ソンビとサムライ

ソンビとサムライ  ソンビとサムライ  戦後生まれの、駐日大使館経済公使。韓国の外交官が書いた本です。
この本を読んでますと、実に、日韓の仲が悪くなったのも納得できるというもので、
絶対的に日本に対する理解がありません。
日本のアラを探して悦に入っているとしか思えないほど、日本を否定的に見るように努めてます。
多分、本人は気付いていないでしょうが。
サムライについて、彼は、「刀を振り回して暴力で国を治めた人」くらいにしか思っていません。
しかも、そういった乱暴者が、”韓国の”儒学によって感化され、文も重んじる統治者に成長したと思っています。
また、本の殆どでは、サムライとソンビについての考察がなく、
多くのページが、韓国の自尊心を満足させるために書かれています。

ですから、この本の名前に騙されてはいけません。
実際には、日本に滞在した外交官が徒然に思うままを書いた本であり、
まとまった主軸は存在せず、この本を読み終えると、
突然何の脈絡も無く本が終わったと感じるでしょう。

まあ、そういった部分を抜きにすれば、日韓の文化的差違が見られて興味深い本ではあります。

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