SとM




「家買ったぞ 中古のマンション」
「リフォームすれば まだ住める」
現実がそこにはあった

「ゆゆの 調教部屋 つくらなぁ~っ」
ドキドキした
「あたしの調教部屋・・・・」

「いらんか?」

「いるいる~~」
とても嬉しかった

「 吊す・・・か でも 本格的に 調教したいぞ」

確かめる様にもう1度聞いてみた
「調教したいって 誰を?」

「もちろん ゆゆを 本格的に・・だけどもね」
ほっとしたと同時に不安もあった 初めての体験

「ゆゆは 属したいんだものな 俺に」

「はい」

「たっぷり かわいがってやるし 俺好みの女に 愛奴になれるように しっかりと調教します」
とても悦びを感じた言葉だった

「最初から調教してください」

「ゆゆってね なんていうんだろ 引っ張ってもらいたいというか 依存したいのかもな」
そうなのかな・・・私・・・

「でもね 〇〇〇じゃなくちゃ嫌なの 〇〇〇の前でしか奴隷になんてなれないです」

「俺に尽くせよ」

「普段は強気でいい 俺の前で跪ついて素直になればね」

「はい 素直になりたいです 自然の姿でいたいです」
想いを言う事ができた

「うん その為に 俺が命令をするんだものな」

「はい」

「Sは Serviceだな Mにとって」
「Mは 満足のMかな いうなれば」
暫く意味を考えていた

「お前が満足出来るように 俺が 奉仕サービスをし それを受けたいために 愛奴として生きる 満足を得るためにね」

「その逆はないの?」

「ありえるな 俺を気持ちよくさせるため満足してもらうために お前が奉仕をする どんな命令でも・・と」

「そうだな ゆゆは 後者かもね ゆゆ自身よりも 俺に・・と 思ってるものな」

「でもどっちもありだわ」

「そうだね」

お互いの満足のためのパズルができあがる

未知の世界は 私をどんな風に受け入れてくれるのでしょう
おやすみなさいが響きあって それぞれ眠りにつたのだった




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