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mixiで彼が「ちびこと付き合って今日で半年です」と書いていた。コメント書き込むかちょっと悩んだけど書き込んだ。語尾には適宜ハートマーク。「そういやわたしがフラれて引きこもってぼろぼろだった時にわざわざ報告してくれたよね(ハート)あれからもう半年か。ああ胃が痛くなる時間の早さ。 おめでとー(ハート)幸せでいてね。」このコメントを読むであろう彼以外の、高校の友だち向けに自嘲ネタ、ふざけたハートマーク。自然だよね普通だよね、何度も読み返してから書き込んだ。最後の一言だけは、真面目に。幸せでいてねなんて、わたしが言うまでもないことなんだけど。ムスメとオトウサンね。とらドラ見ててえぐられるのはこれだからなんだろうな。でも、とらドラ知るより先にはじめてたぜ?(笑と言いながらもついに原作ラノベにまで手を出してしまったわたし!ラノベなんて真面目に読むのいつぶりだろう。なんともう9巻まで読んでしまったよ。残りはアニメで最終回まで見てからだな。うん。でもわたしは、とらドラのストーリーとは違う未来を、生きたいと思うよ。結局は惚れた腫れただなんてそんなの、やっぱり切ないじゃない。
2009.03.20
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もうわがまま、言わんよ。夜中に電話したり、会いたいって言ったり、寝起きに八つ当たりも、しない。電話もメールもときどきでいいよ。すきだってちゃんと言う、あなたが言ってくれたら、笑ってありがとうって言う、そんな当たり前に必要だったことも、今ならできるよ。でもだめだ、わたしが今さらどんなに変わっても、成長してもそんなの、もうあなたのためにはならない。全部他の誰かの、これからの誰かのためのことになる。頭わーってなったり呼吸できんなったり、手や体をがーってしちゃった時、いちばん最初に彼に頼りたくなる。電話で一言、やっほー元気ー? って一言、それだけで救われるだろうと思う。1日に何度も電話を、メールを我慢する。情けない。そうすることでしか、彼との関係を守れない。声聞きたいなあ。さわりたいなあ。わたしのものじゃなくてもいいから。
2009.03.17
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今見えている星の光は何万年か、あるいは何億年か昔の光なんだって、そんなことは誰でも知っている。それをロマンチックに想うのもすてきだし、なんだか遠い目をして考え込むのも自由だけれど。わたしは少し怖くなる。何億年も前の光がまっすぐこの地球に届く、そんなに強い光が無数にある、あんなに瞬いている。離れていてよかったのだ。お互いが届くまで何億光年でも。近かったらそんなの、まぶしくて見えない。光しか見えない。
2009.03.12
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小説なんかでよく、太陽と月の比喩が出てくる。彼の太陽、わたしは所詮彼の光に照らされて光るだけの月、みたいな感じで。わたしは、なんだかなあ、と思う。太陽がぴかぴか光ってたって、誰が見てるっていうんだろう。照らされた川や花や人を、わたしたちは見てるんじゃないか。満月の夜、どうしたって目がいくその月を、ずるいなあと思う。今日のこの夜世界で何人の人が、ああ満月だと思っただろう。そのうちの何人が、終わってしまった今日という日にを照らしていた太陽を、ああ太陽だと言って見上げただろう。けっきょくないものねだりか、わたしも彼も。
2009.03.12
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わたしは頭の中でいろいろぐるぐる長い間考え続けるのが得意だ。 上手くはない、むしろ下手だけれど、考え続けるという行為に関しては、人よりずっと長く行うことができる。 だから問題は、プットアウトすることで、人に上手に話せないことなんだと思う。 大学で哲学を専攻してるけど、これも、思考を言語化できないわたしには苦手分野なのかもしれない。楽しいんだけど、先がない。 小説や詩を書いているのは、そういう意味で唯一、わたしにとって唯一。 でもそれだけじゃだめなんだと思う。本気で書き続けていきたいのなら、自分を相対化するだけじゃなくて、他者の存在を作品に取り入れて、可能性の幅を広げなければならない。 いい小説が書きたい。だけど現実のわたしはとても臆病だ。
2009.02.20
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物置になっているわたしの部屋で本を探していて あなたからの年賀状を見つけた 高校を卒業した年のものだった 「なるべく近くに行けるように勉強頑張るから。 全然、落ち着かない関係だけど、俺は一緒にいられて幸せです。 今年もよろしく!」 今から京都に帰る 地元を後にする バスで5時間もかかる わたしはずっとあなたのことを考える
2009.02.18
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1日のどれだけの時間、その人のことを考えたら、恋をしてる、と言うことができるだろう。地元にいる間頭の中で流れる曲はずっとaikoの「気付かれないように」聞こえないふりなんてできないくらい大きな音で町中に流れてる
2009.02.18
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見ていると言ってくれてありがとうわたしはそれだけでがんばれます誰もみてなくたってがんばってこれたけどこれからもっともっとあなたにたくさんの言葉を届けられるように
2009.01.30
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わたしを頼って泣きながら電話をくれた夜もあったのだと、思い出しました。その時わたしは、ちゃんと支えられいたのでしょうか。わたしがたくさん救われたように、ひとつだけでも何か。何もしてあげられなかったとぼんやり過ごしていたわたしに、言葉を尽くして大丈夫だよと伝えてくれたのはまた別の人で、わたしは、その人にも恩返しできないまま離れてしまった。こんなんばっかりだ。返せないものばかり貰って、素直にありがとうも言えなくてmixiにばかみたいに明るい日記を書いたメールも電話もしたいできない元気だよ、ってこんな方法でだっていいから、伝えたいだって今、心配されてないわけがないんだ
2009.01.18
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話したかったことの半分も話せなかったような気がするのに、それで十分のような気もしてる。 伝わったと思ってることの半分しか伝えられてないだろうし、伝えられなかったと思っているいくつかのことは、もしかしたら伝わってるのかもしれない。 言葉少なに車を運転するあなたが、一生懸命、考えてくれているのが分かったから、それだけで涙が出た。 だから、泣いたのは悲しいからじゃなくて、って言った。半分くらい、嘘だけど。 嬉しかったのと、やっぱり、さみしかったのと。 頬に手を触れて、頭をなでて、あなたが少し、わたしを抱きしめようか迷っているのに気付いた。 だけど、抱きしめなかったでしょ。考えたんでしょ、彼女のことと、多分、わたしのこれからのこと。 自分が抱きしめたらわたしがどこにもいけないって、分かって、我慢してくれたんでしょ。 頭をなでてくれるその手、決して抱きしめてはくれない腕の優しい距離、あなたが、形は変わったってわたしのことすきで、大切にしてくれてること、わかったよ。 だから、ほんとうに、頑張ろうって思ったんだよ。 頑張るから、みてて。 わたし離れてても、がんばれるから、心配ばっかりしてないで、笑って。 あなたが今幸せで、ほんとうによかったって、心から思ってること、知っていて。 がんばるから、がんばるから、 へこたれたら、また、海に連れてきて。
2009.01.12
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地元の友だちとみんなで遊んだ帰り、車で彼に送ってもらった。 わがままを言って、少し遠くの海にまわった。 まだ夜明け前で、海はまっくろで、風がすごくさむくて、向こうの島のあかりと、自販機のあかりしか、なかった。世界はまだまっくらな朝だった。 彼は、また甘やかしちゃったよ、と本当に困ったように言った。 ごめん、と思った。 車の中で、みんなで仮眠していた時に、少し手をにぎった。だいぶ長い間そうしていた後で、彼が決意したように、わたしの手をわたしにぐっと押し返して、放した。 悲しかったけど、よくできました、って思った。 わたしにはできないから、彼のその行動で、友だち、が守れているから。 たくさん話をした。言いたいことが言えた。 言われもした。 泣きそうだと言うと、泣いたほうがいいと言われた。 見てないとこで泣いても仕方ないって。 心配だとも、言われた。まともな人と落ち着いて付き合えよって。 ほんと、そうだよなあ。 隙を見せるなとも言われた。 お父さんかよ(笑 ああ、ほんといい人だな。 離れたく、なかったな。
2009.01.09
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3年半付き合っていた人と、10ヵ月ぶりに会った。別れてから1度も会わなかった。メールでさえ普通に話すのに精一杯で、電話でなんて、泣いてしまったから、会ったらほろほろと引きづられて元に戻ってしまうと思った。それが怖くて、ずっと会えずにいた。成人式で地元に帰って来ていて、久しぶりに会おうよと言ったのはわたしの方だった。近くの居酒屋でお酒を飲んで話しをした。2人で居酒屋に来るのははじめてだねと言うと、京都で行っただろ、と怒られた。そうだったかなあ、と思い出そうとしたけど、やっぱり思い出せなかった。それが悲しかった。いったいどんな顔をしてどんな話をしようか、最初になんて声をかけようか、散々考えていたのに、会ったら、不思議な話だけど、自然になれるのでした。自然にしよう自然にしようって心のどこかは必死なんだけど、そこで思考して行動してるんじゃなくて、3年かけて培ったものって、やっぱり体に染み込んでいて。歩くペースや自転車をこぐスピード、目を見て黙っていても、話しをしていても、全然気詰まりじゃなくて。ああ、この距離だ、この空気だ、この人だ。この10ヵ月の間、わたしに足りなかったものだ。今この記録を書いているわたしは、泣いている。この涙は、さみしいけどでも、きもちがいい涙だ。あったかいなあ、戻れないなあ、戻りたいなあ、ああ、かなしいなあ、さみしいなあ、でも、思い出すあの頃。あったかくて、あったかくて、ああ、ああ、幸せだったなあ。幸せだなあ。さみしいけれど、楽しかった日々を思い出す、あったかくなる、ほほえんでしまう。泣きながら、ほほえんでいる。変な絵。鼻水も出る。きたねえ。かっこわるい。ああ、笑える。手にすこしふれた。ちょっとだけつめたい手。上着を脱いだとき、あなたのにおいがした。なつかしくて、それだけで泣きたくなった。肩幅や腕の長さを、わたしはまだ体で思い出すことができる。その首筋に最後にキスをしたのはいつだろう。その腕に、抱きしめられたいな、と思った。とても強く思った。だけどわたしたちは友だちだった。これからもずっと友だちでいたいと思った。だから絶対に「普通に」話して、たのしく、笑って、帰ろうって、決めた。テーブルの上に置かれた彼のケータイには、新しい彼女とお揃いのストラップとお守りがついていた。彼がかぶっていたぼうしは、彼女にもらったものだった。わたしと会うのにわざわざかぶって来なくても、と思ったけど、そこであえてそのぼうしをかぶって来るのが、今の彼女に対する彼の誠実さなのだと思った。彼女の話を聞くのがほんとうはつらい。やきもちではなくて、幸せそうで、よかった、とは思うんだけど、やっぱりさみしい。帰り、付き合っていた頃みたいに、家の前まで送ってくれた。離れがたかったけど、そんなこと言えるはずもなかった。多分、「すき」って、いつもいつでもあるものじゃなくて。それは、付き合ってるとか付き合ってないとかに関係なく、ふいに会ったときに思い出したように「すき」が出てきたり、離れていて関わってなくて遠くて遠くても、そうだもうう寒くなったけど、彼はコートを着ただろうか、なんて考えて、あ、すきだ、って思ったりする。わたしたちにはみんな距離があって、それで、関わりが途絶えたり生まれたりするけど、それとは別のラインで、すきが続いたり途絶えたりしているんだと思う。わたしが彼や、そのほかの、今まですきになってきた人たちを思い出すとき、いつもじゃなくても、ぽっと、明るくなるように、ああ、まだすきだなあ、って思うのだ。それは未練や後悔とは別のもので、すきっていう気持ちの、あたたかい、明るいところだけ残された、きもちのいい、都合のいいものだ。わたしたちは別れて、それぞれこれからも恋愛をしていくから、あのあたたかい腕に抱かれることはきっともう2度とないだろうけど、こうやって時々、本当にに時々会ったりして、話しをして、ああ幸せそうだ、よかった、とほっとし合える距離を、ようやく見つけたのだ。わたしたちはこれでよかった。本当によかった。あなたが幸せそうでよかった。笑って彼女の話をしてくれてよかった。元気でいて、笑ってて、また会える。わたしたちは友だちだから、ずっと関わっていける。あなたとの関係が、終わってしまわなくて、本当によかった。あなたをすきになって、今もすきなままでいられて、本当によかった。
2009.01.08
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あなたにしてあげられなかったことを、誰かにしてあげるための、恋愛でした。 もうすぐここに、あなたが来ます。 ふたりで、お酒を飲みに行きます。 今日、こうして会えるようになるための、恋愛をふたつしました。 お酒を飲みながら聞いてください。 ちゃんと笑って、話すから。
2009.01.08
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あなたはわたしの頭をなでましたそれはずるいことでした許してほしいのだとあなたは言いましたわたしの頭にあなたの手がふれた瞬間からそんなことはとっくに決まっているのだという風にだからこのキスは約束ですもう泣かないという誓いですにぎりしめた手を離しても同じ歩幅で歩いていくための
2009.01.05
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きのうひいばあちゃんが倒れました今病院の集中治療室に入っていてずっと目を閉じているそうです遠くにあるふる里からの電話でそれを知りましたわたしは ひいばあちゃんとの思い出が そんなにありませんときどき会ったらいつもお小遣いをくれたなあって、そのくらいでだからいまは、ばあちゃんとか、ばあちゃんを心配する母さんの方がずっと心配ですひいばあちゃんはトイレで倒れていたそうです見つけたのはばあちゃんですなんだろういま ひいばあちゃんのことを思い出していたら明日別れ話をするつもりの恋人と 話をしたくなりました電話をしたら すぐに出ましたなんだか普通に世間話をしてしまいましたそれでも、明日話があるから、とそれだけは伝えて電話を切りました電話を切ると、涙が出ましたすきだけじゃどこにも行けない関係というのが、あるのです
2008.12.22
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知ってほしくて書いたそれってもう小説じゃないじゃないなっさけない手紙を書けばよかった遠まわしでかっこわるいあなたそっくりの主人公を書いたって一人称で何が書けるっていうんだ何か書けるなら わかるくらい書けるならこんな風にならなかった手紙を書けばよかったたった一言一言決められなくてもいいから
2008.12.11
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セックスをする夢を見ましたセックスする前にわたしはコンドームを買おうよと言ってあなたとふたり手をつないでコンビニに行きましたあなたはわたしが前に付き合っていた人でしたあなたのセックスは夢の中でも夢のように優しいいっしょにシャワーをあびると少し先に外に出て わたしが出るとバスタオルをがばっと広げて待っていてくれるそんな感じのセックスでしたこんな夢の話をわたしは今付き合っている人にできません明け方までメールを待って眠ってしまったときにみた夢がこれでしたお昼過ぎに目が覚めてメールはまだ返ってきていませんでしただからわたし話せません夢のように優しいセックスの話あなたに愛され抱かれながらわたしは泣いて 恋人を待っていたこと
2008.11.30
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自殺なんて怖くてできないけど 死にたいって言ったのは わりと本気だった わたしの為に泣いてくれた人がふたりいる 言い換えれば 死にたいと泣かせてくれた人がふたりもいるってことだ おまえまだ作家になってないだろ とひとりが怒りながらわたしを殴り もうひとりはただ泣いてわたしの手を握っていた 無責任に 死ぬなと言う人は信用できないけど 死ぬなと泣いてくれたことに救われたのも確かだ わたしと彼らはいま離れてしまったけど 生きる力を 返さなくていいよとただ手渡してくれた彼らに 何も返せなくてもあげられなくても 何かを何かを 見せていかなきゃいけないんだろう 遠くても 見えなくなるほどには 離れないから
2008.11.26
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息をするのはむずかしい顔のまわりにある空気をすすっと鼻の中に集めてぐっとおなかに力を入れて 一気に肺まで落とすのだわたしはあの 空気がすーんと体の中を走る感覚が怖い道を正しく歩くのはむずかしい歩道とか車道とか横断歩道とか点滅信号とか区切られて区切られてきちきちとしていてそれを日々正しく認識しながら目的地まで歩いていくのは並大抵の人間にできることではない目的地すら正しく分からない人たちの方が多いのだからわたしは京都市役所に行くべきなのか右京区役所に行けばいいのかまあとりあえず家を出るかなんて軽い気持ちで街を歩いていくのだ歩くのにいっぱいいっぱいで息をするのも精一杯でむずかしいむずかしいなあと眉をしかめながらだけど白く消える息をみてうれしくなるなんだ ちゃんと呼吸できてるじゃないか街にはもうすぐ雪が降るだろう車道も歩道もまっしろになるだろう
2008.11.26
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あなたがノートに何か書くわたしはえんぴつになるあながノートから何か消すわたしは消しゴムになるそうやってわたしはあなたと一緒にいる「フアンダ」とわたしが言ったらあなたの白い耳にはきちんと「サミシイ」と聞こえるといい「フアンダ」とあなたが言ったらちゃんと言葉を返そう「だけどわたしは別れたたくない」だからえんぴつになるけしごむになるそうやってきたそうやっていく
2008.11.21
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昨日と今日とが近すぎて なかなか忘れられずにいた 声 ぬくもり 約束とかあなたのすべて ぜんぶぜんぶなくしたと気付けるほどやっと遠くなった あたしはひとりで呼吸できる 明日何しようかなって考えることもできる 忘れたんじゃないけど忘れたふりもできる あなたのすべて わたしのすべて
2008.11.20
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自分の絵を描くとまるでへびのようになっただけどへびはすきだわたしは満足するあなたは絵が上手でわたしを描いてくれたその絵はまるで海か夕方の布団のようにゆたかでわたしはさみしくなりながらありがとうと言うわたしは絵がへたくそだからへびのとなりにあなたの詩を書くことにするあなたは笑う わたしの詩を指でなぞる僕の顔? 上手に描けたねなんて言ってわたしの頭をなでるその手のあまりにもあたたかいことをどうにかして言葉にしようとわたしは今日も 必死
2008.11.20
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突然の冬昨日までの秋はかわいそうにいなくなって星がきれいだったそらは昼も夜もすっかり晴れていて今日はあなたの誕生日だったあなたのとなりでおめでとうと言えないのがさみしいおめでとう、と遠くからメールを送るとまるですぐとなりでああと返事をするみたいに、ありがとうと素直な返事がきたわたしはなんだか嬉しくなってそれから今年もあなたを嬉しくさせることができなかったなと思う健康で元気で幸せでいてくださいなんとこれは、本当に思っていることです、いつもいつも、思ってることです
2008.11.20
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そうだあなたはいつもわたしより少し先にお風呂を出てわたしが出るとぶわっとバスタオルでつつんで体をふいてくれたふと目の端にうつるキッチン あなたはいないわたしはそれだけで泣きそうになるくらい分かるあなたを永遠に失ってしまったのだあなたとの恋人になることは二度とないのだあなたのいない午後4時半あなたを待てない夕方
2008.11.18
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あなたと別れてやっと半年が経ったなんだかとてもとても長い時間だなあ 半年まだ全然 全然 だけどあなたとあなたの新しい彼女のこと くちびるをかみしめながらなら 聞けるよそれからあとになってそっとそっと 幸せを願うこともあなたaikoがすきだったからあなたと別れてからずっと 聴けないでいたけど今日久しぶりにCDをかけましたわたしもねaikpすきなんですだけどまだ聴くのつらかったから何年も何年も経ってから もう一度聴きますあなたを思い出さないでも聴けるくらいずっとあとになってから
2008.11.18
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原付に乗って震えながら止まった横断歩道を 足早にカップルが渡って行く その足踏みがぴったりと揃っていて そうかこのふたりはきっと随分長い間ふたりで歩いてきたんだなと思った 手はつないでなかった つながなくても離れたりしないんだろう すぐに行ってしまったカップルの後ろ姿に いつかのわたしたちを見た あのカップルにずっと幸せでいてほしいと 勝手に願う そっと祈る
2008.11.09
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わたしあなたの為にたった1枚のトーストだって焼いてあげられなかったあなたがわたしの為に毎朝焼いてくれたトーストにははちみつがぬってあって バニラアイスをのせるととろりととけたあまくてだいすきだったわたしいま ひとりで 自分の為にハチミツトーストを作ろうとしてるまだおいしいかなひとりでもあまいかな
2008.11.07
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すきだって言ってくれなくていいよわたし あなたのこと すきだけど すきじゃないけど すきだって言えるよすきだけどすきじゃなくてでもキスできるよ エッチできるよ抱き合えばあったかいよ頭なでてよ 背中なでるからそうやってくっついてあっためあってすきじゃなくてもすきだからすきだって言わなくてもわかるからすきじゃなくてもすきだってすきでいてもすきじゃないんだって抱き合って ねむって朝になったら 一緒にトーストに目玉焼きをのせて食べよう
2008.11.06
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あなたのキスはまだ恋人のものじゃないおまえが心配だけど、自分の未来のほうが心配だからと言って振り向かずにゆくさみしいと思う だけどおまえには頑張ってほしいからと見守ってくれているその言葉に愛してるなんていうよりずっと 愛を感じる
2008.10.29
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さみしさの延長で恋をするようになったのはいつからだろうすきかどうかも分からないままキスができるようになったのはいつからだろう目の前にあるあったかいものにふれたいだけでその手が体が誰のものでもよかった目を閉じて浮かぶのはいつでも同じ人だったから
2008.10.26
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わたし あなたにもらったネックレスをなくした 誕生日にもらった 高い高いネックレス あんなに大切だったのに あんなにすきだったのに 気付いたらなくなってしまっていた その頃 あなたもなくなってしまったから ごめんなさいと 言うこともできない 時々思う あれはあなただったんじゃないかって なくしてしまったのは わたしで なくしてしまったのは あなたで わたしは果たされなかった約束の中をぐるぐる 必死で生きている
2008.10.18
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お酒を飲んでいるみたいにわっとわいた言葉がすうっと、あるいはこっそり、どこかへ行きはじめている泣いて泣いて罵詈雑言汚い言葉の間でちらちらとわいていた後悔と悲しみの言葉わたしをずっとなぐさめて次また誰かの口からわいてこぼれるために ゆくのねあなたへの愛さよならの言葉
2008.10.10
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いい子になるからいっぱい本も読むし勉強もするし創作もするしおしゃれだってするよもうあなたの前では泣かないしわがままも言わない友達やだけど友達なろうよいい子でいるから友達でいいから会えるならもうなんだっていいからあなたの作る言葉からこんなに引き離されてわたしはもう 息をするのも痛い◎なんか、思うんですが、失恋すると、創作意欲がわくなあ(笑いいことだと思うんです。私小説、自分のための創作したって、いいや、もう。それをどうにかこねてこねて、人様に見せられる形にする作業は、もうちょっと後にしよう。
2008.10.09
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うん 頑張ってるね知ってるでもわたしも頑張ってるんだよ毎日ね普通に話すので精一杯で必死ででも話したくて頑張ってるんだよあなた 知ってるんだよねごめんね
2008.10.08
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あんた人生楽しそうだよね と人に言われて生きるのが夢です 人の目を気にするのはしんどいし馬鹿だと思ってたけど 書いたら読んでもらいたいし 他人の目って必要なんだな 自分勝手な欲ですが
2008.10.08
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ずっと昔に流行った静かなラブソングを聴きながら天井をみていた土曜日の午後突然 あなたの横顔を思い出す自転車を並べて走った水のきれいな川沿いの道入るわけないのにどきどきしながら通り過ぎたラブホテルの前まだずっと遠くに見える木陰目指して 笑いながら立ちこぎしてた楽しかったんだなあずっと思い出さなかったあの頃のことを忘れてなかったんだな楽しくて幸せだったと思い出せる今が なんとなくさみしいあなたはわたしに さみしい を教えてくれました
2008.09.27
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きみがインドに行っている間ぼくは毎日手紙を書くよあなたがそう言って見送ってくれた八月からゆるゆると下って もう十月になってしまうというのにポストには三通のダイレクトメールと 大嫌いなあの人からの返事だけあなた 手紙書かなかったんでしょう置手紙さえも ひとつも残さずいってしまってだけどわたし 知ってるんですあなた 毎日インドにいるわたしのこと考えてそっとそっとお手紙書きました頭の中で長い長いお手紙いつか届けようと思ってくれていたんでしょうことばにして------------------------------二週間ほど、インドに行ってきました。ホームステイのような、ボランティアのような。観光はしていませんが、現地の人たちと一緒に生活できて、貴重な経験を積むことができました。
2008.09.25
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魚の女の子は 実は人魚になりたかったのですだけど人魚のお姉さんにそれを言うのがなんだか恥ずかしくてずっとずっと誰にも秘密にしてきたのですいま 魚の女の子は人間の作った網にひっかかったひれをびらびらとさせてこれがもし、すっとした五本の指のある手だったらこんな網簡単に抜け出してしまえるのにと思いました魚の女の子は指にからんだ網をそっと取り除くその動作を想像してなんて美しいんだろうと思いましたびらびらと震えるだけのひれを見るのが悲しくて目を閉じるともう あっという間に 陸の上でした
2008.09.23
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もうずっと会ってないけどさみしくなくなりましたさみしくなくなったのがいつかは分かりませんたぶん なくなったんじゃなくて私の毎日にすっかり溶け込んでしまっただけだと思うけどあなたに夢でね会いました会うとさみしくなりますだから今はずっと会いたくありませんきっと私は泣いてしまうから私が泣いてしまったら泣いてほしくない人も泣いてしまうから
2008.07.18
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すこし前に二十歳になりましたこのブログをはじめたのは十三歳の時でしたそれを考えると、おおお、と思います。わたしは、わたしの二十年間を、きちんとネタにできてきたでしょうか。お酒のネタではありません(笑創作に、きちんと消化できたでしょうか。昇華というよりも、わたしにとってはやっぱり、消化、が正しい。自分で飲み込むための創作もしました。二十代の目標は、読み手を考えた創作をすることです。ここのブログでは自分のための創作を続けるかもしれませんが。自分の人生をきちんとネタにしていくことが、これからの目標です。がんばります。
2008.06.26
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まだ、ときどき、ひどく絶望するもう、彼とキスをしたりセックスしたり、ただ抱き合って、すべすべした肌をさわりあったりすることは二度とないのだ眠るわたしの頭をなでてくれる手はずっと前から違う人になってしまっていたしわたしの日常にあった、彼からのメール着信音は今では日常を乱してわたしを切なくさせるきっかけになってしまった夢の中でわたしは叫んだ「もう恋人じゃないから、こんなささいな喧嘩を、あとで電話やメールで謝ったり、会って抱きしめあったりして、なんにもなかったようにするなんて無理なのに」まったくその通りでだからわたしは、今、彼に会うのが怖い付き合っていた頃の空気を忘れられないで、喧嘩なんかしないだろうか今は、後で笑って、仲直りもできないのに
2008.06.14
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夢の中で私たちはまだ恋人同士だったそこはお祭りであなたがわたしの手をひき 嬉しそうにひとつの屋台へ向かうあなたが、自分とわたしにひとつづつお菓子を買うわたしはそれを受け取る寸前で仕事に行かなければならないと思い出す嬉しそうに笑っているあなたに、ごめんね、ごめんね、と繰り返してわたしは行ってしまう行ってしまったあなたは、笑っていた仕方がないよと笑って見送っていたあなたは笑っていたのに わたしは行ってしまった目が覚めてあなたの途方もない優しさに気づくいやずっと前から知っていた過去に受けた優しさが未来でもずっとわたしを救ってくれる
2008.06.05
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詩ではないです。日記です。ある人と、付き合って、離れて、また付き合っていました。高1の冬から、いま、大学2回の春まで。いっしょにいた時間は、三年と三ヶ月。最後のキスもセックスも思い出せません。ずっとしていなかった。とっくに、わたしたちの感情は恋愛なんか超えて、愛になっていました。家族愛です。離れられるわけがなかった。最後にキスを、セックスをしたとき、きっとそれが最後になるなんて全く思ってなかった。それは、よかったなと思う。最後の何かって大切にしたいけど、最後だって思ってするのは、なにか違うし。「愛してる」なんて恥ずかしいこと、お互い言えないけど、彼が言うなら信じられるなあと思います。他の誰が言っても、さめてしまうだろうけど、彼が言ったら、そうだねー、って笑って、ふつうに。わたしはまだ二十年も生きていなくて、大人になったときの三年間がどんな位置づけにあるのか知らないけど、高校の三年間、十代最後の三年間は、大きくて、きっとずっと忘れないし、思い出さなくなっていくにつれて、どんどん大きくなるんだろうなあって思います。予感、確信? 怖いなー(笑家族愛みたいなもんだから、毎日連絡取らなくても平気だし、一週間とか一ヶ月とか、まるで地元にいる親に「元気だよー」と電話するような感覚で、これから彼と関わって行くんじゃないかと思う。いまさら縁を切れと言われたらどうしていいかわからないし、もしわたしに恋人がいて、彼に恋人ができても、彼が不治の病で余命一年だと言われたら、大学休学して、飛んでいくだろうな。たとえ逆の立場で、彼が飛んでこなくても。うーん、いや、来るだろうなあ(笑いま、毎日ふわふわとしています。恋愛感情をひきずっているのではなくて、思い出が多すぎて、何をしても思い出してしまって、今はまだそれがつらくて、さみしくて、日常をうまく過ごせません。もっと何かしてあげられたらよかっただとか、そういえばあのラーメン屋に行こうと言っていたのに行けなかったとか、そんなことばかり。毎日考えています。それなら家族愛でもいいじゃないか、恋愛じゃなくても一緒にいれば、といろんな人に言われました。そうかなあとも少し思います。そうかなあと思って、過ごしてきた時間が三年間の半分くらいあったのかもしれません。それでもいいけど、わたしたちは恋愛がしたくて、お互いを求めていない関係は、さみしかった。一生だいすきだろうなあ。これからお互い、ほかの恋人ができても。ああ、元気で健康で楽しくやってるかなって、考えるんだろうな。わたしたちは上手に恋愛できなかったけど、相手の幸せを願うことだけは、ずっとしてきた。だから離れられなかった。ほんとうは、家族愛でも、いっしょにいられたら幸せだった。だけど、幸せになるよりも、恋愛をしたいなって、思った。17歳からの三年三ヶ月、わたしの毎日に彼がいない日は一日もなかった。だから、今日や、あしたが怖い。
2008.05.16
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ずいぶん軽いと思ったら穴があいていたひろってきたもの全部おっことしてきたまあいいや どうせそのへんに落ちてるものとそう変わりはないしなくなったのならまたすれちがう誰かの袋からくすねてしまえばいいだいいち今時個性なんてものは弾圧こそされど、尊重されるべきなど有りえない少し変わっていますねなんていう世辞を真に受けて下手をこく馬鹿どもが ほら 物陰からおれの袋を狙っているんだから特徴特性、他と自を見分けるための何かそんなものは些細で 目だって個性になどなり得そうも無いほしいものは型にはまっていないそのくせきちんと社会に所属している何かだろうそんな汚い欲望をまるで人間の尊厳でも語るかのように個性を個人を尊ぶべきだと叫ぶ 豚野朗どもめおれが手に持つ紙袋の底見ろよ 穴をもうひとつあけてやった袋の中身がさらさら抜け落ちてしまいやすいようにようやくからっぽになった ほら 身軽だろ おれはにやりと笑うそれから紙袋を頭からかぶってふたつの穴から目を光らせる-----------------------------------こんにちは。今日、2008年5月4日で、この「non title」は6周年を迎えました。いつもこっそり読んでくれている人、コメントを書き込んでくれる人、感想メッセージを送ってくれる人、みなさん、本当にありがとうございます。これからものろのろとゆるゆると、やっていこうと思います。高瀬でした。
2008.05.04
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マグカップの中に手長ざるが座り込んでいるずいぶん長い間そうしていた この中から出たいなあとつぶやきながらマグカップのふちに手を伸ばすあっさり届いてしまった毛むくじゃらの長い手をマグカップの外から人間が見ている長い腕にぐっと力を入れたらあっさり 出てきてしまうんだろうそこから出るのと人間がたずねる手が届いたからと手長ざるが答えるふうん人間がマグカップのふちに手をおいたぼくも届いたと人間が言うだけどどこにも出られない
2008.05.04
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豆に土をかぶせて水をかけるとそのうち芽が出て はっとする緑の双葉をのぞかせてがんばれなんて口が裂けて言えないのに勝手にぐんぐん伸びて伸びて立派な植物になるんですいや花を咲かせてまた豆ができてなんていう循環の話はどうだってよくて今日ぼくがここで言いたいのは今 目の前にあるひとつぶの豆はこれから立派な植物になるだけのエネルギーをもっていてきらきらとした緑色の未来があるわけんだということだけど ぼくが今からぱくりと食べてしまうから何ひとつ変わらず豆は豆のままずっと豆だっていうことなんだか不思議だなあと思ったわけです
2008.05.04
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放課後の教室で きみは階段をつくっている けしごむやペンを並べて 足りなくなると ぼくのまで使って ふでばこも教科書もかばんも机も なんでも使って どんどんのぼる きみが あんまり必死なもんだから いったい どこへ行くためのものなのかと尋ねたら きみは右手をすこし上げて 空の みず色が濃くなったところを指さして 昨日まあちゃんが死んだのと短く答えた ああ、そうか、とぼくはうなずいて となりの教室からホワイトボードを運ぶのを手伝った お葬式よりたいせつなことを きみは知っている
2008.05.01
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信じていると言って あなたはわたしの心変わりを疑うことはないわたしはそれを 信頼だと 思っていましたずっと離れてみて 分かったことがありますそれは 無関心でしたわたしのくちびるにも乳房にもあなたのものではない しるしが付いているのに
2008.04.29
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あなたの詩をひとつだけ書きますあなたは「読んだよ、おもしろかった」と言いました職員室から降りてきた階段で わたしの作品が載った文芸誌を持ってあなたはたくさん たくさんたくさん わたしに言葉をくれたけどわたしが覚えているあなたの言葉は たったそれだけですだからあの日 泣いてしまったことを後悔しています 少しわたしが泣きながら考えていたのはあなたがいなくなってさみしいとかあなたがくれたはずの優しさとかそんなものでは 全くなくて校長先生、あなたが死んで一年経った日誰にも言わなかったけれど わたし 瞑想しました生きている人間が 死んでいる人間のことを想っても死んでいる人間には 何も伝わらないんだろうなと思いますわたしは わたしの中のいろいろなことをわたしのために 考えていました
2008.04.24
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小説のあり方について文学性や芸術性について稚拙でけれど精一杯の言葉を使ってあなたと話すこんな話を人とするのははじめてだと気づいてすこしだけ恥ずかしくなる照れたわたしの頭を背中をあなたは笑いながらなでてくれるそのあたたかい手で自分の中でずっと黙っていた新しい言葉を拾い上げてくれるみたいに
2008.03.21
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