杏子のKIMAGURE缶

その12


今日やっと退院が決まった。赤ん坊の黄疸の検査もパスして、OKとなった。私の診察もぶじOKがでた。
 昼食ととってから2時に退院することにした。ラウンジで食べようかどうしようか迷っていたが、最後だし・・・と思っていったら、自分をいれて3人しかいなかった。退院する人と今日、お祝い膳があってそっちへいってる人があって、そのせいらしい。メニューはきつねうどんにおにぎり、酢の物、抹茶ゼリーと質素だった。そのせいで、退院の人で食べていかない人が多かったのだ。
 結局、食後2時ちょっと前に部屋をでた。会計は29万ちょっと・・・で、一人目の時より安くあがったのでよかった。私はすっかり忘れていたのだが、ダンナの記憶によるともっとかかってたらしい。帝王切開は保険がきくんで、そのせいもあったろうけど、普通分娩でも30万そこそこというから良心的?
 退院の時には、車にベビーキャリーをつけて帰るという決まりになっているので、レンタルすることにした。6ヶ月くらい借りればいいかな?
 外へでたら、風がつめたくて寒いのにびっくりした。10日も病院のなかにいたので、外の風にあたるのは久しぶりで。なんかヘンな感じだ。
 帰りがけにさっそく出生届をだしにいった。届出用紙に、光市長殿と印刷してあったのでそっちへ出したら、自分とこの町の役場に持っていってくれればよかったのに、とか文句いわれたらしい。(ダンナが)
 手続きがそのほうが早くすむとかで・・・ どこへ出したってべつにいいと思うんだけどなあ。
 それはともかく。名前が決まって、届けも無事だして安心した。名前は結局、ダンナいちおしの名前になった。画数は最悪だったけど、それは無視することにした。長男の名前ともあってるし、まぁいいかって感じ(^^)
 さてふつうはそのまま帰るところだけれど・・・ シャバ(笑)に出てきて、まずは・・・という具合に本屋へ行ってしまった。当分、いけないだろうと思うと、めぼしい新刊を思うさま買ってしまった。思えば、入院するまえも本屋寄ってたんだよねえ。つくづく懲りない私である(^^ゞ
 家に帰ったら、上の息子が待ちかまえていて、おかえり!と元気よく言ってくれた。幼稚園でも先生に、もうすぐおかあさんがかえってくるんだよ、と言っていたそうだ。いまは赤ちゃんの横で、スースー寝息をたてている息子だ。平和な光景だな。
 それにしても、沐浴のときにはちょっとあせった。4年ぶりにやったわけだけど、すっかり忘れてる! だいじょうぶだろうとタカをくくって(?)病院でもとくにやってみなかったのだけど。
 片手で赤ん坊をささえるのは思っていたよりも大変だ。お湯に落としそうで、コワイ。赤ん坊もそれがわかるのか、不安そうに泣いてたし。1ヵ月すぎたら、ふつうのお風呂にしようかな。それとも首がすわってから?
 とりあえず、自分がシャワーのみで湯船につかれないうちは沐浴するしかない。
 おまけに洗面台が新しくなっていたんで、まごついた。お湯だすのだけでもあせると反対にまわしそうだった。慣れるまでかかるかな? それともすぐコツを思い出すかしらん・・・
 あわただしい一日だったけど、ぶじ家に帰ってこれてよかった。帰ってもしばらくは家事もおまかせして(?)、ゆっくりやろうと思う。今週の日曜日には、実家の母が赤ん坊の顔を見に、はるばる山梨からやってくる予定になっている。
 その日は、上の息子の七五三もあっていそがしい。(結局、やることにしたのだ) いくのは、近所の神社だけど。着物をレンタルできたら、着せてやりたい。袴すがた、似合うかな?
 そしてそして。これが終わったら、来月にはお宮参り。どーなることやら?
 これから当分の間は、赤ん坊の世話でてんてこ舞いの私だが、すくすくと育っていってくれることを祈ろう。
 ・・・・というところで、この入院日記を終わる。

  読書  「暗黒童話」(乙一)集英社
  購入本 「三千世界の鴉を殺し」5巻(津守時生)新書館ウィングス文庫 「ドリームバスター」(宮部みゆき)徳間書店
       「竜王戴冠」7巻(ロバート・ジョーダン)早川文庫FT 「ジャッキー、巨人を退治する!」「月のしずくと、ジャッキーと」

       「リトル・カントリー」上下巻(チャールズ・デ・リント)創元推理文庫





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