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Street Life/GLAY


Beautiful Dreamerは現在~未来 Street Lifeは過去~現在を歌った曲なのです。更に、GLAYのTAKUROが書いてる歌詞は昔の彼女を想って書いているんだとか。よりリアル感がでて心にしみるわけですね~。

「思い出一つも残さずに 明日出て行こう
絆は愛を求めて 泣き声を上げるけど」

別れが惜しいってことなんでしょうか?“絆は愛を求めて 泣き声を上げる”何て痛々しい表現なんでしょう。ここがGLAYの、TAKUROの凄いところだと思うのですよ。胸がキューッとなるような表現で直接心に責めてくる。この気持ちが感動を覚えるというものなのでしょう。

「泣いた 笑った 確かに愛した あなたに出逢えてよかったと
今更になって言うなんて どうかしてるだろう」

いつも大切な物は失ってから気付くものなんですよね。わたくし個人としては“泣いた 笑った 確かに愛した”と感情を淡々と使う表現が好きです。その一つ一つの感情を表す単語の中にどれだけの思い出が、どれだけの想いが詰まっているだろう?これを聴いた人は“あなた”を思い浮かべその人と過ごした思い出を振り返っていることでしょう。このフレーズにわたくしも涙がちょちょ切れました。

「恋をわずらい 誰かを愛し 寄り添い 
やがて永久の別れの日が来るまでに
どれほどに 幸せに出来るだろう」

付き合う当初はこんな事考えたりしませんよね?このフレーズからもうすんでしまった過去を振り返っていることが分かります。このフレーズはわたくしも思ったことがあります。一人の女性に向けて言うのならば“幸せに出来ただろう”となるのではないでしょうか。この言葉はTAKUROが“僕らは愛した誰かをどれだけ幸せにできる力があるんだろうね?”と語りかけているように感じます。

「人を傷つけて 過去を背に背負い
償いきれぬ罪を 僕はかみしめ 生きて行くんだ」

最近の人ではこんな人減ってしまいましたよね。人を傷つけないで生きて行く事は不可能に近い。必ず誰かを傷つけてしまう。それが大切な人であればあるほど、きっと心の傷は深いのだろう。それを罪として受け止め、胸に刻んで生きていく。そんな優しい、そして強い人間になりたいものです。

「ねえ 僕たちは きっとどこかで 少しだけ何か間違ったかな
今はまだわからない 誰にもわからないよね」

この言葉にどれだけの人が救われたでしょう?恋愛相談でも“まだわかんないじゃん”っていうのも使ったりするでしょう。しかし、そんな規模の小さい物じゃない。これが言っているのは人生そのもの。“何か”と言っている。何かわからない。本当は少し感づいているかもしれない。でもそれが間違っているなんて今はまだわからないじゃないか。誰にだって責める権利はない。誰にもわからないんだから。上に書いた“罪を噛み締め生きて行く”と言いながら“その罪もまだ罪なのかわからないよ”と言っているようで矛盾しているような気もする。これも人生では避けて通れない“迷い”を表しているのかもしれない。間違っていると言い、それはまだわからないと慰め、それは結果的に迷いだと解く。ここに綴られているのは人生そのものなのだとつくづく思いました☆



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