気まぐれの風

気まぐれの風

香港




高校時代の友人と女4人旅。

仲の良い友人は全部で6人。
そのうちの1人が香港へ行って楽しかったと聞いての旅行。
話を聞くと年中暖かくて物価も安く、化粧品なども充実していて面白い国のようだ。


今思えば3泊4日で11万ちょっとの旅費は高かったなぁ。
それも食事は付いてなかったし...。

11月の3連休に1日お休みすれば会社に内緒で行ける。
友達の結婚式が遠くであって...、と嘘の理由で旅行に行った。

行った友達に聞くと香港は11月でも暖かく半そでで充分だと言うので行きはポロシャツにトレーナー、着替えは半そでを持って出かけた。

香港に着くと天気は曇り。
肌寒く半そでにはなれない。

「まぁ、2日ぐらい同じ服でもいいか」

香港は偽ブランドの宝庫。
さっそくショッピングに出かけた。

街を歩いていると怪しげな人が近づいてきた。
「時計、バック安いよ」

ちょっと怖かったけど好奇心で私達はすぐさま飛びついた。
細い裏道を通り怪しげな家に案内された。
ちょっと後悔…(;_;)
そこにはちょっと怖そうなおじさんがいた。

「うっ、何か買わなきゃ帰れない」
と思った。

仕方なくみんなで時計とバックを買うことにした。
今考えれば誰か一人犠牲になれば良かったことだったのに。。。
でも、誰もが欲しかったのかも?!

確かに時計は本物の十分の一の値段、バックは少し高くて五分の一の値段だったがやっぱりどこか後ろめたい気持ちがあってその値段分も使うことができなかった。
高い買い物だったのかも…と思う。

ツアーに付いていた観光にタイガーバーム宮殿(こんな名前だったっけ?)があった。
宮殿の中を歩いているとTVに出ている料理人の結城貢がいた。
一緒に写真を撮ってもらった。


次の日も寒く、また同じ服装。。。

女人街とか行きたかったけどメンバーの意見が合わず、断念。
香港はどこを歩いていても香辛料と料理の匂いがしてお腹を刺激した。

んー、香港。。。フランス料理も食べたけど、なんかパッとしない旅行だったなぁ。。。

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