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亀萬年

亀萬年.JPG
三和酒造の亀萬年です。
三和酒造って調べましたが、ここまでしか調べられませんでした。
「当社は酒類の製造並びに販売を目的に昭和28年5月に設立されました。平成16年5月にさつま無双株式会社と事業提携で合意し酒類製造場をさつま無双の所在地に移転新築し16年11月からはこの地で本格焼酎の製造を開始しております。 」
鹿児島市にある蔵です。

さつま無双ではなく、三和酒造としての出品に、弱小蔵?の意地を感じますね。
だから、芋にもこだわっています。
裏ラベルの能書きです。


栗黄金は良質なデンプン質を含み、上品で強い甘みが特徴の芋です。栽培農家が非常に少ないうえ、仕込み効率が低く、技術的にも難しいので、これまでは敬遠されてきました。
その希少な丹精こめて醸した「亀萬年」の豊かな風味をお楽しみください。


教科書には載っていない銘柄です。
原料の栗黄金というのも、珍しいと思います。

お湯で割って飲みました。
第一印象は、ボディがしっかりしていて、深いなぁっていう感じです。
確かに、芋の名に栗がつくだけあって、栗焼酎「ダバダ火振り」にも似た感じがします。
麹は、白黒がわかりません。
黒のエグさもないわりに、白のふくよかさもそれほど感じない‥。
が、何となく太い味わいが、黒麹のような気がします(未確認)。

ロックで飲みました。
口に含むと、かすかにピリピリ感がきますが、そのあとはジワァと、ふくよかな味わいがあり、そして、その後に、ズドンと渋味がきます。
栗の渋皮のような感じ(ってどんな感じだ?)です。

あまり有名ではないですが、レギュラー酒のレベルにはあると思います。

個人的には、お湯割りに向いていると思います。

ラベルが金色で、写真写りが悪いですね。


【製造元:三和酒造株式会社M(このMって何なんでしょう?何かの暗号でしょうか?)】
【原料:栗黄金(南薩摩産)】
【麹:国産米(使っている米よりも、黒か白かを記載して欲しいです。)】
【割水:七窪自然湧水(割水まで記載してある焼酎はめずらしい)】
【蒸留:木桶蒸留(常圧)‥木桶というところに、蔵のこだわりを感じます。】
【貯蔵:甕壷熟成(貯蔵方法までは、普通は書いていません。)】
【アルコール度数:25度】

やはり、相当に蔵のこだわりがある焼酎ですね。
木桶蒸留と甕壷熟成。
美味しい焼酎を造りたいという思いは伝わってくる味わいです。

評価は、☆☆☆★です。
薄めのお湯割りが風味が出ていいです。

アフィリエイトでも、登録商品がありません。珍しい商品なのでしょうか。


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