の刻」の王妃以来かな。あの時も感動したけど、今回は鳥肌ものです。やすくん(佳城葵)何をやっても上手いのが彼女。今回は歌もあり。コミカルだけど悲哀たっぷり、メイクの変化は必見。英真なおき&彩みちるほっこりとする、人生の悲喜を演じるのはさすがの表現力。特にみちるちゃんは子役の上手さは折り紙付きだけど、おばあちゃんも滅茶苦茶良い。死に一番近いところにいるからこそ感じ取るサーキの本当の姿。自分の老い先を覚悟している人だからこそで、そこを本当に上手に表現しています。白河りりりりちゃんの歌の上手さは誰もが知るところ。「上手い」といっても、歌い上げる系のみ、踊りながらでは安定しないという人も多い中、彼女はどんな曲もOK各組の娘役さんの中で、一番の歌い手さんは彼女なのではと思うほど。れいこちゃんとがっぷり歌と芝居で絡みます。こありちゃん(菜々野あり)今回はるおりあくんとのデュエットがあります。「ラストパーティー」の時に、歌も芝居も上手い子だと思いましたがその後はどちらかというとダンサー枠での抜擢が続いていました。歌の場面を任されるのは別箱ならではだと思いますが、もったいないなあと思います。まあ、今の月組は歌うまな娘役さんが豊富なので、どちらも上手でも両方で抜擢はなかなか難しく、致し方ないのかな。涼宮蘭奈めいめいちゃん、なんか好きなんですよね~ダンスが得意な彼女、今回は悲劇の洞窟の恋人たちの青年役。台詞はないけれど見せ場があって嬉しいところです。舞台演出れいこちゃんの目映るかな、映ってほしい。あ、そろそろ出かけなくては。今日はこれから用事を済ませなくてはならず、ギリで帰宅して配信視聴予定。急がなくっちゃ
2023.06.24
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驚いた、ショックだ・・・ちぎちゃんこと、元宝塚雪組トップスター早霧せいな「本日をもって“早霧せいな”としての活動にピリオドを打つことをご報告致します」約1年間務めた、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」のハーマイオニーを昨日卒業したこのタイミング。少し前からInstagramの投稿が、何となく雰囲気が変わったような気がしていてもしかしたら、少しお休みを取られるのかな、なんて思ったりしていました。雪組プレ100周年にお名前がなかったし。海外留学とか?ものづくり(指輪のワークショップに参加されていたし)とか?まさかこういう発表があるとは思いもしませんでしたSNSには私と同じように驚き、ショックを受けている方がいる一方、古くからのファンの方と思しき方の中には、こういう日が来るような気がしていた。と言われている方もいました。歌うお仕事はもうされないとか、ファンクラブを解散されたり察する要素がいくつもあったのですね、きっと。少しずつ身辺整理?をされて、ハーマイオニーを全うされての発表だったのでしょう。宝塚から長らく離れていた時期もあり、舞台上で初めて観たのは雪組のちぎちゃん。初めて観た時は綺麗な人と思っただけだったけれど観劇を重ねるごとに、素敵な人だな~となりちぎちゃんのトップ時の雪組が大好きになりました。今でもちぎちゃんからひとこちゃんまでの並びが大好きちぎちゃんのInstagramには、一緒に舞台に立っていた宝塚OBからのコメントがたくさん書き込まれています。そのコメントの一つ一つに、ちぎちゃん大好きが溢れています。ちぎちゃんのお人柄ゆえでしょう。退団後も全てではないけれど舞台は観に行きました。Anniversaryコンサートも行った。そこで、ちぎちゃんのお人柄に益々素敵な人だ~~~となりました。ハリポタもちぎちゃん目当てで行きました。行っておいて良かった。今後は別な名前で活動なのか、表舞台から退かれるのか、発表後はSNSはざわざわヤフーニュースに「引退発表」と。そうなのか・・・やっぱりそうなのか・・・ちぎちゃんが選ばれた道がどのような道なのか、今後私たちが知ることが出来るのかどうかも分からないし出来ることなら、また活躍されるお姿を拝見したいけれど。(もしかしたら、こういう道に進まれるのでは?と思うものがないではない)これからの、ちぎちゃんの歩まれる道が素晴らしい道でありますように。たくさんの素敵な舞台を見せてくださって、ありがとう明日から「早霧せいな」さんはいなくなっても、やっぱり「早霧せいな」さんが大好き夢のつかみ方、挑戦し続ける力 元宝塚トップスターが伝える (14歳の世渡り術) [ 早霧 せいな ]すみれの花、また咲く頃 タカラジェンヌのセカンドキャリア [ 早花 まこ ]【宝塚歌劇】 早霧せいな ザ・ラストデイ 【中古】【DVD】
2023.06.01
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気が付けば東京公演初日までもう数日ではないですか公私に多忙でかなりふらふらなまりことです。さて、ショー「Deep Sea」このタイトルが発表になった時は、海…もしや、との声がちらほら。私もそうなのかも、と思った一人ですが、思い過ごしでしたね。ダイブします。幕開けはチョンパで、との情報は出ていたもののまさかトップさんの「ダイブ」という台詞があるとは。そういうイメージですよ、皆さんもダイブして海の中を楽しんでね、という意味かと思ってた。素直に受け止めれば良かったのね。その声を合図に暗転した中をワサワサと銀橋へ出てくる良く見えないシルエット。「WELCOME TO TAKARAZUKA」の時もそうでしたが、静けさの中を動いているあの音。あの音にワクワクと期待が高まります。そしてライトが一斉についたその瞬間の高揚感とド派手な衣装に驚嘆のどよめき。毎回、初見の方であろう歓声があがりますが、初日のそれは客席全体が一瞬揺れたかのよう。そしてセンターにはギラギラパープルな衣装に大きな羽飾りを頭に着けたなんと美しいれいこちゃん(月城かなと)いやーっもう堪らないこの瞬間が観られただけで満足ですっと言いたくなる。このショー、客席・配信でご覧になった方がたくさんいらっしゃると思いますので今更なのですが、銀橋祭りとでも言おうか。たくさんの人が何度も渡って楽しいったらない。れいこちゃんを観ていたいのはやまやまだけれど、あっちもこっちも観たい。いつも目が足りないと思うけれど、これほど目が足りないと思ったのは久しぶり。中でもお芝居に続いてこんなに見せ場があるなんてと思ったのは結愛かれんちゃん。彼女は新公ヒロイン経験後、成績上位の同期が娘役に転向。下級生のヒロイン経験者が軒並み歌ウマということで、やや割を食ってしまった感じだったから。今回の盛り盛り見せ場たっぷりは、本当に嬉しい限り。プロローグでは銀橋で歌い継ぎをしている間に舞台センターで踊り真珠ちゃんではれいこちゃんが彩みちるちゃんの手をとり銀橋へ出るところでのむくれ具合が可愛いでもその後舞台でれいこちゃんと絡み、「のりかえても良いかも」とれいこちゃんを突き放し、組んだペアはおだちん(風間柚乃)でみちるちゃんより扱い良い?じゃないですか。で、この真珠ちゃんたちの動きがめちゃめちゃ可愛い。中詰めではうーちゃん(英かおと)、蘭世さん(何気に強いね)と共に銀橋歌い継ぎ。からんさん(千海華蘭)と組んで踊るところは、お二人がいつもめっちゃ楽しそう。お二人のリフトが綺麗で丁寧で、降りた瞬間の満面の笑顔がたまりません。しかも、今回はオペラでれいこちゃんを観ている時も、結構かれんちゃんが視界に入ってくる前回はあと少しということろで、オペラに入り込まない位置だった。いやー稲葉先生、真面でありがとうございます。ご存じのように今回は組長さんはじめからんさんと上級生が退団されます。まさに世代交代の次期なのだと感じさせるショーでした。赤い衣装の若手シーン、るうさんとからんさんが誘うかのようにお辞儀をして引き継ぐのもそう。そして振り返った若手たち。あれは毎回めちゃめちゃテンション上がります!男役さんだけでなく娘役さんも皆オラオラしていてカッコ良すぎ。中でもぱるくん(礼華はる)、あみちゃん(彩海せら)。とにかく激推しっぷりも凄くて、学年は1つ違い、新公主演各2回。とりあえずまとめて推します!という感じのニコイチ。銀橋、各場面での立ち位置、階段降りとほぼ差がなく、これはそれぞれのファンはやきもきでしょうね。タイプが違いすぎて、かなり好みが分かれそうだと思いますが二人ともとても勢いを感じます。あらあら長くなりそうなので、私の見逃してはならぬポイント。・プロローグ、るうさん(光月るう)とさちかさん(白雪さちか)のデュエット。組長&副組長の情感がにじみ出る大人の歌声がたまらない。・ちなつさん(鳳月杏)の吟遊詩人場面銀橋下手でちなつさんが歌っている時に、ちなつさんの周りを一人回る花時舞香ちゃん。お芝居の内裏廊下で藁人形持ってるのも彼女。・マーメイドの場面でのマンボの女たちのギラギラ&キレキレ感。清華蘭ちゃんのめちゃスリムな身体でガンガンに踊る姿、しっかり目に焼き付けました。・真珠ちゃんたちのシーンいちいち仕草が可愛いのですが、銀橋渡る時の小刻みなステップがツボです。じゃんけんに負けたれいこちゃん。イジイジ仕草は絶対マリオを思い出しますよねでもマリオのお髭のコミカルさではなく、超イケメン王子様風な衣装でイジイジはマリオ以上に面白く可愛いです。そしてその後ろで「チョキチョキ~ッ」と騒ぎまくるおだちん。・ぎりくん(朝霧真)とみかこ(羽音みか)ちゃんとのリフト。うっかりしていると銀橋観ていて見逃してしまうので要注意です。大柄なお二人のリフトは見ごたえありです。・若手場面の「眠れぬ夜」ここも娘役さんのカッコよさにやられちゃいます。私的には天愛るりあちゃんの上半身のブレなさというのか、力強さに圧倒。・秘密の花園男1・2・3が揃う妖しい場面。思った以上に妖しく美しい、でも見てはいけないものを見たような。ここはれいこちゃん&ちなつさん、ウィッグの有り無しバージョン。れいこちゃんの有りバージョンはヘアバンドから前髪が出ている量がやや少なめが好み。ウィッグ無しは文句なく素敵です~そしてちなつさんのおみ足、相変わらずお見事です。ラストはれいこちゃんの表情がめっちゃ官能的になっている時とニヤッと笑う時と。どっちも素敵でございます。おだちんの歌声も最高です。ファルセットになった時、何度「あれ、この影ソロ誰?」と思ったものです。そして、舞台上で歌っているおだちんに、ああそうだったとなるのです。・マントルの場面いわゆる退団者ピックアップ場面ではあるのですが、それまでに結構皆さん目立つところもらっているので、私的には普通に見ています。・ロケットここはもう、まのんちゃん(花妃舞音)がとにかく可愛いそして毎回センター付近にみうみん(美海そら)、相変わらず華奢なのにガンガン踊る。そろそろ娘役群舞に入る?と思っていたのですが、次くらいですかね。・フィナーレ大階段を娘役さんと降りてくるれいこちゃんここの衣装も素敵。かれんちゃんが1列目にいるのが嬉しい。ここで踊っているかれんちゃんのセクシーな表情は見逃せません。男役さんが銀橋にずらっと並んでドミノのようになるところも好き。・デュエットダンスこれまでのお二人のデュエダンとは一味違うタンゴ。れいこちゃんのオールバックに黒の衣装、最高です海ちゃん(海乃美月)を見るクールな表情が堪らない駆け寄る海ちゃんをややぞんざいに扱うのに、初見は「ん?」階段を降りて下手で軽くドンッと海ちゃんを押し、ムッと見返す海ちゃん。何事もなかったかのようなれいこちゃん。そして銀橋でまたもやわざと海ちゃんを倒すれいこちゃん。「なにするの!」とばかりに見返す海ちゃんに、やや間をおいて手を差し出すれいこちゃん。ちょちょちょ、ちょっと何があったのこの二人の間にーーーーっと思わせます。海ちゃんが悪い女で、れいこちゃんに何かちょっと嫉妬させてお仕置きですかっ???海ちゃんを抱き寄せ客席にニヤッとするれいこちゃん。普通ならここで終わりなところですが、ここからがまた見どころ。後ろを向いたまま銀橋を駆ける海ちゃん凄いですそして舞台でもまだ踊り・・・ああ、やっぱりこの二人の絡みはお芝居味があるのが好き・エトワール5人の娘役によるエトワール。私はまだ全員観れていませんが、それぞれに個性が出ますね。BDに全員入れてくれたら良いのに、と思うけれど無理かなあ。大劇場で観れなかった方を東京で観るのを楽しみしています。
2023.03.21
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皆様お久しぶりでございます。なかなか時間がとれなかったり、文章書くのが億劫になったりでもう書くのやめちゃおうかな、と思っていたのですが拙い自分の忘備録的なものにもかかわらず、月組の初日、千秋楽や何かニュースがあった時等、突然跳ね上がるアクセス数。ありがたいことです。これまで通り、細々と書いていこうと思います。ということで、月組「応天の門/Deep Sea」もう大劇場公演は終わってしまいましたが、一応何回か観に行ったので感想を。漫画は7・8巻くらいまで読んでおきました。目つき悪ーーーーい道真だけれど、どんなふうに演じられるのかが楽しみでした。道真の登場シーン、パッとライトが当たる時の音が、あら桜乱記の珠城さん登場シーンみたい。あっそんな高い所から飛んじゃうの!(心配になりますよね)後にれいこちゃんが結構高いんですと言っていましたね。お祭りのシーンの音楽は、ダル・レークのお祭りの音楽に似てるわーと思いました。終わって観れば、出てくる人が皆、適材適所でした。思っていたことと違ったのは、業平とバディ感になると思っていたのが、昭姫とだったこと。恋愛物でなくても、これだけ絡めばコンビオタもきっと満足なのではないかと。各人の感想は書き出したらどこまでも続いてしまうので、特に注目orお気に入りさんだけ。菅原道真:月城かなと本当に目つき悪ーーーっ でも可愛い。大人っぽいれいこちゃんが天邪鬼的な台詞を言ったり、拗ねたり、しかめっ面したり。とにかくいろいろな顔を見ることができて、表情を見ているだけで満足満足。そして歌声でまた満足昭姫:海乃美月ポスターが出た時から、まあ似合うわと思いましたが、実物は本当にお綺麗でした。堂々とした姉御感が良い。あの派手な衣装も良く似合っていて、鬘も良い感じでした。藤原業平:鳳月杏原作の業平のイメージとはまるで違うけれど、あのまったりとした喋り方というか声が、雅な遊び人、女たらし、という感じにピッタリ。この業平なら高子への愛をつらつらと語っても納得だなーと思いました。藤原基経:風間柚乃表情の作り方が上手い。見事ないけ好かない嫌な青二才でしたね。吉祥丸に寄せる思いがそんなに強いのか、とちょっと驚いたけど。ただ道真、業平がちょっと顔色暗めなので、基経の白めのメイクが妙に目立つのが気になりました。藤原常行:礼華はるいやーっカッコイイ。メイクや髭のせいか、頬がちょっとコケた感じで良い感じに年長感が出ていました。ぱるくんは、若手(新公卒業してるけど)の中で一番お気に入りです。もう少し声が通るようになると、更に注目されるようになるのではないかな、がんばっ藤原良房:光月るうれいこちゃんの少年時代を演じたい、と言われていたるうさん。本当に辞めてしまわれるのですね、何故だかずっといてくれると思っていました。最期の役はめっちゃ嫌な人で、基経とふたりホント嫌な親子。でもあの負のオーラとでも言うのか、佇まいからにじみ出る悪い奴はるうさんならではですね。清和帝:千海華蘭老いも若いも、巧みな演技で観る人を魅了するからんさん。今回も出てきた瞬間、目を奪われました。柔和な微笑み、キラキラとした若々しさ。からんさんにしか出せないオーラが漂っていました。大師:結愛かれん(彼女だけ特別に長め)退団発表があった時、一番ショックだったのがかれんちゃん。現役で一番好きな娘役さんです。見るからに可愛らしいのに、キュートな役から妖艶な役、凛とした役まで演じ分ける芝居力。踊ればどこにいても目を引く彼女。赤と黒のフェルヴァック元帥夫人、ギャツビーのヴィッキー、大好きでした。今回はダンスが得意な彼女の良さが最大限に活かされた役でした。魂鎮めの祭りのシーン、存分に見せ場を作ってもらえて嬉しかった。そのシーンがメインで他は出ないのかと思っていたら、道真の悪夢のシーンでも道真にしっかり絡んで、こんなにたくさんっと、初日は思わず涙がウルウルでした。他にも白梅のみちるちゃん、長谷雄のあみちゃんはもちろんのこと、道真父と酔っぱらいのやすくん、吉祥丸の瑠皇りあくん、多美子のまのんちゃん、退団のぎりくん演じる黒炎、女官の妃純凛ちゃん等々、たくさんの人に見せ場があり結構誰のファンも嬉しい芝居だったのではと思いました。ショーはまた後日改めて。
2023.03.11
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梅田に行ってきました。戻ってきたら早番からのフル番以上(遅番の時間よりも残業よ)祝日は一日がかりで家族のお祝い事。いやー疲れた・・・せっかく観た記憶が薄れてしまいそう・・・ということで今回もまた自分の忘備録的に簡単に残したいと思います。「ブラック・ジャック」は花組版より雪組版の方が馴染みがあります。花組版も観たことはあるけれど断片的にしか覚えていませんでした。舞台全般暗いのが難だけれど、原作が明るいものでもないし仕方ない。ストーリーも決して明るいものではないけれど、さすが芝居の上手い月組。ちと中だるみというか退屈なシーンはあれど、楽しめました。ただ倉庫のシーンはなんか既視感たっぷりでした。「ブエノスアイレスの風」でこのシーン観たよって。立ち位置は違うけれど、おだちん(風間柚乃)とまのんちゃん(花妃)で同じような感じだったなーと思いながら観ていました。ブラック・ジャック(月城かなと)めちゃカッコイイ、BJ先生でした。類まれなる美しいお顔に大きな傷。原作のイメージ通り、シニカルで命の重さを説く時は熱く激しいBJ。時にコミカルで。その性格、心の動きが表情だけで良くわかる。三白眼で見ていたかと思えば、カッと目を見開き熱く語る。本当に、この人でいろいろな芝居を観たいと思わせる。そして歌が良い!役に入っているからでしょうね、年末番組で歌っていた時よりずっと良かった。アイリス/恵(海乃美月)私の中で海ちゃんはやや硬質なお芝居をされる娘役さん。今回の役はそれがとてもハマっていました。笑顔を見せない、強くてクール。ケイン(風間柚乃)何をやっても上手い。歌も芝居も安定していて、危なげない。でも小さく収まっているわけではなく、パワフルなのですよね。絶対大物になるよ、と納得してしまう人。ジョイ(礼華はる)これまでややお芝居が硬いというか、ちょっと棒ぎみなとこがあるかな。と思っていたのですが、いつの間にこんなに上手くなってたの!すごく自然なお芝居になっていて、びっくり。おだちんとの歌もコミカルでバランス良かった。ぱるくんはお気に入りの若手さんなので嬉しい限り。ベリンダ(結愛かれん)めちゃくちゃ良かった。BJとしっかり絡む美味しい役でプライドの高い女医。あんなに可愛いのに、台詞で芝居が締まる。赤と黒のフェルバック元帥夫人、ギャツビーのヴィッキー。本当に役のふり幅が広くて、どれも上手い。彼女が出てくるとオペラで追いかけてしまう。ショー「FULL SWING!」観れば観るだけクセになるショーだと思っています。月組随一のショースターだったありちゃん(暁千星)が星組に組替えになり彼女の場面を誰が担うのかが注目されていたところかと思います。初日ダイジェストでもちょっと放送されましたが結果として、るねくん(夢奈瑠音)とぱるくんで分けた感じになりました。ノマドはぱるくんと天紫珠李ちゃんがメインのシーンとなり、ぱるくんが歌を歌いあげ、若手を引き連れて真ん中で踊ります。マイウェイの後の「It’s all right with me」はちなつさん(鳳月杏)とありちゃんが抜けたので、るねくんぱるくんが加入。ぱるくんはおだちん部分ですが、歌は音変えてます。若々しさが出て良いかもと思いました。ロケット前はるねくん。物議を醸しだした(非難轟轟?)の中詰めは大きく変わり今度こそしっかり歌も円盤に入るのでしょう。帽子は早々に投げ捨ててくれました(顔が早くから見られる)。娘役ではやっぱりかれんちゃんのことを書きたい。美味しいところに多々入っています。ジゴロのはーちゃん(晴音アキ)、ムーンシンガーはきよらちゃんのところに。どれもこれもめちゃ可愛いしキュート。そしてフィナーレでは珠李ちゃんと二人でセンター降り。別箱とは言え、良かったね。梅田のご当地ジェンヌ紹介は初日こそおとなしめでしたが、回を追うごとにパワーアップしていきました。娘役さんでそこまで振り切っちゃって大丈夫ですか?というくらいの振り切りよう。それをネタにれいこちゃんがご挨拶。会場は大盛り上がりでした!で、ご当地ネタが全く入っていないと見かけましたが、そうでした?私の勘違いかなあ、私はご当地ネタあったと思うのですが。本公演であんなことやってたかなーーー?って。初日は気が付かなかったのですが、あとから気が付いたのよね。次に観る時にやってるかどうか確認したいと思います。
2022.11.24
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望海風斗 20th Anniversary ドラマチックコンサート『Look at Me』観てきました大興奮、あっという間の100分でした。圧巻さすが望海風斗。これでもか!と次から次へと繰り出す幅広い歌声はど迫力。私、2階のすみっこにおりましたが、もう大満足でした月組ギャツビー後から昨日までの2週間、大きなイベントのために連日遅くまで仕事に忙殺されてこの公演について何の情報も入れていなかった私。ネットニュースで地味目なプロデューサーに扮しただいもんの「七変化どころか十変化ぐらいする」という言葉。めっちゃ気合入っているコンサートなんだとは思っていましたが、本当に凄かったお芝居仕立てのコンサートになっていました。ガイズのアデレイドで、高音も何もこの人には関係ない。なんでも歌えてしまうのだと知っていたけれど、改めて彼女の実力を見せつけられる。帰宅してネットを見たら、セットリスト公開されていたのですね。まさか一つの舞台でガイズのスカイとアデレイドちゃんが観れるなんて生で望海トートが聴けるとはだいもんで聞いてみたかった、あの曲、この曲がたっぷり。本当にクオリティ高くて大満足なコンサートでした。これだけでも大満足なのですが、私が観たのは、10月24日(月)18時公演そう、素敵なゲストが出演される回。翔ちゃーーーん(彩凪翔)ゲストが発表された時は小躍りするほどでしたよ。なのに最後の一曲ですとなって、はい?終わりですか???翔くんは・・・? と思ったら、「あの人がまだ出てないと思っているでしょう。でもいったん〆させて」というようなことを望海さんが言われて、ホッ。そしてついにあの方、翔くん登場ラフな格好の望海さんに合わせたのであろう、シャツにニットを重ねたパンツスタイル足元はスニーカー。長髪のカッコイイお兄さんで登場インスタとかでは、もうすっかり「綺麗なお姉さん」なのに今日の舞台上の翔くんは、以前と変わらぬカッコよさ。そのカッコイイ姿で彩凪先生もオペラでずっとガン見してしまった。だいもんと翔くんが並んでいるのをみて、去年の秋にちぎちゃんのAnniversaryコンサートにだいもんがゲスト出演していたなあと思い、ちぎちゃん時代の雪組を懐かしく思いました。ちぎちゃんからひとこちゃんまでのあの並び豪華だった~~~大好きだったちぎちゃん、だいもん、翔くん。それぞれに活躍されていて嬉しい。いつかどこかの舞台で、また共演してほしいなあ。ああ、出来ることならもう1回観たいよ~と思う素晴らしいコンサートでした。知らなかったのですが、29日に配信があるのですね。観たいけれど観られるかな・・・仕事終わるかなーーー
2022.10.25
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ギャツビーの余韻冷めやらず、ギャツビーロス気味。と思いきや、明日はもう宙組さん初日ですか。私いつ観に行くのだっけ?と確認したら、あら直ぐでしたわ。ああ、ギャツビーの余韻が「HiGH&LOW 」に上書きされてしまうのね。その前に、もう少しだけギャツビーについて。ストーリーとしてはやっぱり好きには慣れないのですがそれでも何故かど嵌りしている自分がいることを認めざるを得ない、熱量が半端なくて圧倒された舞台。一人ひとりが際立っていて、どこを観ても満足な舞台でした。全員のスターアングル欲しいくらいです。音楽も良かった。これまでどちらかと言えば苦手な演目だったこともあり、録画していたものも何となく流していてしっかり聞いていなかったのかも。こんなに良い曲だったのか。気が付けば、ふと口ずさんでいたり頭の中を流れているのはギャツビーの曲。自分がこんなふうになるとは思っていなかった。驚いています。そして月城ギャツビーのビジュアルは最高にカッコよくこの作品にハマってしまった大きな要因であることはもちろんのこと。千秋楽、緞帳前にカニさん歩きで出てこられたれいこちゃんが「こんなにも離れがたい役と出会ったのは初めて」と言われたのもわかる気がしました。なんかもう、乗りうつってましたもの。この公演で退団された3名の娘役さん。素敵な退団ご挨拶でしたね。特に副組長の夏月さんのユーモアたっぷり且つ心に沁みました。彼女たちの次のステージは私たちの目に触れるところなのかわかりません。出来ることなら、また舞台の上でライトを浴びている彼女たちに会いたいなあ。
2022.10.14
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ギャツビー千秋楽を前に、次回本公演「応天の門」のビジュアル解禁。う、美しいっっっただこの一言につきる。さすがです。早速、スマホの待ち受けにしましたインスタで原作者さんがなにやら上げているとのこと。こちらも見てきた。あら~っ「華奢なおねえさん(れいこちゃん)と赤ちゃんみたい笑顔のお姉さん(ちなつさん)」ですって。すっごくわかるわ、この表現でも、原作者さんが描くジェイとトムの画はめちゃ骨太感。このギャップも結構好き。さて、そしてその前日6日に出た星組のびっくり演目いや、演目にびっくりしたわけではない。言わずもがな、全国ツアー主演者にびっくり。私は礼さんの長期を疑っていない者ですので、「赤と黒」の箱が小さく公演期間が短いのはリスケと海外μの版権がらみだと信じております。舞台機構の関係か、全ツ先がショー希望とか、海外μを全ツには持っていけない何らかの理由があるのだと。舞空さんが礼さんに帯同しないのは、観客が受けるマンネリ化防止。と同時に、「赤と黒」ロックオペラとな。どうやら出演者の人数もあまり多くないようなので、ヒロインはじめ歌うまと言われる人たちで固めたいに違いないのだと思うことにしました。多くの方が容易に予想しているであろうレナール夫人:くらっち(有沙瞳)、ほのかちゃん(小桜)マチルド:ちずる(詩)ちゃんこれです、これ。では何故、全国ツアーが凪七さん主演になったのかうーーーん。わっかりませーーーんみっちゃん(北翔海莉)と凪七さんでは専科異動後の動きがあまりに違うので凪七さんがどこかで上がるとも思えない。どうしても現時点で星組2番手をはっきりさせたくなかった。これしか思いつきませんいずれはありちゃん(暁千星)が上がると思っています。ありちゃんの組替えはそのためだと思っているのででも瀬央さんも最後まで大事にします、なのかな。ひとこちゃん(永久輝せあ)が次号歌劇の表紙を飾るとのこと。新しい理事長下でいろいろ変わっていくのかも・・・そのあたりのモヤモヤはひとまず置いておいて、明日のギャツビーと近いうちに出るであろう応天のポスターを楽しみにしたいと思います
2022.10.08
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東京公演が開幕して10日。途中まで書いて何となく放置してしまっておりました・・・大劇場公演の大半が中止となってしまったこの公演、東京公演のエネルギーは半端ない。初日の光月組長の挨拶では、拍手が鳴りやまず。中止が相次ぐこのような状況下では、どの組も同じだと思いますが「この1回に」という強い思いで臨まれているのがわかります。ストーリー自体が、ピリピリした緊迫感がある作品なので、それがとても良い方向に相乗効果となっていると思います。大劇場の感想で書いたので省くとし、その他キャストについて。ジョージ:光月るうるうさん何を演じてもうまいのだけれど、今回の負のオーラは凄い。マートルの浮気を疑っているからあんな風になっているのか。それとも元々ああいう性格なのか。前者なら気の毒に・・・としか言いようがない。後者なら、絶対に結婚しないわーーーウルフシェイム:輝月ゆうま専科異動してもう1年たちましたが、以前と全く変わらず月組生貫禄あるギャングの親玉がこれほど似合う人はいないですね。新聞記者ミッチェル:佳城葵やすくん、本当に何を演じても上手いアイスキャッスルでジェイと話をするシーン。「あんまり気持ちのいいお金じゃない」って、本当は良い人じゃない。れいこちゃんとやすくんが絡む美味しいシーンです。ビロクシー:礼華はるカッコイイのです、あのスタイルでパリッとスーツを着こなす。基本的に笑わない、無表情。フィラデルフィアを任された時、ジェイに気兼ねしながらも嬉しそうにするところがツボ。エディ:彩海せらジュディ:きよら羽龍新公コンビ。知ってた、勿論知ってた、上手いよ。歌もお芝居も力まないし、声も通る。ちょっと気になったのは、きよらちゃんの歌声が息もれ音がしていること。凄く綺麗で柔らかいのに突き抜けるような歌声だったように思っていたけれど。前からこうだったかな?それでもやっぱり上手いのですけれどお二人とも、新公頑張ってくださいね~~~妖精:菜々野ありダルレーク、ネプチューンで「ダンサーこあり」を印象付けたこありちゃん。歌もお芝居もどれも穴のない(むしろ上手)娘役さんだけれどやっぱりダンス枠での活躍が目立ちますね。今回は2幕幕開きで素晴らしいフェッテを見せてくれます。軸が全くぶれず足の位置も動かない。しかも上げる足の膝の位置が高くて素晴らしいこのシーン、銀橋にずらりと並んだ後ろで回っているのでついつい銀橋を観ていて見逃しそうになりがちですが、観に行かれる方、是非、舞台の方にも目を向けください千秋楽まで、無事に完走できますように。 星組さん、休演者の多さにはびっくりしましたが、再開して良かった。私が確保していたチケットは、残念ながら中止期間にかぶってしまいました。振替のライブ配信は仕事で観れない。ありちゃんの星組デビュー観たかった・・・代役の方たちの中には、これまでこんなに台詞を話したことがないという方もいるようですね。十分なお稽古期間が取れない中での大きな役。皆さん頑張ってくださいね。
2022.09.20
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赤坂ACTシアターで6月からロングラン公演中舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」8月の終わりに観てきました。実は「ハリー・ポッター」シリーズに興味はあまり・・・「アズカバンの囚人」あたりまで読んだけれど、全くはまらず。映画もTV放送でチラ見程度。じゃあ何故に観に行くのよ。それはもう、ハーマイオニーのちぎちゃん(早霧せいな)を観たいから。まずはこれが一番。そして、専用劇場にしてまで上演する有名作品を一度は観ておきたいと思ったから。赤坂のACT側改札前のエレベーターを昇ったら、そこはもう、ハリポタの世界だった。誰が誰だかわからないけれど、壁には肖像画がいっぱい。階段の中ほどにはこれも何だかわからないけれどオブジェがドーン(舞台を観て、これが何なのか理解しました)入場したらロビーには本棚がドーン。客席の照明もハリポタ仕様。開演前のアナウンスはなんとちぎちゃんっテンション一気に上がります2幕のアナウンスは別な方だったので、持ち回りなのかな。話は途中やや眠くなってしまったところもありましたが、演出がスゴイスペクタクル、まるでアトラクションのよう。一度は観ておいて良かったと思う作品でした。2幕開始直後の演出、思わず「うわぁっ」と声がでそうになりました。2階席の人、特にセンター前方列の人には美味しいサービス。あ、私は1階の端っこでした。この日のキャストハリー:石丸幹二さん。石丸さんは四季時代に何度も主演舞台を観ているので、これまで一度も舞台を観たことがない藤原竜也さんか向井理さんで観たかったのですがキャストの組み合わせと日程がなかなか都合よくはいかないのですよね。でも、ハリーたちは皆大人になっていて、ハリーはお偉いお役人。ちょっと頭が固いおじさん感が、石丸さんでピッタリな感じがしました。でもやっぱり蜷川幸雄氏に鍛えられた藤原さんのハリー、観たかった。ハーマイオニーのちぎちゃん、すごくハマっていました。サバサバ、ピシッ、バシッ、キッ(何だこの表現、語彙がっ)めっちゃイキイキしていて、きっととても楽しんで役になり切ってるんだろうな。真っすぐで意志の強いハーマイオニーがぴったりでした。ああ、来て良かった。うっかりしての日の他のキャストを控えていなかった。多分ですが、ロン:エハラマサヒロさんドラコ:宮尾俊太郎さんジニー:馬淵英里何さんアルバス:福山康平さんスコーピウス:斉藤莉生さん嘆きのマートル:美山加愛さんデルフィー:岩田華怜さんマクゴナガル校長:榊原郁恵さん だったと思います。どなたも実力派の方でした。この人ちょっと・・・と言う人がいない。子役さんたちもびっくりするくらい上手い。迫真の演技です。その中でも今回素晴らしいと思ったのが馬淵さん。会話の間が素晴らしい。絶妙宝塚ファンとしては白羽さんで観たかった気持ちもなくはないのですがいやいや、馬淵さんで良かったです。白羽さん、肉離れで一か月ほど休演とのこと。カバーキャストの準備がされるそうですね。その前に馬淵さんが休演されて白羽さんがフルで入っていました。一日2公演を続けるって大変なのかな。お大事にされてくださいね。改めて藤原さんの回で観たいと思ったのですが、藤原さんは9月までの出演なのですね、残念。
2022.09.03
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観てきました。再開後もまた止まってしまわないか心配していましたが、無事に千秋楽を終えられましたね。毎度言うようですが、バッドエンドは好きではありません。以前、原作を以前読んだ時もあまりピンと来ませんでした。どこが良いのかわからない・・・と。メインキャストに共感できる人が少なすぎるのです。でも、今回のバージョンはこれまでと印象がかなり変わりました。人間味が出ているというのか、ジェイにもデイジーにも共感できるところがありああ、そいう行動にでてしまうのもちょっとわかるよなあと思いました。デイジーがジェイの墓に白薔薇を放るシーンも前回のバージョンでは、なんかもうジェイのこと嫌いなんですか?と感じたものですが、今回は自分の人生に決別しているような、薔薇と共に自分の人生も捨てた、というようにも見えて。回を重ねて観たいと思いました。キャストの皆さんは、公演回数が激減した分、通常の千秋楽に比べ習熟度が低いはずなのですがそんなことは全く感じさせず、物凄い熱量でした。ギャツビー:月城かなともともと低音に安定感がありますが、どんどん声量と深みが増し、凄い迫力だ と思いました。これがトップさんというものか。演出家の小池先生が絶賛された演技力が遺憾なく発揮されていました。彼女は台詞や歌だけではないのですよね。表情で表現するのがとても良い。台詞がなくても伝わる心情。小池先生に鍛えられて、益々演技力がアップされました?事故後にデイジーを説得するシーンがたまらない。そしてそして、歌声がたまらないデイジー:海乃美月硬質な印象だったうみちゃん、トップ娘役になって柔らかさが増しています。デイジーも嫌な、馬鹿な女だけではなく、女として共感できるところもありました。夫ある身で他の男性を愛するのは、アンナ・カレーニナも同じ。でも、アンナは自分勝手すぎて、本当におバカすぎて全く好きになれませんでした。デイジーはちゃんと現実もみて、それでもジェイについていきたい。でもやっぱりついていけない。その逡巡がただのおバカさんではありませんでした。だから共感できたのだと思います。歌もとても上達されて、高温も良く出ていました。れいこちゃんと声質はあまり合わないと思っていたのが段々良い感じになってきた。トム:鳳月杏いかにも~という感じのアメリカ貴族。嫌いなタイプですねーーーー女をバカにしている。自分は愛人作りまくりなのに、自分の妻に手を出したと怒りだす。あなたも人妻に手を出しまくってますよなのに、何故か憎み切れないのは、隠し切れない鳳月さんの人の良さのためか。貴族特有の品の良さとでもいうのでしょうか。デイジーのことも、好きでもなさそうなのに手ばそうとしないのは自分の対面のためなのか、綺麗な物をそばに置きたいのか。マートルが亡くなったのも結局はあなたのせいですよねえ。ニック:風間柚乃唯一、この芝居の中でオアシスとも言える人。「濃い」おだちんが抑えた普通の人のお芝居。ニックが話すとなんだか安心する。ありちゃん異動後、3番手ポジだけれど違和感ない・・・ジョーダン:彩みちるシティーハンターの冴子が、私にはイマイチだったことと舞浜公演の可愛らしいアンドロイドがとても良かったこともあり、この役が合うのかなあ、と思っていました・・・びっくりするほど、合っていました。こんな大人の女性を演じられたのか と驚きました。そうですよね、もう上級生だもの。みちるちゃんも月組に来て、歌が上達したと思います。やっぱり組替えって、生徒さんにとって色々刺激になるのですね。マートル:天紫珠李色気があって、デイジーとは正反対。トムが手を出したのもわかる気がする。幾ら選び間違えたと言っても、あまりに合わない夫を選んだのが彼女の不幸ですね。じゅりちゃんも、作品を重ねる度に成長著しい。華もあって、今回の役はピッタリでした。その他、特筆したいのはお久しぶりの英真さん。ずっと体調を崩されていたようで、一回り小さくなられていましたが演技力はお変わりなく。墓場のシーンは英真さんの登場で空気が変わりました。そして、やっぱり結愛かれんちゃん。可愛い~ めっちゃ可愛い今回は台詞も多く、見せ場もあって嬉しい限り。フィナーレも前回までは銀橋にぎり乗ってなかったように思ったけれど今回は銀橋に乗ってました~大劇場ではかなり公演数が減ってしまいましたが、退団者の皆さんは清々しいお顔でご挨拶をされていました。こういう状況下での退団を決意されたのだから、皆さん最悪の場合も覚悟されていたのでしょう。千秋楽を迎え、大劇場最後の階段を降りられたこと、本当に良かった。東京公演も楽しみにしています。
2022.08.22
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星組さんを観てきました。今回のお芝居の前日談の前作はCSの放送を何となく流し見しただけで、きちんと見てはいなかった。なので細かいところはよくわかりません。でも、それはそれで楽しめました。一応、あー真風さんの関係に、美弥ちゃんの年の離れた弟かな。みたいな感じで。前作までをしっかり把握して、星組生をよく知っていたならばめちゃくちゃ楽しめる作品なのだろうな~と思いますそうでない私には、楽しいけれど、面白いけれど、ちょっとバタバタ過ぎでついて行くのがちと大変詰め込みすぎでやや胃もたれ気味でございました。きちんと前作までを予習しておいた方が良かったかな。そんな私にさえも、あちこちで別な意味での既視感が。月組のAFOテイストの衣装だったり、壁ドン、悪役暴露寸劇。悪人の声録音放送による悪事暴露は雪組のケイレブか、って。そんなところも楽しかったですこれって前作までもこういう感じのシーンがあったのですかな。全体的にテンション高いお芝居の中、綺城さんの落ち着いた芝居が良い味を出していて目をひきました。正直なところ、極美さんの父親役って・・・と思っていたのですが美味しい役だな~って。天華さんも路線としてはなかなか厳しいポジションですが歌もお芝居も安定している方だなと再確認しました。あとははるこさん(音波みのり)。相変わらずお綺麗なうえに、柔軟なお芝居。やっぱり素敵な娘役さん。学年的には確かに潮時だと思いますが、もう少し舞台上のはるこさんを観ていたい。あ、後になってしまいましたが、トップコンビ。礼さんは、何も言うことありません(もちろん良い意味)可愛い、カッコいい、歌上手い。強いて言えば、めちゃめちゃ下半身細すぎでは?今回、めっちゃ前列だったのですが、下半身の細さは正に少年。強靭でしなやかなお身体だと思いますが、折れちゃわないかと心配になる細さです。舞空さんは愛くるしさ満点。アンジェリークにぴったりでした。オープニングとラストの髪型がややのっぺり感があったのが残念。豪華な衣装だから顔回りのヘアをもう少しボリューム持たせた方が可愛いと思う。それ以外の髪型はどれも可愛くて似合っていました。小顔でスタイル抜群って、やっぱり強いです。ショーは熱いですね~、実に熱い。でも暑苦しくないんだな、いい感じにテンション高く見れて楽しかった~礼さんのあの可愛らしいお顔から発するドスの効いた歌声はたまらない。あ~、次の公演からはここにありちゃんが加わるのかと思うと何が何でもチケット確保頑張らねば と心に誓いましたわ。そんな楽しい観劇だったのですが、実はちと水を差すことがありました。お隣さんがどなたかのファンのようで、お隣の方とふたりテンション高く。特に私のお隣さんがねぇ・・・すごい前列だったのですが、オペラでガン見をした後は椅子にドンッ私もかなり前でもオペラ使うけど、この日も使ってたけれどドンッはやめて、ドンッは。拍手は割れんばかりで、初めて耳が痛い、これが爆竹かと実感。大笑いしたかと思うとお隣に話しかける。ご本人はとっても楽しそうでしたが、結構気が散るし迷惑。途中、集中できなくなってしまって・・・チラチラ見てやりました。でも多分、全く気付いていなかったと思う・・・
2022.06.25
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イープラスの貸切で観てきました~めっちゃ良い席を用意してくれましたよ先日観た「バケモノの子」もそうだったけれど、電子チケットなのね。これってめっちゃドキドキする。宝塚版しか観たことがなかったのですが、これは似て非なるものなのいやいや、ストーリーは同じだけれど台詞、演出、セットみんな結構違う。どちらも面白いのだけど、宝塚版を見慣れているだけにえ?あらっ、そうなるの?というところが多々ありました。え?そこなの?と最初に思ったのはマンホール。最初っから舞台中央左側にあるし。歌い手が変わって、この歌この人が歌うの?とか。スカイ:井上芳雄長身にスーツはやはり素敵です。歌はもちろんお上手(声はちょっと若々しすぎるといつも思うのだけれど)だし、台詞も明瞭(←これ大事)。特に今回のような役、自信家なスカイの台詞がもにょってたらガッカリだもの。サラ:明日海りお宝塚を卒業されてから舞台で観るのは初めてです。ふうちゃん(妃海風)の愛嬌があって表情豊かなサラが基準になってしまっているのでみりおちゃんのサラは大人しいなあと思いました。酔っぱらっている時でも、はっちゃけた感じがあまりしない。お上品感じを強く感じるサラでした。そういうキャラに仕上げているのか、それとも初日開けて一週間も経っていなかったから、これからはっちゃけていくのか。ネイサン:浦井健治浦井くんも小顔でスタイル良い方。と思っていたのですが、あれれ、なんかちょっとふくよかになられました?それともスーツのせいなのかな。この公演、スカイもそうなのですが、パンツがちょっと太めな気がする。ほら、月組の「Full Swing!」のれいこちゃんの白いストライプのスーツ。あんな印象なのですよね。そしてネイサンは中に肉襦袢か何か着てる?と思うくらいなんか上半身が気になってしまいました。スカイとの掛け合いは、やっぱり浦井くんネイサンならではだと思います。息がぴったりだよーそしてアデレイドが大好きで大切な存在なんだよー、というのがでれんでれんになるわけではないのですが、すごくわかるネイサンでした。アデレイド:望海風斗観たかった、とても観たかった。だいもんアデレイド。超キュートだったこれを観たいがために、チケット確保頑張ったキュートと言っても、礼くんの可愛いっが前面に出ていたアデレイドとは異なり大人っぽさ、色っぽさがあって。加えて、独特の天然感とでもいうのか。これはクセになります。この公演で、一番ツボったのは、望海アデレイドがミンクの歌の最後で赤いソファーに腕を広げて座るとこ。わぉ~~~あ、あなたはヌードルスですかーーーーこれって初演からこういう演出だったのでしょうか。私としては、やはりこれは望海アデレイドへのあてがきだと思いたい。そうそう、忘れてならないカーテンコール。宝塚時代のイープラスの思い出。みりおちゃんが、宝塚の時はアドリブでイープラスってやってた。と言うのに、うんうんって頷くだいもん。後ろから、「本当にやってたの?」と聞かれ、「やってましたやってました。イープラス」一瞬で男役顔に戻ってポーズを決める。思わずめっちゃ拍手してしまった。周りも皆さん盛り上がって拍手されていました。だよね
2022.06.18
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昨日は花組さんの大劇場初日。 大羽の話題でスゴかったですね。 マイティ、おめでとう さて、そんな中、私の宝塚観劇はしばし休憩中。GWに開幕した劇団四季の最新作「バケモノの子」を観てきました。 原作となった映画は珍しく映画館で観ました。 ボロッボロ泣きました。久しぶりの四季。 いつぶりだろうとブログを遡ったら、「ノートルダムの鐘」以来でした。 実に5年ぶり いつの間にか劇場がアトレとかいう建物の中に取り込まれてた。 どこだかわからず自由劇場の方まで行っちゃった。ノートルダムは電通劇場だったし、四季の会は1、2年前に退会したしこんなに変わっているなんて知らなかったです。 開演前までは劇場内で写真録っても良いのね。 これも知らなかったな。 前からでしたっけ? 開演前にキャストボードは撮ったけれど、よく見る間もなく開演。 バケモノたちはメイクスゴいし大きなお鼻ついてたりで、 パッと見誰が誰やらわからない。 でもその中で、声聞いてわかったお二人。 猪王山の芝さんと、百秋坊の味方さん 足しげくく通っていた頃から活躍されていたお二人。 知った俳優さんが出てるのは嬉しい。 芝さんは「リトルマーメイド」の時、ちょっといつもの迫力がないなあ、 やっぱりお年を重ねるとパワーおちるのかな? と思ったのですが、猪王山スゴいよー 声にハリと艶、パワーがあるのに落ち着きがもある、 私のイメージ通りの芝さんの声。 ああ、これだけでも幸せ そして味方さんは独特の柔らかさがあるのに凛としたハリ。そして飄々とした感じが、今回の役にぴったりです。熊徹の伊藤さん、多分初めて観る方だと思います。凄い、めっちゃ熊徹でした不器用で一見乱暴で、でも本当はとてもとても愛情深い。猪王山との対決シーン、歌の応戦、見事でした。役柄的に、芝さんと同じくらい、そこまでいかなくても結構お年?と思ったのですが、プログラムの写真を見たらお若そう。ウィキでは2005年にオーディションで入団とのこと。私が四季から徐々に離れだした頃ですわ。青年九太の大鹿さん、一郎彦の笠松さん。なんとなく歌い方とか似てるなーと思ったのですが、お二人とも子役時代はヤングシンバを演じてたのですね。どちらも真っすぐなピーンと通る声で、若者らしさが熊鉄、猪王山の親世代との対比のようにも思えました。序盤に驚いたのは、宗師。女性が演じるのね、映画ではお爺さんのイメージだったのだけど誰が声を演じたっけ?・・・津川雅彦さんでした。だよねぇ・・・ちょっと違和感を感じつつも、可愛らしい宗師でした。この作品、いろいろなTV番組でも取り上げられましたね。パペットの仕組みや、床山さんのお仕事場が紹介されていました。そのパペットシーン、おおっこれかこれか、出てきた出てきた。と思ったら、すうっと役者さんが入り込むように装着(下手な説明)。とてもスムーズな動きで、さすがです。どういう演出になるのだろうと思っていた白鯨。なるほどーっ、そうきたか、そういう動きをするのか。白鯨が空中で回転するところ、滑らかで綺麗だった。盆の回り方も効果的でした。素晴らしい作品でした嬉しいことにと言うべきか、残念ことにと言うべきかチケット取得は余裕です。昨日も空席が結構ありました。観たいと思いたったら直ぐに観ることが出来るのは嬉しい。でも、こんなに素敵な作品、チケット取るのが大変ですーーーとなってほしいとも思い、複雑な気持ちです。お子さん連れも多かったです。夏休みにご家族で是非ご観劇くださいませ
2022.06.05
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月組舞浜公演の千秋楽からほとんど間を開けずに、雪組を観てきました。忙しい5月だった・・・今回はオペラグラスはほとんど必要がない列のセンターブロック。休演していた叶さんが復帰出来て観ることが出来て良かったです噂にたがわず、滅茶苦茶面白い毎度の事で月曜日が千秋楽の大劇場配信は見ていません。タカラヅカニュースの中でしか情報はなく、咲ちゃんのあのもっさりした訛りはなんなんだ???と思っていましたが、「牛のような」と表現されるのね。その「牛のような」夢介でも、カッコいいのが咲ちゃん(彩風咲奈)の魅力なのね。と納得しながら見ていました。でも、小田原ってあんな話し方じゃないですよね・・・まあいいっか。希和ちゃん(朝月希和)、CHの香よりずっとハマッている。香も良いのですが、今回の方がずっとずっと良かったと思います。のほほーーーんとした夢介に、きっぷの良い、でも焼きもち焼きのお銀。可愛いわあ放蕩息子のあーさ(朝美絢)。原作を知らないのですが、あのナルちゃんな台詞は元からあるのか。あーさだから石田先生が言わせたのか(←多分こっち?)ちょっといくら何でも何回も言い過ぎでは・・・と思いつつまあ、あーさだもんね、先生も言わせたいですよね、うんうん。CSで観た時からインパクトあるなあと思いましたが、お上手でした。95期、コメディセンスある人多いわー三太のそらくん(和希そら)。雪組生としての初舞台、全く違和感なし。どころか、息ピッタリではないですか宙組生の時は、どうしても体格的なところで損をしていましたが雪組ぴったり。歌える路線が雪組に増えたのもナイス。誰もが思っていることでしょう、これは良い組替えでした。悪七の綾さん(綾鳳華)。ちょっと残念でした。だって出番少なすぎじゃないですかーーーー最期の公演、もうちょっと何とか出番増やす、見どころ作ってあげて欲しかったです。あがちん(縣千)、出てきた瞬間から目を引きました。カッコいいと同時に、色気が半端ない。粋な感じがたまらないお白洲も迫力あって良いね~っ 思わず拍手したくなった。桜吹雪がなかったのは残念。このお芝居の娘2はどなたですかね。てっきり夢白さんかと思っていたのですが私的には、この芝居、ゆきのちゃん(妃華ゆきの)ですね。美人さんで、お芝居上手いし。こんなに良い役当てられると、まさか・・・と心配になりました。んーでも、夢白さんには芸者の姉さんよりも初心な役をやらせたかったというのもあるのでしょうね。ショー「Sensational!」なんかいろいろ驚きくことが多いショーでした。プロローグから歌い継ぎだったり。えっこの人が銀橋渡るのこの人も一人で渡っちゃうの特に娘役さん、めちゃめちゃ渡る。すごい上級生でもなければ、新公ヒロインしているわけでもない人たちがバンバン渡ってるよーーーーっなんて、なんて大盤振る舞いなんだ。と、かなりびっくりしました。そして、お芝居もだけれど、ひまりちゃん(野々花ひまり)。ショーでは夢白さんとシンメだったり、あゆみさん(沙月愛奈)ポジ。歌劇の座談会にも入っているし、みちるちゃん(彩みちる)ポジになったのですね。あゆみさんポジと言えば、希良々うみちゃんにも驚きでした。3組のデュエット、今までならあゆみさんが入っていたポジ。お芝居でも目立つ役だったし、雪組の娘役さん、なんか皆扱い良いわー男役さんではすわっち(諏訪さき)。オケボックスから暗い銀橋に上がりライトが当たるって、トップさん仕様じゃないかーーーっなんて思っているうちに、終わってしましましたよ。なんか驚くことが多くて、あまりショーの内容覚えてない・・・
2022.05.29
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星、雪組が中止になったこともあり、月組はどうなる?と思っていましたが、無事に幕が上がりました。良かった。舞浜アンフィシアター、初めて行く劇場です。円形劇場ってどんな感じ?と思いましたが、見やすかった。銀橋ないし、舞台が低めなのですごく近く感じました。ポスターも素敵だと思ったけれどプログラムのれいこちゃんの写真全てが、うひょ~っめっちゃカッコいいです先ほどまでナウオン初回放送やっていましたね。どこまで情報が出るのかなそこは話すのね、あれは言わないんだ、と思いながら見ていました。Twitterでほぼ情報出ているみたいですけどね。時間は短めなのがちょっと…ですが、楽しい公演でしたお芝居(いやショーなのだ)も良い感じに終わるし。シャトーのれいこちゃん(月城かなと)はトレジャーハンターのリーダー。本人も言われていましたが、今回は自分の思ったことにグイグイ行くオス的魅力あ、別にいやらしいわけではありません。本公演のお芝居では、イケオジ、やんちゃな和物、まじめな青年と続いたので久しぶりに素直に、もう単純にカッコイイことに感動歌声も健司よりもずっと男らしい。トレジャーハンターという割に、宝石よりもネプチューンのことばかりだけど、まあそこはあまり気にしない。二役を演じる海ちゃん(海乃美月)どちらの役も、とっても綺麗でした。ベルメールが台詞を話している時、「瑠璃色の刻」のアデマールが思い出されたのは何故だろう・・・?ネプチューンは衣装も素敵。スチールの衣装とは異なりベースは肌色で素肌感がありブルーの模様が入っている。これが腰のあたりは模様が無くて、いかにも素肌って感じでドキッとしちゃいます。最期に彼女が演じる二役の関係が明かされます。トリトンのちなつさん(鳳月杏)きっとめっちゃ威厳のある風貌になるのだろうと思いきやスチールを見てびっくり。これはどこかで既視感。何かとウィリー・ウォンカが混じってるのかと思ったのですが、舞台で観たらそれほどでも、あのスタイルのせいか、普通に素敵なおじ様に見えるのがスゴイ。トレジャーハンター仲間のクールみちるちゃん(彩みちる)最初の台詞で、なんか甲高いというか金属的な響き?と感じたのと、赤い軍服っぽい感じで、少年漫画に出てくる美女みたいになんか胸が大きく見えたのが、あれっ?て思ったのですが、ナウオンでも出ていましたが、アンドロイドなのでした。なるほど、それで納得喜怒哀楽、感情を持つ可愛らしいアンドロイドです。CHの冴子の時に、ミイスカートを履くので足のメンテ頑張ってる。グリグリゴロゴロやってる、みたないなことを言っていましたが、それはまだ続けているのか。足の細さが際立って美しかったです。同じくハンター仲間のピックるねくん(夢奈るね)彼女もペコペコ執事や、老け役が続いていましたが久しぶりにカッコイイ男役でした。ハンター仲間のトレフルうーちゃん(英かおと)はっちゃけた役で、CSのドリタイでみせてくれる素のキャラに近い感じの役でした。他にも個性的なキャラ満載。フィナーレはディズニーメドレーから始まって、アニソンメドレー、そして宝塚メドレー。「アンダー・ザ・シー」は手拍子難しい。「コンパス・オブ・ユア・ハート」は宝塚のディズニーCDで桂ちゃんが歌っていたっけ。それをれいこちゃんが歌っているって、なんかちょっと感動。アニソンはアラフィフ、アラカン世代に馴染みの曲から始まりれいこちゃんと海ちゃんが好きだったという、あのアニメまで。そうそう「コブラ」ってあってコブラは知ってるけど曲は知らない。と思っていたら、聞いたことある曲でした。この曲を歌ったのが、月組の歌うま娘役3人。白河りりちゃん、咲彩いちごちゃん、一乃凛ちゃん。メインで歌うりりちゃんがド迫力でスゴイ「ロマ劇×FULL SWING」でも迫力ある歌声が評判だったけれど、私はコブラの方が素晴らしいと思いました。そして宝塚メドレーは、ナウオンでも出てましたね。雪組時代の、ファンならきっと直ぐにわかるあの曲。そう、あの曲です。蒼紫再びですよ~二刀流もそのままに、テンション上がります。「1789」、あれ、れいこちゃんが一人芝居出来ると言っていたのでは。出たかったのでは?私が好きだったウタミミコンビの曲もあり、とってもナイスな選曲でした明日以降も通うのが楽しみです
2022.05.14
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週末に観てきました。話としては、ひたすら暗いなー舞台そのものも暗いので、一幕は半分以上眠気でやばかった・・・基本的に、暗い話はあまり好みではありません。でも、あまり表情に出さず感情を押し殺すところも多々ある演目で、演者の皆さんはとてもよく演じていたと思います。ニコラス:ありちゃん(暁千星)本公演ではなかなかな男臭い役が回ってこなかったけれど良い男役さんになったな~と言うのが一番の印象。笑顔がない役でも十分に見せることが出来る。立っているだけで主役の貫禄十分。娘が帰りがけに言いました。「あ~ありちゃんカッコいいわやっぱりカッコいい元々、一番好みの顔だったけど、ハマりそうでやばい」リカルド:おだちん(風間柚乃)は良い意味で予想通り。男臭さで言えば、彼女が一番。そして誰もが認めるであろう、定番の研いくつですって感。あ、勿論これ褒めてます。芝居の上手さを再確認。台詞の間、掛け合いのテンポが本当に素晴らしい。ビセンテ:あの長身でスーツをパリッと着こなしたぱるくん(礼華はる)は、実に実にカッコ良いピシッと伸びた背筋、ただ椅子に座っているだけでもスタイルの良さが際立つ。どちらかというとあまり抑揚がない話し方な気はするけれど今回の役にはそれがとても効果的だと思います。エバやニコラスに対する気持ちを表面的には抑えようともしている?でもやっぱり抑えきれない、みたいなところに意外と合うのでした。マルセーロ:あみちゃん(彩海せら)は予想通りのあみちゃんでした。役がCHの役を彷彿させてしまうものだから、そこはまあ、そうなりますね。雪組育ちで彼女も芝居が上手い。今回が月組生として初めて、月組生になって間もないとは思えないしっくりと馴染んだ芝居でした。イサベラ:じゅりちゃん(天紫珠李)、ついにヒロインをゲット。これまでも実質ヒロインではあったけれど、スチール無しだった彼女。今後は名実ともに娘2ポジになるのか。みちるちゃんが居るけれど、ロマ劇、フルスイングを観た限りじゅりちゃんの方が目立っていた印象。娘役転向後しばらくはなんとなくぎこちなさを感じたけれど、気の強い役、キャピキャピ役、しっとり抑えた役、公演を重ねるごとに娘役らしくなり、今回は押さえた芝居で大人の女性らしさをしっかり出していました。エバ:みかこちゃん(羽音みか)まさかエバに配されるとは思っていなかった。かれんちゃんになると思っていた・・・確かに、みかこちゃんも本公演、新公とそれなりに良い役が来ていたし。前回の本公演では、きよらちゃん休演でショーのピックアップは、かれんちゃんではなく、みかこちゃんになっていた。娘役としては背が高すぎるところがネックなだけで入団時の成績も良かったし(インタビューを受ける上位4人に入っていた)。文化祭の芝居ではB組ヒロインだった(A組は夢白ちゃん)。娘役としては背が高すぎることがネックなだけで、もっと上げられても良い人なのだとは思ます。しかも今回は相手役がぱるくんだったので、長身コンビでバランスが良かったのは事実。リリアナ:ロマンス劇場新人公演では、研2にしてヒロイン、衣装に負けないかわいらしさだった、まのんちゃん(花妃舞音)。今回も変わらず可愛いし、彼女の演技はとても自然。ちょっと気になるところは金属的というのか、ちょっとキンキンした声質。声って結構大事、気になるところなので。ゆうみちゃんやきよらちゃんのような、奥行のある声が好きなんだな。学年が上がっていくにつれて、もう少し丸みを帯びたら良いなあと思います。今回はやけに長くなりました。いつもあっさり、これだけか?というくらいなのに。月組のありちゃん、見納め・・・
2022.05.12
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外れに外れまくっていた「ガイズ&ドールズ」のチケット。本日ようやく確保できまして、ご機嫌のまりことです。しかも、1階E列以内確定ですお目当て? それは勿論、だいもんこと望海さんですさて、いつぶりだろう、宙組さんを観るのは。記憶が定かでない。ブログをさかのぼってみたら、なんと丸2年以上観ていなかった「アナスタシア」「シャーロック・ホームズ」いずれもチケットは取れていたけれど行くのを悩んで止めたり、中止になったり。こんなに間が開いていたとは。初演は観ていません。その辺りは丁度、宝塚から離れていた時期だったので。ストーリーは、日々TVで海外の悲惨なニュースを聞いている今、ちょっとキツイ内容ですね。ハッピーエンド好きなお子ちゃま嗜好の私向けではありません。でも何故か素直に舞台を楽しむことが出来ました。音楽の素晴らしさもあると思いますが、久しぶりに観る宙組子さんたちの力量が私の記憶よりもはるかに上だったからかも。では、私が気になった方たちについて覚書。久ぶりに生で観る真風さんは、ちょっと感動を覚えるほど宝塚の男役になるために生まれてきたような美丈夫。こんなにカッコ良かったっけ。いや、知ってたけど、男役らしい男役さんでカッコ良いの知ってるけど。やはり男役として骨太感があるってすばらしい。潤花ちゃん私の記憶の彼女は、可愛い、とにかく笑顔が可愛い。最近はCSで「炎のボレロ」や「PR×PRince」を見たけれどお芝居は悪くないけれど、やはり歌がかなり弱い。だったはずなのに・・・私の知っている潤花ちゃんではなかった。いつの間にこんなに大人の女性が似合うようになり、そして何より歌があんなに上達したのでしょう高音はまだ弱いけれど、他は力強く、声も伸びて。努力されたんだな~と思いました。好感度、超~~~アップです。瑠風さん彼女は「オーシャンズ11」でそれまで地味だと思っていた私の目を引き、「エル ハポン」で実はカッコ良い子なのだと気がつかされた方。今回も上手いなあ、カッコ良い人がいる、と思ったら、もえこちゃんでした。そうそう、終演後劇場内で若い女の子二人組が「イギリス人の役の人、カッコ良かったね~」と話していました。留依さん別箱から女役が続いていますが、彼女が女役ってどうなのよーと思っていた私。女役と言っても、今回の役はちょっと特殊じゃないかと思うのですが、なんとキレッキレでカッコ良い女役さんなのでしょう。彼女のキリっとした目が活かされた役でした。こんなことを言うのはちょっとあれかもしれませんが、男役の時よりも、ずっとカッコ良かった。風色さん新人公演主演、万博アンバサダー推されている方だと思うのですが、今まで舞台での印象は全く残っていません。どこに出演されていたのかもわからない。が、今回やけに目を引きました。誰かに似ていると思ったら、宙組初代トップスター姿月さんかな?歌が上手いし背も高いし、どうして今まで舞台上で気が付かなかったのだろうと不思議に思うほど、目立っていました。私が観た日は、花組の退団者が発表された日でした。退団者の名前に、ガーンガーンガーンとなっていた私、宙組の舞台に癒されて帰宅しました。
2022.04.22
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あら、また1か月も間があいてしまいました。今日は「ハリポタ」のチケット当たって超ご機嫌なまりことです。もう3月も終わりですね。明日から新年度か。忙しかったわーーー2・3月。元々、年度末年度始めは一年で一番忙しいのだけれど課員にコロナ濃厚接触者が出てしまい、マンパワーが減ったのは痛かった。そんな中、観劇だけが日常を忘れさせてくれるヘロヘロな心身に一服の清涼剤月組公演「今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!」良い公演でした。お披露目に相応しい、笑いあり、涙あり、心温まるハッピーエンド。千秋楽のアドリブも面白かった。塔子さんが「牧野さんです」って言ったとかなんとか。席が上手寄りだったので、気が付かなかったのが残念・・・ショーは大人っぽいトップコンビ、そして歌える番手が揃った今の月組にピッタリ。組子皆さんのありちゃんへの愛もたっぷり感じました緞帳前出てきてくれたれいこちゃんには、心臓が跳ね上がりまくり未だBD&CDの発売日が明かされないのだけが不安100%だけれど・・・そうそう、ありちゃんの月組生としてラスト公演の「ブエノスアイレスの風」青年館のチケット当たったので、観に行けます~GW前までまだまだ忙しい。息抜きをたっぷりとりたいところだけれど、4月は「ネバセイ」1回、大人しくして5月に備えることにします。ありちゃん主演の青年館もあるし、その後は舞浜ですしね今年は宝塚以外に観たい舞台もたくさんあるし。今はひたすら仕事に打ち込み、その後は・・・
2022.03.31
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良かった~、本当に良かった、無事に幕が開いてくれてオミクロンのピークは過ぎたとは言え、収束とはいかない不安な日々。某劇場では開場30分後に休演発表とか、とんでもないこともあったし。どうなることかと思ったけれど、昨日は公演時間が出て、今日はスカイステージでトップスター突撃インタビューがありこれなら絶対大丈夫よね、と思って劇場に行きましたよ。休演者は全員復帰とはならなかったけれど、蓮くんは戻ってきてくれて。大劇場で観た代役の方たち、皆さん代役とは思えないクオリティだったけれど、それでもやっぱり本役さんのイメージが頭にあるわけで・・・発する声が違うだけで、一瞬あれっ?と思ってしまうし。ほら、スクリーンは蓮くんのままだから、なおのことですよね。それに蓮くんの代役、朝陽つばささんは何といっても、警官役が絶品だったので、それが観れないことが残念だった。なのでこのお二人が本役に戻ってこられたのはめちゃ嬉しい今日も朝日さんの警官は腰の引け具合が素晴らしかった美雪に殴られてぶっ倒れ、なんとか起き上がって追いかける時の警笛。彩路さん(代役)の警官はそこで警笛使わなかったので、あ~朝日さんの警官だ~ と思いました。今回休演されている3人の中で、目立つ役が付いていたきよらちゃん。私の好きな下級生娘役さんです。本公演の後の別箱振り分けにもお名前はなく。今回休演中の一乃さんは舞浜組に振り分けされていますから、きよらちゃん、よほどひどい怪我なのでしょうか・・・れいこちゃんの時もお休みがとても長く、とてもとても心配しました。しっかり治して、早く戻って(矛盾してる?)きてほしいです。さて、そのきよらちゃんが演じていた「写真の女」大劇場での代役はこありちゃん(菜々野あり)更にはその代役の咲彩いちごちゃん。皆さんそれぞれに素敵でしたね。東京公演は、結愛かれんちゃん。あら、この役なんなのでしょう、私が好きな娘役さんばかり。特にかれんちゃんは月組の中でもダンスの名手。どんな写真の女になるのかしらと思っていました。かれんちゃんの写真の女は、他の3人の方とはちょっと違う印象でした。これまでの方は、清楚ではかない感じが前面に出ていたように思います。かれんちゃんは、真っ白な衣装で清楚で可愛らしくも見えるのだけれど、たおやかで、匂い立つようで、これまでよりも大人な感じがしました。その大人の女性が選んだ最期、それを尊重した本多。だからこそ、尚のことこのシーンが切なく感じました。ショーもジャンゴの場面、大劇場ではカフェのカップルが減ってしまったけれどしっかり戻って賑やかになって、やっぱりこれくらいいてほしいと思いました。やっぱり皆揃った舞台が観たいなあ・・・大劇場で観ていた時は、東京できっと皆戻ってくると思っていたから。休演者の皆さんが早くよくなりますように。そして、これ以上出演者が減ることのないよう、千秋楽まで完走できますように。
2022.02.25
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本当に本当に止めてほしい。今日発表になった組替え。月組暁 千星・・・2022年5月27日付で星組へ組替え雪組彩海 せら・・・2022年1月26日付で月組へ組替え星組咲城 けい・・・2022年7月25日付で雪組へ組替えありちゃん(暁千星)が星へという噂は前からありました。今回の公演プログラムの写真サイズでもう決まりだね、という声も聞きました。ありちゃんとおだちん(風間柚乃)、二人とも同じ組では上がれない。新体制で、路線の入れ替えがないわけがない。等々、理由はいろいろありました。が、今の月組はど真ん中路線が渋めな方がほとんど。大人っぽさを売りに出きる組ではあるけれどキラッキラ路線も絶対に必要ですっっそのキラッキラ路線の最たるありちゃん。駄目だよー、他に行っちゃ駄目だよー😢あまりのショックに、娘と打ちひしがれる…ああ、ありちゃんのバリバリなダンスはいったい誰が引き継ぐのだろうか。たっぱがあって、キラキラでガンガン踊る子ありちゃんほどのダンサー、直ぐには思いつかない。ショックショックショック😱シティーハンターで、あみちゃん(彩海せら)良かったけど上手かったけど、ありちゃんとはタイプが違いすぎる。踊るありちゃんのキラキラ✨は特別なのに。しかも月組、意外と大きい子が多いのよ!てらくん(大楠てら)、いっせいくん(一星慧)、ぱるくん(礼華はる)はトリプルタワーよ。雪組では大きく見えたれいこちゃんでも、普通サイズに感じるのよ。あみちゃん、雪でも小柄なのに大丈夫なのかな?あー、ナウオンもめっちゃ楽しそうだったのに。次にロマンス劇場でありちゃん見たら、泣いちゃうかも😢
2022.01.11
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明けましておめでとうございます。今年こそ、だれもが安心して暮らせる年でありますように。そして、月組新トップコンビお披露目本公演。初日おめでとうございます🎉✨😆✨🎊ついにこの日がやってきました。元日から家を空ける?そんなこと、出来るわけないじゃないですか。と思っていたけれど、援護射撃ありで元日から観劇となりました❗あ、一応ちゃんと家族揃って新年の挨拶をし、お節とお雑煮を食べてから出掛けましたよ。それにしても、こんな我儘を許してくれた家族よ、ありがとう😆まだ私がちと消化しきれていないので、本当に極々簡単に全体的な感想を少しだけ。お芝居は映画で予習済み。笑えて切ない、そして究極のハッピーエンド。お披露目はハッピーエンドが良いよね。ちょっと詰め込みすぎ感もするけれど、たくさんの組子に見所がありました。作中映画のキャラたちも、要所要所に出てくるし。とにかく濃いキャラが多いので、下手をするとただのハチャメチャになってしまいそう。健司のノーマルな人間らしさが、よい意味で現実に引き戻してくれる。健司の病室での美雪とのやりとり、涙なしには見れない😢ラストのパーティー場面、モノクロからカラーに移る演出が素敵です✨ショーは曲が結構難しそう。でもセンターメンバーが、歌に心配のない、むしろ安定してる人たち。客席は、初日だと言うのに、自然としっかり裏拍で揃う。芝居とショーで、全く違うテイストを楽しめました。歌にダンスに適材適所と言う感じでした。ハットにトレンチやスプライトの白いスーツのれいこちゃん。New Wave!を思い出しました😊れいこちゃんと海ちゃんの並び、こんなに似合ってたかなあ、お似合い感を再認識。フィナーレの並びの大人っぽさも、このショーに合ってる。こんな時期、千秋楽まで無事に公演できますように❗余談スマホで書くのって、大変😞💦消しすぎたり変換ミスが多くて…こんな少しだけなのに、時間かかる😅やっぱPCが良いわ…
2022.01.01
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先週、いや、もう先々週になるのか、観てきました。お芝居、賛否両論のようですが、私は結構楽しく観ました。なんかもう、琴ちゃん圧巻感想を一言で言え、といわれたら、「やっぱり何でも出来ちゃうんだなあ」これに尽きる。こんなに安定してたっけ、と思ったら・・・そうか、月、雪以外は、中止だったり払い戻ししたりで星組さんはすごーく久しぶりでした。今回は、愛ちゃん、漣さんが退団されてしまうので、何が何でも観たかったのよね。愛ちゃんの銀髪、美しい。悪役を演じることに悟りを開いているとでも思える。退団されてしまうのが惜しいです。漣さん、七本槍のお一人で具足丈之進。目立つよ目立つ赤い衣装にやや首を斜に構え、気怠さと悪さが入り混じった雰囲気。ちょっとあれな言い方だけれど、「いっちゃった感」が滲み出ていてサイコーにカッコ良かったです七本槍メンバーは、瀬央さん以下、ずらりと新公主演者が並んでいたけれど上級生の貫禄を感じました。劇場で観ることが出来て良かったです~ショーは、ゆったり目で、やや眠くなりがちでしたが、こちらも琴ちゃんの迫力ある歌声とたっぱがある愛ちゃんの美しい立ち姿に目が覚めました。そして、女役さんと組んで踊るのが一番好き、と言われている漣さん。本当は、お一人でガンガンに踊るところを観たかったけれどご本人が一番好きと言われているお姿を、しっかりと見届けました。千秋楽まで、あと2週間。皆さん悔いのない日々を送られますように
2021.12.11
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行ってきました、初日に合わせて博多へ月組新トップコンビ、月城かなと&海乃美月 プレお披露目公演おめでとうございます~緊急事態宣言解除されて本当に良かった劇場の壁の大きなっモニターに映る映像信号待ちで見てる時から、もうドキドキ初演は大好きだった剣幸さん、こだま愛さんコンビの退団公演。若かった私は、えー最後が日本物なのかーと思っていたもののいざ観たら、素敵な作品だ~ と思ったものです。再演、しかもずっと再演希望の声が高かったという作品。演じる方たちはきっと物凄いプレッシャーだと思いますよね。火事の場面から始まり、お祭りの太鼓の場面。皆さんカッコいい、和太鼓ってすごく場を盛り上げますね。太鼓をたたくれいこちゃんの表情が良いんです、楽しそう+決め顔。あの決め顔の写真が欲しいウタコさんの幸次郎は、当時ちょっとミーマイのビルのような明るさというのか懐の深さと同時に、なんか可愛らしさがあると思っていました。いや、ウタコさんの「てやんでいっ!」みたいな台詞を聞くと、勝手にビルのイメージが出てきちゃうからそう思ってたのかもしれません。れいこちゃんの幸次郎は、粋な感じと生真面目さ、どこまでも優しくそして大人っぽい。対して海ちゃん演じるお光、前半は子どもらしさを前面に出している感じ。あーこれだから、幸次郎の気持ちには全く気が付かないんだろうな。あの幸次郎の魅力に気付くには、お光はまだ若いのだわ。と納得しちゃう幸次郎とお光の距離感。人の心の裏を知り、自信の本当の気持ちに気づいても己の立ち位置を理解して苦しむ後半との対比が素晴らしかったです。半次のちなつさん(鳳月)。ちょっとちょっと、足長すぎですよーーーっ股引に草履なのになんなんですか、あの足の長さ。いやーいつも思いますが、ともみん(夢乃聖夏)と並んでみてほしい。ともみんの足の長さにもびっくりしたけど、どっちが長いんだろう・・・は、置いておいてこれまたひたすら優しい男。見た目の雰囲気もあるのかもしれませんが、初演よりも優しい男に感じました。幸次郎といい、半次といい、こういう男の人に好かれた女性は幸せ者です。清吉のありちゃん(暁千星)。初日映像がスカステでも流れているので、皆さまお気づきでしょうが最初っから拗ねた(いや怒りが抑えきれない)表情が印象的でした。あーあーあーそうよね、気に入らないわよね、わかるわーって。前半は幼稚さを感じるのですよ。でも上方でのお民とのシーンではすっかり色悪になっていて、ワルとしてしっかり成長していました。ショーは退団仕様からお披露目仕様に。初日はきっと皆さん緊張していたのでしょうね。ちょこちょこハプニングがあり、観ている方もドキドキしましたが、二日目にはしっかり落ち着いていた様子でした。プロローグ後のれいこちゃんの新しい場面。珠城さんと同じ赤い衣装なのかなーあれ似合うのかなーと思っていましたが、白い衣装で登場。蒼紫といい、ラッチマンといい、白い衣装が映えて素敵でした~スパニッシュは娘役さんの大部分が入れ替わったからなのか、本公演より全体的に大人しくなった印象。このシーン、結構上級生が出ていましたからその辺も影響あるのかな。ミロンガ冒頭の銀橋だった場面は蘭世ちゃんからはーちゃん(晴音アキ)に。はーちゃん上級生でダンサーとしてもかなり踊れる方で蘭世ちゃんと比べてかなり色っぽかったと思いますが、それでも、かれんちゃん(結愛)のあの超絶濃厚な色気は際立っていました。この場面のかれんちゃんは何回観ても釘付けですそしてミロンガにれいこちゃんハプニングにも非常にスマートでおしゃれな対応。落ち着いてるな~と思ってい観ておりました。アビバはれいこちゃんからありちゃんに。ナウオンでも話にありましたが、振り数が増えてキレッキレで予想通りによりアイドル色が強くなっていました。ただ、ありちゃん本人も、歌いながら踊るのが・・・とも言っていましたがラップのあたりではやや息があがっていました。公演を重ねるてこなれていくであろうと期待しています。中詰めの冒頭はありちゃんの位置に海ちゃん。スポットライトが最初にちなつさんに当たって、一瞬「へ?」と思ったけれど、海ちゃん、れいこちゃんの順で、ああそうだよねとなりました。フィナーレの歌手のるねくん(夢奈)。おだちんは力強さがあったけけれど、るねくんは温かみのある歌声です。月組は芝居でもショーでも歌を与えられる人たちは本当に安定しています。男役群舞で階段に立つれいこちゃんの「ふっ!!」はとても力強く。意気込みを感じるかのよう。デュエダンはスカステの初日ダイジェストにはあまり映らなかったですね。あちこちでどんな感じのデュエダンかつぶやかれているのでもうご存じの方が多いとは思いますが、配信のお楽しみに取ってあるのかなれいこちゃんの挨拶は、トップさんになったんだな~と感慨深かった。でも何回も幕が上がって挨拶を繰り返す度に、ちょっとずつゆるふわれいこちゃんが出てきて、うふふっと思いました。幕が下りてもいつまでも鳴りやまない拍手にカニさん歩きで出てきたれいこちゃん海ちゃんがついて来ると思っていたり、「千秋楽みたい」って完全にいつものゆるふわれいこちゃんでした。いやー、博多まで遠いよーと思っていましたが飛行機乗れば新幹線で大阪に行くより早いし。空港から劇場までは直ぐだし。ホテルは安くてサービス満点だし。仕事でやさぐれそうになる日常から救い出してくれるし。やっぱり観劇は良いこと尽くめですね後半にもう一度行ってきます
2021.10.14
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