「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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第1章【人類の道・・・】
2030年7月4日
・最初の感染者がアラスカで観測されたと推測。
2030年12月23日
・アラスカが感染者で埋め尽くされる。事実上、アラスカが滅亡する。
2032年3月9日
・カナダも滅亡する。またロシアでも感染者が確認され、ヨーロッパ政府に協力を要請。
2035年10月12日
・アメリカで感染者が始めて確認される。
※ 感染者は特殊部隊で処理
・またロシアもモスクワまで感染が拡大。
2036年5月30日
・ロシアは滅亡するも、この頃から感染が一時終息へ。
・アラスカ、カナダ、ロシアを一斉空襲したものによる終息である。
~この期間を天国の12年と呼ぶ~
2049年7月4日
・イギリスでリッカーを観測。これによりヨーロッパで感染が再開し始める。
(同年イギリスが滅亡)
2051年1月17日
・ヨーロッパ全土に感染拡大。・ヨーロッパ主要国が相次ぎ滅亡。
・EU解散宣言。・モンゴルで感染観測。(アジア初)
2051年8月5日
・日本にリッカーを観測。・韓国で感染拡大。
・コンゴ共和国が滅亡。これを機にアフリカで感染拡大。
2055年12月31日
・この日までにアフリカ、ヨーロッパの主要国がほぼ滅亡。
・また、アルゼンチンで感染が確認される。
(この頃からオーストラリア含むオセアニアが安全といわれる)
2058年3月11日
・南アフリカではメキシコまで感染拡大。各諸島は消滅。
・ロサンゼルスでリッカーを確認。(狙って放ったと推測)
・オーストラリアでもリッカーを観測。これにより安全神話崩壊。
2058年5月31日
・ハワイでは未だ感染者が現れていないことから、ハワイに各省を移動。生き残った人間も渡る。
2059年1月1日
・アジアはグアム、オセアニアはニュージーランド諸島、
そしてアメリカはハワイに全民避難完了。(ヨーロッパ、アフリカは放棄)
2059年6月7日
・アメリカ本土では地表をリッカーとゾンビが埋め尽くしていることを
衛生写真が撮影し送信される。
2059年12月30日
・オセアニアの避難場所、ニュージーランド諸島が襲撃される。
・2060年からこの事態を終息させるとアメリカが宣言。
そして2060年・・・
「独立記念日おめでとう」
地面に寝転びながら一人の男が呟いた。
「そういや7月4日だな。この状態で迎えるのは2年目だったな」
隣で銃を整備しながらもう一人の男が呟いた。
この二人、車が行き交う道路脇にもかかわらず銃を持っている・・・大丈夫なのか。
突如地面から飛び上がった男はピストルを構え、地面に伏せた。
「何かいるぜ・・・」
「気のせいだろ?」
銃を整備していた男は冷静に対応する。
「いるんだよアポー・・・信じろって・・・」
「グリー、お前の言うことを信じられない」
アポーと呼ばれた男は辺りを見回した。
建設中の大きなビルと、多くの人々しか確認できなかった。
「ふん、いるのは人間だけだ。俺を馬鹿に・・・」
突然アポーは銃を向けられた。グリーに。
「はは、だから何かいるって言っただろ」
グリーは笑いながら銃をホルスターにしまう。
「騙されやすいんだからな、お前は」
グリーは高らかに笑うとアポーの肩を突いた。
アポーは反論しようとしたが、グリーの無線に着信音が響いたので思い留まった。
「はい、パトロール23隊ですが・・・」
『グリー、アポーはいるか?』
「いますけど・・・」
グリーはアポーをチラッと確認する。
『よし、完璧なタイミングだ。すぐに本部へ来てくれないか?』
相手は完璧なタイミングといい、一つ命令を言った。
グリーは了解の意を表現すると、すぐアポーに向き直った。
「本部から招集命令だ・・・なんでだろう?」
「こっちだって聞きたいよ」
アポーは一息つくと平然と言った。
「行くか」
グリーとアポーは、数十分後、先ほどの場所から数キロ歩いた場所に位置するビルの中にいた。
とはいってもこのビル、周りに建ち並ぶ高層ビルの中で、かなり目立たない存在なのだが。
「環境省」「科学省」そして最後に刻まれているのが「特殊部隊本部」である。
グリーらは特殊部隊本部に赴いていた。
彼らはあの特殊部隊員の一員で、「2010年のリッカー事件」以降、活躍の場がめっきり
減っていて今では先ほどのようにパトロールに駆り出される。
そんな彼らだが、一応特殊部隊員だけあって身体能力は常人以上である。
最高司令室の扉の前に来ると緊張感がいっそう高まる。
グリーはシルバーの扉を目の前にし、手汗の具合を確かめた。
「・・・で」
アポーはふいに口を開いた。
「本当にここで待っていろと言われたのか?」
「もちろん」
グリーはきっぱりといった。
「この銀の厚い扉が開いた時に、俺たちは最高司令官から直々に命令を・・・」
「何をやっているんだ?」
突然二人の右脇に人物が出現した。
もちろん、不意に現れたのではなくスタスタ歩いてやってきた。
50代後半っぽい男である。薄めの髪はグレーに染まっている。
「君達・・・こんなところで何をしている?」
完全に動揺しているグリーを見て、アポーも半ば動揺しながら答えた。
「あのですね・・・コイツがここで待っていれば最高司令官が来ると・・・」
相手の男は真剣な眼差しで返した。
「ああ・・・となると『あの部隊』のメンバーだな?」
「『あの部隊』とは?」
何とか平常心を取り戻したグリーが質問した。
「ここで話さないで会議室で話すか。そこに他のメンバーが集まっている・・・」
男が言い放った一言に二人は仰天した。
なんと、何かの作戦に遅刻していたのである。
二人はその男にお礼を言うと、すぐさま作戦室へと向かった。
「少佐。まだ始めないんですか」
作戦室と書かれた部屋で、椅子に座った男が一言言った。
すぐに「少佐」らしき男が返した。
「まだ二人来ていない・・・突然のことだったから多少、迷っているんだろう」
一通り言い終えた後、分厚い鉄製の自動ドアが勢いよく開きグリーとアポーが入ってきた。
「おせーぞ。お前ら」
先ほど急かしていた男が怒鳴った。
「俺を待たせるな、忙しいんだからな・・・」
「もういい、説明に入るぞ」
先ほどの少佐が口を開いた。
その瞬間に部屋は静まりこんだ。
「お前達、忙しいところ集まってもらって感謝するぞ」
「本題はなんです?」
グリーが颯爽と質問した。
「これから話すんだ、そう焦るな。今のロサンゼルスの現状を知っているか?」
一瞬沈黙が入る。
「分かりませんね」
前方に座っている短髪で勇ましい顔をした男が答える。
「だろうな、今から衛星動画が入るから・・・それで確認してくれ」
すると前方の画面が切り替わり、何かが上空から撮っているような動画に変わった。
多くのビル郡や、道路も舗装されているが、ほとんど崩れてぼろぼろな状態である。
それを見た特殊部隊員たちは驚き・・・もせず、さぞ常識というような顔をした。
「これが現在のロサンゼルスの状態。今のところ奴らがこの場で2週間観測されていない」
「つまり安全なわけですね」
誰かがそう呟いた。
「ああ、つい1週間前に帰還した調査部隊も2週間やつらの観測がなかったから向かわせた。
全員、無事生還したよ。だから、今度は我々が向かうというわけだ」
「ハンディース少佐。目的は一体?」
今度は少々気弱そうに見える顔つきの男が質問した。
少佐ことハンディースは手にしている資料に一瞬目をやり、すばやく答えた。
「今年は2060年で改革の年にすると大統領が宣言した・・・今年の12月1日0300分を
回った瞬間から、一斉攻撃を開始する予定だ。そのために地上部隊も派遣する。
空襲だけでは十分な致命傷が与えられないからな。そのためお前達にはロスの中心地に、
爆弾を仕掛けてきてもらいたい。今度渡す。こちらで操作できる爆弾だ」
「その部隊が、今ここにいる俺らですか?」
アポーが驚き半分の声で質問する。
「ああそうだ」
ハンディースが当たり前だ、とかいう感じで答えた。
「指揮は・・・俺が取る」
そして自らを指差して声をあげた。
グリーやアポーらは突然のことで驚きもあったが、心は燃えていた。
最後にハンディースが締め、作戦室は盛り上がっていた。
「いや~・・・まさか俺が抜擢されるとわな」
先ほど質問した、顔が気弱そうな男が言った。
「俺もだぜ。まさかだよな」
中東系の男も加わり、自分の勇姿を話し出した。
グリーは、少し離れたところでアポーと話していた。
「とはいったものの・・・俺、あまりこの人たちのこと知らないんだよな」
グリーはアポーにとんでもないことを告白した。
「本当か?普通は知っているものなんだが・・・」
「だったらアポー、お前説明しろよ」
アポーは仕方なく、顔が気弱そうな男に腕を伸ばした。
「いいか。あれがラッセル・マクレーン。何気に凄腕だ。歳は33だった気がするな。
で、あれがサイド。サイド・アリダだ。通信の担当をしていた気がする」
中東系の男を示した後、次にかなり不安そうな顔をしている男を指差す。
「あの人がアーデス。で、あのアフリカ系―黒人系―の男はマーティ。明るさが持ち前らしいな」
ハッちゃけているマーティという黒人を横目に、グリーは近づいてくる男に目をやった。
先ほどの勇ましい顔の男である。
「どうも」
手を差し出してきたのでグリーはそれに応じた。
「あ、どうも。・・・えと・・・ジノフィエフ?」
グリーが名札をそのまま読む。
「あ、俺はロスソン・ジノフィフ。お前は・・・グリーか」
グリーは小さく頷くと、ロスソンはアポーにも同じことをやった。
ロスソンは二人に挨拶を終えると、向き直った。
「で、お前達は・・・この任務に対する心構えはできているな?」
突然ロスソンが強気になったので、2人は少し驚いたが、すぐにアポーが対応した。
「もちろん。攻撃に備え爆弾を仕掛けること、だろ」
自信たっぷりに答えるアポーに対し、ロスソンは冷静に対処した。
「あぁ、それで十分なんだがな。でも、何で何もいないロスに爆弾を仕掛けるんだ?」
ようやくそこに気付いたグリーとアポーは、はっと顔を上げてロスソンを見た。
「・・・それで何が言いたい?何か陰謀があるとでも?」
「その通りだ」
アポーの問にすんなりとロスソンは答えた。
グリーはさすがにそこまで考えてはいない。
「そんな、まさか。そこまではしないでしょ」
「どうかな」
ロスソンが一瞬険しい顔になる。
「俺の祖父はリッカーとの戦いで殉職した」
「なに!?お前、祖父さん特殊部隊の人だったのか!」
グリーが叫んでしまった。
しかし、ロスソンは平然としていた。
「いや、違う。俺の祖父は武装攻撃隊のリーダー・・・つまり犯罪グループのリーダーだった。
それが釈放と引き換えにリッカー退治に向かった・・・」
「そこで命を落としたのか・・・」
アポーが深刻な声で言う。
しかし、ロスソンはそれには明るく答えた。
「いや、そこでは死んでない。祖父が死んだのは主要施設を破壊した時らしい・・・」
「2010年だな」
「その通りだアポー。そこで俺の祖父は死んだ・・・それはな・・・」
一瞬間を開ける。
「全て当時の最高司令官の企みだったんだ」
「本当に!?」
グリーとアポーはまるで小学生か、と思われるほど見事にはもった。
「ああ。そいつはウイルス製造元の一番上と繋がっていて、施設にはリッカーと戦ったことのある、
ネイオ・ワーク名誉指揮官とスコット・アンティリーズ前最高司令官らを送り込んだ。
私の祖父とその仲間にも連絡を入れた・・・リッカー事件のことをよく知っているからな。
そして私の祖父、カルロスと仲間一人もそれに同行したんだ。
任務内容、「施設の収容施設を破壊せよ」と言ってな」
グリーは内容の理解に時間がかかった。
「・・・それなら単に不運という事だろ・・・?」
ロスソンは付け足しに説明を始めた。
「確かに表向きではそう。しかし、当時の最高司令官は裏でウイルス製作のトップと繋がっていた。
その司令官はリッカーのことを知っている人間を殺そうと施設に送り込んだんだ・・・
ワーク名誉司令官とアンティリーズ前最高司令官などをな。
しかし、その司令官は捕まり、本当に施設は破壊されたんだ。それは幸運だった」
アポーはだんだんこんがらがってきた。
「分かった・・・当時の事は分かったよ。でも、それが今のこの状態と何か関係あるのか?」
ロスソンは黙りこんだ。
「直接のつながりは無い・・・だがな・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・
「最高司令官には凶悪な奴らもいるということを覚えておいてほしかったんだ」
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