『居ない…』









       君は俺にしつこいくらい言い寄ってきたね…。














        ハッキリ言って、最初は凄くウザかった。














         君を家まで送らないと君は怒ったよね。















           俺が自転車なんだからといって…















 一回君を送ったときからずっと君は俺の帰りを待って一緒に帰ったね。















        だから、俺は仕方なくいつも送った。















 いつもいつも、君は俺の側に居た。そして、いつも俺は振り回された。















          俺の方が一つ年上なのに…。















        でも、君は突然俺の前からいなくなった。















            なんの前触れもなく。















       俺はとてもその事が不思議で仕方なかった。















    君を送っていった道を知らないうちに通っていた。















         そして、君の家の前まで行った。















         でも、そこには人の居る気配がなかった。















      そのとき君は本当に居なくなったという事認識した。















        君と通った道を自転車で走っていると













       自転車はとても軽くて、自分の心も軽かった。















       それと同時に俺はなぜだか涙があふれ出た。














  君がこんなに大切だと言うことをもっと早く知っておけばよかった。















    今俺の頬に伝う涙は悲しい涙ではなく悔しい涙だった。















    最後に君の名前を言ったて俺は泣きながら帰っていった。















         君との思い出すべてを流しながら。














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