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こんにちは!錦水館の上甲です。今日は、私たちの誇る宮島の歴史について、ユーモアを交えてお話しします。皆さんも一度は耳にしたことがあるかもしれませんが、宮島はただの美しい観光地ではなく、その背後には深い歴史と多くのドラマが詰まっているんです。この記事を読んだら、きっと「へぇ~!」って思うこと間違いなし。では、さっそく始めましょう!
まず、宮島といえば弥山(みせん)ですよね。この弥山、ただの山じゃありません。昔から、この山には霊気が漂っていると言われ、人々が神様を感じていたんです。想像してみてください。原始の森が広がり、昼間でも暗い。そんな中で「ここには何か特別な力がある…」と感じた古代の人々の気持ち。なんだか神秘的ですよね。
宮島が特別な場所として崇拝され始めたのは、太古の時代から。自然崇拝という言葉、ちょっと難しいかもしれませんが、要するに「自然そのものが神様だ!」ってことです。山や海、木々や石まで、すべてが神様の一部なんだと信じられていたんですね。
宮島と言えば、やっぱり 嚴島神社!この神社ができたのは、推古元年(593年)。佐伯鞍職(さえきくらもと)さんという偉い方が、「ここに神社を建てるべきだ!」と思い立って、今の場所に神社を作りました。推古元年ってどれくらい昔かというと、飛鳥時代です。奈良時代よりも前ですよ!そんな昔に、この美しい神社ができたんです。
その後、大同元年(806年)には、あの有名なお坊さん、**空海(弘法大師)**が宮島に訪れます。空海さん、唐(中国)から帰る途中で「この島、なんかすごいパワーを感じる!」とピンときて、弥山に御堂を建てちゃったんです。そして、ここで百日間の修行をしたそうです。そのときの修行で使われた火が、今でも「消えずの火」として燃え続けているんですから、なんともロマンがありますね。
さて、ここからが本格的に宮島の歴史が動くところ!平安時代後期、あの平清盛(たいらのきよもり)が登場します。清盛さんは、ある日夢を見ました。その夢の中で老僧から「嚴島神社を立派に造営すれば、お前の出世は間違いない!」と言われます。夢ってすごい力がありますね。清盛さんもその夢を信じ、嚴島神社を今の寝殿造りを模した豪華な神社に作り替えます。
さらに、清盛さんは当時の京都の文化を宮島にどーんと持ってきました。舞楽や写経、そしてなんと、国宝級の美術品まで奉納しちゃうんです!宮島はこの時代、まさに文化の中心地だったんですね。
戦国時代には、宮島が大きな戦いの舞台にもなります。それが有名な 厳島合戦(いつくしまかっせん)です。毛利元就(もうりもとなり)という武将が、宿敵の陶晴賢(すえはるかた)を倒すため、ここで奇襲作戦を決行しました。この作戦、まさに「日本三奇襲戦」と呼ばれるほどの大成功!
元就は暴風と暗闇を利用して、敵が思いもしない方法で奇襲をかけ、見事に勝利。陶軍は混乱して敗走し、陶晴賢は自ら命を絶つという結果に終わります。この戦いで元就は中国地方の支配者としての地位を確立し、毛利氏の勢力はますます強大になりました。
時は流れ、江戸時代になると宮島はさらに発展します。藩主となった福島正則や浅野氏が商業や廻船業を保護し、宮島は交易の中継地として重要な役割を果たしました。宮島で行われた歌舞伎や大相撲、そして富くじ(くじ引きのようなもの)は、まさに当時のエンターテイメント!人々が集い、宮島は文化と商業の中心地として賑わいました。
宮島名物といえば杓子(しゃもじ)ですよね。この杓子の発明者は、僧の誓真(せいしん)さん。彼は米屋を営んでいましたが、ある日突然、「よし、仏門に入るぞ!」と決心し、宮島の光明院で修行を始めました。そこで彼は「島に特産品がない…これじゃあダメだ!」と一念発起し、なんと弁財天の琵琶(びわ)をヒントに杓子を考案しました。今では宮島の名物となった杓子も、こんなドラマティックな誕生秘話があるんですね。
明治に入ると、神仏分離令が出され、宮島の寺院は大きな影響を受けましたが、それでも嚴島神社や千畳閣、五重塔などの歴史的建造物は守られ続けました。明治8年(1876年)には大鳥居が再建され、その材料は宮崎県や香川県から調達されたんです。この再建によって、今でも多くの観光客が訪れる美しい大鳥居が誕生しました。
また、初代総理大臣の 伊藤博文も宮島をたびたび訪れました。彼は弥山の三鬼大権現を深く信仰し、自ら登山道を整備したほど。ちょっとした山男だったんですね!
そして、平成8年(1996年)、嚴島神社はユネスコの世界文化遺産に登録されました!これは本当にすごいことで、世界中の人々が宮島の美しさと歴史を称賛しています。もちろん、自然災害や戦争で何度も修復や再建が行われましたが、それでも今の姿を保っているのは、多くの人々の努力と信仰の賜物です。
いかがでしたか?宮島の歴史は、神秘的な伝説や偉大な人物たちのドラマで満ちています。そして、その歴史が今もなお続いていることに感謝しながら、私たちはこの美しい島を守り続けています。ぜひ、次に宮島を訪れるときには、ただ観光するだけでなく、この島の歴史やストーリーにも思いを馳せてみてくださいね。
では、次回またお会いしましょう!
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