つくつく〜55歳になって、一生分の服を作ってみようかと考えている

2024年11月11日
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テーマ: 街歩き(651)
カテゴリ: 今日のこと




秩父と聞いて、ずっと行きたいと思っていたのが「銘仙館」。
私、昔々の銘仙の生地が大大大好き❤ コレクターなんです。
思えばうん十年前、何かのテレビCMで、竹久夢二風の女性がふっと立っているシーンがあって、その人の着物がとても素敵だなーと思ったのです。
母が、「あれは銘仙」と言ったので、それ以来ずっと「銘仙の着物、実物が見たいなー」と思ってました。実家には、母の着物は山ほどあったけど、銘仙はなかった。母によると、「あれは普段着のカジュアルでしょ、私、高級品しか持ってないし」(その上、どうせ着ないしって高級品をジャキジャキ切ってリフォームしてました…時代の先取りだったんだな)

それからずっと忘れてたんだけど、ご縁あって少し布や糸のアートに関わるようになったある日、海外のお客様が「材料用に、古い着物が欲しい」ということで名古屋の古着屋さんにご一緒した時、見つけたのですよ、緑鮮やかな銘仙。
その時は買いませんでしたが、その後気になって気になって、コレクション開始。
今では家中に銘仙の反物が溢れてます。母と同じで、私は着物を着る人ではなく、再生利用する人。
色々作ってますよ!

さて、今はすっかりアンティーク扱いの銘仙、昔は伊勢崎、桐生、足利、八王子、そして秩父が国内の五大産地だったと言いますが、八王子にはもうありません。(ネクタイ産業だけ残ってるけどね)。
でも秩父では、まだ生産されていると聞いて、工房とか染めの工程を見てみたかったんだ〜!







風情のある休憩室。



展示場では、アンティーク銘仙の試着や、貴重な昔のビデオが見られます。
私、朝一番乗りだったので、ここで1時間くらい見ちゃった。


私の自作、銘仙のリバーシブルバッグ(大)。


後ろ側はオレンジ🧡 可愛いでしょ😍
裏返すと、紫の面と落ち着いた茶色の面が現れます。


そして、アンティーク秩父銘仙のマフラー🧣 これも自作。
玉虫色が特徴です。タイシルクっぽいかもね。












染めの作業中の工房にもお邪魔しました。
お忙しいのに、たくさんお話しして下さって、ありがとうございました。

もう素晴らしすぎて、私も秩父に住んで、ここに毎日通いたいと思うほどの博物館でした。
最近、家の銘仙コレクションはしまいっぱなしになってるけど、また色々作ろうかな。
楽しい刺激をいただきました!


受付にいたブライス、可愛い😍










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Last updated  2024年11月16日 22時55分06秒
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