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2006年02月17日

節子クロソフスカドローラ・著「グラン・シャレ　夢の刻」

(5)

テーマ：着物が好きな方、興味がある方(4606)

カテゴリ：つれづれの記

高価ながらどうしても欲しくなり文庫化を待たずに購入しました。
亡き画家、バルテュス氏の夫人であり、
スイス最古の木造建築「グラン・シャレ」の女主人である
節子氏の暮らしぶりの魅力が沢山の写真に詰まっている本なのです。

和服を日常着として身にまとい、
インドのサリーや、インドの紬のソファ生地（！）、
インドネシアのバティック生地で着物や帯を仕立てさせ、
庭に咲く薔薇を摘み、自家製の薔薇茶を蓄える暮らしぶり。　

着物雑誌のグラビアのような、寸分の隙もない着こなしではありません。
「ありのまま」をモットーとする方らしく、しんなり馴染んだ襟元。
散り際を惜しんで庭から摘んできた薔薇の
花びらはちりめん地のように柔らかです。

ワタシ自身、決して和服は嫌いではないのですが、
近頃和服とのお付き合いは御宮参りや七五三などの機会に
慌ただしく着付けてもらい、神社から帰宅するやいなや、
そそくさと脱いでたたむ程度。

もっと気軽に、ウールや紬などの普段仕様の着物に
親しんでみたいと感じさせられました。
和服の洗い張り屋などそうそう見かけない現代ですから、

ハイテク繊維の着物もドンドン取り入れてしまおう！とも考えています。

和服に興味のあるかた、庭づくり、手づくりに興味のある方、
書店でみかけたらぜひ手にとってぱらぱらと写真頁を眺めてみてくださいな。

左がご主人であるバルテュス氏の作品です。

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最終更新日 2006年02月17日 22時26分06秒
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■コメント

お久しぶりです

*　まる * さん

この方のエッセイを何かで読んでいたんだけど・・・・なんだったかな？月刊誌だったかな。

着物、袖を通すことに慣れるまでが大変そうですよね。季節の決まりごととか考えて着こなせるような方はすごいなぁとおもいます。 (2006年02月17日 22時32分13秒)

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Re:お久しぶりです(02/17)

きらら綺羅々さん

*　まる *さんようこそ
この本の「出典」によると、家庭画報、和楽、に連載を持っているようです。あとは朝日新聞の月イチリーフレットにも♪

和服で難しそうだと思うのがあれこれの「決まりごと」ですが、この御方の発想の自由さには恐れ入りました。着物や手づくりが愛しく感じられる本です。

でも、まるさんならきっと、薔薇やお庭の花のエピソードに夢中になるかしらん？　
薔薇のつぼみをほぐして乾かして「自家製薔薇湯」なんてきっと素敵な香り！！
(2006年02月17日 22時56分00秒)

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Re:節子クロソフスカドローラ・著「グラン・シャレ　夢の刻」(02/17)

呑気のん兵衛さん

優雅な暮らしぶり・・・。
ため息出ますけど・・・はぁ～。
薔薇かぁ～。
今、首をちょっと回転させて。
「このチビのおもちゃが全部薔薇に変身してくれたら、結構優雅かも。」・・・と（爆）
(2006年02月18日 01時45分03秒)

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Re[1]:節子クロソフスカドローラ・著「グラン・シャレ　夢の刻」(02/17)

きらら綺羅々さん

呑気のん兵衛さんようこそ

そういう魔法、欲しいですよぉワタシも。
付録を組み立てた紙おもちゃがわさわさそこら中にあって、合間合間にはどんぐりがころがってます（＾＾；

薔薇はむりだけれど、たんぽぽでも摘んでこさせようかしらん？　そろそろ春めいてきて、ふきのとうが出て梅やぼけが咲きそうです（＾＾） (2006年02月18日 09時51分06秒)

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きらら綺羅々さん

*　まる * さん

ありがとう！朝日新聞のリーフレットでした！
引っ越す前は朝日新聞で日経を配ってたようで、ついでに朝日のそういう読み物をいただけてたんだけど、今は読めなくなりました。 (2006年02月18日 14時45分44秒)

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