「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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花と実と魔女と
05ベルギー5
美味しかったブリュッセルの夕べ ☆ ベルギー 20
きょうは、またまたベルギーの記憶をたどり
9月に行った旅日誌となります。
といっても、きょうは食べ物の話。
ブリュッセルでお店をしている知人の案内で
ブリュッセルの美術館めぐりをしたあと
その方のご主人とお嬢様夫妻とご一緒に
市街地から車で20~30分の所にある
ゴルフ場で夕食をご一緒することに。
駐車場に着くとコースが直ぐ目前。
フラットで庭園のようなコースですね。
そしてこちらがクラブハウス。
お城だった建物で、さすがホンモノの重厚さが圧巻!
そしてこの中にお目当てのレストランもあるのです。
この日はちょうどクラブ選手権?をやっていて
最終ホールはちょうどレストランのテラスのまん前なんです。
一枚目の写真と比べて日が傾くのがとても速いのが
お分かりいただけるでしょうか?
ほんの数分の間に・・・ベルギーでも秋の日差しはつるべ落としなんですね。
上の写真は、私の頼んだモッツアレラチーズのサラダ。
盛りだくさんのチーズが・・・フフフ・・・
マグロの薄切りのカルパッチョ。
これは家人が注文したものです。
まるで生ハムのように丸く切られていて、
所かわればマグロも変わるってことでしょうか。
こうしてみるとこれまた美味しそうですね~今改めてみてそう思います。(笑)
そして、以前行ったフランスですっかり病み付きになった
タルタルステーキ(生の牛肉をたたいたもの)
フライドポテトの量にもご注目!
これは例のバケツいっぱいのムール貝。
右側にあるのは殻入れです。
そしてこの後、
知人お勧めのとっても素敵なデザート・・・
それは明日のお楽しみということで。(^.^)
とっても素敵なベルギーのデザート::白い貴婦人☆ ベルギー 21
昨日予告していた(笑)
知人お勧めのとっても素敵なベルギーのデザート・・・
最初にUPしたのは
ベルギーのカフェでは定番だというデザート
「ダム・ブランシュ」
直訳すると「白い貴婦人」
バニラアイスと生クリームの上から溶かしたチョコをかけていただきます。
小さな容器に添えられてきたのが溶かした温かいチョコレート
そしてこれがチョコレートをかけたところ。
冷たいアイスクリームにかけても
チョコが固まらないのが不思議・・
お味はさっぱりしていてコクがあるとでもいいましょうか。
決して甘すぎず、これは本当に美味しかったです。
さすがチョコの国、純度がちがうのでしょうかね~?!
そしてこちらは
「クレーム・オー・カラメル」
カスタードの焼きプリンです。
平ったいお皿に焦げ目も美しく美味しそうなプリン!
卵臭いお菓子は苦手なワタクシですがこれも美味しかったですよ・・・
「フランダースの犬」の故郷 ☆ ベルギー 22
旅もいよいよ、最終日(8日目)を迎え
美味しい思い出をいっぱい作ってくれた
ブリュッセルからアントワープに向かいます。
途中アントワープ郊外の「フランダースの犬」の舞台ホーボーケンに立ち寄りました。
日本人観光客を乗せたバスは結構立ち寄るようです。
まだ朝早い時間だったのですが、
私たちのバスもご他聞に漏れずカメラストップ。
このとき写真の建物の二階ベランダから、
私たちに手を振ってくれたおばちゃまがいました。
ガイドさんいわく
「あれま、又日本人が来ているよ。フランダースの犬ってそんなに有名なのかね~」と
この町の人たちは不思議がっているそうです。
いってみればそれ以外には何もなく観光地ではないらしいのですが
大きなハンギングバスケットは見事です。
そしてこちらがネロとパトラッシュの像。
テレビアニメでご存知の「フランダースの犬」の原作は
イギリス人のヴィーダがルーベンスのことを書きたくて
史実?を参考にして書いたといわれる児童文学。
ただ地元アントワープでは有名ではなくむしろ不人気なお話。
“私たちベルギー人は可愛そうな子供をほっとかないよ!”というわけです。
(その心情も分かります)
この像は情報センター(村の案内や物語グッズなどがある)の前にありますが
この像を作ったのは日本の観光客が
決まってネロ少年とパトラッシュの足跡を訪ねたことに由来します。
その当時まったく物語を知らなかった観光案内所の市職員ヤン・コルテールさんが
調査してネロが住んでいたのがここホーボーケンらしいことを突き止め
この像を作るまでになったのだそうです。
それにしてもネロ少年、ちょっと表情がかたいですよね。
疲れた表情のふけ顔にみえませんか?
食べるに事欠いた時期の様子をイメージしたのでしょうか・・・??
アニメで親しんでいるネロ少年を ぜひともこの町の人たちに見せてあげたいです。
おりしも、近くをワンちゃんが朝の散歩をしておりました・・・
最終訪問地:アントワープ ☆ ベルギー23
9月に訪れた
オランダ・ベルギーの旅もいよいよ8日目(最終日)になりました。
写真は最終訪問地アントワープのスケルデ川から
ヨーロッパ二番目の規模を誇るアントワープ港を見渡しています。
今写真を見ても分かるように、本当に今回の旅は好天に恵まれました。
こちらの像は川べりにすっくと立っていたので ☆パチリ
こちらの国は像までもが、スタイルいいですね~(^.^)
この像の名、どこかで見た気がするのですが、名前は分かりません。
どなたかご存知でしたらお教えください、ね。
写真の現在海洋博物館となっているステーニ城は
中世の騎士が馬にまたがって颯爽と現れそうな雰囲気のあるお城です・・・ね。
そしてこれもその川べりの道筋に植えられていた花。
色合いも優しく、旅疲れの身に心和む寄せ植えです。
ケロケロとカエル君が待っていたアントワープ ☆ ベルギー24
アントワープの観光は川沿いの公園でバスを下車、
その後はもっぱら徒歩観光となりましたが
街の中に入って行って、
最初にご紹介するのはアパート。
公共のアパートだということですが、
雰囲気もありなんだか立派ですね~。
こちらはそのアパートの向かい側にあった肉屋さんのギルドハウス。
1503年後期のゴシック建築で
19世紀中ごろまで肉の取引が行われていたそうです。
現在は博物館として当時の家具調度品の他
チェンバロなどの楽器類が多数展示されているそうです。
(こちらは外部から見学しただけでした)
少し歩いてこちらは、
1561~1565年にかけて建てられた
マルクト広場にあるルネッサンス建築の市庁舎。
堂々とした立派な市庁舎を見あげるとき、
当時暮らした市民の日常がどんなだったのだろうと
あれこれ思いをめぐらせます。
ブリュッセルのグランパレス広場でも見ましたが
ベルギーの各都市で見た、ギルドの建物群・・・
写真は、
アントワープのマルクト広場を囲むギルドハウス・・・
いろんな職業の人たちがにぎやかに集う広場は
幾世紀にも渡ってこの国の活力の源だったことが伺われます。
また、少し歩いて
こちらはグルン広場と、
グルン広場から見たノートルダム寺院。
中央にはルーベンスの像が立っています。
都市の中核にはギルドハウスと寺院が建てられ
沢山の人々が広場に集ったのでしょうね。
広場には現代も市がつきもの。
ここ、グルン広場には切花のお店も出店していました。
この国の人々もオランダ人同様お花を愛する国民のようです。
これは鉢物のワゴンですね。
沢山の花苗を色々目にすると、旅先ということも忘れ
ついつい欲しくなったりします(笑)
なぜかこんなのもありました。
ガーデニング用のカエル君なのでしょうか?
ケロケロという鳴き声こそありませんが
「連れて帰ってくれ~」と
上目遣いの大きな瞳が訴えておりました(笑)
ルーベンスとアントワープ ☆ ベルギー25
アントワープといえばルーベンス・・・
グルン広場にある巨匠ルーベンスのブロンズ像です。
17世紀を代表するフランドル絵画の巨人、
有り余る才能を最大限に発揮し、画家としてまた外交官としても活躍し
ルーベンスなくしてアントワープは語れないと
フランダースの犬の著者でイギリス人の女流作家ヴィーダは言っています。
ルーベンスの代表作の一つでアントワープのノートルダム大聖堂にある
「キリスト昇架」(1611~14年)
大聖堂に飾られた三連祭壇画。
キリストの十字架が立てられるところが劇的に描いてあります。
こちらは今も残るルーベンスのアトリエの庭への門。
アントワープはルーベンスを偲ぶものが沢山残る町です。
とくにこのアトリエは沢山の観光客でいつも賑わっているようです。
現在は博物館となっているアトリエでは、
17世紀にルーベンスの指揮のもと雇われた沢山の画家が
ヨーロッパ各地から注文された絵を制作していました。
(外交官としても活躍し、
各国の王族と和平交渉も行い、各方面から信頼が厚かったことが伺えます)
特徴はダイナミックな構図と華麗な色彩。
宮廷画家としても成功したルーベンスの
工房と呼ぶにふさわしいアトリエでは
生涯で1500点もの絵画を制作したといいます。
そして、ご覧のような街中に、
建物に取り囲まれたルーベンス工房の庭は
手入れされ秋の日に輝く緑で覆われていました。
川沿いでバスを降りてから
アントワープ観光はず~っと徒歩だったのですが、
さすがに旅の最終日、私もチョットくたびれモード。
それでも写真にあるような、花と緑にホッ☆
石畳や石造りの荘厳な建築の町には
花や緑がくつろぎを与えてくれます。
ハードとソフト「石と花」って自然物ならではの最高の取り合わせですね~。
「フランダースの犬」のネロ少年があこがれ続けたもの ☆ ベルギー 26
今年も残りわずかとなりましたが、
9月に行ったベルギー旅行の続き・・・です。
上の写真は最終訪問地ベルギーで一番大きな
ゴシック様式の教会、ノートルダム大寺院。
塔の高さは123メートルもあり、
かつては船がアントワープに入港するときのいい目印だったといいます。
そしてなんと、1352年から170年の歳月をかけて建設されたものです。
手前に立つ銅像はゴシック絵画の巨匠ルーベンスです。
そしてこの教会にもルーベンス絵画が飾られています。
こちらが祭壇、とても14世紀からの建築とは思えませんね。
とても綺麗に美しく保たれています。
そしてこの絵が中央祭壇のルーベンスの「聖母被昇天」
銀の蜀台も美しいですね~☆
同じくルーベンスの描いた「キリスト昇架」(1610~11年)
十字架にかけられようとしている場面です。
同じく、大聖堂に飾られた三連祭壇画「キリスト降架」(1611~14年)
キリストが十字架からおろされる様子が劇的に描かれています。
赤い衣服の男性が聖ヨハネ、左側の青い服の女性が聖母マリア、
足元の女性はマグダラのマリアだといわれています。
そしてこれらの絵が「フランダースの犬」のネロ少年があこがれ続けたものです。
念願かなって見ることが出来たシーンはドラマチックでしたよね。
そののち、少年は愛犬に看取られるのですが・・・
ストーリーのラストシーンに登場する絵はいったいどんな絵?と
テレビアニメ以来、気になっていた絵がまさにこれだったのですね。
教会にはパリのノートルダム寺院同様、
プリズムのような輝きを放つ
ステンドグラスが使われています。
キラキラとした屋外の日差しに
ステンドの絵が浮かび上がって見えました。
このように、寺院の四方がステンドガラスで彩られ
採光の役目も果たしていたのですね。
パリのノートルダム寺院はかなり暗いのですが
(そのためもあって、スリが絶えないのかも・・・)
こちらは明るく、ネロの悲しい物語とはミスマッチ?と思うほど
明るい感じがします。
どちらのノートルダム大聖堂も、深い信仰に支えられ、
何世紀にも渡って、信者(もしくは観光客)が
世界からひきも切らず訪れているのでしょう。
ベルギー::アントワープを後にして ☆ ベルギー 27
写真はアントワープの町並み・・・
ランチをしたレストランが入っている建物もこの中の一つ。
窓辺のバスケットが優しい感じです。
昨日ご紹介した、ノートルダム大聖堂を少し離れてみると、
こんな感じです。
町のどこからも大聖堂の塔が見え
何世紀にもわたって、
人々のよりどころとして天に向かって建っているのですね。
いつも思うことながら、町に電柱や電線、
はたまた電話線などのケーブルがないので
シックで美しい町並みになっています・・・
最終訪問地アントワープを後に、
いよいよオランダスキポール空港に向かう途中、
こちらはトイレストップのドライブインの店内。
恰幅のいいおじ様が、なにやら品定めしてお求めのご様子(^.^)
そしてドライブインの店内にも花束が売られています。
残念ながら買っている人を見かけたことはないのですが、
さすがヨーロッパ、花束は暮らしのエッセンスとして
日常的に求められているようです。
スプレーマムが並んでいますね。
なんか、ホッとします(^.^)
そしてこちらも紫陽花が!
遠く異国で、菊や紫陽花をみると
嬉しくなるのは何故でしょう?
懐かしい気持ちになりますね・・・・・
THANK YOU オランダとベルギーのお陽さま! オランダ 22
9月のオランダベルギー旅行も終わりに近づき、いよいよ帰路、
ベルギーからオランダ・スキポール空港に向かってバスはひた走ります。
車窓からの眺め、その1
オランダの風車は、のどかな牧草地帯に草を食む牛さんたちにマッチして
モ~、まさに絵のような眺めです(^.^)
車窓からの眺め、その2
オランダの風車は、海抜より低い国土を
ひたすら水没から守るため、
長い年月、くるくる回っていたのだと、今回の旅で初めて知りました。
車窓からの眺め、その3
そして、時にはこんな風車も・・・
近代的な形ですね~
イマドキの風力発電の風車もあります。
車窓からの眺め、その4
どこまでも平らな国土を、
人々は自転車で走るのがお気に入り。
みどりの風を受けて、気持ちよさそうですね~。
(この国では成人病が少ないかも。
自動車の普及率と平行して糖尿病が増えてくるといいますから)
車窓からの眺め、その5
そして初秋の晴天の恵みを全身で受けようと?
ボートに乗って舟遊びする人々・・・
へさきの方に寝転んでいる子供がお分かりいただけるかしら?
家族かご近所さんで、さあ、ボートにのって日光浴☆って感じかしら。
ともあれ、今回の旅ほど、晴天に恵まれることは
これまでも、今後もないような気がします。
THANK YOU オランダとベルギーのお陽さま!
ありがとう オランダとベルギーの日々・・・オランダ 23 最終回
いよいよ7泊9日のベルギー・オランダの旅も
帰路のフライトに向け、オランダスキポール空港に着きました。
写真は、スーパー顔負けの空港内・食品専門のお土産やさん。
チーズ売場です。
今眺めても、生つばゴックン。
この沢山の中から、狙いを定めて美味しそうなのをチョイス。
帰ってから、オランダを思い出しながらいただくのが又ウレシイのです。
こちらは寿司バー。
カウンターがタチで食べる感じに見えますが、
そこまでは進んでいません。
お寿司も回っていません @_@;
こんな風にパッケージされているのです。
どうですか!立派な日本のお寿司でしょう?(笑)
お店の人も日本人の若い方たちで、
留学生さんのアルバイトかな~?
それとも、おすし屋さんで働くために渡欧しているのかな?
そして、空港内に花屋さん。
日本は、検疫で生花を持ち込むのは難しいですけれど、
他の国はOKなことも多く、ギフトに買われる方用に
売っているのだそうです。
こちらは球根。
さすがオランダ、ずら~り球根の袋が・・・
今回は持ちきれないということもあって、何も買いませんでした。
これも、日本に持ち込むときは検疫が必要なのかな?ほんとうは・・・
でも検疫済みのものも売っているとか聞きましたが、
その辺の詳しい事情は分からないままです。
なんと9日ぶりになる日本へのフライト。
大きな翼は、
どこまでも平らな大地を飛び立ち、夕日の中、東へ飛行中。
往路は、はるか西欧に夢とロマンを求めて
帰路は、乗客の数だけ 思い出を乗せて・・・
ありがとう、オランダベルギーの青い空、
そして豊かな美の宝庫、
ゴッホにフェルメールなど、
数々の名画に出会えた感動をありがとう。
いつの日か又、北海にそそぐ運河の流れと
緑溢れる大地にふたたび抱かれる日を夢見て・・・さようなら。
*****・・・******・・・*****・・・******
たった9日間の旅を長きにわたり
お付き合いいただき、ありがとうございました。
お天気に恵まれ、
大好きなゴッホと憧れだったフェルメールに出会えた感動を
少しでもお伝えできたならうれしいのですが・・・
今年も残すところあと僅か、
わたしの教室ではお正月花のレッスンが始まっています。
また、今日から孫が遊びに来ますので
皆様のところになかなか伺えないかもしれません。
ごめんなさいね m(_ _"m)ペコリ
お寒さ厳しい折お風邪など召しませんように・・・
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